終わりの日が決まっているという斬新さに泣く
[ラスボスまで行って 完全に詰む そしていったん諦める]
[ウィザップ・暗黒の王 アスキー スーパーファミコン]
１９９４年発売
ジャンル ＲPG
参考価格 ソフトのみ ７３０円 完品状態 ９５０円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 たぶん１０時間？
このゲームに対する世間の評価 これぞ激ムズＲPG
どんな人におすすめ 渋いＲPGが好きならば最高です
ＲPGを遊んでいて、最も悲しいこととは？
セーブデータが消えるでしょうか。
これも確かに辛いです。
兄弟げんかの理由で言いますと、
セーブデータ関連がかなり多いと思います。
（間違って消したり、上書きしたり）
違います
正解は、完全に詰むことです。
どうやってもラスボスを倒せない
こんな地獄こそが、
ＲPGで、最も辛い出来事かも知れません。
そんな今回の 保険セーブを残さなかった 自分を叱りたい
ウィザップの感想です。
ウィザップとはどんなレトロゲーム？
このウィザップですが、
１９９４年にアスキーから発売された、
スーパーファミコン専用のＲPG作品でした。
ファミコンで発売されていた
「ダークロード」。
ウィザップ
そして、「ダークロウ」という激レアなＲPG
こんな３部作になっていました。
ダークロードにドハマリして
ウィザップで苦戦して
ダークロウで大満足する
こんな流れが、ダークロード好きのあるあるだそうです。
そんなゲームの目的は
名もなき一般人となりまして
色々な職業について
色々な厄介事を解決して
必ず来る、滅亡の日を回避する
そんな目的になっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなＲPGなのか？と言いますと少し違いまして。
モンスターとのバトルを楽しむというよりも
物語の過程を楽しむ
ストーリー重視のＲPGになっていました。
（テーブルトークＲPG系でしょうか）
１つのイベントで、
戦闘が数回起こりまして。
完全なるアドベンチャーという訳ではないのですが。
モンスターとのバトルは
おまけ程度という感じになっていました。
主人公は職業を変えることできまして
時には商人
時には学者
時には兵士なんて感じで
どのパラメーターが上がって、どのパラメーターが下るのか？
どんなスキルを覚えられるのか？
お給料はどのくらい貰えるのか？
なんて、職業を変えつつ、
最強の冒険者を目指して行く面白いシステムになっていました。
欲しい装備の為に、労働しますからね
ファンタジーでもあり、リアルでもある
時代を先取りしすぎたシステムでもありましたね。
伝説の勇者でもなんでもない主人公が
色々な職業に就いて
色々な物語を解決して
この世を救う英雄になっていく
大好きなＲPGになる可能性は大いにある
知る人ぞ知る渋いＲPGなのでした。
こちらから購入できます
７３０円
ウィザップの感想でもあり レビューでもあり
[滅亡の日が決まっているという 斬新すぎるシステムが熱い そして辛い]
このゲームの何が凄いのか？
終わりの日が決まっている事です。
ＲPGなのに、何故かタイムリミットが決まっていまして。
一瞬一瞬を大事に生きていかなければいけませんでした。
「リンダキューブ」というＲPGでも、
世界の滅亡の日が決まっていました。
しかし、リンダキューブよりも、
かなり早めに滅亡してしまうので。
その短い期間で、どうするのか？という流れになっていきました。
このゲームでは、
色々な行動をすることで、時間が経過するようになっています。
レベルが上がったり、宿屋に泊ったり、
それはもう簡単に時間が進みます。
時間が進んでしまうと、
受けられるクエストが消滅しますので。
レベルを上げて、宿屋で眠って、またレベルを上げて、
そして、世界が滅亡する。
こんな、とんでもないＲPGになってしまいがちです。
（攻略法を知らない人は、ほぼこのエンディングだったと思います）
そんな衝撃のエンディングを迎えないために、
色々なクエストをクリアしていくという作品でした。
正直言いまして
レベルもガンガン上げたいですし
スキルもガンガン覚えたいですし
お金だってガンガン貯めたいです。
しかし、色々なクエストをクリアするためには、
ギリギリのラインを攻めなければいけません。
このシミュレーションゲーム感が
好きな人にとってはたまらない
慣れない人には、頭がパニックになる
という厄介な部分でもありました。
