レトロゲームとマンガとももクロと

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モンスターファームの感想 最強のCDは悪魔城ドラキュラ?

家のプレイステーションの寿命を縮めたゲーム

 

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[みんなの家からCD持参で集合]  

[モンスターファーム テクモ プレイステーション] 

1997年発売 ジャンル 育成シミュレーション  参考価格350円

 

 

ゲームにおいて、

そのゲーム特有の、面白いシステムはたくさん有ります。

 

一度その天才的なシステムを考え付けば、

あとはゲームに色々な肉付けしていくだけで、

人気ゲームを沢山作って行くことが出来ます。

 

そんなシステムで

みんなを魅了したゲームと言えばこれ

「モンスターファーム」です。

 

 

 

モンスターファームとはどんなゲーム

 

このモンスターファームですが、

1997年にテクモから発売された、

プレイステーション用の育成シミュレーションでした。

 

このモンスターファームの特徴で有りながら、

画期的なシステムが

「CDからモンスターを呼び出す」です。

 

つまり、自分の家にある全てのCDが、

「モンスターの卵」の役割なんです。

 

しかも、

「物凄い売れたCD」や

「特徴的なCD」からは、それにちなんだ、レアモンスターが出てくるのです。

 

「PUFFYみたいなウサギ」とか、

 

「バイオハザードからはゾンビ」とか、

 

「リッジレーサからはタイヤのモンスター」など、

 

「このCDを入れたら一体どんな形のモンスターが生まれるのだろう?」

なんて夢いっぱいのゲームでしたね。

 

 

そんな訳で、とにかく家中のCDを、

片っ端から読み込んでいたものでした。

 

モンスターファームが流行って頃は、

「家にあるCDを沢山持って集合ね」といった会話が普通だったそうです。

(モンスターファームの全盛期は、近くの中古CDショップから、レアなモンスターが生まれてくるCDは、軒並み売り切れていた時代でした。CDレンタルの値段よりも中古のCDを買う方が安かったので。)

 

 

そんな、モンスターファームの目標は、全ての大会を制覇する事なのですが、

その為には、モンスターを、一流のファイターに育て上げなければいけません。

 

 

なので、最初からある程度強いモンスターを求めて、

日々家の中のCDを探すのでした。

(モンスターには寿命が決まっているので、最初から強い方モンスターの方が、そのパラメーター分有利でした。)

 

 

そこで私が出会ったのが

「悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲」でした。

(月下の夜想曲には本編のディスクとサントラが二枚入っていたので、どちらが正解だったのかは、思い出せませんが、本編のディスクの方だったと思います。)

 

このCDを読み込んで、

出てきたモンスターの「圧倒的強さ」といったらもう、凄かったですね。

 

なにせ、普通のモンスターは、

生まれた時に持っている技が、基本的には貧弱なんです。

(パンチとかチョップとかそれはもう弱いんです。)

 

しかし、月下の夜想曲から出てきたモンスターは、

なんと、最初から「最強の技」を持っての登場でした。

(数百枚のCDで試して、最強の技を持っているのはこのモンスターだけでした。)

 

 

モンスターファームは、

メインのモンスターを育て上げる為に、

サブのモンスターでお金を稼ぐ必要があるんです。

 

最強のモンスターを育てる場合は、とにかくお金が必要なゲームだったので、

メインのモンスターを育てるために、

サブのモンスターを犠牲にするのがセオリーでしたね。

 

 

そんな中でも、このモンスターの働きぶりたるや、

ガンガンお金を稼いでくれます。

 

 

何故かって?

だって最初から最強の技を持っているのだから···。

(いきなり160キロを投げるピッチャーが出てきた様な物ですからね。) 

 

 

そんなこんなで、

初期としては、明らかに戦力のバランスがおかしいモンスターのおかげで、

なんとか無事に、全ての大会を制覇する事が出来たのでした。

 

 

それもこれも

「悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲」のおかげですね。

 

 

きっと製作者が、

私と同じで、悪魔城ドラキュラ好きだったのかな(^◇^)

 

 

 

モンスターファームのここが良いよね

[育成出来るモンスターの種類が多く存在する]

 

モンスターの種類によって

どのようなファイターに育てるのかが変わってきます。

 

なので、全てのモンスター事に、

育成方針を考えていくのが楽しかったですね。

「このモンスターはパワーファイターに」とか

「このモンスターはスピードファイターに」とか

モンスターによって、どう育成するかを決める時間も最高でした(*’▽’)

 

