これほどまでに人生に役立つゲームが、かつてあっただろうか?
[気づけば10時間ぶっ通し!?異常なまでの“超”名作シミュレーション!]
[ザ・コンビニ2 全国チェーン展開だ! / ヒューマン / プレイステーション]
1997年発売 ジャンル:シミュレーション
記事のネタバレ度:高め
攻略に必要なプレイ時間:50時間
こんな人におすすめ?:コンビニ経営に興味があるあなたはもちろん、人生の「攻略本」を探しているあなたにも!
コンビニは、もはや「実家」だ。
皆さんは、1日に何回コンビニに立ち寄りますか?
私にとって、コンビニはもはや生活の一部。
一番通っていた時期は、朝と夜、必ず2回は立ち寄っていましたね。
中には1日に5回も通う猛者もいるとか。
お店ごとに違う新商品や品揃えに惹かれて、
ついついハシゴしてしまう…なんて話も聞きます。
私がよく利用していたのは、
少し大きめのコンビニで、お肉や野菜まで売っているような、
まるで24時間営業のスーパーのような感覚でした。
仕事で夜遅く帰ってきても、新鮮な食材が手に入る安心感。
まさに「夢のお店」だったんです。
でも、そんな「夢のお店」も、
数年後には閉店してしまいました。
「コンビニって潰れるんだ…」あの時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。
家から徒歩圏内にあった、あの快適で安心できる空間。
それはまるで、自分の「実家」が無くなってしまったかのような喪失感でした。
あの何とも言えない寂しさは、時々ふと思い出してしまいます。
そんな「実家」のように安心できて、
さらに全国を股にかける巨大チェーンを築き上げる夢を叶えるゲーム、
それが今回ご紹介する『ザ・コンビニ2 全国チェーン展開だ!』なんです!
さあ、あなたも一緒に、最高のコンビニを作り上げ、全国制覇を目指しませんか?
『ザ・コンビニ2』って、どんなゲーム? 老後の夢を叶える経営シミュレーション!
この『ザ・コンビニ2』は、
1997年にヒューマンからプレイステーション向けに発売された、
本格的な経営シミュレーションゲームです。
プレイヤーは一介のコンビニオーナーとなり、
ステージごとに定められた目標をクリアしながら、その地域を制覇していくのが目的。
一つの地域を攻略すると、次の地域が解放され、次々と店舗を展開していく。
そう、まさにコンビニ経営のノウハウを学びながら、
全国制覇を目指す壮大な物語がここにあるんです!
ゲームシステムは、
まるで都市開発シミュレーションの金字塔『シムシティ』を彷彿とさせる、骨太な作り。
単なるコンビニ経営に留まらず、
その周辺地域の発展まで考慮に入れる必要が出てきます。
マンション経営、ペンション経営、そしてコンビニ経営…。
「老後の夢」として語られることの多い経営シミュレーションですが、
ヒューマンはそんなプレイヤーの夢を、このゲームに詰め込んでくれたんです!
シナリオごとに設定された様々な目標を達成していく中で、
あなたはコンビニ経営の奥深さに触れることになります。
- 「道路沿いは集客しやすい!」といった立地の重要性。
- 「警察署が近いと犯罪率が激減する!」といった治安の影響。
- 「専門学校を建てるとオタクが大量にやってくる!」という、思わずニヤリとしてしまうユニークな(そして、ちょっと偏見も混じっている?)法則まで。
こうしたリアルさと、ユーモアが絶妙にブレンドされたシステムが、
私たちプレイヤーを「いつまでもこの世界に住んでいたい!」と思わせる、
中毒性抜群のシミュレーションゲームへと昇華させているのです。
まさかの『クロックタワー』『トワイライトシンドローム』のあのキャラが店員に!?
『ザ・コンビニ2』の隠れた最大の魅力の一つが、
ヒューマンファンなら思わずニヤリとする
「ヒューマンのオールスターゲーム」としての側面です!
このゲーム、マップをクリアしていくごとに、
雇えるコンビニの店員が増えていくのですが、その中には驚きの顔ぶれが!
なんと、あの名作ホラーゲーム『クロックタワー』の主人公
「ジェニファー」と、まさかの「シザーマン」(日給たったの1800円!?)までが
店員として登場するんです!
