レトロゲームとマンガとももクロと

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犯行写真とはどんなゲーム ストーリーが狂っているホラーテイストのサウンドノベル

基本的にはどんよりとした展開が殆ど

 

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[アイドルを全面に押し出したゲームだったのかも知れませんね] 

[犯行写真  イマジニア] 参考価格350円

1996年発売  ジャンル サウンドノベル

 

 

今の時代にこそ、

評価して欲しい作品というのはありますよね。

 

 

発売当時は、まったく評価されなくても、

今の時代にプレイしてみて、

「意外とこの作品は深いのかも知れない…」なんて作品が最高ですよね。

 

 

そんな、狂っているストーリーに、時代が追い付いたかもしれない作品

犯行写真の感想です(*’▽’)

 

 

 

犯行写真とはどんなゲーム

 

この犯行写真というゲームは、

1996年に、シムシティやメダロットでお馴染の、

イマジニアから発売された、セガサターン専用のサウンドノベル作品でした。

 

 

ゲームのストーリーは、

三人組のアイドルグループの写真集を出すための、カメラマンとして選ばれた主人公が、

ペンションに意気揚々と向かったら、

そこはどことなく薄気味の悪い雰囲気が漂っていた、

はたしてこの胸騒ぎはなんだろか…。

という様な、とてもわくわくさせてくれるゲームの展開でした。

 

 

ゲームのシステムは、

オーソドックスなサウンドノベルなのですが、

全てのシーンが実写取り込みの画面で進んで行くという、

簡単に言えば、かまいたちの夜を実写にした様なゲームといった感じでしょうかね。

 

 

このゲームの特長は、

メインのヒロインが3人居て、

それぞれのルートが用意されているという豪華さでしょうか。

 

 

物語の分岐によって、

ヒロインのルートが変わって行くという、

恐怖ゲームの中にも、ギャルゲー的な雰囲気が若干ですが用意されている、

当時としては意欲的な作品でしたね(^◇^)

 

 

 

犯行写真のここが良いよね

[ストーリーが完全に狂っているという褒め言葉]

 

このゲームですが、

ストーリーの分岐によって、物語の結末が変わって行くという作品でした。

 

 

なので、犯人を探していくというゲームではなく、

色々なサスペンスドラマを、何本も鑑賞していくといった作品なのかも知れません。

 

 

そして、このゲームでショッキングだったのが、

主人公を恋愛対象だと思っているのが、アイドルグループだけではないという事です。

 

 

どういう事かと申しますと、アイドルグループは女の子三人組です。

 

そしてスタイリストは、女性です。

 

そしてアイドルのマネージャーは男性です。

 

自分の上司も男性です。

 

ペンションオーナーも男性です。

 

 

そして、そんなみんなが、

主人公を恋愛対象として見るという、とんでもない展開が用意されていました…。

 

 

このゲームの主な対象者は、

最初は男性だと思っていました。

 

 

しかし、まさかの女性にも気に入ってもらえる展開を、

こそっと用意しておくなんて…。

 

 

これが、主人公に迫って来る相手が、

イケメンなら百歩譲って分かるのですが、

中年のおじさんや、根暗なオーナーから行為を寄せられる訳ですからね。

 

 

皆さんにも、この狂ったゲームをプレイして欲しいと思ったのでした(*´Д`)

 

 

 

犯行写真の残念な所

[アイドルの演技が物凄く素人みたい]

 

このゲームですが、

アイドルの台詞パートだけは、何故か声が入っているという気合の入れようでした。

 

 

しかし、このアイドルたちの、

全然危機が迫ってない感じの台詞が、

ホラーゲームであるこの作品に、完全に水を差していましたね。

 

 

キャーと叫んでいるのに、まったく恐怖を感じられないどころか、

ゲームが楽しくなってしまう所に、

「無理に、声を入れなくても良かったのかな…」と思いましたね(;´・ω・)

 

 

 

犯行写真のまとめ

 

ゲームの雰囲気はとても素晴らしい

 

ゲームのシナリオも結構狂っている

 

恋愛の要素も、ふんだんに盛り込まれている

 

 

でも、アイドルの声はいらなかった…。

 

 

そんな、今の時代にこそ評価して欲しい、自由な恋愛が売りの狂った作品

犯行写真の感想でした(*^▽^*)