ただ、ゲームに慣れてくると、
「次のイベントまで、二日も余裕ができた！！」なんて楽しいので。
何度も繰り返しプレイするのが前提だったのかもしれません。
最初は攻略サイトを見ないで
どうしてもだめだったら、攻略サイトを見る
こんな楽しみ方をお勧めします。
[ラスボスが倒せなくて詰む もう本当に悲しい]
このゲームを買ったのは、
１０年以上前だったと思います。
最初に遊んだ頃は、
「なんだこの意味不明なゲームは！！」なんて感じでしたが。
ゲームのシステムに慣れる事で、
「自分って天才かも！！」なんて、どんどん先に進むことができました。
しかし、途中のイベントがまったくクリアできなかったので、
そのまま積みゲーにしてしまいました。
（当時の私にはクリア不可能でした）
そんなゲームに決着を付くようと思ったのが、
今回遊びなおした理由でした。
結局は、今回もその場所で苦戦したのですが。
今回も攻略サイトがありましたので、
初めて先に進むことができました。
（スイッチ系の仕組みが全く理解できなかったです）
しかし、最後の最後で、
あんな罠を仕掛けられているとは思いませんでしたね。
その凶悪すぎる罠とは？
ラスボスが倒せない、です。
ゲームの最後を締めくくるのが、
ラスボスとのバトルです。
凶悪であればあるほど、逆に嬉しいと思います。
「ようやく倒せた！！」です。
ですので、ラスボスが強めに設定されているのは当たり前です。
いくら強くたっていいんです。
だって、レベル上げができますから。
しかし、今作は時間制限があるＲPGです。
ラスボスと戦うという事は、
その日こそが、滅亡の日なんです。
もはや、レベル上げができないんです。
１０時間かけて
全てのイベントをクリアして
ラスボスには絶対勝てない
もう絶望しかなかったです。
なにが上手いって、
最後の最後で、隠し職業が解禁される所でした。
隠し職業ですので、
ほとんどの人が、この職業になると思います。
「これが、最強の職業か！！」なんて感動です。
しかし、この部分に罠が仕掛けられていまして。
そのまま絶望に叩き落とされましたね。
正直言いまして、
隠し職業にならなければ、もう３レベルくらいは上げられたと思います。
しかし、その職業になってしまったばっかりに、
かなりの時間が経過してしまいして。
気付いたらクリア不可能になっていた、
という流れでした。
完全にウィザップの世界にのめり込んでいましたからね。
その結末を見られない訳ですからね。
まあ悲しかったです。
最初からやり直すという元気は、
今は有りませんが。
必ずグットエンディングを見てみたいと思います。
あの強敵を倒した後に何が待っているのか？
そんな目標を立てて、
今回の感想を終わらせていただきます。
ウィザップのまとめ
なぜ遊んでほしいのか
めちゃくちゃ暗いです
物語も暗ければ、敵キャラも怖いです
小学生時代だったら、泣くレベルです。
そんなダークな世界が好きな人は、
是非とも遊んでください。
ドハマリできる事をお約束します。
なにがそんなに面白いのか
計画を立てるＲPG
こんなガチさを体験して欲しいなと思います。
私もカツカツでスケジュールを組んだつもりだったんですけどね。
最後の最後で気を抜いてしまいました。
今度は、隠し職業をガン無視したいと思います。
今急いで買う理由とは
この作品はダークロードの続編です。
ですので、ダークロードから遊ぶのが、
正解だと思います。
しかし、ファミコンのゲームです。
そして、結構なプレミアソフトでもあります。
ですので、
名前は聞いた事がありましたが、完全にスルーしていました。
「お金持ちになったら買おう」こんな感じでした。
しかし、大丈夫なんです。
実は、データイーストのコレクションが発売されていまして、
そのコレクションにダークロードが収録されているんです。
バックアップ的にも、金銭的にも安心ですので。
ファミコンを遊びまくっている人は、
データイーストコレクションとセットで遊んでみて下さい。
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
大好きなＲPGになる可能性は大いにある
それこそが、今急いで７３０円で買う理由です
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ソフトのみ ７３０円
完品状態 ９５０円
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