レトロゲームとマンガとももクロと

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ウィザードリィエンパイア3 PS2 初めてのウィズライクは絶対にこの作品

前作の地獄の難易度の100倍簡単

 

[ウィザードリィライクRPGの中で 一番簡単かも]

[ウィザードリィエンパイア3 スターフィッシュ プレイステーション2]

 

2003年発売  

ジャンル  3DダンジョンRPG

参考価格  1340円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  ウィザードリィを初めて遊ぶには 最高

どんな人におすすめ  ダンジョンRPGの初心者におすすめ

 

 

最近は、

少し高めのゲームをあえて遊ぶようにしています。

 

高いといっても、

1000円から2000円の範囲ですが。

 

今までは、数百円で買えるゲームばかりでしたので、

少しランクアップした感じです。

 

 

と言いますのも、

ほとんどの人が、あまりゲームを遊べていないと思います。

 

遊べても、月に2・3本が限界だと思います。

 

そうなってきますと、

少しくらい高くても、面白いゲームを遊びたいはずです。

 

だったら、私が試します。

 

安いゲームよりも、

高いゲームの方が、面白いかもしれませんからね。

 

私が、リトマス試験紙になります。

 

 

ただ、安いゲームも引き続き遊んでいきます。

 

安くて沢山遊びたいという人も多いので、

そちらも継続して行きます。

 

 

そんな今回の 前作の100倍簡単な 激アマウィザードリィ

ウィザードリィエンパイア3の感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

 

ウィザードリィエンパイア3とはどんなレトロゲーム?

 

このウィザードリィエンパイア3ですが

 

2003年にスターフィッシュから発売された、

プレイステーション2用の3DダンジョンRPGでした

(PSPでも移植版が発売されています)

 

 

そんなゲームの目的は

 

三度目の災いを阻止するべく

 

冒険者たちが不気味なダンジョンに挑んで行く

 

王道の目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな3DダンジョンRPGで

「デモンゲイズ」や「世界樹の迷宮」などに似ていました。

 

性別を決めて

 

種族を決めて

 

性格を決めて

 

好きな職業を選んで

 

自分だけのオリジナルパーティーを作っていく

 

今まで通りのウィザードリィのシステムに。

 

オリジナルの種族

 

オリジナルの職業

 

お金を経験値に変換する寄付のシステム

 

などなど、

ウィザードリィエンパイアならではのシステムをプラスする。

 

新時代のウィザードリィを楽しむことができました。

 

 

稼いだお金を経験値に変換するという、

最高すぎるシステムも健在で。

 

今まで以上に、

お宝を探すのが楽しい作品に仕上がっていました。

 

 

従来のウィザードリィの様に、

深いダンジョンを冒険していくのではなく。

 

3階までしかない、

浅めのダンジョンを複数クリアしていくというのも斬新で。

 

初心者にも安心して遊べる

優しいクオリティになっていました。

 

 

前作はウィザードリィ屈指の激ムズゲーム

 

今作はウィザードリィ屈指の激アマゲーム

 

そんな、誰でも遊べる

ウィザードリィの入門編なのでした。

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

1340円

 

 

 

 

ウィザードリィエンパイア3の感想でもあり レビューでもあり

 

[前作との変更点がとんでもない というかもはや別物]

 

前作のウィザードリィエンパイア2ですが、

本当に難しかったです。

 

私の中では、文句無しでナンバーワンです。

(2位はエルミナージュゴシックでしょうか)

 

そんな前作を体験して、

今回のウィザードリィエンパイア3に挑みました。

 

「前作以上に難しかったらどうしよう…」と、

内心ドキドキでした。

 

 

しかし、蓋を開けてビックリ、

前作の100倍簡単です。

 

もはや、酔っ払ってでもクリア出来るレベルです。

 

 

どうしてそうなったのか?

 

 

システムが大幅に変更されたからです。

 

 

前作のなにが難しかったのか?

