レトロゲームとマンガとももクロと

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ドルアーガの塔とは ゲームの楽しさすべてが詰まった 奇跡の作品 自力ではほぼクリア不可能ですがね

皆で攻略情報を共有する そんな古き良き時代のアクションRPG

 

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[そんなのだれが分かるんだよ!!のオンパレード それでも名作ゲームでした]

[ドルアーガの塔  ナムコ  ファミコン]

1985年発売  ジャンル アクション RPG  参考価格450円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間 2時間

このゲームに対する世間の評価  元祖アーケードゲームの王様

どんな人におすすめ? 頭が良い人におすすめ

バーチャルコンソール配信あり

ゲームアーカイブス配信あり

 

 

昔から

「これを体験していなきゃ、もぐり」なんて表現が

数多く存在するとおもいます。

 

漫画だったらデビルマン

 

ホラー映画なら女優霊など

 

そのジャンルが好きなら、体験しなきゃ勿体ない作品ですね。

 

ゲームというジャンルを、一括りにした場合は

「ウィザードリィ」がお勧めされるのが一般的な感じですが。

 

ファミコンのゲームだとしたら、

今回のドルアーガの塔が代表なのではないでしょうか。

 

 

そんな今回の

昔から良く聞いていた名前なのに、本格的にプレイしたのはごく最近

ドルアーガの塔の感想です。

 

 

 

ドルアーガの塔とはどんなレトロゲーム?

 

このドルアーガの塔ですが

1985年にナムコから発売された

ファミコン用のアクションRPG作品でした。

 

ゲームの目的は

敵の攻撃の殆ど一発で死んでしまう

ひ弱な主人公「ギル」を操り

 

全60階のドルアーガの塔を登って行く

遊び応え十分の作品でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

 

「初めてのアクションゲームが、ドルアーガの塔」なんて人も多い

全てのプレイヤーに愛された作品でした。

 

 

ほぼ全てのステージに、隠しアイテムが存在し

 

全てのステージでアイテムを出す条件が違う

 

こんな、とんでもなくスケールの大きなゲームでしたね。

 

アクションゲーム特有の

得点アップの為の隠しアイテムでは無く。

 

攻撃力をアップさせる武器

 

防御力をアップさせる防具

 

壁を破壊するつるはし

 

移動速度を上げるブーツ、等々

 

全60階のとてつもなく長い冒険に

必要不可欠なアイテムばかりだったので

 

隠しアイテムを、探せば探した分だけ自分の為になるというのが

 

当時のプレイヤーを魅了し続けたのでした。

 

 

アクションゲームとしても最高

 

モンスターと戦うRPGとしても最高

 

アイテムを探し出すアドベンチャーゲームとしても最高

 

こんな、ファミコンを持っている人には

絶対に遊んでほしい偉大過ぎる作品なのでした。

 

 

 

ドルアーガの塔の感想でもあり レビューでもあり

 

[ファミコンはここから始まったといっても過言ではない]

 

このドルアーガの塔ですが

ルールは至ってシンプルです。

 

ステージに落ちている鍵を拾い

 

ステージの何処かにある扉を目指す

 

たったこれだけの、シンプルなゲームでした。

 

しかし、このシンプルなルールでも

異常に奥深くて、異常に面白いゲームだったんですよね。

 

ステージをクリアする為に必要な、カギや扉

 

ギルを排除しようとする、モンスターの配置

 

こんな全ての要素が、ランダムに配置されていまして

 

同じフロアだとしても

冒険する事に攻略パターンを変えなければいけない

 

こんなランダムダンジョンの様なシステムも最高でした。

 

カギや扉が、ステージの遠くに配置されてしまい

 

時間切れでゲームオーバー

 

なんてのもドルアーガの塔の醍醐味でしたね。

(初期の移動スピードが、「かめ並み」に遅いので、こんな悲劇が起こりました)

 

 

危険なモンスターとの戦いも本当に楽しく

RPGの楽しさが、ドルアーガの塔には全て詰まっていましたね。

 

魔法を使うモンスターには、安易に近づかない

 

スライムだからって、甘く見てはいけない

 

ドラゴンはトラウマになるほど強い

 

こんな、泣きたくなるほどのモンスターの強さも

楽しかったですね。

 

コンティニューが用意されていたので

諦めなければ、いつかはクリア出来るのも

当時としては珍しかったのではないでしょうか。

 

コンティニューは、最初のステージに戻されるのですが

それまでに獲得したアイテムは持ち越せるので

復帰が簡単だったのも、好感がもてた理由でしたね。

 

「ファミコンのゲームでしょ、退屈そう」なんて人にこそ遊んでほしい

 

ファミコン初期のゲームでありながら

ゲームの完成度は、トップクラスの作品なのでした。

 

 

 

[後半のステージに進めば進むほど辛い]

 

このゲームを一言で表すのなら

「隠しアイテムこそが全て」です。

 

最初の内は、本当に単純な条件でした。

 

スライムを3匹倒す 

ブラックスライムを全て倒す 

ナイトを全て倒す…

こんな条件でした。

 

「新しいモンスターが居るぞ!!」

「試しに全部倒してみようかな…宝箱が出た!!」なんて感じで進んで行きます。

 

しかし、ゲームが進むにつれて

段々と雲行きが怪しくなっていきます。

 

フロアにある柱をグルグル周る

 

セレクトボタンを押す、といった感じで

「こんなのどうやって思いつくんだよ!!」的な攻略が必要になってくるのが

本当に辛かったですね。

 

たとえ攻略情報を分かっていても

後半のステージほどモンスターが強力になっていきますので

「アイテムの出し方は知っているのに、その条件を満たせない」

となってしまいました。

 

ゲームに慣れてくると

この難易度が心地よくなるそうなのですが

 

ゲームを初めてやる時は、地獄以外のなにものでもなかったですね。

 

当時のゲームセンターでは、ドルアーガの情報を交換して

みんな仲良くなるというのが、あるあるだったそうです。

 

優等生タイプの学生と、ヤンキータイプの不良が

ドルアーガを通じて友達になる

 

こんなハートフルな光景も起こしてしまうほどの

激ムズゲームでしたね。

 

私も、初めてのプレイ時は

「絶対に攻略情報を調べないで進めるぞ!!」と挑んでみたものの

すぐさま攻略に頼らなければいけませんでした。

 

ゲームは圧倒的に面白かっただけに

「ヒントをもう少しくれても良かったな」と思いましたとさ。

 

 

 

ドルアーガの塔のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ドルアーガの塔って古臭いよね

 

こんな先入観を持っていたとしても

遊んだ瞬間に大好きになってしまいますので。

 

いかにこのゲームが凄かったのかを

今の時代に体験してみてはいかがでしょうか。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

アクションゲームなのに

アクションテクニックだけでは絶対にクリア出来ない。

 

自分の脳みそをフル回転させて

ゲームに挑む

 

こんな古き良き展開が最高なのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームを作ったのは「遠藤雅信」という方なのですが

 

名作シューティング「ゼビウス」もこの人が作ったそうで

本当に凄かったんだなと思いました。

(ウィザードリィをファミコンに移植したのも遠藤さんだったそうです)

 

今では

バーチャルコンソールで配信

ゲームアーカイブスで配信(ナムコミュージアム3)

で遊ぶ事ができますので

興味のある方は、最新ゲーム機でドルアーガを遊んでみてはいかがでしょうか。

 

ゲームセンターを社交場にした 偉大な作品をどうぞ

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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