シザーマンですよ!?
あの巨大なハサミを持った、決して倒せない無敵の殺人鬼が、
あなたのコンビニでレジ打ちや品出しをしている姿を想像してみてください…!
さらに、同じく大人気ホラーゲーム
『トワイライトシンドローム』からは、
あの女子高生トリオ「ミカ」「ユカリ」「チサト」までが参戦!
これらの隠しキャラクター、
私が初めて『ザ・コンビニ2』をプレイした時は、
ヒューマンのゲームをほとんど知らなかったので、
この豪華すぎる「ご褒美」に気づいたのは、だいぶ後になってからでした。
後から『トワイライトシンドローム』をプレイして
「え、あの時の店員が主人公だったの!?」と衝撃を受けたり。
シザーマンを見た時には「これは絶対ヤバいやつだ…ホラーゲームのキャラだ!」と
直感的に分かったり。
考えてみてください、
夜中にちょっとお弁当を買いに行ったら、
店員が巨大なハサミを振り回してるんですよ?
しかも日給1800円って、
ブラック企業も真っ青な危険なお店ですよね。
そんな時代を超えて、
ようやくその豪華さに気づかされる…。
「ヒューマンのオールスターゲーム」だったという、
最高のおまけ要素が、このゲームには隠されていたんです!
常識を打ち破れ!「まさかの変態プレイ」が、このゲームを100時間以上楽しませる!
『ザ・コンビニ2』は、普通にプレイしても本当に面白いゲームです。
お客さんをどう集めるか、
商品をどう配置するか…真剣に考えれば考えるほど、
コンビニ経営の奥深さを学ぶことができる、素晴らしいシミュレーションです。
でも、どんなに面白いゲームでも、
いつかは「もっと遊びたい!」という欲求が生まれてくるもの。
せいぜい50時間から100時間遊んだら、
さすがにやることがなくなってくる…と思いきや!
ここからが、このゲームが本当の意味で「覚醒」する時なんです!
コンビニといえば、様々な商品が何でも揃っていて、
24時間いつでも欲しいものが手に入る「夢のような空間」ですよね。
お肉屋さんやパン屋さん、薬局のように専門化されたお店とは違い、
「コンビニってすげぇ!」と感動した人も多いはず。
そんな「夢のような空間」を、「あえて自分自身で破壊する」。
これこそが、皆さんに心からお勧めしたい「プレイスタイル」なんです!
中でも有名なのが、
「自動販売機だけでクリアする」というプレイスタイル。
店内に置ける商品を、ひたすら自動販売機だけで賄い、クリアを目指すんです。
面白いけど、とてつもなく地味で、そして難しい!
私自身も自動販売機だけでクリアを目指し、数時間で挫折しました…。
どんなに頑張っても売上が全く伸びない!
お客さんは来てくれるんですが、
「お弁当ないの!?」とか「薬は!?」「コピー用紙置いてよ!」と、
まさかの罵詈雑言の嵐(笑)。
やっぱり自動販売機だけでは、コンビニ商売は成り立たないようにできているんですね…。
しかし、世の中にはとんでもない「コンビニマスター」がいるもので、
中にはギリギリでクリアしてしまう人もいるとか。
あえて自分自身に制限をかけ、
必死に頭を絞って目標をクリアする…これぞ、
シミュレーションゲームの究極の楽しみ方!
他にも、「中華まんだけでクリア」なんていう鬼畜な制限プレイもあります。
だって、夏は中華まん、全く売れませんからね!?
果たして、中華まんだけでコンビニが成り立つのか…?
そんな「変態プレイ」も楽しめるからこそ、
このゲームは200時間でも飽きない、まさしく名作なんです!
衝撃の最終ステージ!まさかの「シムシティ」化!?
このゲームは本当に面白い。それは自信を持って言えます。
でも、最終ステージの難易度が、とんでもなく高いんです!
