レトロゲームとマンガとももクロと

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社員にボーナスを払いたくねえ… そんな経営シミュレーション ファミコン・トップマネジメント

パソコン会社の社長になって苦労しましょう

 

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[ちょっとしたパソコンが 50万円とかの時代でしたね]

[ファミコン・トップマネジメント  コーエー  ファミコン]

1990年発売  ジャンル シミュレーションゲーム  参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ 10時間

このゲームに対する世間の評価  社長の体験をできる 教育的シミュレーション?

どんな人におすすめ?  企業したい人にお勧めなのかな

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

昔話のあるあるで

「パソコンが50万円」したという話をよく聞きました。

 

専門的なパソコンでは無く

ちょっとした、家計簿や表計算をするようなパソコンが

50万円だったそうですね。

 

 

ウィザードリィ日記というエッセイ本の中でも

ウィザードリィを遊ぶために

数十万円のパソコンを買うエピソードも載っていましたね。

 

 

今では、数万円で高性能のパソコンを購入出来るのですから

時代の進化は凄いと思いますね。

 

 

そんな今回の、150万円のスーパーパソコンを売りつけろ

ファミコン・トップマネジメントの感想です(*’▽’)

 

 

 

ファミコン・トップマネジメントとはどんなレトロゲーム?

 

このファミコン・トップマネジメントですが

1990年にコーエーから発売された

ファミコン用のシミュレーションゲームでした。

 

 

ゲームの目的は

実在のパソコンメーカーをもじった、5社から好きな会社を選んで

パソコン業界のトップを目指す

社長になってみたかった…という夢を、叶えてくれる作品でした。

 

 

ゲームのシステムは

パソコンメーカーの社長となり

最高の会社にしていく

オーソドックスなシミュレーションゲームでした。

 

どのくらいの社員を雇うのか?

 

社員の給料はいくら払うのか?

 

パソコンの開発費には、幾らくらい掛けるのか?

 

広告費はどのくらい掛けるのか?

 

こんな全ての事を、社長として体験するという物でした。

 

 

モラルやブランド力、パソコン性能など

どの能力一つをとっても、トップを目指さなければならず

 

全てを維持するには、莫大なお金が掛かるなど

「社長ってこんなに大変なんだな…」と体験できる作品でした。

 

 

高性能なパソコンは高くても売れるとか

 

相手の性能の方が低いのに

ブランド力の差で、完敗してしまうなど

 

一筋縄ではいかない

リアルな世界感を体験することが出来ました。

 

 

「これからは、社長を目指して頑張るぞ!!」という

熱い心を持った時には

冷静になるために、一旦遊んでみてはいかがでしょうか(^◇^)

 

 

 

ファミコン・トップマネジメントの感想でもあり レビューでもあり

 

[ボーナスを憎んでいる自分が居る]

 

このゲームでは

会社で働いている人達に

年二回のボーナスが出るようになっていました。

 

ボーナスという言葉を聞いて、にやけない人は居ないのでは?

という魔法の言葉だと思うのですが。

 

一人だけいましたね

 

ボーナスを憎んでいる人達が

 

 

それが「社長」ですね。

 

 

このゲームでは

「モラル」という数値が設定されていまして、

この数値が低ければ、どんどん会社を辞めて行ってしまいます。

 

そうならないためにも

給料を上げたり

ボーナスを高めに設定する必要があった訳です。

 

 

せっかく軌道に乗ってきたのに

人員がごっそりと退職されたら、全てが終ってしまいます。

 

ですので

とにかく、モラルを大事にしなければいけませんでした。

 

 

その結果が

ボーナスという、とんでもない出費に繋がって行く訳ですね。

 

お金は無い

でもボーナスを払わなければ、モラルが下がってしまう

その結果、みんな居なくなってしまう…。

 

こんな繰り返しが

年二回も訪れる訳ですから

「絶対に社長にはなりたくないな…」と肝に命じたのでした。

 

 

このゲームは

軌道に乗ってからが最高に楽しいのですが

そこに行くまでには、大変な道のりが待っている訳です。

 

 

そんな、ボーナスという言葉の重さを

ガッツリ感じる事ができた作品でしたね(/ω\)

 

 

 

[入札こそが 会社の戦争]

 

このゲームですが、一般の会社から

「ブックが50台欲しい」といった感じで

パソコンの依頼が舞い込んできます。

 

今までは

売れるかどうかわからなかった、自社のパソコンを

50台も大量に売れるチャンスが来るわけです。

 

 

ここで行われるのが、入札というシステムでした。

 

「パソコンの値段が、一番安い場所から購入します」という

シンプルなルールながら

 

この入札に勝つことで

自社のブランド力が上がるなど

絶対に負けられない戦いがありました。

 

あまりに安くしても

赤字になってしまいますし

値段が高すぎては、相手にかっさらわれてしまう訳ですね。

 

なので、このゲームの最大の見せ場は

入札システムでした。

 

 

攻略方法としましては

相手の在庫よりも

常に多くのパソコンを保有しておく、というのがありました。

 

「ブック50台」と言われた時に

相手に在庫が無ければ

100%売ることが出来ましたので

とにかく、在庫だけは多めにというのが大事でした。

 

 

序盤は相手の在庫も、数が少ないので

マックスの価格150万円でも買ってくれます。

 

性能で負けていようが

ブランド力で負けていようが

在庫だけは絶対に負けない

こんな精神が大事なのでした(/・ω・)/

 

 

 

ファミコン・トップマネジメントのまとめ

 

このゲームですが

他のシミュレーションゲームにくらべて

ヒントのメッセージがかなり優しかったので

 

説明書が無くても

なんとなく遊べたのは、素晴らしかったと思いますね。

 

 

今までの

「説明書が無ければクリア不可能」みたいな作品ではなかったので

シミュレーションゲーム初心者でも、楽しめたのは凄かったと思いますね。

 

 

そんな今回の、今度のシミュレーションゲームは パソコンメーカーの社長

ファミコン・トップマネジメントの感想でした(*^▽^*)