レトロゲームとマンガとももクロと

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ランボーにコマンドー!?個性的なキャラクター達と戦う、点数計算まで学べるゲームボーイの「ヤバい」麻雀『雀四郎』

ランボーにコマンドー!?個性的なキャラクター達と戦う、点数計算まで学べるゲームボーイの「ヤバい」麻雀『雀四郎』

 

1990年代初頭のレトロゲームには、

著作権に対する緩い時代だからこそ実現した、

今となっては驚きのコラボレーションやパロディ作品が存在します。

 

ゲームボーイの麻雀ゲーム『雀四郎』も、まさにその一つです。

 

『雀四郎 サミー ゲームボーイ』

 

1992年にサミーから発売されたこのタイトルは、

単なる麻雀ゲームで終わらない、

どこかで見たことのある豪華なメンツとの対局をテーマにした、

非常にユニークな一本です。

 

ジャンルは「麻雀」。その目的に掲げられるのは、

「ランボーとか、コマンドーとか、リーチドギアとか、どこかで見たことのある相手と戦っていく」こと。

 

そして、発売から30年以上が経過した今、

その参考価格は手の届きやすい420円

 

麻雀が好き。

 

麻雀を学びたい。

 

点数計算を学びたい。

 

これらの条件に一つでも当てはまるなら、断言します。

この価格で手に入るのは、

麻雀のガチな面白さと、時代を感じる個性を両立させた名作ゲームに必ずなります。

 

この記事では、「豪華なメンツで麻雀ゲームを楽しもう」というテーマのもと、

当時の「怒られたらそれまで」感が最高に活きたキャラクターの魅力と、

初心者にも優しい「点数計算モード」の価値について、徹底的に深掘りしていきます。

 

 

『雀四郎』とは? イカサマなしのガチ麻雀と「ヤバい」対戦相手

 

『雀四郎』は、1992年にサミーから発売された、

ゲームボーイ専用の麻雀ゲームです。

 

本作は、外見のユニークさとは裏腹に、

イカサマなしの「オーソドックスなガチ麻雀」を楽しむことができる、

硬派な作りになっています。

 

【麻雀のガチと学びを両立するモード構成】

 

プレイヤーは、以下のモードを通じて、この『雀四郎』の世界を満喫することができます。

  1. ストーリーモード: 個性的な対戦相手と勝負を繰り広げ、エンディングを目指すメインモード。
  2. フリー対局: 好きな相手と自由に麻雀を楽しむ、練習や息抜きに最適なモード。
  3. 点数計算を学べるモード: 本作の学習ソフトとしての価値を高める、非常に実用的なモード。

 

「ガンガン遊んで、ガンガン学んで、最高の雀士を目指していきましょう」

 

このバランスこそが、本作が麻雀ゲームとして優等生たる所以です。

 

衝撃!どこかで見たような「豪華なメンツ」

 

本作最大の魅力であり、最大の驚きは、対戦相手となるキャラクターたちでしょう。

  • ランボー: 某人気アクション映画の主人公を彷彿とさせる、屈強な兵士。
  • コマンドー: こちらも某人気アクション映画の、筋肉ムキムキの主人公。
  • リーチドギア: 某人気刑事アクション映画を連想させる渋さ。

 

「今だったら100%怒られる、どこかで見たような対戦相手がいる」

 

この潔いまでのパロディ精神こそが、

レトロゲームファンにとってたまらない魅力です。

 

この時代の、「怒られたらそれまで」感が最高に活きた、

個性的なキャラクターたちとの対局は、

麻雀の面白さに加えて、クスリと笑える楽しさを提供してくれます。

 

 

麻雀初心者にも優しい!「点数計算を学べる」素晴らしさ

 

ここからは、本作の持つ麻雀ゲームとしての高い教育的価値に焦点を当てます。

 

  1. 初心者の壁を崩す「点数計算モード」

 

麻雀の最大の壁は、ルールの複雑さだけでなく、

「点数計算」の難しさにあると言っても過言ではありません。

 

役は覚えても、符の計算や翻の組み合わせによる点数の変動は、

初心者にとって非常にハードルが高いものです。

 

しかし、『雀四郎』には、

その壁を乗り越えるための、「最高のモード」が用意されています。

 

「色々な状況を作って、どのくらいの点数なのか?を調べられる、最高のモード」

 

このモードでは、プレイヤーが自由に牌を配置して役を作り、

それが何点になるのかを調べることができます。

  • 実践的な学習: 自分の手牌や、和了(あがり)の状況をシミュレーションすることで、麻雀の点数計算の仕組みを視覚的に、そして実践的に学ぶことができます。
  • 上級者へのステップアップ: 「この状況で満貫(マンガン)になるにはどうすればいいか?」といった、戦略的な思考を深めるためにも役立ちます。

 

この機能があることで、

本作は「ただ遊ぶ」だけでなく、「点数計算を学べる」という、

麻雀初心者に向けた学習ソフトとしての価値も同時に獲得しています。

 

 

  1. ゲームボーイという性能との戦い

 

「スピードが遅いというのは、若干のマイナスポイントだった」という指摘もありますが、これは1992年当時のゲームボーイの性能を考えれば、

これでも頑張っている方だと言えます。

 

モノクロ画面の中で、

牌を見やすく、そしてテンポ良く麻雀を表現する。

 

その制約の中で、これほどのコンテンツと学習機能を詰め込んだサミーの開発努力には、

頭が下がる思いです。

 

「こんなヤバいゲームがあったんだな」という、

個性的なレトロゲームの1ページとして、この作品を愛でる価値は十二分にあります。

 

 

豪華なメンツと、ガチな麻雀を420円で!

 

『雀四郎』は、

ランボーやコマンドーを彷彿とさせる、

個性的なキャラクターとの対局が楽しめるユニークな麻雀ゲームであり、

イカサマなしのガチ麻雀を堪能できる、硬派な麻雀ソフトであり、

そ初心者にとって最大の壁である点数計算を学べる、

学習ソフトとしての価値も持つ作品です。

 

その楽しさと、麻雀を深く学べるという実用的な価値を、

わずか420円で手に入れられるのです。

 

点数計算を学べるのは、結構いい。

 

その学びの喜びと、個性的なキャラクターたちとの熱い勝負に挑むこと。

それこそが、今急いでこのソフトを手に入れるべき、最も賢明な理由です。

 

 

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