私の場合は、最後のマップが全くクリアできなくて、
あまりにも悔しくて、攻略本を買いに走ったのを覚えています。
結果的に、その攻略本の漫画が面白くて大満足だったんですが、
それでもあの難易度は本当に手強かったですね。
最後のマップの目標は、
これまでの「売上50億円達成しろ!」とか
「お客さん50万人達成しろ!」といったコンビニらしい目標から、
ガラリと変わって「人口を25000人まで増やせ!」という、
まるで『シムシティ』のような目標になるんです。
このマップのひどいところは、
普通にプレイしていると、ある程度の人口で頭打ちになってしまうこと。
「20000人まで増やしたぞ、あと5000人!」からの
「あれ?全く増えなくなったけど!?」という絶望感…。
まさに鬼畜の難易度でした。
コンビニ経営というよりも、
「どうやって街の人口を増やすのか」という、
別次元のゲームに早変わりするんですから、そりゃあクリアできませんよね。
確かに最後のマップだから、異常な難易度でも仕方ないのかもしれませんが、
やっぱりひどすぎました(笑)。
攻略のヒントとしては、
イベント会場を建てまくるのが近道なんですが、
それでも間に合わない場合もあるという鬼仕様。
いかに綿密な計画を立てていくかが、
このゲーム最大の難所であり、同時にプレイヤーの知的好奇心を刺激する部分でした。
現代に蘇る「あの頃のドキドキ」!?異常なセーブ時間!
このゲーム、実はもう一つ、
「あるある」であり「ドキドキ」な要素があるんです。
それが、セーブ時間の長さ!平気で90秒くらいかかります。
なので、セーブ中はいつも「停電しないかな…」と冷や冷やしていましたね。
シミュレーションゲームはセーブが長い、
というのはプレイステーション世代の「あるある」なのですが、
せっかく時間をかけて育てた「愛の結晶」が、
セーブ中に停電しただけで全てパーになってしまう恐怖!
セーブしている間は、常に心臓がバクバクでした。
あの緊張感は、
パソコンでたまに起こる
「再起動に失敗しました」の画面を見た時と同じくらいドキドキするものかもしれません。
『ザ・コンビニ2』をプレイしたら、あなたの世界が変わる!
この『ザ・コンビニ2』をプレイした後に、
実際にコンビニに行くとどうなるでしょうか?
きっと、今まで何気なく通り過ぎていた「コンビニ」という日常の空間が、
とてつもなく魅力的な「お店」に見えるはずです!
「あぁ、ここに最新のお菓子をレイアウトすると、もっと売れるかな?」とか、
「お酒コーナーの向かいには、やっぱりおつまみコーナーが必要だよね!」なんて、
ゲームで学んだ知識が自然と頭をよぎるようになります。
そして、このゲームを遊び終えた後には、
間違いなく今まで以上にコンビニが好きになっていることでしょう。
『ザ・コンビニ2』:今こそプレイすべき「人生の教科書」
理由1: 時代と共に変化する「コンビニ」の歴史を感じる!
私がこのゲームをプレイしていた頃は、
家の近くにコンビニはあまりありませんでした。
自転車で10分以上かけて通っていた記憶があります。
でも、今はどうでしょう?
歩いて3分の場所に2軒もコンビニがあるなんて、まさにコンビニ大国です。
そんな時代の流れを感じながら、『ザ・コンビニ2』をプレイしてみてほしいんです。
理由2: 「老後の夢」を叶える最高の学びの場!
今やゲームアーカイブスでも配信されていますから、
興味を持った方はすぐにでもプレイできます。
老後の夢である「コンビニ経営」を、
ゲームを楽しみながら、同時にビジネスの知恵まで学べるなんて、最高だと思いませんか?
理由3: 最高の「不眠症対策」!?あなたの時間を奪う中毒性!
このゲームを何気なくアーカイブスで購入し、遊んでいたのですが…。
あまりの面白さに、気づけば睡眠時間をガンガン削られていました!
「最近、不眠症なんだよね…」なんて悩んでいる方がいたら、
その時間を『ザ・コンビニ2』で消費してみてはいかがでしょうか?
気づいたら寝落ちして、翌朝お店が火事で全焼している…なんて
悲しい結末を迎えるかもしれませんが、
それもまた、このゲームの醍醐味なのかもしれません(笑)。
こんなにも人生に役立つゲームは珍しい!
さあ、あなたの理想のコンビニを、今すぐ作り始めましょう!
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