レトロゲームとマンガとももクロと

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マグナブラバン  誰がなんと言おうと スーパーファミコンナンバーワンのストーリーです!!

スーパーファミコンで初めて泣く そんな最高のストーリー

 

[マイナーゲームだからこそ ストーリーを知らずに楽しめたのは良かった]

[マグナブラバン·遍歴の勇者  アスク  スーパーファミコン]

 

1994年発売  

ジャンル RPG  

参考価格  ソフトのみ  2630円  完品状態  4000円

 

記事のネタバレ度 高め

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  マグナブラバン? なにそのゲーム?

どんな人におすすめ? 全てのRPG好きに 自信を持ってお勧めします

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

マイナーであるという事は

 

マイナスでもありますが

 

プラスでもあると思います。

 

日本人は

知名度でイメージを決める物ですから

 

メジャーなら良い

 

マイナーなら悪いとなってしまいます。

 

その反面

 

マイナーならあまり期待しないので

 

結果を残した時のギャップが凄いんですよね。

 

 

メジャーなら当たり前の面白さでも

 

マイナーなら隠れた名作···なんて呼ばれるのが

 

マイナーの良い面でもありますよ。

 

 

そんな今回の

面白さのギャップが天井を突き抜けた程の名作RPG

マグナブラバンの感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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マグナブラバンとの出会い

 

私とマグナブラバンの出会いは

ユーズドゲームズという雑誌の隠れた名作コーナーでした。

(タイトルが曖昧ですが)

 

このコーナーは

発売から数年経ったゲームにスポットを当てた

私のストライクゾーンにバッチリなコーナーで

 

そんなコーナーで

取り上げられていたのが

マグナブラバンとの出会いでした。

 

ちなみにマグナブラバンを探すのに

一年間位はかかりました。

 

見つけた時の嬉しさといったらなかったです。

 

 

 

マグナブラバンとはどんなレトロゲーム?

 

このマグナブラバンですが

1994年にアスクから発売された

スーパーファミコン専用のRPG作品でした。

 

 

そんなマグナブラバンのストーリーは

 

まったく使えない主人公

 

まったく使えない魔法少女

 

まったく使えない戦士が

 

まったく使えない伝説の勇者等

 

個性豊かな仲間達と出会って行き

 

魔王軍に立ち向かっていく

 

王道のファンタジーRPGです。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPGなのですが

 

コマンド選択式ではなく

「キャラクターが好き勝手に戦う」独特な戦闘シーンになっていまして。

 

似たタイプのゲームで言いますと

「マダラ」や「スターオーシャン」に似ていましたね。

 

作戦という物がありまして

 

ロングソードで斬りつける

 

ときどきダガーを投げる

 

まれにファイアーを使う

 

なんて感じで、

自分の好みで作戦を組み立てる事ができました。

 

HPが減ったらポーションを使う

 

MPが減ったらパワビタを使う

 

ピンチになったらブーツで逃げる

 

こんな、戦う以外の行動も設定でき

頭を悩ませながら、どうやったら効率的に戦えるのか?を考えるのも

マグナブラバンの魅力でした。

 

 

駄目な騎士の

おとぼけ大冒険なのかと思いきや

 

物語が進むにつれて、どんどん真剣さを増していく

 

スーパーファミコンの作品で、

初めて涙を流した

 

物語で言えば、

スーパーファミコンのナンバーワンだと思っている

 

絶対に遊んでほしい、RPGなのでした。

 

 

 

 

マグナブラバンの感想でもあり レビューでもあり

 

[ストーリーが良すぎ 全ての人に遊んでほしい]

 

このマグナブラバンのストーリーがなぜ良いのか?

 

みんながダメな人間ばかりだからです。

 

ドラえもんがなぜ良いのか?

