レトロゲームとマンガとももクロと

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パチ夫くん2 パチンコゲームを真っ向から否定する チート級の必殺技が凄い

ただパチンコをするだけ…しかもノータッチ

 

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[今日も頑張ってきてね♪と 鬼嫁にパチンコに行かされる]

[パチ夫くん2   ココナッツジャパン  ファミコン]

1989年発売  ジャンル パチンコシミュレーション  参考価格200円

 

記事のネタバレ度 高め  

攻略に必要なプレイ時間  8時間

このゲームに対する世間の評価  掟破りの何もしなくていいゲーム

どんな人におすすめ?  時間が無い人に程おすすめなのかな?

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

今のパチンコは凄いそうで

アニメやドラマ、はたまた映画やゲームに到るまで

人気のコンテンツのほとんどが

パチンコ台になっているんだそうです。

 

新しいパチンコ台がでるたびに

「あの作品もパチンコ台になったの!!」なんて

ビックリしてしまいますよね。

 

そんな中でも、特にビックリしたのが

人気絶頂だった時にパチンコ台になった「AKB48」ではないでしょうかね。

 

あの当時は、相当な衝撃だったそうで

今のパチンコ人気を支えているのは

あの時代に熱中した人たちなのかも知れませんね。

 

 

そんな今回の、このゲームで、パチンコの技術を子供のころから磨いていたのかも?

パチ夫くん2の感想です(*’▽’)

 

 

 

パチ夫くん2とはどんなレトロゲーム?

 

このパチ夫くん2ですが

1989年にココナッツジャパンから発売された

パチンコのシミュレーター作品です。

 

今回のパチ夫くん2ですが

ゲーム目的はいたってシンプルです。

奥さんに

「今日も頑張ってきてね♪」と言われて

「よっしゃ、いっちょいきますか!!」と、パチンコ屋に向かう

なんとも不思議なゲームです。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションゲームで

パチンコ台を楽しみながら、物語を進めましょうというシステムでしたね。

 

 

パチンコ屋に向かって、なにをするのかというと

パチンコ台を打ち止めにしていくんです。

(その台に入っているパチンコ玉を全て出すとクリア)

 

ゲームというか、「パチンコシミュレーター」の感じが強い

なんとも不思議なゲームでしたね。

 

奥さんにパチンコ屋に行けと言われる

物凄く少ない玉を渡される

パチンコ台を打ち止めにする

そんな繰り返しを行って、ゲームを進めていく

パチ夫くん2というギャンブルゲームなのでした。

 

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パチ夫くん2の感想でもあり レビューでもあり

 

[パチンコとゲームの融合]

 

このパチ夫くん2なのですが

私にとっては、初めてのパチ夫くんでした。

 

パチ夫くんというゲームの名前は

今までも聞いた事がありました。

「アクションパチ夫」といったアクションゲームも有ったくらいですから

ゲーム好きじゃなくても、その名前は知っていました。

 

しかし、ゲームのルールが良く分かっていませんでした。

 

パチンコゲームというジャンルを

ほぼ遊んだことがありませんでしたので

ゴールが分からなかった訳ですね。

 

そして、初めて遊んでみて

「パチンコ台を打ち止めにしていくんだ!!」と理解できました。

 

さっそくパチンコ台に挑戦してみると

これが意外と面白いんです。

 

打つ場所によって、チューリップ(パチンコ玉が出てくる穴)に入る確率が

劇的に変わっているのが面白く

「ここに打てばめちゃくちゃ入る」

「ここに打っても全然入らない」といった感じが新鮮で

ノリノリでプレイ出来ました。

 

 

このパチ夫くんというゲームの肝は

どこに目掛けて打つのか?という事なんです。

 

その場所さえわかれば

パチンコ台を打ち止めにするのは容易いという事なんですね。

 

RPGで、木属性の敵に炎が効くように

パチンコ台にも弱点が存在する訳です。

 

弱点さえ分かれば

こちらが負ける事はほぼありません。

 

 

そんな簡単なゲームなのに、どうしてみんな熱中できたのか?

 

 

実は、このゲームでは

パチンコを打っていると、少しずつバネが弱くなっていくシステムでした。

 

つまり

「ここに打ってば、黙っててもクリア出来るな…」から

「あれ?全然入らなくなった!!」となって

「もしかして?バネが弱くなってる?」という訳ですね。

 

このシステムのおかげで、常に緊張感をもって遊ぶことができ

ゲームに熱中できるのでした。

 

RPGで敵モンスターの弱点を探すように

 

シューティングゲームで安全地帯を探すように

 

パチンコ台の弱点を必死に探しながら

無心で打ち続けるのが楽しいゲームでしたね。

 

 

 

[そんな緊張感を真っ向から否定する 究極の必殺技]

 

このパチ夫くん2ですが

「ドラクエ」みたいな感じで、パチンコ屋を歩きながら台を探します。

 

パチンコ屋には、沢山のキャラクターが居て

パチンコを打っています。

 

そんな人たちに情報を聞いて

「パチンコのルールとは?」を学んでいく

みたいなアドベンチャーの要素もありました。

 

レトロゲームの基本として

全員に話しかけるのは当たり前ですから

もちろん全員に話しかけました。

 

すると

「固定打法を教えてあげるよ」というメッセージが、表示されました。

 

 

「固定打法ってなんだろう?」なんて思ったのですが

この固定打法こそが

パチ夫くん2という緊張感あふれるゲームを

真っ向から否定する

チート級の必殺技なんですよね…。

 

 

パチ夫くんの良いところは

パチンコ台の弱点を探して攻略していくところです。

 

弱点を探したら終わりなのでは無く

バネが弱くなってしまう為に、また弱点を探さなければいけない。

こんな繰り返しが最高に楽しいんです。

 

しかし、固定打法を覚えるとどうなるのか?

 

まったくバネが弱くならないどころか

ボタンを押さなくても、玉が飛ぶようになるんです。

 

つまり

パチンコ台の弱点を探す

あとはゲーム画面をボーっと見ている

勝手に打ち止めになる

次の台に向かう…。

 

こんな、ゲーム画面を見ているだけでクリア出来てしまう

つまらないゲームになってしまうんですよね。

 

その究極の必殺技が、複雑な裏ワザではなく

「普通のオジサンから教えてもらえる」というのが残念なところでしたね。

 

最高に優しいシステムなのは嬉しいのですが

せっかくの緊張感を返してほしかったなとも思うのでした。

 

 

 

パチ夫くん2のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

古き良きパチンコの世界が

このゲームには流れている様な気がします。

 

最近ではスマホで

最新機種を遊べる時代ですが

 

ファミコンを引っ張り出して遊ぶのもいいのではないでしょうか。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

なぜ、この禁断の必殺技が搭載されているのかなと考えたときに

ある事を思い出しました。

 

おそらくですが

「ゲームは一日一時間」という言葉に対抗する為の手段として

この技は有ったのではないでしょうか。

 

「ゲームはやっていませんよ」みたいな顔をしながら

実は固定打法で、ひっそりプレイしている。

そんな役割も有ったのかも知れません。

(なにせ一台を打ち止めにするのに30分くらいかかりましたからね。)

 

この必殺技も体験して欲しいですね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

固定打法、そんな禁断の裏ワザがある

 

これこそが、今急いで買う理由です!!

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

完全に放置しても、ゲームクリアが出来る  豪快な作品

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