大暴れして 大暴れして 大暴れしまくる そんな爽快感
[戦車に乗った警察が大活躍する 爽快感抜群のドタバタコメディー]
[ドミニオン 士郎正宗 白泉社]
1986年発売
ジャンル コメディー漫画
参考価格 280円
最近は色々な漫画の感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
ドミニオンというコメディー漫画です。
どんな内容になっていて
どんな部分に感動したのかを書いていきますので
この機会に読んでみて下さい。
ドミニオンとはどんな漫画?
このドミニオンですが、
1986年に白泉社から発売された、
士郎正宗さんのコメディー漫画でした。
「攻殻機動隊」でお馴染みの、
士郎正宗さんが、爽快感抜群のコメディー漫画を描いている。
それだけで読んでみたくなりますよね。
内容としましては
大気汚染が深刻な、未来の世界を舞台に
警察の中の
戦車に乗って悪を成敗する、
「戦車班」にスポットを当てて
凶悪な犯罪組織
「武悪一味」との戦いを描いていく
シンプルながらも面白い
名作ドタバタコメディー漫画になっていました。
ドミニオンの感想でもあり レビューでもあり
[頭を空っぽにして読める 爽快感抜群のコメディー漫画]
士郎正宗さんですからね、
「難解な物語なのかな?」と緊張してしまいます。
しかし、その点は大丈夫です。
めちゃくちゃ分かりやすいです。
大気汚染がひどすぎる世界で
戦車が大好きな、個性豊かな面々が
凶悪な犯罪集団に挑んで行く
暴れて、暴れて、暴れまくる
シンプル過ぎる物語になっていました。
しかし、それで終わってしまったら
薄っぺらい漫画になってしまいます。
そんなシンプルな世界に、
士郎正宗さんの奥深さが「これでもか!!」と詰まっていまして。
一度読んだだけでは終わらない
何度も、何度も、何度でも、読み直してしまう、
とんでもない作品に仕上がっていました。
登場人物が、かなり個性的になっていますので。
敵でありながらも、
どんどん好きになっていく、
不思議な魔法が掛けられていましたね。
シンプルながらも奥深い
サクサク読める名作コメディー漫画なのでした。
[漫画よりも濃厚な おまけのページが熱すぎる]
この作品はコメディー漫画としても最高です。
しかし、それ以外の部分も最高です。
その最高過ぎる部分こそが、
「インターミッション」という、
士郎政宗さんによる、世界感の解説です。
作者自身がドミニオンを解説してくれる、
こんなにも贅沢なミニコーナーはなかったです…。
このドミニオンという作品は、
サクサク読めるコメディー漫画なのですが。
「背景の書き込み」が
コメディー漫画ではあり得ないほど半端なくなっていまして、
それはもう凄い作品に仕上がっています。
そんな作品を、
士郎正宗さん自身が解説してくれる訳ですからね。
文字、文字、文字の、
飛んでもない情報量になっていました。
170ページの漫画本編を読むよりも
8ページのおまけコーナーを読む方が時間がかかる。
凄すぎるおまけコーナーになっていましたね。
1週目は、
頭を空っぽにして、さらっと本編を読む
2周目は、
おまけコーナーを読んで、
「ドミニオン」の世界にどっぷりハマりながら、
背景の書き込みを隅々までチェックして読む
一冊で二度おいしい
ドミニオンというパワー溢れるコメディー漫画の
感想を終わらせていただきます。
ドミニオンのまとめ
この作品ですが、
「ドミニオンコンフリクト」という続編が発売されているそうです。
こちらも買って読みたいと思いますので。
当時読んでいて、
「続編出てたんだ」なんて人は、
この機会に買ってみて下さい。
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