三度遊んで 三度とも熱中した 最高のゲーム
[ポケモンとダビスタをミックスした 異色のＲPG]
[もんすたぁ☆レース コーエー プレイステーション]
１９９８年発売
ジャンル ＲPG
参考価格 ５８５０円
記事のネタバレ度 物語の結末は書かないけど 結構高め
攻略に必要なプレイ時間 ２０時間
このゲームに対する世間の評価 コーエーは新作を出すべき
どんな人におすすめ 全ての人にお勧めしたい 奇跡の作品
今回の作品ですが、
ずっと前から感想を書きたいと思っていました。
しかし、曖昧な記憶で書きたくありませんでした。
ですので、今回また１から遊びなおしてみました。
買ったのは２０００年くらいだったと思いますが。
過去に２度ガッツリ遊んでいます。
そして、その２度とも感動しました。
そして、今回が３度目のプレイです。
どんな感想になるのでしょうか？
そんな今回の ポケモン系のＲPGの中で 最も好きな作品
もんすたぁレースの感想です。
もんすたぁレースとはどんなレトロゲーム？
このもんすたぁレースですが、
１９９８年にコーエーから発売された
プレイステーション用のＲPG作品でした。
ゲームボーイで発売された、
もんすたぁレース、もんすたぁレースおかわりを収録した作品で。
プレイステーションならではの、
大画面でド迫力のレースを体験できる、今なお愛され続けている作品でした。
そんなゲームの目的は
ハチャメチャに明るい主人公
レニーを操り
全国各地で開催されるもんすたぁレースに挑んで行き
世界一のもんすたぁレーサーを目指して行く
王道の物語になっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなＲPGとは少し違いまして。
ＲPG＋レースゲームという、
なかなかの個性的なシステムになっていました。
ポケットモンスターは、
モンスターを捕まえて、モンスターを育成して、
ＲPGを楽しんで行きます。
メダロットは、
様々なパーツをゲットして、自分だけのロボットを作成して、
ＲPGを楽しんで行きます。
今回のもんすたぁレースの場合は、
モンスターを捕まえて、モンスターを育成して、
そのモンスターをレースに出場させて、
ＲPGを楽しんで行きました。
モンスターとの殴り合いではなく
モンスター同士のスピードレース
こんな不思議な戦闘システムになっていた訳です。
ポケモンの様に、
草むらを歩いていると、モンスターが登場します。
ポケモンならば、
モンスターボールを使用して、ポケモンを捕まえます。
このもんすたぁレースの場合はどうなのか？
レースに勝てば、そのまま捕まえることができました。
せっかく出てきた、レアなモンスター
レアなモンスターだけに、めちゃくちゃ早い
そのまま勝てずに逃げられる…。
なんて感じで、
レアなモンスターになればなるほど、
最高にドキドキできるのは良かったです。
モンスターには得意な地形というものが設定されていまして、
この地形に合わせて、モンスターをどんどんチェンジして行きます。
難しいレースになってきますと、
７・８種類の地形が交互に登場してきますので。
１匹のモンスターだけを育成するのではなく。
沢山のモンスターを育成していかなければならないというのも、
このゲームの面白さを何倍にも増幅させていましたね。
捕まえたモンスターをミックスさせて
「新たな新種のモンスターを誕生させる」という、
女神転生的なシステムも面白く。
モンスターを捕まえてきては、
新たな配合パターンが無いか？を探すというのも最高でした。
モンスターには特技という必殺技的な物がありまして、
この特技を覚えるために、レベルアップに励むのも楽しかったです。
モンスターには４種類の特技が用意されていますので、
「このモンスターはどんな特技を覚えるのだろう？」を楽しめるのも良かったです。
どんな地形が得意なのかな？
どんな特技を覚えるのかな？
もしかしたら進化するのかな？
こんな、１匹１匹のモンスターにワクワクが詰まっている
本家のポケットモンスターにも負けない
いや、もしかしたら勝っているかもしれない
絶対に遊んでほしい、
コーエーの最高傑作なのでした。
こちらから購入できます
５８５０円
もんすたぁレースの感想でもあり レビューでもあり
[王道を破壊するために 必死にレベル上げをする楽しさ]
このゲームのルールはとてもシンプルです。
モンスターを捕まえて
モンスターを育成して
その街のレースに出場して
そのレースのチャンピオンになって
次の街を目指して行く…。
たったのこれだけです。
つまり、このゲームのメインは、
モンスターのレベルを上げる事なんです。
