レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

THE原始人 ピクミンのパクリだと言う人も多いかと思いますが まあ基本的にはそうでしょうね

ピクミンの牙城を打ち崩せ そんな意欲作  未開拓の地を地道に攻略せよ

 

f:id:retogenofu:20161105155336j:plain

[一人で勝てないなら、二人で挑めば良い 二人で勝てないなら20人でどうぞ]

[シンプル2000・THE原始人  D3パブリッシャーズ  プレイステーション2]

2006年発売  ジャンル アクション・シミュレーション  参考価格340円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間 10時間

このゲームに対する世間の評価  ジャングルを冒険しながら 進化していこう

どんな人におすすめ?  ピクミンが好きなら 遊んでほしいな

 

 

シンプルシリーズというゲームは

当たりハズレがとても激しいゲームシリーズでも有ります。

 

普通のゲームが8000円位するのに対して

シンプルシリーズは

1500から2500円と格安で購入できます。

 

四本のシンプルシリーズを購入して

当たりのゲームに出合えたら嬉しいといった感じでした。

 

 

そんな今回の、シンプルシリーズの中でも、特に大当たりのゲーム

THE原始人の感想です(*’▽’)

 

 

 

THE原始人とはどんなレトロゲーム?

 

このTHE原始人ですが

2006年にD3パブリッシャーズから発売された

プレイステーション2用のアクション作品でした。

 

ゲームの目的は

ある夜、主人公は地球に巨大隕石が落ちる夢を見た。

このままでは、自分たちの村、ひいては世界全体が壊滅されてしまう。

この窮地をどうやって乗り越えて行くのか···。

 

こんな、超熱い展開でしたね。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームなのですが

 

アクションゲームに

シミュレーション要素をプラスした作品で

似たタイプのゲームで言いますと、

「ピクミン」の原始人版といったところでしょうか。

 

ゲームの序盤は

自分達は「ちょっと頭の良い猿」です。

 

しかし、村の外にある

広大で危険なジャングルから

命からがら「木材」「鉄」「石」等の貴重な物資を調達して

だんだん知性が増えていき

タイトルの原始人に進化して行くという訳ですね。

 

 

物資には重さという概念が存在していまして

 

最低ランクの物資なら一人で持って帰れる

 

普通ランクの物資なら二人でないと持って帰ることが出来ない

 

最高ランクの物資ならば5人でやっと持ち帰れる

 

こんな感じで

高級になればなるほど沢山の仲間達が必要なので

どうやって仲間を増やしていくのか?を考えていく訳です。

 

仲間をどうやって増やすのかというと

フィールドに進んで行きまして

「イエロースター」というアイテムを探し出す必要がありました。

 

このアイテムをゲットすると

最大人数が増えていきます。

 

このイエロースターを見つけた時の興奮ったら無かったですね。

 

 

このゲームの基本的な流れとしては

 

フィールドを探索する

見たことも無いアイテムを発見する

見たことも無い仕掛けを発見する

ほぼ間違いなく、人数が足りなくてガックリ来る

仲間を増やすためにフィールドをとにかく探索する

イエロースターを見つけて、感動する

そして、未開拓の地へ進んで行く…。

 

こんな繰り返しでしたね。

 

 

目の前には最高のアイテムが落ちているのに

仲間が足りなくて逃げ帰るしかない。

 

「仲間が増えたら絶対に取り返しに来るからな!!」こんな捨て台詞をはいて

必死に最低ランクの物資を運ぶのも楽しかった思い出です。

 

 

最初は何も出来なかったお猿さんが

世界を救う為に大活躍していく

 

そんな最高の展開が

「シンプルシリーズと言えばTHE原始人」と呼ばれた

由縁だったのかも知れませんね(^◇^)

 

 

 

THE原始人の感想でもあり レビューでもあり

 

[やられたらやり返す そんな先取りゲーム]

 

最初の頃は、ジャングルに連れていける仲間の人数も少ないんです。

 

とんでもない化け物たちがうじゃうじゃ居る世界に

4・5人で冒険に行く訳ですから

それはもう危険と隣り合わせです。

 

この頃の自分たちというのは

猛獣に出逢ったら最後、ただ逃げる事しか出来ません。

 

一方的に狩られる立場という事ですね。

 

 

しかし、イエロースターを必死に集めて

大人数で行動できる様になると

世界がガラリと変わります。

 

 

その頃にはかなりの進化をしていますので

武器を持てる、立派な原始人に成長しています。

 

 

こうなってからが、このゲームの楽しい時間です。

 

今度はこちらが

猛獣を狩る存在になっていく訳ですね。

 

今までは、やられたら逃げ帰るだけの弱者でしたので

毎夜、枕を濡らしていましたが。

 

今度からは、見つけたら狩りまくりなのですから

こんな体験を味わいたくて、このゲームを遊びまくっていたのでした。

 

やられたらやり返す、時代を先取りした、

ストレス解消には持って来いの作品でしたね。

 

 

 

[弱い立場で飽きるのは禁止]

 

どんなゲームでも

最初は弱い立場ですよね。

 

いきなり最強のRPGなんてものは存在しませんからね。

 

ゲームを遊んでいる人も

「最初は我慢だよね」なんて寛大な心で遊んでくれると思います。

 

しかし、シンプルシリーズというのは

この寛大な心がマヒしがちです。

 

「どうせ安いゲームでしょ、辞めようかな···」なんて思われてしまいます。

 

定価を出して購入しているのならば

退屈な時間も耐えられるのでしょうが。

 

「このゲームは安いゲーム」という先入観を持ってしまうと

退屈な時間を、飛ばしたくなってしまうものですよね。

 

 

そして、今回のTHE原始人はどっちのタイプなのかと言いますと

 

序盤は退屈なゲームです

 

強くなるまでが、本当に大変なゲームでした。

 

そんなゲームですので

ゲームの序盤は我慢をしてください。

 

ゲームの後半には

文句なしの面白さがやってきますので。 

 

最初は、猛獣から逃げる事しか出来ない

「弱い主人公」

 

最後は、どんどん進化して、武器を持って猛獣を追いかける

「屈強な主人公」

 

そんなジャンプマンガ的な展開が素晴らしすぎる

序盤は退屈なゲームなのでした。

 

 

 

THE原始人のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このゲームですが、かなりの人気作だったそうです。

 

そのあまりの人気ぶりに

DSでも続編が発売されています。

 

タッチペンを使用して原始人を操るそうですが

 

むさくるしいキャラクターから

かなりコミカルに変更されているそうなので

子供でも手軽に遊べるようになっているのか知れませんね。

 

ですので

コミカルなキャラクターが好きならDS版をお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

世間の評価では

「ピクミンが出ないから、このゲームで遊ぶ」

なんて人も多いくらいの名作ゲームでした。

 

「ピクミンこそが最高のゲーム」と思っている人は

この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

ピクミンが原始人だったらと思うと

ワクワクしてきませんか

 

そんなワクワクをたった数百円で味わえるのですから

絶対に遊んでほしいなと思います。

 

そんな、人類の進化を体験できる

名作アクションゲームなのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

ピクミンの牙城を崩すことは出来なかったけども 

超名作ゲームである事は間違いない

それこそが、今急いで340円で買う理由です