買うのに3日悩んだ スーパーファミコンの中で 最もレアなRPG
[マンモス高校に転校してきた主人公が 新聞記者として様々な謎に挑んでいく]
[蓬莱(ほうらい)学園の冒険 Jウイング スーパーファミコン]
1996年発売
ジャンル コマンド選択式のRPG
参考価格 ソフトのみ 10500円 完品状態 37000円
記事のネタバレ度 わりと高め
攻略に必要なプレイ時間 だいたい20時間くらい
どんな人におすすめ 自分へのご褒美として買ってほしいな
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「蓬莱(ほうらい)学園の冒険」という
スーパーファミコンのRPGです
SFC攻略 蓬莱学園の冒険 転校生スクランブル vol.001
今回紹介する
蓬莱学園の冒険ですが、
スーパーファミコンのRPGの中で、
最も値段が高いソフトになっています。
天外魔境のジャンプの章
クロノトリガーのVジャンプ版
聖剣伝説3の体験版
この3作品は、
蓬莱学園の冒険よりもレアですが
一般的に販売されていたスーパーファミコンのRPGの中では、
今作が最もレアになっています。
(2020年5月2日の時点で)
どうしてここまで値段が上がったのか?というのは
わからないのですが
自分なりの予想も含めて書いてみましたので、
ゲームの感想込みで、最後まで楽しんでみてください。
そんな、
買うのに3日悩んだ、蓬莱学園の冒険が
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の スーパーファミコンのRPGの中で最もレアな作品
蓬莱学園の冒険の感想です( `―´)ノ
蓬莱学園の冒険とはどんなレトロゲーム?
この蓬莱学園の冒険ですが
1996年にJウイングから発売された
スーパーファミコン専用のRPGでした。
元はテーブルトークRPGだったそうで、
その作品をテレビゲームでも楽しめるようにしたのが、
今作のスーパーファミコン版でした。
そんなゲームの目的は
生徒数が10万人以上という、
マンモス高校に転校してきた主人公が
自分のせいで大ケガをしてしまった生徒の代わりに
新聞部の記者となって
巨大な学園の様々な謎に迫っていく
この当時のRPGとしては珍しい、
学園物の作品になっていました
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のRPGで
ドラゴンクエストタイプの
王道の作品と思っていただけるとわかりやすいです。
基本的なシステムで言いますと
敵を倒すことで
経験値とお金とアイテムと友情ポイントを貰うことができる
経験値が貯まるとレベルアップしていく
オーソドックスなタイプ
他のRPGでいう職業の代わりとして、
「クラブ活動」というものがあり
様々なクラブに所属して、
特技を覚えたり、パラメータをアップさせたりして
キャラクターを強化していく
(ファイナルファンタジー5のジョブチェンジのシステムに近かった)
ファイナルファンタジー5やドラゴンクエスト6などは
戦闘回数やアビリティポイントで職業をランクアップさせていったが
今作は、稼いだ経験値が
そのままクラブの経験値として入るので
そこら辺はわかりやすかった
クラブには同時に3つまで入ることができ、
クラブをマスターすると、
そのクラブを退部してもスキルをそのまま使用できるようになる
(途中で退部してしまうと、そのクラブのスキルは使用できない)
攻撃タイプのクラブや、回復タイプのクラブなど、
様々なクラブが用意されており
ここら辺を片っ端から極めていくのも
やりこみ心をくすぐられて楽しい
仲間には友情度というものが設定されていて、
戦闘で獲得した友情ポイントを振り分けることで、
どんどん仲良くなっていくシステム
(仲間が使用できる特殊スキルの回数が増えていきます)
最大8人まで
仲間を連れていけるのだが
他のRPGのように、
待機メンバーには経験値が入らないというシステムではなく、
全ての仲間に経験値が入るのは嬉しい
(8人以外のメンバーには入りませんが)
更に嬉しいのが、
戦っている4人のメンバーがやられても
即ゲームオーバーではなく
後ろに控えていた
残りの4人が戦ってくれるので、
大勢で戦っている感覚を味わえるのは最高だった
(ドラゴンクエストの馬車のシステムに似ている?)
