レトロゲームとマンガとももクロと

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クォース  シューティングとパズルが合体したらこんなにも面白いのか

グラフィックが渋い  音楽も素晴らしい  攻略の難易度は狂気すら感じる

 

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[エンディングまで必死にやる  それほどの魅力が詰まっている]

[クォース  コナミ  ファミコン]

1989年発売  ジャンル シューティング・パズル  参考価格340円

 

記事のネタバレ度 普通  

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  シューティングなのにパズルとは?

どんな人におすすめ?  激ムズパズルゲームが好きなら ご馳走です

バーチャルコンソールで配信あり

 

 

皆さんは、パズルは好きでしょうか。

 

私はパズルゲームが大好きで

色々なジャンルのパズルゲームを集めています。

 

ピクロス

数独

テトリス

ぷよぷよ…などなど

とにかくパズルゲームには、いつの時代でも夢中です。

 

そんな、数多くのパズルゲームが存在しますが。

 

変わったパズルゲームも多く

「これってどうやってクリアするのだろう?」と

斬新なパズルゲームほど、考えている時間が楽しいんですよね。

 

 

そんな今回の、パズルとシューティングの奇跡の融合

クォースの感想です(*’▽’)

 

 

 

クォースとはどんなレトロゲーム?

 

このクォースですが

1989年にコナミから発売された、

ファミコン用のパズルゲーム作品でした。

 

ゲームの目的は

ブロックを発射できる砲台を操りまして

向こうから迫って来る、でこぼこのブロックを綺麗に消して行き

ステージをどんどん進んで行くのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

パズルゲームにシューティングの要素をプラスした作品で

パズルの考える楽しみ

シューティングの弾を打ち込む爽快感

こんな二つの要素が融合した独特な作品でした。

 

 

初めて、ゲームのパッケージを見た時は

完全にシューティングだと思っていました。

 

ツインビーとか

パロディウスとか

ファンタジーゾーンとかの

いわゆる、かわいい系のシューティングだと思っていました。

(出来損ないのツインビーだと思っていたんです。)

 

しかし、早速プレイしてみると

まさかのパズルゲームでしたね。

 

ちなみに、パズルゲームなのですが

普通のパズルゲームとは違い

なぜかシューティングゲームの要素がプラスされています。

 

例えるなら、「迫って来るテトリス」でしょうか。

 

テトリスは

ブロックをきれいに並べていくゲームですが

クォースは

でこぼこのブロックをきれいにしていくゲームです。

 

きたないでこぼこのブロックが

シューティングゲームの敵のように迫って来るので

 

でこぼこなブロックを

「ビーム攻撃で綺麗に埋めていく」というゲームでした。

 

このでこぼこを埋めていく作業が

物凄く面白く

 

シンプルな分だけ中毒性が最高で

夢の中でもブロックを埋めていたのでした。

 

 

 

クォースの感想でもあり レビューでもあり

 

[ラインの限界まで粘るのが面白い]

 

クォースにはラインが設定されていまして

このラインを越えると、一機消滅しています。

 

そして、クォースの特徴なのが

ブロックを大きく消せば得点が高くなることです。

 

なので、ビームを打ちまくって

ぎりぎりまでブロックを大きくしてから

綺麗な形にして消していく

 

こんなラインとの戦いでもあるんですよね。

 

このラインのギリギリを見極めるには

相当な慣れが必要なのですが

「この位までは余裕があるから、ギリギリまで粘れるな!!」とか

「ここは複雑なブロックだから…安全に行こう」とか

自分の腕前で勝負できるのが、このクォースの最大の魅力でした。

 

 

上手い人のプレイを見たときは

「こんなギリギリまで粘るんだ…」なんて

自分との圧倒的なテクニック差を感じる事ができまして。

 

ゲームが上手くなりたいと心から思えるゲームでしたね。

 

 

 

[エンディングを見るのに苦労する]

 

このゲームは、基本的にパズルゲームですから

「ゲームをクリアする」というよりかは

「スコアをどの位稼げたか?」のほうがメインです。

 

そんなスコアアタックが熱い

パズルゲームなのですが

いちおうステージ制になっていまして。

 

後半のステージに、行けば行くほど難しいという訳です。

 

そんなにも、ハードルの高い目標を設定されたら

無理にでも後半のステージをクリアしたいってのが

ゲーマーですからね。

 

それからは、来る日も、来る日も

クォース三昧の日々でした。

 

しかし流石コナミのゲームです。

 

簡単にクリアさせる気なんて、これっぽっちも無いくらいの難易度です。

 

画面の奥から、ラインが迫って来るスピードの異常さに

狂気すら感じましたね。

 

 

そんなこんなで、完全に心を折られまして

「エンディングまで必死にプレイするぞ」という夢は

儚くも散ったのでした。

 

パズルゲームのテクニックだけでもダメ

シューティングのテクニックだけでもダメ

二つのテクニックを習得して、ようやくスタートラインに立てる。

 

そんな硬派なパズルゲームなのでした。

 

 

 

どんなゲームが好きな人にお勧め?

 

テトリスの匂いもしますし

上海の匂いもしますし

グンペイの匂いもしますし

とにかく名作パズルゲームが好きならお勧めです。

 

 

 

クォースのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このゲームはゲームボーイでも発売されていまして

ゲームボーイ版はバーチャルコンソールでも配信されています。

 

残念ながらファミコン版は配信されていないのですが

MSX版は配信されているそうなので

興味のある方は遊んでみてはいかがでしょうか。

 

あまりの難しさに泣いてしまうと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

シューティングゲームの良い部分と

パズルゲームの良い部分

こんな二つの要素が合致した時に

 

得も言われぬ幸福が訪れます。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームをクリア出来る人は

パズルゲームの天才だと思います。

 

だったら自分が天才かどうなのかを

試してみてはいかがでしょうか。

 

貴方はどちらでしょうかね。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

コナミが発売した 狂気すら感じる名作パズルゲーム

それこそが、今急いで340円で買う理由です!!