レベルを上げる事で
スピード
パワー
おちつき
スタミナを上げることができまして。
どんなに弱いモンスターでも、
レベルさえ上げれば、光り輝くことができるシステムになっていました。
ダービースタリオンならば、
血統がありますので、弱い馬はずっと弱いままです。
しかし、今作はＲPGですので、
そんな弱いモンスターでも、いつの日か最強になることができました。
（寿命やピークが無いのも良かったです）
更に、得意な地形というものが設定されていますので、
どんなモンスターでも活躍できる場があった訳です。
コース内容を見て
「このコースならば、あそこで交代だな」と作戦を練って
得意な地形に合わせて、
モンスターをチェンジしていく。
こんな戦略性が最高でした。
しかし、そんな戦略を、
真っ向から否定したくもなってきます。
どうやって否定するのか？
とにかくレベルを上げるんです。
適正レベル１０くらいのレースがあるとします。
このくらいのレースならば、
２０レベルまで上げれば、１匹で勝てます。
どんなに苦手な地形があろうが、
圧倒的な強さで無かったことにする。
こんなパワープレイが可能なのも、
もんすたぁレースが愛される理由でした。
まんべんなくレベルを上げた方が、
ゲームの楽しみ方としてはあっています。
しかし、１匹のエースを育て上げるのも最高です。
最初はコテンパンにやられます
そもそも、スタミナ切れで完走することすら困難です
そんな弱い存在を、コツコツ育て上げて
完走できるようにして
残り３秒まで迫り
残り１秒まで迫り
ようやく勝つことができる
こんな楽しみ方もある訳です。
こんな楽しみがあるからこそ、
レベル上げが全く苦にならないんですよね。
草レースという、
経験値を貰えつつ、お金も同時に稼げるポイントが複数用意されていますので。
そんな部分でも、優しいシステムになっていました。
圧倒的な強さで、ゲームシステムすらも破壊する
そんなハチャメチャな展開を楽しんでみて下さい。
[ドーピングアイテムを無制限に使用できるのは最高]
このゲームでは、
ドーピングアイテムが普通に売っています。
ただ、かなり高めの値段設定になっていますので、
バンバン使うという事はできません。
しかし、そんな値段設定なので、
ポケモンの様に使用制限が設けられていませんでした。
ポケモンを遊んでいた時にも思っていました。
「無限に使用出来たら最高だったのにな…」と。
そんな夢が、叶ったんです。
ポケモンの様に、
お金を簡単に稼げるわけではありませんが。
それでも、無限に使用できるというのは最高でしたね。
ドーピングアイテムの他にも、
レベルを上げるアイテムも売っていますので。
お金さえあれば、モンスターを無限に強化できるのというは、
最高のやりこみ要素だったのではないでしょうか。
レベルを上げて
お金を稼いで
ドーピングアイテムを買って
とんでもないモンスターを誕生させる
この繰り返しが楽しい、いや楽しすぎる
究極のやりこみＲPGなのでした。
[唐突に始まる ライバルの物語に涙]
このゲームですが、
「もんすたぁレース」と「もんすたぁレースおかわり」が同時に収録されています。
しかし、他のコレクションの様に、
どの作品からスタートするのか？を選ぶことは出来ませんでした。
レニー君という、
正統派の主人公の物語が始まります。
そんな物語に、
バッチくんというライバルが登場するのですが。
このバッチくんこそが、
もんすたぁレースおかわりの主人公だった訳です。
レニーくんで、全ての大会を優勝しました。
いよいよ感動のエンディングです。
かと思いきや、
いきなりバッチくんの目線に変わりました。
そして、
もんすたぁレースおかわりがスタートする。
こんな、流れが
二作品同時収録の真相になっていました。
普通ならば、
もんすたぁレースのエンディングが流れて、
もんすたぁレースおかわりが始まると思います。
しかし、２人の主人公を
世界一のもんすたぁレーサーにするまでは、
エンディングを見られない訳です。
なので、また１からゲームを始めるという、
なかなかの衝撃的な展開にもなっていました。
今までは６０レベルくらいのモンスターを操っていたのに、
また初めからですからね。
嬉しくもあり、悲しくもある展開でもありました。
そんなバッチくんですが、
物語が素晴らしいです。
レニーくんの場合は、
ハチャメチャに明るい主人公が、世間勉強の為に全国を旅して行きます。
沢山の子供達が憧れる、王道の主人公です。
そんな王道の主人公とは真逆の存在なのが、
バッチくんの物語になっていました。
両親のいないバッチくんが、