物語はハチャメチャに明るいので、
遊んでいても全く嫌な気持ちにはならない
オートバトルのシステムが搭載されているので、
メッセージのスピードを速いにすれば、
一瞬で戦闘が終わるのも最高
エンカウント率はまあまあ高いが、
戦闘が一瞬で終わるのと、クラブをマスターしたいので、
ほぼストレスにはならない
レベルはサクサク上がる
お金もガンガン貯まる
レベルアップ時にステータスが全回復するので、
そこら辺も優しい
本編を進める以外にも、
学園の七不思議を探したり、隠しキャラの仲間を探したりするなど、
寄り道の要素も完璧
基本的なシステムで言いますと、こんな感じでしょうか。
プレミアソフトですからね、
「今すぐ遊んでください」とは簡単に言えないのですが。
スーパーファミコンのRPGのなかでも
総合力で言えばかなり高かったと思いますからね。
自分へのご褒美としては、
最高の作品になるのかなと思っています。
ファイナルファンタジー5のジョブチェンジの様な
超絶面白いシステムも楽しめて
ドラゴンクエストの馬車のシステムも楽しめて
RPGとしての総合力も高くて
メインとなる物語の部分も、
終わってほしくないくらい楽しかった
プレミアソフトという事以外は
ほぼ完ぺきだと思う
頑張った自分へのご褒美として遊んでほしい
知る人ぞ知る超名作RPGなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
10500円
蓬莱学園の冒険の感想でもあり レビューでもあり
[一生終わらないで欲しいなと思った 最高の物語]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「最高の物語」でしょうか。
今作のセールスポイントの候補を考えたときに
物語の素晴らしさ
クラブシステムの面白さ
寄り道の面白さ
この3つが思い浮かびましたが
私が一番好きだなと思ったのは、
物語の素晴らしさでしたね。
他の作品で言いますと、
新鮮な気持ちで楽しんで欲しいので、
物語の内容をあまり書かないということが多いのですが。
スーパーファミコンの中で最もレアなRPGですからね。
今回は、あえて踏み込んで書きたいと思います。
そこで判断して、
遊ぶか、遊ばないかを決めてもらえると幸いです。
この作品の何が素晴らしかったのか?
学園物という所です。
生徒数10万人という
巨大なマンモス高校に転校してきた主人公が
自分のせいで大けがをしてしまった生徒の代わりに
新聞記者としてスクープを追い求めていく
最高にワクワクする始まりになっていました。
ここから
学園内で起こる事件に迫っていきつつも
学生としての人生も楽しんでいく
こんな、
最高に甘酸っぱい物語が始まっていきまして。
これだけで、完全にノックアウトされましたね。
最初はギクシャクしていた関係も
月日が流れていくことで徐々に仲が良くなっていき
誰とお祭りに行こうかな?とか悩んだり
(主人公の性別を選べますので、そこら辺も上手かったです)
修学旅行を楽しんだり
クリスマスを楽しんだり
バレンタインを楽しんだり
RPGでありながら、
ときめきメモリアルを楽しんでいるような、
最高に幸せな時間を味わうことができました。
(RPG8割、ときメモ2割でしょうか)
そんな中で、
最も素晴らしく、最も辛かったのが、
「物凄くいい場面で終わる」という所だったと思います
主人公は高校2年生です
そして、
この物語で体験できるのは
2年生の始業式から
2年生の終業式までなんですね。
「主人公が卒業するまで楽しめるんだろうな(*´▽`*)」と
勝手に思っている所に
「え?ここで終わるの(;゚Д゚)」と
急にエンディングを迎えさせられる
このなんとも言えない
せつなさとか悲しさこそが、
辛い所でもあり、最高に上手い所でも
あったのかもしれません。
2度と戻ってこない、高校2年生という青春を
一生懸命楽しんでいく
もう40時間は遊んでみたかった
心に突き刺さるRPGなのでした
[クラブのシステムが面白くて レベル上げが全く苦にならない]
そんな
物語の素晴らしさに負けないくらい
最高だったのが
クラブシステムの面白さですよね。
クラブに入部して
経験値を稼いで
そのクラブ専用のスキルをどんどん修得していく
野球部をマスターしたら
次は剣道部
剣道部をマスターしたら
次はテニス部
テニス部をマスターしたら
次はハードロック部に入部しようかな…。
なんて感じで、
戦士とか魔法使いとか、盗賊とかではなく
部活動を通じて成長していく。
こんなリアルなシステムが、
最高に面白かったです。
このシステムの何が素晴らしかったのか?
