欠点を補う 圧倒的な面白さ
[主人公の何気ないいたずらが 世界滅亡のきっかけになる そんな地獄の始まり]
[レナス古代機械の記憶 アスミック スーパーファミコン]
1992年発売
ジャンル RPG
参考価格 ソフトのみ 600円 完品状態 940円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 35時間
このゲームに対する世間の評価 これぞ隠れた超名作
どんな人におすすめ レトロゲーマーならば絶対に遊んでほしい
この作品ですが、
昔から気になっていました
ただ、近場には全然売っていませんでした。
ですので、
「後でもいいかな」なんてほったらかしにしていました。
しかし、
「スーパーファミコンのRPGを全部あそぼう」と心に誓いましたので。
この機会に遊んでみることにしました。
結果、どうだったのか?
今すぐにでも、買って遊んでほしいなと思います。
そんな今回の 今まで知らなかったのが逆に良かったかもしれない
レナス古代機械の記憶の感想です。
レナス古代機械の記憶とはどんなレトロゲーム?
このレナス古代機械の記憶ですが、
1992年にアスミックから発売された
スーパーファミコン専用のRPG作品でした。
そんなゲームの目的は
魔法学校の優等生
チェズニ
悪友に誘われて、
街にある不気味な塔に遊びに行く
その塔の頂上で、
古代兵器の封印を解いてしまう
街に戻ると、
街は壊滅し、住人が全滅していた
ここから、
チェズニの古代兵器を止めるための長すぎる物語が始まって行く…。
こんな始まりになっていました。
悪友に誘われて
封印を解いてしまって
街と自分の友達たちを一瞬に失ってしまう。
こんな、RPG屈指の
悲惨すぎる主人公になっていましたね。
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のRPGで
ドラゴンクエストタイプのRPGになっています。
他のRPGとの違いで言いますと、
十字キーだけでもコマンドを選択できまして
左手だけで遊べるRPGとして有名だったそうです。
その他にも、
MPという概念がなく、
自分のHPを使用して魔法を唱えるなど
オーソドックスながらも、斬新なRPGになっていました。
主人公のチェズニ
ヒロインのミディア
こんな2人で進んでいき、
その場の状況に応じてゲストキャラが加わって行く
そんな作品なのですが。
ゲームの中盤になりますと、
傭兵という仲間を雇えるようになりまして。
その街ごとに、
個性豊かな傭兵が登場するというのは
最高に楽しかったです。
その他にも、
街には精霊の書という
魔法を覚えるためのアイテムも売っていまして。
どんな傭兵が居るんだろう
どんな魔法を覚えられるんだろう
なんて感じで、
早く次の街に進みたくなるのというのは
RPGとして完璧だったのではないでしょうか。
魔法を使えば使うほど、
どんどん強力な魔法にパワーアップしていくというシステムも面白く。
「戦闘のほぼ8割は魔法を唱えている」というのも、
レナスならではの面白さだったかも知れません。
物語最高
ゲームシステム最高
音楽最高
ゲームバランスだけが少しだけきつい
レトロゲーマーならば絶対に遊んでほしい、
隠れた超名作RPGなのでした。
ネタバレなしで購入したい人は こちらからどうぞ
940円
レナス古代機械の記憶の感想でもあり レビューでもあり
[今のゲーマーには耐えられないかも]
このゲームですが、
めちゃくちゃ面白いです。
ただ、めちゃくちゃきついです
エンカウント率が高い
敵の数が多い
そして、敵が強い
こんな戦闘面でのきつさが、
レナスという素晴らしい作品が
メジャータイトルになれなかった理由だと思います。
この部分が快適になっていたとしたら、
国民的なRPGになれたかもしれません。
そんな作品ですからね、
20時間位はずっと戦っていた印象でした。
「敵に勝てない」となったら。
「じゃあ、1時間レベル上げをしますか」ですからね。
快適なRPGに慣れてしまうと、
この部分で諦めたくもなると思います。
「ただただ1時間レベル上げをする」ですからね、
「流石レトロゲームだな」となります。
ただ、わりと直ぐにレベルが上がります。
4回も戦えばレベルが上がりますので、
魔法のレベルを上げつつ気長に楽しんで欲しいなと思います。
3レベルも上げれば、その地域の王者になれる
こんな楽しみで乗り越えて下さい。
[物語の良さが レナスの最大の魅力]
レナスの何が面白かったのか?
