レトロゲームとマンガとももクロと

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本当にあったウィザードリィに関する怖い話

ゲーム系の怖い話ってついつい読んじゃうよね

<<諸芸・娯楽>> ウィザードリィ日記

先日北野誠さんの怪談のラジオを聞いていまして、

(2024年の中山市朗さんがゲストの回)

「あ!これってあの体験と一緒じゃん!!」となりましたので、

私が実際に体験した、

ウィザードリィに関する不思議な出来事を書いていきたいと思います。

 

 

今からちょうど20年前の事だったでしょうか。

 

我が家に初めてパソコンが来まして、

「これで、好きなだけインターネットができる!!」なんて、

夢の様な環境になりました。

 

その頃で言いますと、

ドリームキャストでインターネットをするのが主流だったのですが、

その度に結構なお金がかかりましたからね。

お手軽にインターネットを楽しむという事はなかなかできなかったです。

 

そんな時代に、

好きなだけインターネットをしていいわけですからね。

 

すぐにパソコンの虜になりました。

 

その頃の日課としましては、

まずはヤフーニュースを読んでから、

遊んでいるゲームの攻略サイトを巡っていくという感じでした。

 

その日に起こった出来事を確認してから、

色々なサイトに飛んでいく、そんな日々でした。

 

その日も、実況パワフルプロ野球のオールAの育成理論を探すために、

パソコンの前に座ったのですが。

 

急に、近くにある本棚の方から「ガタン!!」と大きな音が聞こえまして、

「え!なに!!」なんてビックリしました。

 

結構な衝撃でしたからね、

「ヤバい、本棚壊れたかも」みたいな感じだったのですが、

本棚まで近寄ってみて、その音の正体が分かりました。

 

そこには、ウィザードリィ日記という

ハードカバーの本が落ちていました。

 

この本は、

60歳を越えたSF作家のおじいちゃんが、

ウィザードリィというRPGを遊んでいく過程を描いた

最高のエッセイ集なのですが。

 

なぜか本棚から落ちていまして、

「え?なんで落ちたの?」なんて感じでした。

 

かなり重たい本でしたので、

他の本に比べると若干は落ちやすいのかな?とは思うのですが、

そんな経験は今までしたことがなかったですからね。

 

ずっと心臓がバクバクしていたのを覚えています。

 

そして、更に衝撃を受けました。

 

なぜか?

 

 

ヤフーニュースのトピックで、

矢野徹さんが亡くなったという記事が表示されていたからです。

 

未だかつて、

本が落ちてくるという体験もしたことがないのに

 

そのタイミングで、

本の作者さんである矢野さんの訃報を、知るわけですからね。

 

あの衝撃ったらなかったです。

 

偶然と言えば偶然なのでしょうが、

あまりにも凄いタイミングでしたからね、

「今日はもういいや」と思いながら、パソコンを閉じたのを覚えています。

 

ただ、今になって思うんです、

あれって、矢野さんがイタズラしていったのかなと。

 

ウィザードリィ日記を買ってくれた読者の家をまわっては、

「久しぶりに読んでね」と驚かせていく。

 

「そんなイタズラだったのかな?」と考えた時に、

「こんな体験も悪くないな」と思ってしまうのでした。

 

そして、そんな話を書きたくなった理由こそが、

北野誠さんのラジオだったわけです。

 

「本って、実は意思を持っているんじゃないの?」みたいな怪談がありまして。

(YouTubeに上がっていますので、気になる方はどうぞ)

 

そんな話を聞いたときに、

「ああ、あの体験ってそうだったんだ」と納得した訳です。

 

怖い話を聞くと自分でも話したくなるというのが、

怪談あるあるですからね。

 

このタイミングで記事を書いてみました。

 

ウィザードリィというゲームが好きな人には、最高の一冊になると思いますので、

気になった方はウィザードリィ日記もどうぞ。

 

終わり

 

 

こちらから購入できます

 

 

1500円