レトロゲームとマンガとももクロと

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金は命よりも重い…そんなカイジ的なゲーム ファミコン版・タッチ 

タッチである意味は 殆ど無いんですよね

 

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[金は命よりも重い…そんなカイジ的なゲーム]

[タッチ・ミステリー・オブ・トライアングル  東宝  ファミコン]

1987年発売  ジャンル アクションゲーム  参考価格350円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  ファミコンの伝説的なゲームの1本です

どんな人におすすめ?  タッチの原作が好きなら 絶対にプレイ禁止

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

都市伝説って面白いですよね

 

特に、ゲームに関連する都市伝説は最高ですよね。

 

新女神転生で

「とんでもなく怖い画面が、数万分の一で出てくる」とか。

 

学校であった怖い話の開発途中に

パソコンが壊れまくったとか

 

高橋名人の指にはバネが仕込まれているとか

 

怖い都市伝説から、面白い都市伝説まで、最高ですよね。

 

 

そんな今回の、あだち充先生がキレたという都市伝説がある 伝説的なクソゲー

ファミコン版・タッチの感想です。

 

 

 

ファミコン版・タッチとはどんなレトロゲーム?

 

このファミコン版・タッチですが

1987年に東宝から発売された

ファミコ専用のアクションゲームでした。

 

 

タッチという

「あだち充」原作の、大人気野球漫画のゲーム化作品で

 

ゲームの出来栄えにブチ切れた

あだち充先生が

 

その後の一切のゲーム化を断ったという

都市伝説すらも流れた

とんでもない作品で有名でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

「パンチ」の子犬たちが居なくなってしまった。

 

居なくなった10匹の子犬を探し出すために

 

タッチの原作とはまったく関係ない、異世界へと大冒険に出掛けて行く…。

 

こんなあらすじでしたね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

 

アクションゲームに

アドベンチャー要素をプラスした

「グーニーズ」や「うっでいぽこ」の様なシステムでした。

 

 

タッチの主人公である

「たつや」「かずや」「みなみ」の三人で

とんでもなく巨大なマップを歩き回りながら

情報収集して

 

子犬を探していくのが目的です。

 

 

フィールドには

敵のキャラクターがうじゃうじゃいまして

常に襲ってきます。

 

敵を倒すことで

最大体力が上がっていくのですが

 

この体力を使用して

お店で買い物をしていくなど

肉体労働そのものの様なシステムでした。

 

 

カイジの中に出てくる台詞で

「金は命よりも重い」という台詞があったのですが

 

このゲームでは

アイテムを買う為には自分の命を削って行きますので

 

まさにカイジ的な世界感だったのではないでしょうかね…。

 

 

敵を攻撃する方法が

「ボールをぶつける」という

野球少年が一番してはいけない行為なのも

このゲームの凄さを物語っていました。

 

まあ、「金属バットで殴る」という方向に行かなかったのですから

許してあげてください。

 

そんな

ファミコンを持っているのであれば

タッチのファン以外は遊んで欲しい作品なのでした。

 

 

 

ファミコン版・タッチの感想でもあり レビューでもあり

 

[ヒロインの南ちゃんが要らないと 心から思う]

 

この、タッチというゲームを遊ぶ前から

沢山の伝説を聞いていましたので、

「さあ、遊ぶぞ!!」と気合いを入れてプレイしました。

 

まず思ったのが

「南ちゃんが、物凄く邪魔だな…」という事でした。

 

南ちゃんには当たり判定がありまして

 

南ちゃんに敵の攻撃が当たると

2人の体力が減るという

何とも言えない理不尽さが、このゲームの醍醐味でした。

 

「お願いだから、家で待ってて…」こんな作品でしたね。

 

 

普通ならば

ヒロインが、ゲームのモチベーションアップに繋がる筈なのに

 

このゲームでは

モチベーションをガッツリ下げる役目になっていましたね。

 

 

 

[このゲームの楽しさを探そう]

 

このゲームですが

基本ルールさえ分かれば、わりと楽しめる作品でした。

 

とんでもなく、広いマップを歩き回りまして

 

入れるか、入れないか分からないドアに

とにかく入りまくって

 

攻略に必要な情報収集をして

 

ボスを倒すために必要なアイテムを集めて

 

どこに居るのか分からないボスを必死に探して

 

無事に倒すことが出来れば

また次のボスを目指して冒険していく…。

 

こんな流れでした。

 

 

ですので、

ボスを倒すために弱点の武器を探して

 

その弱点に合ったボスを探しだすという

アクションゲームだと考えれば

 

結構楽しめるんですよね。

 

 

確かに、いきなりマップに放り出されて

 

いきなり野球ボールを手渡されて

 

「さあ、冒険してください」と言われても

困りますよね。

 

アイテムを何に使えば良いのか?なんて教えてくれませんので。

 

「アイテムをゲットしたぞ!!」と喜んでも。

 

このアイテムが

一体なんの意味があるのか?は分かりませんので

 

ゲームの難易度が、格段に上がっていましたね。

 

 

楽しめるポイントとしましては

ボスにどのアイテムが効くのか?を探していくのが楽しかったです。

 

岩石のボスにはハンマーが効くとか

 

燃えている敵には水をぶっかけるとか

 

悲しんでいるボスに人形を投げつけるとか

 

発想力が凄かったので

そのポイントだけは、高評価だったのではないでしょうか。

 

 

今では攻略方法も探せますので

 

伝説的なクソゲーに

自分自身の手で、終止符を打ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ファミコン版・タッチのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

タッチという冠があるから

こんなにも伝説的なクソゲーになってしまったのかも知れません。

 

ヒロインがガチで要らないゲームなんて

ファンにとっては、地獄以外の何者でもないでしょうからね。

 

そんな伝説を体験してください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

少し変わったグーニーズ2だと思っていただければ

それほど、衝撃を受ける事はないのでしょうか。

 

まあ、難易度は異常なのですがね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

今まで思っていました

「あだち充さんのゲームってほとんど出てないよな」と。

 

ほとんど所か

このゲームしか、発売されていなかったとはビックリでしたね。

 

大人気漫画の流れとしては

ゲームが発売されるというのが当たり前なのに

 

あだち充先生だけは、このゲーム1本でしたからね。

 

本当に惜しいなと思っていました。

 

 

しかし、20年の時を経て

あだち充さんのゲームが発売されていたと、最近になって知りましたね。

 

その作品は

「サンデー×マガジン 熱闘ドリームナイン」という作品で

 

サンデーとマガジンの大人気キャラクターたちが登場する

夢一杯の野球ゲームなのですが

 

その中に、あだち充原作の

「タッチ」「H2」「クロスゲーム」が登場するという訳です。

 

このゲームが発売されるまでは

20年間も一切ゲームに出てこなかった訳ですから

 

いかに、ファミコン版・タッチの破壊力が凄かったのかが分かりましたね。

 

興味がある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

タッチファンの心と

 

あだち充先生の心にダメージを与えた 

 

伝説の作品

 

心して遊んでほしいなと思います

 

 

伝説的なクソゲーでも楽しい所は有る

ファミコン版・タッチ

 

それこそが、今急いで350円で買う理由です

 

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