物語ですよね。
世界滅亡のきっかけを作ってしまった主人公が、
各地の仲間達と協力して強大な力に立ち向かっていく。
熱すぎる物語になっていました。
ただ、ここで終わるようであれば、
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーと変わりません。
そんな王道の物語に、
「種族間の対立」や「過去に何が起こったのか」をプラスしていく事で。
物凄く奥深い物語になっていきました。
明るい物語なのか?と聞かれれば
その真逆です、と答えます。
と言いますか、
RPG屈指の暗さになっていると思います。
ただ、そんな世界だからこそ、
どんどん先に進みたくなっていくんです。
次の街には救いがあるよね
次の街には平和があるよね
なんて感じで、
絶望に満ちた世界を冒険するからこそ、
真剣に物語を楽しめたと思います。
発売当時に遊んでも面白かったのでしょうが
今という時代に遊んだからこそ、
見えてくるものもあったと思います。
「昔遊んだ事があるよ」なんて方も、
久しぶりに遊んでみて下さい。
当時感じることができなかった、
大人の嫌な世界を楽しめると思います。
[ラストダンジョンの難しさたるや 半端ない]
このゲームですが、
ダンジョンはめちゃくちゃシンプルです。
と言いますか、
めちゃくちゃ狭いです。
他のRPGの半分くらいの広さです。
そんな狭さを補う為に、
めちゃくちゃなエンカウント率になっていたと思います。
「これだったら、20時間で終わっちゃうな」
「よし、めちゃくちゃなエンカウント率にしよう!!」です。
ですので、
ラストダンジョンも別に広くはありません。
なのですが、
敵がめちゃくちゃ強いです。
流石ラスボスの手下たちです。
気を抜いたら一瞬で全滅するような
とんでもない敵ばかりで、
まあ辛かったです。
そんな難易度ですからね、
ラスボスも当たり前の様に、圧倒的な強さになっていました。
ラストダンジョンに辿り着いたのが、
51レベルだったのですが。
エンディングを見た時が58レベルでしたからね。
いかに、苦戦したのかという事です。
タイミングが合わなければ、
ほぼ2ターンで死にますからね。
他のRPG以上に、主人公達を応援しました。
戦闘のバランスさえ良ければ、
天下を取れたかもしれない。
ただ天下を取らなかったから、
この壮大すぎる物語を新鮮に楽しめたのかもしれない。
絶対に遊んでほしい、
レナス古代機械の記憶の感想を終わらせていただきます。
レナス古代機械の記憶のまとめ
なぜ遊んでほしいのか
戦闘のバランスに我慢できれば、
絶対に楽しめます。
「最近RPG遊んでないんだよね?」なんて人ならば、
快適なRPGをいい感じで忘れていると思いますので。
そんな人にこそ遊んでほしいなと思います。
なにがそんなに面白いのか
物語ですよね。
後半のあの怒涛の展開は、
一生忘れる事は出来ないのかもしれません。
レナス好きの人ならば、
「あの展開を書かないの?」となるかもしれませんが。
そこがレナスの売りだと思いますので。
未プレイの人には、
新鮮な気持ちでプレイして欲しいなと思います。
今急いで買う理由とは
今ならば、完品状態でもあまり高くありません。
私も、300円ほどしか違いませんでしたので、
完品状態を買いました。
説明書には、
キャラクターのイラストも載っていますので。
この綺麗すぎるイラストを見るという意味でも、
完品状態をお勧めします。
続編のレナス2も遊んでみたいのですが、
完品状態で13400円ですからね。
何かのご褒美まで取っておきたいと思います。
お金持ちの人は、
続編も買って遊んでみて下さい。
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
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ソフトのみ 600円
完品状態 940円
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