レトロゲームとマンガとももクロと

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「遅い?」という常識を覆す!歴史の偉人が殴り合うSFC版『ワールドヒーローズ』は、なぜ「投げ」と「荒々しさ」でストIIにはない魅力を放ったのか?

「遅い?」という常識を覆す!歴史の偉人が殴り合うSFC版『ワールドヒーローズ』は、なぜ「投げ」と「荒々しさ」でストIIにはない魅力を放ったのか?

1993年、格闘ゲームの王者は疑いもなく

『ストリートファイターII』でした。

 

その猛威が吹き荒れる中、

タイムマシンに乗り込んだ歴史上の偉人たちが「バッチバチに殴り合う」という、

超壮大でぶっ飛んだ設定で登場したのが、

サンソフトのスーパーファミコン版『ワールドヒーローズ』です。

 

「ほぼストリートファイター2なんだけど、ストリートファイター2にはない魅力も沢山あった」。この言葉こそ、本作のアイデンティティを完璧に表しています。

 

特に、多くのプレイヤーが指摘する

「ゲームスピードが遅い」というSFC移植版特有の課題を抱えながらも、

本作は「投げの簡単さ」「デスマッチの荒々しさ」という独自要素で、

格闘ゲームの新たな面白さを提供し、今なお多くのファンに愛される名作となりました。

 

ソフトのみで360円という手頃な価格で手に入る今、

この「歴史の偉人格闘ゲーム」に秘められた魅力を再発見してみましょう。

 

 

Part 1: 個性的な偉人たちと「デスマッチ」の超攻撃的な魅力

 

『ワールドヒーローズ』の最大の魅力は、

そのユニークで豪華なキャラクターラインナップにあります。

  • 忍者(ハンゾウ)
  • 女剣士(ジャンヌ・ダルク)
  • 将軍(ラスプーチン!)

など、王道の格闘ゲームキャラに加えて、

「歴史上の偉人」をモチーフにした(またはそのものズバリの)

強烈な個性のキャラクターが、時空を超えて集結します。

 

「デスマッチ」という名のリング

 

さらに、本作には「ストII」にはなかった「デスマッチ」という

超攻撃的なモードが用意されていました。

 

これは、通常の格闘に加え、

ステージに設置された様々な仕掛けやトラップが勝負を大きく左右するモードです。

 

ステージの壁が電気を帯びていたり、リングアウトがあったり。

 

このデスマッチの存在が、単なる「必殺技の撃ち合い」ではない、

予測不能な荒々しいバトルを生み出し、本作ならではの熱狂を生み出しました。

 

「デスマッチ」は、まさに「スト2にはない荒々しさ」を体現しており、

そのぶっ飛んだアイデアこそが、格闘ゲームファンを惹きつける大きな魅力だったのです。

 

 

Part 2: 「投げが簡単に出せる」爽快感と初心者への優しさ

 

本作が、格闘ゲーム初心者にも直ぐに全力で戦える最大の理由は、

「投げ」の操作にあります。

 

複雑な操作は必要なく、

「Aボタンを押すだけ」で、簡単に投げることができますからね。

 

あの爽快感はヤバかったです。

 

多くの格闘ゲームにおいて、「投げ」は、

相手に接近しつつ複雑なレバー操作やボタン操作を要求されるため、

初心者にとっては高い壁となりがちでした。

 

しかし、『ワールドヒーローズ』では、

一つのボタン(Aボタン)を押すだけで簡単に投げが繰り出せるという、

超画期的なシステムを採用しています。

 

これは、以下の点で非常に重要です。

  1. 爽快感の即時提供:格闘ゲームの醍醐味の一つである「投げ」の快感を、初心者でもすぐに味わえる。
  2. 戦術の幅の拡大:「投げをマスターしてからが、格闘ゲームのスタート」とされる中で、最初から投げという重要な選択肢を自由に使えることで、「色々なコンボを考えながら、合間合間でぶん投げていく」という、豪快で戦略的なバトルをすぐに楽しめるようになりました。
  3. 初心者の間口拡大:必殺技の入力だけでなく、細かいレバー操作が要求される投げの難しさで挫折することがなく、「直ぐに全力で戦える」環境を提供しました。

 

この「投げが簡単」というシステムは、

当時の硬派な格闘ゲームブームの中で、

最もプレイヤーフレンドリーな設計の一つであり、本作の大きな個性となりました。

 

 

Part 3: 「遅い」けど「慣れる」という奇跡

 

本作最大のマイナスポイント、それは「ゲームスピードの遅さ」です。

 

遊んだ人の100人中100人が、「え?遅くない?」となりますからね。

 

「ゲームスピードが遅い」というのは、

かなりのマイナスポイントだったと思います。

 

これは、

スピーディーな展開が求められる格闘ゲームにおいて、

致命的な欠点になりかねません。

 

しかし、そんな遅さにもかかわらず、

意外とすぐに慣れることができまして。

 

「あれ?全然気にならない?」というのも、とても良かったです。

 

この「遅いけど、慣れる」という現象は、

本作のゲームバランスと操作性の良さ、

そしてキャラクターの個性によってもたらされた、一種の奇跡です。

 

スピードが遅い分、

プレイヤーは「より慎重に、より確実に」必殺技のコマンド入力や

間合いの管理を行う必要があり、それが独自の格闘ゲームのリズムを生み出しています。

 

この速度が、本作独自の「豪快さ」と「慎重さ」を両立させた、

唯一無二の戦闘体験を支えていたと言えるでしょう。

 

 

Part 4: ストIIにはない魅力を360円で手に入れる

 

『ワールドヒーローズ』は、

数多くの機種で発売されているため、

プレミアソフトになる確率は低いと分析されています。

 

しかし、ソフトのみで360円という価格で、

これほど個性的な格闘ゲームを手にできる機会は、今、非常に貴重です。

  • 「歴史の偉人たちが殴り合う」というぶっ飛んだテーマ。
  • Aボタンで簡単に投げられるという初心者への優しさと爽快感。
  • ステージの仕掛けが熱いデスマッチという荒々しさ。

 

これらは、当時の格闘ゲーム界の盟主『ストリートファイターII』にはない、

『ワールドヒーローズ』ならではの「大幅なプラス」の魅力です。

 

寝る前のちょっとした時間に、歴史上の偉人を操作し、

その個性を活かしたバトルを堪能するのに、これほど適したソフトはありません。

 

その荒々しさと、個性に満ちたバトル体験こそが、

今急いで360円でこの名作を手に入れるべき、何よりの理由なのです。

 

 

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