[最強モンスターはどんなモンスターでも成れる]

このゲームの凄いところは、

どんなモンスターでも、最強のモンスターになれるという事です。

 

基本的には、ゴーレムなどの、

技が強力なモンスターが人気なのですが、

どんなモンスターだとしても、

育成する方法によって、最強のモンスターになれたのが、

素晴らしいシステムだったと思いました。

 

弱いモンスターだと思っていたら、

じつは、技の覚えさせ方ひとつで大化けする…。

なんて事も多かったゲームでしたね( `―´)ノ

 

 

 

モンスターファームの頑張って欲しい所

[プレイ出来る環境が皆無の状態]

 

ちなみに、今では、

初代モンスターファームを、プレイ出来る環境が、とても少なくなって来ています。

 

それはなぜかというと?

 

初代のプレイステーション1でしか、

モンスターファームをプレイ出来ないんですよね。

 

 

プレステ2やプレステ3だと

ディスクトレイのシステム状、CDからモンスターを呼び出せないので、

モンスターファームをプレイする為には、

ボッロボロの、初代プレイステーションを引っ張って来るしかない訳ですね( ;∀;)

 

 

 

モンスターファームに似た不思議なゲーム

 

[モンスターコンプリワールド]

 

このモンスターコンプリワールドですが、

CDを読みこむとモンスター…では無くダンジョンが出てきます。

 

トルネコやシレンの様なランダムダンジョンを、

「CDから読みこんで冒険しようではないか」というのが、

このモンスターコンプリワールドというゲームでした。

 

そのダンジョンにしか出現しないモンスターを、

ポケモンの様に捕まえるのがゲームのメインだったので、

風来のシレンが好きで、ポケモンが好きで、モンスターファームが好きなら、

「こんな変わったゲームがあったんだな」とチェックしてみてはいかがでしょうかね。

 

ちなみに、私は攻略本を集めるくらい好きでした♪

 

 

[ディスクダービー・名馬を作ろう]

 

このディスクダービーですが、

CDを読みこむとモンスター…ではなく。

 

競走馬が出てくるという不思議なゲームでした。

 

 

競走馬や、名馬を作る為の効率的なアイテムが出てくるという、

どうしてそんなシステムを思いついたのか?と思ってしまうほどの、

ぶっ飛んだゲームでしたね。

 

基本的には。モンスターファームのシステムを、

丸ごとダービースタリオンにプラスしただけなのですが。

 

その勇気だけは、評価しても良かったのではないでしょうかね。

 

 

自分の目の前にあるCDが、

「もしかしたら名馬の素質があるのかも知れない!!」

こんなギャンブル的でもあり、スマホの10連ガチャの様でもあり、

お手軽にドキドキを味わうには、最高の作品だったのかも知れませんね( ゚Д゚)

 

 

 

モンスターファームの最強モンスターの基本的な育て方

[友達はカララギマンゴーを100個食わせろと言った…]

 

このゲームのコツを友達に聞いた事がありました。

 

そんな時に教えてくれたのが、

「カララギマンゴーを100個食わせろ」でした。

 

このゲームには、真面目度みたいな、隠しパラメーターがありまして。

 

このパラメーターによって、

修行をサボったり、パラメーターがグンと伸びたりしました。

 

 

そんなパラメーターを効率的に伸ばすのが、

カララギマンゴーというモンスターのおやつでした。

 

 

このモンスターファームには、

それはもう、魅力的なアイテムが数々存在するのですが、

このカララギマンゴーというアイテムは、

それこそ最初のアイテムで、お菓子でいうと、うまい棒的なお手軽アイテムでした。

 

そんなアイテムを、100個食べさせるとどうなるのか?

 

もっとも育成に適している、効率的な性格になるのだそうです。

 

 

今までサボっていた、反抗的なモンスターが、

急にバリバリ特訓をこなす、優等生モンスターに変身する訳ですからね。

 

この、カララギマンゴーというアイテムを、

私はその時まで全く使っていませんでしたが。

 

友達からの教えを聞いてからというもの 、

モンスターを育てる前には、

必ず、カララギマンゴーを100個用意するのでした(*´Д`)

(最初にあげるのではなく、モンスターがある程度育ってから、アイテムを上げるのがもっとも効果的だそうです。)

 

 

モンスターファームのまとめ

 

初代モンスターファームの為に、

「予備のプレイステーションをもう一台買おうかな…」

そう思わせてくれる程、中毒性のあるゲーム

 

モンスターファームの感想でした(*^▽^*)