 

のび太君がダメな人間だからです。

 

ダメ人間が、

必死に頑張るからこそみんな応援するんです。

 

そして

マグナブラバンでは

全員がそういうタイプの人間になっていました。

 

 

主人公は伝説の勇者でも何でもなく

 

子供の頃、

騎士に助けてもらった為に

騎士に強い憧れをもつ青年です。

 

つまり、戦闘能力なんてものは皆無です。

 

相棒のドワーフも

酒好きの駄目人間ですし

 

ヒロインの魔法使いも

それはもうダメダメです。

 

そんな三人組が

ふとしたきっかけで魔王討伐隊に選ばれてしまい

 

必死に知恵を絞りながら、大冒険していく

こんな始まりでした。

 

 

こんな始まりなので

完全にバカゲーとして進めて行きました。

 

各地で起こるイベントも

コメディータッチで進んで行きまして

かなりコミカルです。

(せっかく苦労して手に入れたアイテムを転んで壊してしまうとか)

 

そんなゲームでしたので

物凄くお気楽にプレイしていたのですがね。

 

物語が進むにつれて

どんどん真剣なストーリーへと変貌していきます。

 

 

主人公の目的でいいますと

 

助けてもらった、憧れの騎士の様になるため

魔王討伐に行くという感じなのですが。

 

その憧れの騎士に、

とある洞窟で出会ってしまうんです。

 

しかし、その憧れの騎士も

今では、お金と名誉の為にしか働かない騎士になっているんです。

 

そんな騎士に出会うことで

主人公の心に疑問が湧いてくるんです。

 

本当の騎士道とは?

 

自分の憧れていた存在とは一体なんだったのか?

 

この冒険にどんな意味があるのか?

 

こんなもやもやでした。

 

 

そこからの展開は

今までのコミカル路線とは一変しまして

真剣路線へと流れて行きました。

 

魔王討伐の旅でありながら

 

自分自身の目的を探す旅でもある

 

こんな涙なしでは語れない

スーパーファミコンの中でもトップクラスのストーリーなのでした。

 

 

 

[アイテムを戦闘中に使えると知らなかった]

 

このマグナブラバンですが

 

他のRPGと違い

キャラクターが勝手に戦うシステムです。

 

つまり

自分は戦闘を上から見ているだけです。

 

なので、ただボーッと

戦闘を見ています。

 

しかし、どうやっても倒せないボスが出てきまして

 

「もう諦めようかな」と思っていたときに

 

「戦闘中にアイテムが使える」と気付いたのでした。

 

普通のRPGなら

アイテムを使うとターンが経過するものです。

 

ポーションを使ったら次のターン

 

薬草を使ったら次のターンといった感じです。

 

しかし、マグナブラバンは無限に使えます。

 

つまり、回復アイテムが切れなければ

絶対に負けないという訳です。

 

レベル上げを二時間しても、倒せなかったボスが

アイテムを使えるとわかった瞬間に、速攻で倒せたのは良い思い出です。

 

 

このゲームでは

戦闘不能を回復させるアイテムがありません。

 

といいますか、ポーションで生き返ります

 

といいますか、回復魔法でも生き返ります

 

つまり、ポーションが切れただけでは死にません

 

MPがすべて切れて 

 

回復魔法を唱える事ができなくなった瞬間まで

 

絶対にゲームオーバーにはなりませんでした。

 

後半では、MPを全快させるアイテムが普通に売っていますので

もはやゲームオーバーにはなりませんでした。

 

 

100回死のうが関係ない

 

誰かが生きて居る間は、常に戦闘状態

 

次の瞬間には、コマンドを開いて全員が復活している

 

そんな、明らかに設定ミスのシステムをお楽しみください。

 

 

 

[伝説の勇者は本当に役立たずなのか?]

 

このゲームには

伝説の勇者の末裔「ロトト」というキャラクターがいます。

 

明らかに、

ドラクエを意識しているキャラクターなのですが。

 

このキャラクターの弱いことといったらもう、地獄です。

 

そんなキャラクターを育てていて思う訳です

「絶対に覚醒して、とんでもないチートキャラになる」と。

 

しかし、最後の最後までゴミの様な弱さでした。

 

 

そんな時に、ある事を思いだしたんですよね。

 

実は、このゲームでは

主人公の村の下に、小さな小屋がありまして

 

勇者の装備が2980という価格で売っていました。

 

最初はみんな思っていました

「勇者の装備が2980で売っているって、おかしいでしょ」と。

 

