レトロゲームとマンガとももクロと

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クライング メガドライブ版  脳みそを破壊されるような不快な音楽 だがそれがいい

セガが贈る最高難易度のシューティング

 

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[こんなにも硬派なら、誰も文句は言えなかったのかな…]

[クライング 亜生命戦争  セガ  メガドライブ] 

1992年発売   ジャンル シューティングゲーム  参考価格2980円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  30分

このゲームに対する世間の評価  自機がキモイ 音楽がいかれてる でも面白い

どんな人におすすめ?  全てのシューターには遊んでほしいな

バーチャルコンソールで配信あり

 

 

どうして、昔は大好きだった昆虫が

今では気持ち悪く感じるのでしょうかね?

 

あんなに、セミを取りに行ったり

あんなに、バッタを取りに行ったり

あんなに…なんて大好きだった昆虫なのに。

今では「勘弁してよ!!」ですからね。

 

確かに、触ったら危ない虫も居るので

危機管理能力的には、当たり前なのですが。

 

そんな昆虫が

もしも、とんでもなく巨大になって

こちらに向かって襲ってきたとしたらどうしますか?

 

きっと、叫びながら逃げまくると思います。

 

そんな、巨大な昆虫に立ち向かって行くゲームがあったんです。

 

 

そんな今回の、メガドライブのシューティングはクレイジーでなくっちゃね 

クライングの感想です(*’▽’)

 

 

 

クライングとはどんなレトロゲーム?

 

このクライングというゲームは

1992年に、セガから発売された

メガドライブ専用のシューティング作品でした。

 

ゲームの目的は

不気味な進化を遂げた、物凄く気持ちの悪い生命体を。

 

これまた、気持ちの悪い4種類の自機を操作しながら

 

ステージをクリアしていく

横スクロールシューティングで

 

セガのオリジナルシューティングでした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシューティング作品で

「グラディウス」や「Rタイプ」の様な

横スクロールのシューティングでしたね。

 

二人同時プレイが出来る

貴重なシューティングゲームで

兄弟仲良くプレイをした…という人も多かったのではないのでしょうか。

 

ちなみに、二人プレイの方が簡単なのかと思いきや…。

 

全くそんな事が無く。

 

一人の方が落ち着いてプレイ出来たそうです。

 

ショットとオプションという

オーソドックスなシステムに加えて

溜め打ちのシステムも搭載されていましたので。

 

雑魚敵にはノーマルなショットを

巨大なボスには、強力なチャージショットをなんて感じでしたね。

 

自機には4種類のタイプがありまして

そのタイプによってゲームの攻略方法が変わってきますので。

 

何度も繰り返し遊ぶ事が出来たのは

シューティングというジャンルとして、最高だったのではないでしょうか。

 

ゲームの難易度

ゲームの世界感

ゲームの音楽

全てにおいて、他のゲームとは一味も二味も違う、異色の作品でしたね。

 

 

 

クライングの感想でもあり レビューでもあり

 

[世界感にグイグイ引き込まれる]

 

一体どこの誰が

主人公の機体を、「イカみたいな変な機体」にしようと思うのでしょうか?

 

 

そうです、セガです。

 

セガが良い意味で狂っていた時代だからこそ

こんな変な機体でも、ウエルカムだったんです。

 

初めてクライングをプレイした時には

本当にビックリしました。

 

選べる4種類の機体全てが、変な機体なんです。

 

なんでも、魚をモチーフにした機体が二種類

昆虫をモチーフにした機体が二種類だそうです。

 

この事を知るまでは

「なんでこんな気持ち悪いのだろう…」と思っていましたが。

どうやら、異常な世界感を表現したかったのでしょうね。

 

 

そんな狂ったゲームが、もっとも表現されていたのが

独特なボス戦のミュージックでした。

 

初めてボス戦の音楽を聞いた瞬間に

あまりの気持ち悪さに

「テレビの音量をけっこう下げました」からね。

 

大抵のゲーム音楽は好きですが

あの、ボス戦の不協和音みたいな気持ち悪さは

このゲームでしか味わうことができない音楽でしたね。

 

 

なんて、悪いイメージが、最初は強かったのですが。

 

