あの最強の敵が主人公に!?RPG要素で成長する『レッドアリーマー 魔界村外伝』

ゲームや漫画、ドラマなどで、
敵キャラクターが主人公になったスピンオフ作品は、なぜこんなにも面白いのでしょうか。
その始まりは、
初代『ウィザードリィ』のラスボス、
ワードナが主人公となった『ウィザードリィ4』にまで遡ります。
本来なら憎まれるべき相手をあえて主人公にすることで、
物語をさまざまな角度から表現できるのが、その理由かもしれません。
今回ご紹介するのは、そんな敵キャラクターを主人公にした画期的なゲーム、
ゲームボーイソフト『レッドアリーマー 魔界村外伝』です。
アクションとRPGの融合!魔界を救うレッドアリーマー
『レッドアリーマー 魔界村外伝』は、
1990年にカプコンから発売されたゲームボーイ専用のアクションRPGです。
本作の主人公は、
あの『魔界村』シリーズでプレイヤーを苦しめた強敵、レッドアリーマー。
彼の視点から物語が展開されるため、
今まで倒すだけの存在だった魔界の住人たちが、
実は個性豊かなキャラクターだったという、斬新な世界観を体験できます。
ゲームの目的は、
魔界を滅ぼそうとする「謎の大軍団」を、主人公のレッドアリーマーが倒すことです。
ゲームシステムは、
フィールドの移動や情報収集が『ドラクエ』のようなRPG形式で進み、
敵との戦闘やアイテム探しは、『魔界村』を彷彿とさせる
バリバリのアクション形式となっています。
一つのゲームでアクションのドキドキ感とRPGのワクワク感が一度に味わえる、
最高の作品でした。
弱かった悪魔が、恐怖の最強悪魔へと成長する楽しさ
このゲームの最大の魅力は、
主人公であるレッドアリーマーの成長システムにあります。
ゲーム開始直後のレッドアリーマーは、
まるで『魔界村』のザコ敵のようにひ弱です。
- ライフが少なくてすぐに死んでしまう。
- ホバリング能力が低く、まともに飛べない。
- 火力が弱く、敵を倒すのに苦労する。
しかし、冒険を進めてアイテムを手に入れることで、
彼はどんどん最強の悪魔へと成長していきます。
- 「しにがみのつめ」を手に入れてジャンプ力が上がる。
- 「なげきのよろい」でライフの最大値が上がる。
- 「だてんしのつばさ」でホバリング能力がアップする。
さらに、アクションステージのボスを倒すと、
新たな攻撃方法を習得できます。
最初は連射もできないただの火の玉だった攻撃が、
壁を破壊できる強力な一撃になったり、
ステージの足場として使えるトゲを吐き出せるようになったりと、
レッドアリーマーはどんどん強くなっていきます。
この、弱かった悪魔が、
アイテムや武器をコツコツと集めることで、
プレイヤーを恐怖に陥れた『魔界村』の最強レッドアリーマーへと成長していく過程は、
本当に最高の体験でした。
序盤の異常な難易度が、プレイヤーの心を折る
しかし、このゲームには一つ大きな難点がありました。
それは、序盤の難易度が異常に高いことです。
ゲーム開始直後のレッドアリーマーは、
まだ能力が低いため、アクションパートが非常に難しく感じられます。
特に、序盤の「ビッグタワー」というステージは、
当時の多くのプレイヤーの心を折り、ゲームを諦める原因になったほどです。
「ここさえクリアできれば、あとはノンストップでエンディングまでいける」と
言われるほど、このステージの難易度は群を抜いていました。
せっかくの素晴らしいゲームなのに、
序盤の難易度が高すぎて、その面白さを体験する前に挫折してしまうのは、
本当にもったいないことでした。
まとめ
『レッドアリーマー 魔界村外伝』は、
アクションゲームとしてもRPGとしても、名作と呼ぶにふさわしい作品です。
弱かったレッドアリーマーが、最強の悪魔へと進化していく感覚は、
ゲームをプレイする上で最高の楽しさを与えてくれます。
私自身、このゲームを先にプレイしていたため、
後から『魔界村』をプレイしたとき、
「レッドアリーマーが敵として登場する!」と心底驚きました。
本来ならば『魔界村』をプレイしてからこのゲームをプレイし、
「あのレッドアリーマーを操作できるなんて!」と
驚くのが普通だったのかもしれません。
音楽も本当に素晴らしく、今でも聴きたくなるほどの名曲揃いです。
短いパスワード形式なので、手軽に続きから遊べるのも嬉しいポイントです。
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