しかも、だれも装備できませんので

完全なるギャグのアイテムとして、忘れるようにできていた訳です。

 

更に、この小屋は

イベントが進むといけなくなるように設定されていました。

 

 

しかし、このギャグのアイテムこそが

勇者ロトトの最強装備だったんですね。

 

2980という値段設定が本当に絶妙でして

 

お金が貯まるころには行けない

 

貯めるのに苦労している時は行ける

 

こんな絶妙なバランスでした。

 

おそらく一周目で気づけた人はかなり少なかったと思います。

 

私も最初は完全に無視して

いざ買いに行ったら、既に行けなくなっていました。

 

それから長い年月が経ち

2016年の8月に二度目のプレイをしてみました。

 

そして、お金を貯めて

遂に最強装備のセットを購入したんです。

 

 

まあ凄い

 

いや凄すぎる

 

だって最強装備なんだもん。

 

今まで、30とかしか上がらなかった武器なのに

 

いきなり200とか上がりますからね

 

さっきの二倍の攻撃力になるなんて、だれも予想しませんよね。

 

防御力なんて3倍にはなったでしょうかね。

 

そんな最強装備を身にまとった瞬間に

 

ゴミの様な勇者から

 

1人で全ての敵を殲滅できるのではという程の

 

圧倒的な勇者に早変わりしたのでした。

 

 

一周目では絶対に気づけない

 

繰り返し遊んでいるマグナブラバンのファンにこそ用意された

 

チート級のおまけ要素なのでした。

 

 

 

マグナブラバンのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このマグナブラバンの凄い所は

 

紹介された記事を読んで

最高に遊んでみたくなったハズなのに。

 

実際にゲームをプレイした方が

何倍もゲームを楽しめる所です。

 

「このゲームは、絶対に面白いゲームだよ」と

ハードルを上げているのに

 

そのハードルを、余裕で越えてしまう

ポテンシャルの高さ

 

マグナブラバンは本気で凄かったです。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

やっぱりストーリーでしょうね

 

スーパーファミコンのゲームなのに

泣かされてしまう。

 

そんな、心に深く刻み込まれた作品なのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームの売りは、ストーリーです。

 

そんなゲームなので

RPGの部分が面倒だと思うかも知れません。

 

「ストーリーを進めたいのに、戦闘が面倒くさい」みたいな感じです。

 

そんな不満を、

少しだけ軽減する方法をお教えします。

 

それは、放置してレベルアップさせる方法です。

 

S字フックか洗濯バサミを十字キーにセットしまして

そのままフィールドを歩きます。

 

このゲームでは

行き止まりの方向に延々歩いても

 

なぜかエンカウントするシステムになっていましたので

 

どんな場所でも無限に戦うことができました。

 

キャラクターが勝手に戦いますので

他のRPGの様にボタンを押しっぱなしにしなくても戦闘が進みます。

 

ですので

 

テレビを見ている最中でも

 

ブログを書いている途中でも

 

お風呂に入っている最中でも

 

どんどん勝手にレベルが上がっていく訳です。

 

そうすることで

物語に集中できますので

 

面倒だなと思っている人は、この方法をお試しください。

 

 

本来ならば、このレベル上げの楽しさも

RPGの楽しみの一つなのですが

 

マグナブラバンに関して言えば

 

濃厚過ぎるストーリーを体験して欲しいので

あえて解禁しても良いと思います。

 

ちなみに、このゲームでは

モンスターが頻繁にパワーアップアイテムを落としますので

 

究極にやりこみたい人にもお勧めですね。

 

2時間放置して、力の種を4個ゲットする

こんな楽しさも、魅力の1つでした。

 

 

最高に遊んでほしいゲームなのに

 

残念ながらバーチャルコンソールで配信されていませんので

実機で遊ぶしかないのですが。

 

今なら普通くらいの値段で買えますので

この機会にチャレンジしてください。

 

 

全てのRPG好きには絶対に遊んでほしい 

 

つまらなかったら石を投げてくれても構いません

 

そんな大好きなRPGなのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとう

 

今でも心に残っている 大事な大事な名作RPG

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ソフトのみ  2630円

 

 

完品状態   4000円

 

 

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