ナムコ流戦国シミュレーション!『独眼竜政宗』で最強の伊達軍団を率いよ

シミュレーションゲームは、プレイヤーに夢の世界を提供します。
その中でも、歴史シミュレーションは特に人気があります。
信長や信玄が活躍するゲームが主流の中、
1988年にナムコから発売されたファミコン用シミュレーションゲーム
『独眼竜政宗』は、伊達政宗を主人公に据えたユニークな作品でした。
ナムコといえば、昔から個性的で、
時に「イカれた」ゲームを世に送り出してきたメーカーです。
そのユニークな発想は、このシミュレーションゲームにも遺憾なく発揮されています。
奥羽制覇を目指すコミカルな戦国絵巻
『独眼竜政宗』の目的は、
全国制覇ではなく、奥羽(今の東北)を制覇すること。
ゲームシステムは
『信長の野望』に似たオーソドックスなシミュレーションです。
開墾で石高を上げ、収穫した米を売って資金を貯め、
軍備を整えて敵国に攻め込む、というシンプルな流れです。
しかし、このゲームの特徴は、そのコミカルな演出にあります。
真面目なシミュレーションゲームが多かった当時、
ライトな感覚で戦国時代を楽しめる『独眼竜政宗』は、新鮮な体験でした。
シンプルな操作で、気軽に戦国シミュレーションを楽しめる、まさに隠れた名作なのです。
兵士訓練はまさかの『ファミリージョッキー』!?
ナムコのゲームといえば、
おまけとしてナムコの有名ゲームのミニゲームが収録されていることで有名です。
『さんまの名探偵』では『ギャラクシアン』、
『リッジレーサー』では『ギャラガ』が楽しめました。
そして、この『独眼竜政宗』にも、
ナムコらしい最高のサプライズが用意されていました。
戦国シミュレーションで最も重要な要素の一つ、兵士の訓練が、
なんとミニゲームとして楽しめます。
しかも、そのミニゲームは、
ナムコ往年の名作『ファミリージョッキー』そのものだったのです。
プレイヤーは馬に乗って流鏑馬(やぶさめ)を行い、
的に命中させた分だけ訓練の成果が上がります。
馬のスピードを調整し、障害物をジャンプで避ける操作は、
完全に『ファミリージョッキー』です。
ミニゲームのBGMまで『ファミリージョッキー』だったのは、
ナムコならではのサービス精神でした。
シミュレーションとアクションの融合が生んだ熱狂
シミュレーションゲームでありながら、
アクションゲームも楽しめるこのシステムは、プレイヤーにとって大きな喜びでした。
訓練がミニゲームになったことで、
単調になりがちな作業が毎回楽しみになりました。
ミニゲームは最初は難しく、的を外すことも多いのですが、
慣れてくるとバンバン命中させられるようになります。
自分のスキルアップが、そのまま兵士の能力向上に繋がるという、
このゲームならではの達成感は格別です。
伊達政宗となって、自らの手で最強の伊達軍団を育て上げる感動は、
シミュレーションとアクションが融合したからこそ生まれたものでしょう。
隠し要素とやり込みの魅力:真のエンディングを目指して
このゲームは、
クリアするごとに次のイベントが変化する
マルチエンディングシステムを採用していました。
2回クリアすると3回目には秀吉が出現し、
さらに条件を満たすと家康が出現するなど、
隠しキャラクターや新たな展開が用意されています。
当時のゲームとしては珍しく、
短い時間でクリアできる(約2時間)からこそ、
何度も繰り返し遊んでもらうためのやり込み要素が充実していました。
特に、秀吉を倒すのが真のエンディングの条件だったため、
最低3回は奥羽を制覇しなければなりませんでしたからね。
『ファミリージョッキー』で兵士を強化するという、
クレイジーながらも楽しい『独眼竜政宗』。
伊達政宗が好きな歴女にも、
シンプルなシミュレーションゲームを楽しみたい人にも、ぜひおすすめしたい名作です。
こちらから購入できます