弟と妹の為に、全国のレースを優勝してお金を稼いでいくという
昭和のドラマの様な物語なのですが。
この物語が本当に素晴らしく、
先にレニーくんの物語を体験しているからこそ、
余計に感動できました。
順風満帆な道を行く
王道のレニーくん
一切の負けを許されない、茨の道を突き進む
バッチくん
こんな二つの物語が、何倍も感動させてくれるのでした。
ゲームとしても、
レニー編では仲間に出来なかったモンスターが山ほど登場しまして。
新たな気分でもんすたぁレースを楽しめるのは良かったと思います。
物語を進めていく事で、
レニー君とモンスターを交換することができるようになりまして。
アルバムのコンプリートを目指して、
主人公を交互に変更していくというのも最高でした。
難易度的には、レニー編よりも結構苦戦しましたが。
レニー編で、色々なノウハウを学んでいますので。
そんな部分でも、
後編にバッチ編を持ってきたのは正解したね。
王道の主人公と
背負っている物が違う、影の主人公
そんな二つの物語に涙する
物語の部分も素晴らしい、最高の作品なのでした。
無限レベルアップの方法とお金稼ぎを考えてみた
このもんすたぁレースですが、
条件を揃えることができれば、放置してレベルアップさせることができます。
更に、レベルアップのみならず、
お金も同時に稼ぐことができまして。
最強を目指す場合は、かなり有効です。
そんな方法を書いていきますので、
もんすたぁレースの攻略に役立ててみて下さい。
まず用意するのが連射機付きのコントローラーです。
私はPS３用の連射機コントローラーを使用しましたが、
ボタンを押しっぱなしに設定できるコントローラーの方がいいです。
（連射機付きのみならば、輪ゴムやS字フックで代用してみて下さい）
次に、モンスターを１匹だけにします。
（１匹だけにすることで、交代できなくなります）
そして、草レース場に行きます。
草レース状に着いたら、
あとは受付の人の前で、○ボタンを連打してください。
こうすることで、
延々とレースに出場できるようになります。
ただ、ここで終わりではありません。
もんすたぁレースにはスタミナという要素があります。
このスタミナですが、
レースをするごとに減って行くライフみたいなもので。
スタミナが切れてしまうと、スピードが激減してしまいます。
ただ、レベルが上がると全快します。
つまり、スタミナが切れてしまう前に
モンスターをレベルアップさせることができれば、
永久機関が完成する訳です。
５レースは走れるモンスター
レベルアップまでに５試合必要
このパターンならば、放置しても構いません。
しかし
５レースは走れるモンスター
レベルアップまでに６試合必要
なんてパターンならば、永久機関では無い訳です。
その場合は、
「６試合目を行わないで回復しに行く」という行為が必要ですので。
スタミナのタイミングを見ながら
放置して楽しんでください。
完全に放置して稼ぐのは、後半にならなければ難しいですが。
１５分や２０分の放置ならば序盤でもできますので、
育てたいモンスターにあったレース場を探してみて下さい。
後半になれば、
１時間で５レベルとか上がりますし。
お金も１５０００くらいは稼げるようになりますので。
そこまで持っていく覚悟で頑張ってみて下さい。
もんすたぁレースのまとめ
なぜ遊んでほしいのか
三度遊んで、三度熱中した
こんなゲームこそが、名作ゲームだと思います。
おそらくですが、
４度目も、５度目も熱中できると思います。
そんなゲームを絶対に遊んでください。
なにがそんなに面白いのか
全部です
モンスターの育成
モンスターの収集
物語の素晴らしさ
全てが最高クラスです。
ポケットモンスターやテリーのワンダーランドが大好きな私ですが。
一番好きなのは、このもんすたぁレースです！！
今急いで買う理由とは
この作品ですが、
結構なお値段がします。
ですので、買うには勇気がいると思います。
そんな場合は、
ゲームボーイ版を買ってみて下さい。
２本合わせても２０００円程で買えますので、
ゲームボーイをお持ちの方はそちらもどうぞ。
大画面で遊びたかったり、放置してレベル上げをしたい方は、
プレイステーション版をどうぞ。
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
ポケモン系のＲPGならば この作品が一番面白い
それこそが、今急いで５８５０円で買う理由です
こちらから購入できます
完品状態 ５８５０円
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