今読み返すと、かなり為になる不思議な漫画
[この時代からステマがあったと気付く] 参考価格４０００円
[われらホビーズ・ファミコンゼミナール あおきけい 全４巻]
１９８９年発売 月刊少年ジャンプ連載 ジャンル ゲームギャグ漫画
昔読んでいた漫画を、
どうしても読みたくなって、古本屋を必死に探す時があります。
しかし、古本屋さんには全く売っていなくて、
しょうがなく、通販に頼るしかありません。
そして、プレミア価格に心がやられると…。
そんな、漫画を読みたくて、
通販で買おうとしたら、とんでもなく高くてビックリした、
今回のファミコンゼミナールの感想です(*’▽’)
ファミコンゼミナールとはどんな漫画
このファミコンゼミナールですが、
１９８６年に、月刊少年ジャンプで連載していたギャグ漫画で、
当時大人気だった、ファミコンというゲーム機にスポットを当てた、作品でした。
当時は、ゲームを題材にした漫画は沢山ありましたが、
ファミコンだけに特化した作品は珍しく、
更に、スポ根的な作品が多かった時代に、
１００％ギャグ漫画というのも、新しかったのではないでしょうかね。
当時の子供たちの夢である、
膨大な数のファミコンソフトを、好きなだけプレイしたいという願望を、
漫画を読むことによって少しだけで体験できるという、
カタログ的な役目にも使えました。
この漫画、ファミコンゼミナールを読んで、
ファミコンソフトを買いに、
近所のゲームショップに、走った子供も多かったのではないでしょうかね。
そんな、今の時代でいうなら、
完全にステマ感バリバリの名作ギャグ漫画でしたね(＾◇＾)
ファミコンゼミナールの感想
私がこの漫画を初めて読んだのは、
近くのラーメン屋さんだったと思います。
そこのラーメン屋さんで、この漫画を読んだ時には、
「面白い漫画だな…」程度の感想だったと思います。
その頃は既に、スーパーファミコンが発売されていた時期でしたので、
普通のギャグ漫画としての感想でした。
しかし、それから長い年月が経ちまして、
ゲームセンターCXが引き金となって、大レトロゲームブームがやってきました。
すると私も、ファミコンに猛烈に興味が出てきまして、
ファミコンを集める様になっていきました。
そんな時に、ふと思ったんです、
「昔、ファミコンを題材にしたギャグ漫画があったよね…」と。
そして、このファミコンゼミナールに、たどり着いた訳ですね。
しかし、ビックリしました。
全４巻なのに、セットで３０００円でしたからね。
それでも、読みたいという誘惑には勝てずに、購入しました。
そこで、改めて読んでみると、あの頃よりも面白いんです。
何故なら、ほとんどのゲームを持っていますから、
そのゲームの小ネタが、分かるんですよね。
昔読んでいた時は、全く分からなかったネタが、
今になって分かるという、なんとも不思議な感じですが。
そして、読み返して分かったのが、
結構親切に、そのゲームを説明しているんですよね。
スーパーマリオなら、
「キノコをとって巨大化するぞ！！」とか、
悪魔城なら、
「主人公のシモンの武器はムチだぞ！！」とか、シンプルな物もあれば。
「エキサイティングボクシングは、実際にエアーバッグを叩いて遊ぶんだ！！」
とか、この漫画を読んで、初めて分かった事も多く。
当時のゲームが、いかに多彩だったのかを、
今の時代に知ることも出来るという、物凄く為になる漫画でもありました。
最初の頃は沢山のゲームを一つの話に盛り込んで行く、
四コマ漫画の様なタイプの漫画で。
後半は、一つのゲームを舞台にした、
専用のストーリーを作っていく、読み切りタイプの漫画に変わって行きました。
面白さでいうと、
前半の方が、作者のパワーを感じることが出来ますが、
後半も充分に面白く、レトロゲームが好きなら読んで欲しい作品でしたね。
「こんなゲームがあったんだ…。」という、
更にレトロゲームを集めたくなる、
今の時代でも、宣伝効果がバリバリ効いている名作漫画でしたね( ｀―´)ノ
ファミコンゼミナールのまとめ
レトロゲームが好き
面白いギャグ漫画が好き
読み切りタイプの漫画が好き
そんな要素が好きなら、絶対にお勧めの漫画
ファミコンゼミナールの感想でした(*^▽^*)
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