『飛龍の拳 外伝』「パスワードがない」以外は文句なしの神ゲー! 悪魔城ドラキュラ風アクションと本格格闘ゲームが融合した、ゲームボーイ初期の金字塔!

「パスワードがない以外は かなりの名作」
この一文に、1990年にカルチャーブレーンから発売された
ゲームボーイ用アクションゲーム『飛龍の拳 外伝』の全てが集約されています。
本作は、ゲームボーイ初期において、
「横スクロールアクション」と「本格的な格闘ゲーム」という、
性質の異なる2つのゲームシステムを見事に融合させた、非常に意欲的な作品でした。
しかし、その「かなりの名作」という評価にも関わらず、
現代のゲーマーがためらう唯一にして最大の欠点があります。
それが「セーブ(パスワード)機能の欠如」です。
もしあなたが、
- ゲームボーイ初期の傑作を体験したい。
- 横スクロールアクションと格闘ゲームの両方を一本で楽しみたい。
- 「一生練習、一生勉強」の精神で、ノンストップクリアに挑む熱意がある。
これらの条件に一つでも当てはまるのならば、
本作は「伝説になりそこねた、惜しいゲーム」として、あなたの挑戦を待っています。
参考価格1000円で手に入る、
この「ゲームボーイ初期を大きく支えた名作アクション」を、
あなたの力でクリアしてください!
1.1本のゲームで「2つの異なる面白さ」を堪能
本作の最大の魅力は、当時としては珍しかった
「ゲームジャンルの融合」にあります。
これにより、プレイヤーは1本のゲームで、長く、そして飽きずに遊ぶことができました。
(1) アクションパートは「悪魔城ドラキュラ」風
ゲームの道中、つまりステージの攻略パートは、オーソドックスな横スクロールアクションです。
- 不気味な世界観:敵を倒しながら進んでいくシビアなアクションは、当時の人気作である『悪魔城ドラキュラ』にも通じる、緊張感のあるステージ構成でした。
- 闘気の使い分け:道中編では、性能の違う3種類の「闘気」を使用でき、状況によって使い分けが要求されます。アクションゲームとしての奥行きも十分に備えていました。
(2) ボス戦は「飛龍の拳」お馴染みの格闘ゲーム
そして、ステージの最後に待ち受けるボス戦では、画面が一変し、
『飛龍の拳』お馴染みの本格的な格闘ゲームへと切り替わります。
- 三段攻防の駆け引き:上段、中段、下段の攻撃を、相手の防御を読みながら「当てたり、避けたり」して戦うシステムは、格闘ゲームとしての「渋さ」と「奥深さ」を提供していました。
- 2種類のゲームの満足感:当時の子供たちにとって、「異なるゲームが楽しめる」というだけで、このゲームは「最高の魅力」になりました。アクションゲーム好きも、格闘ゲーム好きも、どちらも満足できるという点は、本作を「神ゲー」たらしめた要因の一つです。
2.格ゲー好き歓喜! 総合格闘技モードという贅沢
さらに、本作はメインのストーリーモード以外にも、
格闘ゲームの面白さを追求した「トーナメントモード」を用意しています。
(1) 格闘ゲームだけの練習・対戦モード
「横スクロールアクションもいいけど、格闘ゲームを練習したい!!」という純粋な格ゲーファンの要望に応え、アクションパートを抜きにして格闘ゲームだけを遊べるモードが用意されています。
- 多様な格闘家タイプ:「けんぽう」「からて」「ぼくしんぐ」「マーシャルアーツ」など、7種類の格闘家タイプから選択でき、それぞれの特性を活かした戦いが可能です。
- 1990年の「総合格闘技」体験:1990年という時代に、これほど多彩な格闘スタイルを選んで戦える格闘ゲームは稀有であり、まさに「総合格闘技の格闘ゲーム」を遊ぶことができた、最高のモードでした。
このトーナメントモードの存在により、
本作は「アクションゲーム」という枠を超え、
本格的な格闘ゲームとしても評価されることになったのです。
3.伝説になりそこねた、最大の欠点「なぜパスワードがない!!」
これほど革新的で本格的な要素を持ちながらも、
本作が「伝説になりそこねた、惜しいゲーム」と言われてしまうのは、
その「セーブ機能の欠如」に尽きます。
- 長すぎるノンストッププレイ:本作は、上手い人でさえクリアに「1時間くらい」かかるという、当時の携帯ゲームとしてはかなりのボリュームがありました。しかし、セーブやパスワード機能は一切無いため、一度電源を切れば最初からやり直しになってしまいます。
- ユーザーへの優しさの欠如:当時のゲームボーイのハード性能やカセット容量の問題はあったにせよ、パスワード機能があれば、本作は完全に「神ゲーになれた」はずです。長時間のプレイを要求しながら、「優しさは、一切無い」というストイックさが、多くのプレイヤーをエンディング到達から遠ざけてしまいました。
最後に! ノンストップクリアへの挑戦権
『飛龍の拳 外伝』は、パスワードの欠如という最大の壁があるからこそ、
逆に「挑戦しがいのあるゲーム」として、現代のゲーマーの心をくすぐります。
- 遊ぶ時間がない?:エンディングを目指さなければ、「いつでも辞められます」。寝る前のちょっとした時間に、得意な格闘家タイプを選んでトーナメントで腕を磨いてみてください。
- ゲームボーイを持っていない?:今なら互換機も豊富です。本作は、その互換機を「名作アクション・格ゲー専用機」として復活させる、最高の理由となるでしょう。
- クリアできるのか不安?:「一生練習、一生勉強」です。このゲームのノンストップクリアは、あなた自身の集中力と技術の証明になります。
ゲームボーイを代表する 名作アクションをあなたに。
その革新的なゲームシステムの融合と、
「ノンストップクリア」という現代では味わえないストイックな挑戦権こそが、
あなたが今すぐ1000円を支払うべき理由です。
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