レトロゲームとマンガとももクロと

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フロントラインというバイオレンスなゲーム  ファミコン版のメタルスラッグとお呼びください

一見するとクソゲー扱いされがちですが  戦車に乗ることで世界が変わります

 

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[へっぴり腰な兵士だと笑わないでください  戦場を圧倒する強者に進化しますから]

[フロントライン  タイトー  ファミコン]

1985年発売  ジャンル アクション  参考価格360円

 

記事のネタバレ度  かなり高め  

攻略に必要なプレイ時間  15分

このゲームに対する世間の評価  チープなメタルスラッグをあなたに

どんな人におすすめ?  古き良きレトロゲームをお楽しみください

バーチャルコンソール配信あり

 

 

ゲームセンターCXで

最も登場しているゲームとはなんですか?

 

メタルスラッグです。

 

それはなぜなのか?

 

それは、どんなゲームセンターにも置いてある

「ゲームセンターの王様」みたいな存在だからです。

 

駄菓子屋の軒先に、二台だけ置いてあるゲームが

「二台ともメタルスラッグだった…」なんてことも珍しくなく。

 

どんな環境でも、最大限に子供たちが楽しめるのが

われらがメタルスラッグというゲームなんですね。

 

そんなにも、子供たちが夢中になる理由は

メタルスラッグというゲームの

バイオレンスさにあると思うんです。

 

メタルスラッグというゲームは

戦場を舞台にしたアクションゲームなのですが。

かなり残酷です。

 

敵をマシンガンで撃ちまくったり

ミサイルで撃ちまくったり

戦車に乗って撃ちまくったりと

駄菓子屋の軒先にはたして置いていいのか?という過激さでした。

 

 

そんな過激さがうけて

ゲームセンターの王様にまで登りつめたという訳ですね。

 

そんな、素晴らしいメタルスラッグですが

過去にそういったゲーム無かったのかな?と思った訳です。

 

 

ありました、あったんです

ファミコンというメルヘンな世界に

バイオレンス満載の過激なゲームが。

 

そんな今回の、ファミコン時代にもメタルスラッグは楽しめた

フロントラインの感想です(*’▽’)

 

 

 

フロントラインはどんなレトロゲーム?

 

このフロントラインというゲームですが

1985年にタイトーから発売された

ファミコン用のアクションゲームでした。

 

元々はアーケードゲームだったそうですが

ファミコンに移植された作品でした。

 

ゲームの目的は

自分が勇敢な兵士になりまして

敵軍の領地にドンドン突っこんでいき。

 

敵の司令官を撃破するとステージクリア。

 

そんな、戦場を舞台に大活躍するのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

「メタルスラッグ」や「戦場の狼」に似た

戦争を題材にしたアクションゲームでした。

 

自分の攻撃方法は

「ライフル」と「手りゅう弾」のみです。

 

しかも連射が効かないタイプのライフルで

やるかやられるかの緊張感が、最後の最後まで味わえます。

 

 

そんな、ライフルだけの貧弱な主人公に

最高のチャンスが訪れます。

 

それこそが、フロントラインの面白さの90%が詰まっている

「戦車の操縦」なんですね。

 

敵にとって

さっきまでは普通程度の能力としか思われなかった

へっぴり腰の貧弱な主人公が

 

急に自分たちの戦車を奪って、そこら中を暴れまわる訳ですからね。

 

これがもう、本当に最高でした。

 

 

今までは、狙われる者だったのが

戦車に乗りこんだ瞬間に、狙う側に大変身。

 

今までは、貧弱な兵士だったのが

全てを支配する、圧倒的な強者に。

 

そんな、生身の状態ではへっぴり腰の主人公。

 

戦車に乗った瞬間に悪魔と化す。

 

フロントラインというバイオレンス満載な作品なのでした。

 

 

 

フロントラインの感想でもあり レビューでもあり

 

[戦車の二度乗りという秘技]

 

このフロントラインでは

敵の攻撃に一度でも当たると死にます。

 

つまり、本来のゲーム難易度で言うのならば

相当な難しさだと思います。

 

しかし、戦車に乗れば

一度は攻撃に耐える事が出来るようになります。

 

 

攻撃をくらうと、戦車が煙を噴くので

脱出することでセーフというシステムでした。

 

「どんなに最強の戦車でも、いつかは壊れるよ」という意味なのでしょうが。

 

じつは、壊れた戦車にもう一度乗り込むと

「新品状態の戦車」に戻るんです。

 

つまり、ほぼ永久に死なないという訳ですね。

 

戦車を攻撃される

 

戦車から煙が噴く

 

戦車から急いで降りる

 

戦車に乗り込む

 

戦車がピカピカに大変身という訳ですね。

 

 

この裏ワザを知った瞬間に

フロントラインの世界がガラリと変わったんです。

 

普通は裏ワザを知ってしまうと

ゲームがつまらない物になってしまいがちですが。

 

フロントラインという激ムズゲームに関して言えば

主人公は最弱の兵士ですからね。

 

結局は、戦車こそがフロントラインという

ゲームの華なんですね。

 

そんな大好きな戦車に

いつまでも無制限に載っていられるなんて。

 

この裏ワザこそが、フロントラインを名作ゲームに押し上げた

最大の理由なのでした。

 

 

 

[無限ループの世界へようこそ]

 

このゲームは、昔ながらの無限ループ系です。

 

しかもステージの構成が全く同じなんです。

 

私はステージ5までプレイして止めましたが

おそらく無限ループだと思います。

 

なので、プレイする際は

ストレス解消のスコアアタックのゲームだと割り切って

思う存分お楽しみください。

 

まあ、無限ループ系のゲームだったからこそ

難易度を物凄く高めに設定して

プレイ時間を長めに設定していたのでしょうが。

 

戦車の裏ワザを知ってしまうと

かなりサクサク進んでしまいますので。

 

結果的には、短いゲームになってしまいましたね。

 

 

そのぶん無限に遊ぶ事が出来ますので

そこも含めて愛してみてはいかがでしょうか。

 

 

このゲームが好きならこのゲームがお勧め

 

なんといっても

メタルスラッグシリーズでしょうね。

 

チープなメタルスラッグがフロントラインなら、

豪華なフロントラインがメタルスラッグなんでしょうね。

 

 

 

フロントラインのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ライフルを撃って進み

手りゅう弾で相手の基地を破壊し

戦車に乗って悪魔と化す

 

こんなストレスを解消にはもってこいの作品でした

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

戦場を支配する圧倒的な爽快感

 

それこそがフロントライン最大の魅力でしたね

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

遊び始めの頃は、物凄くしょぼいゲームだと思っていました。

 

しかしステージに置いてある戦車に乗った瞬間に

「このゲームは名作ゲームだったんだ」と思ったのでした。

 

今ではバーチャルコンソールで配信されていますので

興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

戦場を舞台にした バイオレンス満載の名作アクション

それこそが、今急いで360円で買う理由です