レトロゲームとマンガとももクロと

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逆襲のフィア・持田康之 ダンダム本編とは違う ハチャメチャに明るい名作ゲーム小説

もう一つのダンダムの世界を楽しめる ゲーム小説のお手本のような作品

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[あの超名作ゲームダンダムが ハチャメチャな小説として大復活]

[逆襲のフィア  持田康之  ハーヴェスト出版]

 

2009年発売  

ジャンル 短編集 ゲーム系

 

 

最近は色々な本の感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「逆襲のフィア」というゲーム系の短編集です

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

 

購入する時の参考にしてみてください

 

 

そんな今回の

ハチャメチャに明るいのに 不思議と涙が出てくる 

逆襲のフィアの感想です( `―´)ノ

 

 

 

 

逆襲のフィアとはどんな小説?

 

この逆襲のフィアですが、

2009年にハーヴェスト出版から発売された

ゲーム系の短編集でした。

 

ダンダムという

ニンテンドーDSで発売されていた

知る人ぞ知る名作ゲームをベースにしたパロディノベルで

 

 

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ゲームのシナリオを担当した持田康之さんが

そのまま小説も書くという、豪華な作品になっていました。

(大抵はゲームの人とは違う場合が多いです)

 

 

そんな本書の内容は

 

逆襲のフィアというメインの物語の他に

 

ダンダムの各登場人物にスポットを当てた

短編もたくさん収録されていまして

 

メインの物語を楽しみつつ

 

他のキャラクターの物語も楽しめるという、

かなり豪華な内容になっていました

 

ダンダムのゲーム本編で言いますと

結構シリアスな場面が多く

 

可愛らしい見た目とは裏腹に、

なかなかにヘビーな物語になっていたと思うのですが。

 

今作はその真逆の

ハチャメチャに明るい物語を体験できますからね。

 

ダンダムが大好きだった人にこそ、

今作を読んで欲しいなと思います

 

 

 

ネタバレしたくない人はこちらからお先にどうぞ

 

 

 

 

逆襲のフィアの感想でもあり レビューでもあり

 

この本の良かったところ

 

この本の良かったところで言いますと、

なんといっても「ハチャメチャに明るい」ですよね。

 

ダンダムが好きな私としましては、

本編の流れを受け継いだ、

「ガチでシリアスな小説」も読んでみたかったと思うのですが。

 

その真逆を行く、

もうとてつもなく明るい小説でしたからね。

 

読んでいて一切嫌な気持ちにならないというのは、

最高だったのではないでしょうか。

 

前回紹介した、

「ワードナの逆襲」なんて、

読んでいて嫌な気持ちになりまくりでしたからね。

 

そんなギャップも最高に楽しかったです。

 

少し残念だったのが、

「ガンダム」や「オタク系」のネタがガンガン盛り込まれていますので、

元ネタを知らないと意味が分からない場面が多いというのは

少し困りましたが。

(そもそもタイトル自体が逆襲のシャアのパロディ)

 

そこを理解できれば、

今作を100%楽しめると思いますので、

そこら辺も含めて今作を愛してほしいなと思います。

 

 

 

ハチャメチャに明るいのに泣ける そんな凄さ

 

今作のもう一つの素晴らしい所で言いますと、

この小説を読むことで、

ダンダムをもう一度遊びたくなった事ですよね。

 

ハチャメチャに明るい今作ですが、

読んでいて、なぜか涙が出ました。

 

小説の内容は物凄く明るいのに、

読めば読むほどなぜか涙が止まらない。

 

 

どうしてか?

 

 

小説を読みながら、

ダンダムを遊んでいたころを思い出しているんですね。

 

あのフィアが

 

あのシオンが

 

あのエルアが……みんな笑っている

 

これだけで、私の涙腺は崩壊してしまいました。

 

 

私はダンダムというゲームが本当に大好きで、

ニンテンドーDSを持っている人全てにプレイしてほしいなと

今でも思っています。

 

どのくらい好きなのかと言いますと、

今手元に5本あるくらいです。

 

データを消したくないがために、

もう一本購入したのをきっかけに、

ブックオフや中古ショップで見かけるたびに購入していたら、

たった一年で5本まで増えました。

(昔ギャラガを買いまくっていたら7本くらいまで増えたこともありました)

 

そんな大好きなゲームのもう一つの世界を、

この小説で体験できるわけですからね、

そりゃあ泣いちゃうってもんです。

 

更に凄いのが、

この小説を読んでいて、

もう一度ダンダムを遊びたくなったところでしょうか。

 

累計で言うと100時間以上は遊んでいる私ですが。

 

またダンダムを遊びたくなりましたからね。

 

これだけでも、

この小説を読む価値があったのかなと思います。

 

 

ゲームを遊び、ダンダムの小説を読みたくなり

 

ダンダムの小説を読み、またゲームを遊びたくなる

 

ダンダムってやっぱり素晴らしいなと再認識できた

 

そんな嬉しい瞬間なのでした。

 

 

 

 

逆襲のフィアのまとめ

 

ワードナの逆襲の感想を書いていて思ったのですが、

「ゲーム系の小説を集めるのもありだな」と、最近思い始めています。

 

ウィザードリィと付けば手当たり次第に買っていた私ですが。

 

ウィザードリィの小説というのは、

ブックオフなどで、あまり出会ったことがありません。

 

と言いますか、

ゲーム系の小説に出会うことがほとんどないんですよね。

 

じゃあゲーム系の小説は全体的にレアなのか?というと、

必ずしもそうではなく。

 

高い作品も勿論あるのですが

わりと格安で買える作品も多いことに気づきました。

 

今手元にあるゲーム系の小説で言いますと、

ダンジョンマスターの小説2冊があるのですが。

 

この二作品も、

数百円で購入することができましたからね。

 

ここは結構な衝撃でした。

 

ダンジョンマスターという

熱狂的なファンが多い作品の小説ですら

数百円で買えましたからね。

 

これからは、

ゲーム系の小説もコレクションしていこうかなと思っています。

 

皆さんも、

熱中して遊んだゲームの小説が安く買えないか、

探してみてはいかがでしょうか( `―´)ノ

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

 

 

 

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