レトロゲームとマンガとももクロと

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キャッスルエクセレント ファミコン上位10本に入る イカレタ激ムズゲーム あなたはクリアできるかな?

こっちにはマップがあるもんね という天狗の鼻をボキッ!!と折ってくれます

 

[鍵そのものに興奮する 不思議なアクションパズルゲーム]

[キャッスルエクセレント  アスキー  ファミコン]

1986年発売  ジャンル アクション・パズル  参考価格350円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  こんなにも難しいゲームがあっていいのか

どんな人におすすめ?  ゲームの天才に挑戦して欲しい

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

クリア出来る人がおかしいゲームというのは

この世に数多く存在すると思います。

 

しかし、そんな狂ったゲームでも

簡単にクリアする人が、この世には沢山存在するのですよね。

 

そんな人たちが

攻略ページを作ってくれているおかげで

今でもレトロゲームは成り立っているのか知れませんね。

 

 

そんな今回の、クリア出来る人がおかしいゲーム

キャッスルエクセレントの感想です。

 

 

 

キャッスルエクセレントってどんなレトロゲーム?

 

このキャッスルエクセレントですが

1986年にアスキーから発売された

ファミコン専用のアクションゲームでした。

 

このゲームの目的は

「マルガリータ」という

それは、それは、かわいらしいお姫様が

「魔王メフィスト」に連れ去られてしまった。

 

そんな、魅力的なピンク髪のお姫様を助けるべく

「王子ラファエル」が

とんでもなく広く、とんでもなく理不尽な

グロッケン城に大冒険に行く…こんな目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームに

「扉を開けていく」という、シンプルなパズルの要素をプラスした作品でした。

 

似たタイプのゲームで言いますと

「スぺランカー」や「ドラゴンスレイヤー」に似たスタイルでしたね。

 

謎解きが分からないといつまでたっても進めない

理不尽な仕掛け

 

移動しながらでないと攻撃できない

物凄く独特な攻撃方法

 

凶悪な敵モンスター

 

専用の鍵でしか開かないカラフルな扉

 

こんな要素を必死にクリアしながら

愛しのお姫様を探していくゲームです。

 

主人公ラファエルの攻撃方法は

サーベルなのですが。

 

このサーベルの短い事といったらもう、ほとんど役にたちません。

 

そんな王子で

全100ステージの中から

どこに居るかも分からないお姫様を探すのですからね…。

 

いかに、このゲームが異常なのかは

分かっていただけると思います

 

 

面白いシステムとしましては

「鍵の色ごとに開けられる扉が決まっている」というシステムで。

 

赤い鍵なら 赤い扉

 

黄色い鍵なら 黄色い扉

 

緑の鍵なら 緑の扉

 

こんな感じで、専用の鍵でなければ開かないので。

 

鍵を発見した時の

「やった、これであの場所に進める!!」という

冒険している感が最高に楽しかったです。

 

目の前に、「鍵の山」が見えた時のあの感動は

最強装備を見つけた時の、あの感動に似ていたかもしれませんね。

 

 

異常に難しいのだけれど

嫌いになれない中毒性がある

そんな古き良き作品でした。

 

 

 

キャッスルエクセレントの感想でもあり レビューでもあり

 

[アクションゲームなのに なぜかセーブ機能が付いている]

 

このキャッスルエクセレントですが

なんとセーブ機能が付いています。

 

という事は、諦めなければいつかはクリア出来るという事です。

 

 

しかしまさかの展開が、待っていました。

 

別売りのメモリーカードが必要なのだそうです。

 

ファミコンなのに、メモリーカード?