レベル上げが苦にならない所です。
そもそもなんですが、
オートバトルが搭載されていますので、
レベル上げ自体が全く苦になりません。
それだけでもありがたいのに
それにプラスして、
クラブのレベルを上げるという楽しみもありましたからね。
レベル上げが辛いRPGが多い中で、
ずっとレベル上げをしていたくなりますからね。
この部分だけでも、
この作品がいかに素晴らしいのかを
理解して貰えるのではないでしょうか。
そんなクラブのシステムが
最高に素晴らしい作品ですが。
物凄く簡単に言ってしまえば
ほぼ、ファイナルファンタジー5のジョブチェンジのシステムです。
ただ、ファイナルファンタジー5のジョブチェンジ自体が、
超が付くほど面白かったですからね。
あのシステムを
もう一度新鮮な気持ちで味わえるというだけで、
満点を上げても良かったのではないでしょうか。
更に面白いのが、
全国各地に隠しクラブ的な存在がありまして。
そこら辺に居るキャラに話しかけて、
「え?ここでもクラブに入れるの?」というのを探すのも楽しかったです。
クラブってこれしかないのか…(;´・ω・)
とがっくり来ている所に
え!全国各地にあるの(*´▽`*)
ですからね。
この隠しクラブのシステムがあるおかげで、
新しい街にたどり着いたときに最高にワクワクできましたからね。
ここら辺の上手さも、
さすがの一言なのでした。
一生レベル上げをしていたい
そんなことを思わせてくれるだけで
このゲームの勝ちなのでした
[どうしてプレミアソフトになったのかを 自分自身で考えてみる]
今回蓬莱学園の冒険に手を出した理由としましては
スーパーファミコンの中で
最もレアなRPGを遊んでみたいという
シンプルな理由と
どうしてこんなにも値段が上がっているのか?というのを
自分自身で解明したいという理由があったからです。
数年前までの私で言いますと、
プレミアソフトというのは、長年かけて探すものでした。
レトロゲームを探しに行くのが趣味でしたからね。
プレミアソフトを格安で手に入れるというのが、
最高の幸せだったわけです。
そんな考えが、
ここ最近変わってきました。
いつまでたってもプレミアソフトに出会えないというのも
ありますが。
トップクラスのプレミアソフトともなりますと
たった半年で、5000円とか平気で値上がりしますからね。
「だったら、早めに勝負したほうが結果的にお得じゃん」と
自然となったわけです。
そんな時に、
偶然発見したのが、
今作の蓬莱学園の冒険だったわけです。
スーパーファミコンの中で最もレアなRPGですからね
この売り文句だけで、
完全にメロメロになってしまいました。
数年前の私だったら、
「高すぎて買えない」とシャットダウンしていたのでしょうが。
買おうか、買わないか、物凄く迷いましたからね。
ここを逃したら、
次にいつ出会えるかわからないわけですからね。
「売れていたら、そこまでだったと思おう」と
自分に言い聞かせて
その日は諦めました。
そして、次の日もあることを確認して
ほっとして
次の日もあることを確認して
ほっとして
3日目に確認しに行ったときに、
完全に我慢できなくなってしまい
そのまま買った、という感じでした。
ゲーム機を買う時に数万円を払うことはありますが。
中古のゲームに
しかも、どんな作品かもわからない状態で
数万円支払いましたからね。
ゲームが届くまでの、あのドキドキ感は、
一生忘れることができないかもしれません。
で、本題に入りたいと思います。
ずっと気になっていました、
このゲームがどうしてプレミアソフトになったのか?というのを。
まず思い浮かぶのが、
「あまり売れなかった」という事でしょうね。
1996年の作品ですからね。
時代としては、
プレイステーションやセガサターンに移行している時期ですからね。
あまり話題にならないまま終わったのだと思います。
なので、
ゲーム自体の数が少ないというのは
第一の理由だと思います。
次に思い浮かんだのが、
「ダウンロード販売されにくい」という事でしょうか。
このゲームを発売した
Jウイングという会社は既になくなっており、
アーカイブで配信するというのもかなり厳しい状況だと思います。
そんな理由から、