 

ほぼ全てです

 

ダンジョン構成のいやらしさ

 

モンスターの凶悪さ

 

爆発の壁というトラウマ確定のトラップ

 

「モンド―くん」という、

激ムズのなぞなぞを出してくる、ヤバい奴

 

なんて感じで、

クリアさせる気が無い内容になっています。

 

雑魚敵にすら勝てませんからね。

 

RPGという広いくくりの中でも、上位に入る難しさでした。

 

 

そんな地獄でしたので、

多分怒られました。

 

想像でしかないのですが、

かなりの数、批判がとんできたと思います。

 

発売日に買っていたとしたら、

私も苦情を言っていたかもしれません。

 

 

そんな苦情を受け止めたのでしょうね。

 

 

誰でもクリアできる、

激アマな作品に仕上がっていました。

 

 

ダンジョンの構成も簡単

 

モンスターもかなり弱体化

 

爆発の壁も、それほど怖くない

 

モンド―君の完全排除

 

なんて感じで、

前作の問題点をほぼ全て解消してくれました。

 

特に、モンスターの弱体化が半端なくなっていまして。

 

前作では、30レベルほどで倒せたモンスターが、

今作では、10レベル程度で倒せるようになるなど。

 

「え?あのモンスターってこんなに弱くなったの?」と、

嬉しくも、悲しくもある展開になっていました。

 

ウィザードリィというゲームの性質上、

ボスという物がほぼ居ません。

 

ですので、行こうと思えば、

低レベルでも、かなりのフロアまで進めてしまう訳です。

 

そんなゲームですので、

ザコモンスターを凶悪にする訳です。

 

しかし、今作ではかなり弱く設定されていますので、

その緊張感が無くなってしまったのは、少し残念でした。

 

 

ただ、

プレイヤーに有利だったシステムも

かなり弱体化していまして。

 

この部分でバランス調整していたかもしれません。

 

 

特に弱体化されていたのが

「寄付のシステム」と「ブレスのシステム」でした。

 

寄付のシステムは、

お金を経験値に変換するという夢の様なシステムなのですが。

 

今作では、

金額の10分の1という、なかなかの低さに設定されていまして。

 

この部分は、結構きつかったです。

 

前作は、金額そのままの経験値でしたので、

一気に10レベルとか上げることができました。

 

そんな事ができなくなりましたので、

レベルの上がるスピードで言えば、かなりマイルドになっていましたね。

(これくらいが普通だったのかもしれません)

 

 

ブレスのシステムというのは、

種族によって、ブレスを吐くことができまして。

 

かなり有効な攻撃手段になっていました。

 

レベルが上がれば上がるほど、

複数のモンスターに攻撃できるようになるなど。

 

ブレスゲーと言っても過言では無い、

バランスブレイカーでした。

 

そんなブレスに調整がかかりまして、

2回目以降のダメージが極端に減る様になりました。

 

前作でも、どんどんダメージが減っていきましたが。

 

ブレス自体が強力になっていますので、

3回目くらいまでは、バンバン使用できました。

 

しかし、今作では1とかまで減りますので、

1回きりの必殺技的な扱いになっていた様な気がします。

 

ただ、戦闘が終われば回復しますので、

結局はブレスゲーだったのかもしれません。

 

 

なんて感じで、

めちゃくちゃ簡単になった部分もあれば、

マイルドな調整になった部分もありましたので。

 

「ウィザードリィを遊んでみたい!!」となった人には、

この作品を最高にお勧めしたいです。

 

 

今作の難易度で、

寄付のシステムが前回のままだったら

 

一番好きな作品になれたかもしれない

 

物凄く惜しい作品なのでした。

 

 

 

 

[この作品の大すきな部分]

 

そんなウィザードリィエンパイア3という、

ウィズライク屈指のヌルゲーですが

 

大好きな部分もあります。

 

と言いますか、

その部分で言えば、

ウィザードリィシリーズの中で、一番好きかもしれません。

 

 

どの部分が好きなのか?