なんて思ってしまいますよね。

 

ファミコンにもメモリーカードがありまして。

「ターボファイル」という名前で売っていました。

 

このターボファイルは、アスキーから発売されており。

 

対応しているゲームが

「ウィザードリィシリーズ」

「ダービースタリオンシリーズ」

「ベストプレープロ野球」

そして「キャッスルエクセレント」

こんな、アスキーから発売されたゲームに限り使用できたそうです。

 

この機械を使用することで

セーブデータのバックアップを取ることができ

 

ファミコンの欠点である、データの消失を防ぐことが出来ました。

 

もしも、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」に対応していたら

100倍は売れていたのでは?と言われるほどの

凄い機械だそうです。

 

そんなターボファイルを使用することで

キャッスルエクセレントの冒険を、大幅に後押ししてくれた訳です。

 

進んではセーブ、進んではセーブ

なんて感じで、スムーズに行けたのでしょうね、きっと…。

 

 

しかし、そんなレアな周辺機器を

子供たちが持っているはずもなく

 

結局は、異常な難易度を誇る

狂ったゲームとして君臨していたのかも知れません。

 

私もいつかは

ターボファイルを手に入れたいと思っているので

その頃にもう一度、まったりプレイしてみたいですね。

 

 

 

[数々のプレイヤーが散っていった、伝説に挑戦]

 

このゲームを購入したのには、ちゃんと理由があったのです。

 

それは、このゲームがファミコンゲームの中でも

上位10本に選ばれる位の、激ムズの難易度だと聞いたからでした。

 

なんでも、全100ステージが存在していて

しかも、攻略情報を見ながらでも

「まず間違いなくクリアは出来ない」、そんな恐ろしい難易度だと言うのです。

 

そんなことを言われたら

「ぜひチャレンジしてみたい♪」と思うじゃないですか。

 

なので、そんな伝説に挑むために

キャッスルエクセレントを購入したのでした。

 

 

ゲームの攻略情報を見ないで

一旦は新鮮な気持ちでプレイしてみると

意外や意外、わりと操作性はスムーズに動きます。

 

「もしかしたらクリア出来るかも!!」こんなワクワクでした。

 

 

襲ってくるモンスターを

サーベルで斬って進んで行くのですが

このゲームのサーベルは本当に短く、全く当てる事が出来ません。

 

サーベルでモンスターを斬る方が

逆にピンチになってしまうというのが

このゲームの難易度を上げていました。

 

かといって、ジャンプでサクサク避けられるのかというと

敵のあまりの速さにビックリします。

 

サーベルで斬っても危険

 

ジャンプで避けながら進んでも危険

 

こんな八方ふさがりの状態でした。

 

そんなこんなで、1時間程遊びましたが全く進めずに諦めましたね。

 

 

なのですが、こっちには攻略情報がありますからね。

 

なんて、意気揚々とプレイしてみるとビックリ

攻略情報を見ても特に変化はありません。

 

というか、マップを把握することや、謎解き自体も難しいのですが

それ以上に、アクションテクニックが必要なゲームだったらしく。

 

攻略情報を知っていても

ステージを進めるテクニックが無ければ

そこにたどり着く事すらできない悲惨さでした。

 

なので

「この借りは、いつかセーブが出来るようになってから返す」という事で

ゲームの箱の奥深くに封印したのでした。

 

 

 

キャッスルエクセレントのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ファミコン上位10本に入る狂ったゲームなのだから

皆さんにも大冒険という名の苦痛を味わってほしいです

 

なにがそんなに面白いのか?

 

迷宮を探索するワクワク感は

同じメーカーのウィザードリィを彷彿とさせてくれますので

アドベンチャーゲームとしてもかなりの凄さがありました

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このキャッスルエクセレントというゲームが

「ファミコンで、上位10本に入る難しいゲーム」なのも

プレイして納得でしたね。

 

数々のプレイヤーが散っていたゲームなので

「我こそは、その伝説に終止符を打つ」なんて人は

ぜひチャレンジしてください。

 

あなたがゲームの天才だとしたら

今すぐにでもこのゲームに挑んでください

 

きっと自分が普通だったと思い知らされるでしょうね

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

宝箱では無く 鍵そのものを発見するだけで嬉しい

キャッスルエクセレント

 

それこそが、今急いで350円で買う理由です