値段が上がっているのかなと思っています。
ただ、そんな作品でも、
意外とニンテンドースイッチで販売されたりもしますので、
ここら辺は希望もあるのかなという感じです。
ラングリッサーシリーズもリメイクされましたからね。
是非ともリメイクしてほしいなと思うのでした。
最後に思い浮かんだのが、
「RPGとしてめちゃくちゃ面白い」という部分ですが
私の本命はこれです。
めちゃくちゃ面白かったです。
ここに、
あまり売れなかった、ダウンロード販売が厳しいという要素が加わって、
今の状況になったのかなと思います。
これが、
あまり面白くない作品ならば
ちょっとしたプレミアソフトにはなれても、
トップクラスのプレミアソフトにはなれません。
ちゃんとRPGとして面白いからこそ、
スーパーファミコンの中で最もレアなRPGに
なれたのかなと思います( `―´)ノ
で終わろうかと思ったのですが、
少し気になる要素を発見しました。
この要素があったために、
トップクラスのプレミアソフトになったかもしれません。
その要素とは?
この蓬莱学園の冒険という作品は
「魔法先生ネギま」に大きく影響を与えた作品だそうです。
作者さん自身が
魔法先生ネギまはこの作品をモチーフにしていると答えているそうで。
それが、
テーブルトークRPGの方なのか
スーパーファミコン版なのかは分かりませんが。
それを読んだ読者が、
「蓬莱学園の冒険を遊んでみたい」となったのは確実だと思います。
そうなった時に
沢山の友達とワイワイ楽しむ
テーブルトークRPG版を遊ぶのか
一人で気楽に遊べる
スーパーファミコン版を遊ぶのか、となった時に
ほとんどの人が、
スーパーファミコン版を選ぶと思うんですね。
「その結果、徐々に値段が上がっていったのでは?」というのが、
私の最終的な結論です。
片方からは、
「名作RPGらしいよ」と広まっていき
片方からは、
「魔法先生ネギまのモチーフになった作品らしいよ」と広まっていく
その2つがぶつかった結果が
スーパーファミコンの中で最もレアなRPGという
最高の称号を得られた理由だったのかもしれません
蓬莱学園の冒険のまとめ
今作は、
スーパーファミコンの中で最もレアなRPGです
しかし、
この称号を獲得したのは、
ここ最近のことだと思います。
つまり、
このゲームを持っている人も
意外といるのではないでしょうか。
(魔法先生ネギまが好きな人は特に)
これが、
昔からプレミアソフトだと話題になっているのであれば、
意識して大事にするのでしょうが。
過去にこのゲームを遊んでいた人にとっては、
普通のゲームと同じように扱っているかもしれませんからね。
そんな人たちに、
この記事が届いてくれればいいなと思っています。
いまこの記事を読んでくれている人が、
「蓬莱学園の冒険って、こんなに高かったの!!」となれば、
このゲームの在庫が増えると思いますからね。
在庫が増えるという事は、
沢山の人が遊べるチャンスが増えるという事ですからね。
今ならば
(2020年5月2日現在)
ソフトのみで4700円、完品状態で21000円で
駿河屋さんで買い取りしていますので。
「たぶん、家にあったと思う」という方は、
この機会に買い取り査定してみてください
あなたが売れば、沢山の人が幸せになれる
プレミアソフトになった理由を自分で理解した
自分へのご褒美には最高すぎる
超名作RPGなのでした
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
数ある学園物のRPG中でも トップクラスの面白さ
それこそが、今急いで10500円で買う理由です
この記事を読んで、
「おもしろかったな」と少しでも思っていただけたのならば、
ブックマークやツイートをして貰えると嬉しいです。
あなたがブックマークやツイートをしてくれたら、
他の誰かに読んでもらえる確率が上がります。
沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
こちらから購入できます
ソフトのみ 10500円
完品状態 37000円
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