レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

赤龍王・ファミコン版 ダメ人間から頂点を目指す 即死が売りのアドベンチャー

30回は死ぬ ファミコン屈指の即死アドベンチャーゲーム

 

f:id:retogenofu:20161119142442j:plain

[飲んだくれの駄目人間から 中国の頂点を目指すゲーム]

[赤龍王  サンソフト  ファミコン]

1989年発売  ジャンル コマンド選択式アドベンチャー  参考価格700円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  4時間

このゲームに対する世間の評価  立身出世の物語は最高ですよね

どんな人におすすめ?  ストーリーが面白い作品が好きなら 最高です

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

「本宮ひろしさん」の漫画というのは

どんな時代でもぶれることは無く

 

熱い主人公が

苦難を乗り越えながら、大活躍する展開を読んで

「明日から頑張ろう!!」と思える作品が多い

灼熱の様に熱い漫画家さんだと思います。

 

そんな熱い漫画ばかりなので

当然ゲームとの相性も抜群で

ファミコンのゲームにも数多く採用されているのですが。

 

その中でも

特に熱い主人公と言えば今回の作品だったのかも知れませんね。

 

 

そんな今回の、飲んだくれのクズから 中国統一を目指せ

赤龍王の感想です(*’▽’)

 

 

赤龍王とはどんなレトロゲーム?

 

この赤龍王ですが

1989年にサンソフトから発売された

ファミコン専用のアドベンチャーゲームでした。

 

赤龍王という作品は

日がな一日なにもせず、酒ばかり飲んで暴れている

主人公の「リュウホウ」が

ひょんなことから、中国大陸を統一するまでを描いた作品で

項羽と劉邦という作品がベースになっている漫画でした。

 

 

ゲームの目的は

そんな主人公のリュウホウとなって

色々な困難を乗り越えながら

最強の武将になっていくのを体験できるという訳ですね。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択型のアドベンチャーゲームで

 

話をするとか

みるとか

きくなどの、コマンドを実行しながら

物語を進めていくゲームなのですが。

 

アドベンチャーゲーム特有の

「選択したら、即死」の選択が

そこら中に散りばめられていましたので

進めないのでは無く

ミスったら死ぬと覚えておけば

ゲームがサクサク進むのは良かったですね。

 

 

 

赤龍王の感想でもあり レビューでもあり

 

[謎解きなどが一切ない…なのにドキドキする]

 

アドベンチャーゲームというと

難しい謎解きが用意されているものです。

 

「こんなのどうやって分かるんだよ!!」的な展開も多く

「アドベンチャーゲームはちょっと…」なんて、敬遠してしまうものですが。

 

この赤龍王に関して言えば、大丈夫です。

 

コマンド総当たりでなんとかなります。

 

かといって、ゲームが面白くないのかと言いますと

そんな事は無く。

 

本宮ひろし原作の素晴らしさによって、

「次の展開が早く知りたい!!」と思わせてくれるのが

最高なゲームでした。

 

アドベンチャーゲームとして楽しむよりも

ファミコンで読む赤龍王として楽しめば

ストレスなく楽しめるのかも知れませんね。

 

 

 

[二択の片方は必ずゲームオーバー]

 

この赤龍王ですが

謎解きシステムでは無く

二択を選んで、その後の展開が決まっていくシステムでした。

 

しかも、かなりの頻度で二択を迫られるので

相当な数のゲームオーバーを体験することになるんです。

 

例えば

「その女をこちらに引き渡せ」と言われたら

1 引き渡す

2 引き渡さない

といった選択が出るのですが

 

普通だったら、どう考えても

引き渡さないを選ぶと思いますよね。

 

 

しかし、この場合の正解は

1の引き渡すなんですよね。

 

2の引き渡さないを選ぶと

敵に切り殺されて、即ゲームオーバーという訳です。

 

そんな、常識破りの選択ばかりが

正解なのかと思いきや

 

普通の選択が正解だったりするので、常にハラハラドキドキで進めました。

 

理不尽な二択に

「この選択はどっちが正解なの?」と

常に頭がジンジンとするゲームでした。

 

 

このゲームは

常に自分たちは劣勢に立たされている展開ですので

高圧的な選択肢を選べば、大抵は切り殺されて終わります。

 

ですので、熱い主人公なのに

冷静さを失ってはいけませんので

「こんな主人公が、どうやって中国を統一したんだろう?」と

最後まで遊んでしまうのでした。

 

延々と50%の正解を選ぶことこそが

このゲームの最大の攻略法なのでした。

 

 

 

このゲームが好きならどんなゲームがお勧め

 

本宮ひろし原作の、名作ゲームといったら

「天地を喰らうシリーズ」がお勧めですね。

 

特にファミコン版の二作は

今遊んでも充分に楽しめるRPGなので

是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

赤龍王のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このゲームですが

プレイするまでは、なんとなく微妙な雰囲気が漂っていました。

 

「本宮ひろしさんの、ファン向けのゲームなのかな…」なんて。

 

しかし、いざプレイしてみると、

展開の面白さにグイグイ引き込まれまして。

 

「もしかしたら、ファミコン屈指のアドベンチャーゲームなのかも?」

と思えましたので

 

この機会に思う存分遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

「この選択はどっちかな?」

 

「この選択を選んだらどうなるのだろ?」なんて

わざわざ遡って、バットエンドまで見たくなるほど遊んでしまいました。

 

プレイ時間でいうと3時間程度なので

比較的ライトに楽しめる、アドベンチャーゲームでした。

 

「赤龍王って読んでみたかったんだよな」と言う人にはお勧めですね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

キャラクターゲームという事もあり

バーチャルコンソールで配信される事は絶望的だと思います。

 

主人公がかなりクズな所もあり

その部分でも配信される事はないのでしょうね。

 

しかし、そこも含めて愛して欲しい作品でしたね。

 

飲んだくれでもいいじゃないか

中国を統一するのだから

 

そんなリアルなゲームなのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

ダメ人間から全国制覇を目指すのが最高に楽しい

それこそが、今急いで700円で買う理由です

 

retogenofu.hateblo.jp

 

 

retogenofu.hateblo.jp

 

 

retogenofu.hateblo.jp

 

 

retogenofu.hateblo.jp