ゲームを繰り返しプレイしていたら

この世界感が段々と好きになってしまいまして。

 

気づいたら、クライング中毒になっていました。

 

 

あまりにも、世界感がぶっ飛んでいたので

気持ち悪い敵が、逆に魅力的に感じられるように

実は、なっていたのかもしれません。

 

遂には、あの最悪と思っていたボス戦の音楽まで

自然と好きになっており

「この音楽、結構好きだな…」なんて思ってしまったのでした。

 

怖いもの見たさでプレイしていたら

「段々と中毒的に好きになっていった」

なんとも不思議なゲームでしたね。

 

 

 

[このゲームをクリア出来る人は かなりの凄腕シューター]

 

私がこのクライングを購入したのは、物凄く最近です。

初めて購入した時は、どんなゲームなのかも分からないままでした。

 

値段も、今の価格よりも相当安くゲットしました。

 

なので、最初はパズルゲームかなにかだと思っていたんです。

 

パッケージがとてもシンプルで

「これって、パズルゲームなのかな?」なんて。

 

中身があんなに狂っているとは微塵も感じさせません。

 

そしてプレイしてみると

まさかのシューティングゲームで

 

かなり濃厚な世界感のゲームでした。

 

 

そんな「クライング」というゲームですが

 

他のシューティングゲームが

「泣きながら逃げ出すほど」の難易度で。

 

難易度を最低のイージーにしても、全くクリア出来ないという

とんでもない難易度でした。

 

 

敵がうじゃうじゃ出てきます

そしてそんな敵が、弾をバンバン撃ってきます。

 

そうなるとどうなるのか?

 

ゲームの画面が

気持ち悪い敵と

気持ち悪い敵の撃ってきた弾丸でいっぱいです。

 

そして、弾丸に当ったら最後…撃墜という訳ですね。

 

イージーという初心者用のモードで

この難易度なのですので。

 

いかに、ノーマルモード、ハードモードが酷いのかは想像できます。

 

ちなみに、全8ステージをクリアしなければならないのですが

あまりの難しさに、4面でギブアップしてしまいましたね…。

 

 

この4面まで行くのも、相当な根気と時間が掛かりました。

 

イージーモードというのは

「この設定で慣れてから、本来の難しさでお楽しみください」という

言わば練習のモードである筈なのに。

 

まさか、練習モードすらクリア出来ないとは凄すぎましたね。

 

 

ゲームのシステムが面白かったので

繰り返し、繰り返し、何度も、何度も、プレイすることが出来たのですが。

 

もう少し難易度を抑えることが出来ていたらと思うと

物凄く残念でしたね。

 

 

 

クライングの効率的な使用方法

 

夏の時期は本当に虫が多く

いつでもビビってしまいます。

 

そんな時には

このクライングを是非プレイしてみて下さい。

 

きっと、街で見かける大きな虫が

可愛くなるくらいの、敵の衝撃度だと思います。

 

クライングを、繰り返しプレイしていると

「なんだ、こんな気持ち悪い敵に比べたら、全然大丈夫じゃん!!」となり。

 

大きな虫が、不思議と平気になるんですよね。

 

なので、クライングのゲームで大きな虫に慣れて

これからのウォーキング生活を、ハッピーにしていきましょう。

 

 

 

クライングのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

こんなにも気持ちの悪いシューティングあったとは

本当にビックリでした。

 

流石セガですね、狂ってます。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

自機がキモイ

敵キャラがキモイ

ゲームの音楽が怪電波

 

それなのに、何度も繰り返し遊んでしまう

 

そんな奇跡を体験してください。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このクライングという硬派なゲームが

ウエルカムだった、メガドライブという機種は

「本当に凄かったんだな」と改めて思いました。

 

今の時代だったら

「絶対に発売できていなかっただろうな」と

久しぶりにプレイして思いましたね。

 

今では、バーチャルコンソールで配信されていますので

「レアなソフトだからな…」なんて人も大丈夫です。

 

あの脳みそを破壊されるような

素晴らしい音楽をお楽しみください。

 

キモ可愛い?いやキモキモい

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

硬派なゲームが好きで

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