 

 

エンカウント率の高さです

 

 

普通のRPGならば、

エンカウント率の高さのせいで、クソゲー扱いされます。

 

「エンカウント率が高いので、星1個マイナスです…」的なやつです。

 

しかし、

ことウィザードリィに関して言いますと、

エンカウント率の高さは、逆にご褒美です。

 

 

どうしてなのか?

 

 

ウィザードリィのモンスターは、

ほぼ100%宝箱を落とすからです。

 

通路を歩いて出てくるモンスターは、

宝箱を落としませんが。

(ゲームによっては、スキルなどで落とさせることも可能です)

 

決まった場所に出てくるモンスターは、

ほぼ100%宝箱を落とします。

(イベント戦などは落としません)

 

これこそが、

ウィザードリィの幸せなんですね。

 

モンスターと戦えば戦うほど、

お宝を入手できる。

 

幸せしか無いです。

 

 

しかし、

そのモンスターと戦える場所が、

他のウィザードリィではかなり少ないんです。

 

「玄室」や「エネミーポイント」など、

そのシリーズによって呼び名は異なりますが。

 

その場所に行けば、

必ず宝箱を落とすモンスターと戦える。

 

こんな場所がめちゃくちゃ少ないんです。

 

3連戦も出来れば、大満足というレベルで。

 

大抵は2連戦止まりです。

 

そんな不満点を、

製作者も感じていたのかもしれません。

 

今作のウィザードリィエンパイア3に関して言えば、

めちゃくちゃモンスターが出てきます。

 

というか、

「ここでアイテムを稼いだら?」という場所が、

めちゃくちゃ多く用意されていました。

 

6連続くらいで、バンバンモンスターと戦える。

 

幸せすぎるポイントのオンパレードでした。

 

たったこれだけなのですが、

遊んでいる方としては、これ以上の幸せは有りませんからね。

 

全てのウィザードリィは見習ってほしいくらいです。

 

 

問題点を言えば、

「そんなにレベル上げをしなくてもクリアできる」という、

最大の問題点でしょうかね。

 

レベル上げしなくても簡単に進めますからね、

もっと難しくしてくれたら、もっと熱くなれたのでした。

 

 

それでも、

「見たことも無い未知のアイテム」を探したくなるのが、

ウィザードリィ好きの宿命ですからね。

 

ストレスなくモンスターと連続で戦えるのは、

最高のセールスポイントだったのかもしれません。

 

 

エンカウント率の高さが、

そのゲームのセールスポイントになる

 

そんな部分も、ウィザードリィなんだろうな…。

 

 

 

 

ウィザードリィエンパイア3のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

ボリュームとしてはかなり少ないです。

 

ただ、隠しダンジョンも用意されていますので、

やりこもうと思えば100時間以上は遊べます。

 

ゲームそのものも、

あまりストレスを感じない作りになっていますので。

 

ライトなウィズライクを探している方は、

この作品こそが、大当たりだと思います。

 

逆を言えば、

前作のウィザードリィエンパイア2は絶対に手を出さないでください。

 

初心者には絶対にクリア出来ません。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

圧倒的な戦力で、簡単に無双状態できる

こんなウィザードリィは珍しいです。

 

常にこちらが弱いのがウィザードリィですから。

 

そんなウィザードリィとは真逆の作品になっていますので、

RPGをサクサク進めたい方は、絶対にハマります。

 

ずっと強者のRPG

 

そんなヤバさを体験してください

 

 

今急いで買う理由とは

 

このゲームですが、

PSPでも発売されています。

 

PSP版には隠しダンジョンも追加されているそうで、

こちらの方が評判は高いです。

 

ただ、値段が4500円しますので、

私は、PS2版にしました。

 

4500円だしてもいいよという方は、

PSP版をお楽しみください。

 

 

月に1本しか遊べないならば、

レアゲーでもいいかもしれない

 

そんなウィザードリィエンパイア3の感想でした

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

クソゲーじゃなくて ヌルゲー そんな名作ウィズライク

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完品状態  1340円

 

 

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