前作の荒々しい部分が無くなっているのが 少し寂しい
[本編の桜都国編だけに特化した 名作カードゲーム系RPG]
[ツバサクロニクル Vol.2 アリカ ニンテンドーDS]
2006年発売
ジャンル カードゲーム系RPG
参考価格 450円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 だいたい7時間くらい?
どんな人におすすめ 最強を目指す やりこみ系のRPGが好きならば最高です
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「ツバサクロニクル Vol.2」という
ニンテンドーDSのカードゲーム系RPGです
前作のツバサクロニクルDSは
前から持っていました。
しかし、いろいろなゲームを遊びたかったので、
長年積みゲーになっていました。
そんな作品を遊んでビックリ
可愛らしいパッケージとは裏腹に
ゲームの中身としては、なかなかの個性的な作品でした。
開始早々に
「ツバサクロニクルって凄い!!」なんて感じで、
一気に大好きな作品になりましたからね。
もっと早く遊べばよかったです。
そんな大好きな作品の続編が
発売されていることを知り
「これは絶対に遊ばなければならない!!」と、
今回遊んでみたわけです。
そんなツバサクロニクルDS2が
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の 新たなシステムが 今作を最高に熱くする
ツバサクロニクルDS2の感想です( `―´)ノ
ツバサクロニクルDS2とはどんなレトロゲーム?
このツバサクロニクルDS2ですが、
2006年にアリカから発売された、
ニンテンドーDSのカードゲーム系RPGでした。
そんなゲームの目的は
ツバサクロニクルの
桜都国編に特化した内容になっていまして。
前作同様に、
クランプさんの他の漫画のキャラクターが登場する
世界を行き来しながら、物語を進めていく
オールスターゲームになっていました。
ゲームのシステムは
シンプルなカードゲーム系RPGで
グー、チョキ、パー、という、
じゃんけんのシステムにプラスして
攻撃力
防御力
特殊能力が設定されている
じゃんけんなのだけど、
ちゃんとRPGも楽しめるシステムになっていました。
その他にも
相手の手札が常に見えているので、
そこを予想しながら楽しめる
カイジ的なヒリヒリ感
カード自体にレベルが設定されていて、
雑魚カードでも、鍛えるととんでもないカードになるかもしれない
ワクワク感
それに加えて、
ドーピングアイテムがお店に売っているので、
やりこみ要素も文句なし
こんなシステムが、前作同様に楽しめました。
今作ならではのシステムで言いますと
山札が無くなっても試合が終わらない、とか
20ターン生き延びなければならない、とか
戦闘ごとに、
「特殊なルール」が設定されていまして。
前作以上に、奥深いバトルを繰り拡げられましたし。
ヒロインである
「サクラ姫」を操作する
喫茶店を運営するミニゲームも追加されましたし。
カードごとに、
攻撃タイプ、防御タイプ、バランスタイプ、能力タイプ
なんて感じで、成長タイプが設定されていまして。
どのカードの組み合わせでデッキを組んでいくのか?というのも、
前作との大きな変更点だったのではないでしょうか。
シンプルだった前作と比べて
大幅に優等生になって帰ってきた
最高に熱いバトルを楽しむことができる
名作カードゲーム系RPGなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
450円
ツバサクロニクルDS2の感想でもあり レビューでもあり
[20ターン生き延びろという 斬新なルールが熱い]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに、
真っ先に思い浮かんだのが
「カードゲームとして大幅に進化している」という部分でしょうか。
カードの種類も増えましたし
特殊能力の数も増えましたし
特殊ルールのシステムも増えましたし
前作の数倍は、
奥深いカードバトルを楽しむことができました。
そんな中で、
特に面白かったのが、
特殊ルールのシステムでした。
今作には
2種類の特殊ルールが存在しまして
特別なバトルでは、
そのルールが適用されるという流れになっていました。
(その他のバトルは、今まで通りの普通のバトルです)
まず面白かったのが、
完全決着のルールですよね。
前作で言いますと、
相手の山札をなくすことで、強制的に勝利することができました。
そんな
「インチキの勝利」を排除しまして、
完全決着するまでバトルする。
こんな当たり前になっていましたね。
(主にボス戦がこの特殊ルールでしたね)
次に面白かったのが、
「20ターン生き延びなければならない」特殊なバトルでした。
「敵が大群で襲ってくるとき」に
適応されるルールなのですが。
まあ大変でしたね。
20ターン生き延びなければならないという事は、
どんなに敵を倒しても意味がないわけです。
そして、何よりも辛いのが、
「ライフが一切回復しない」という所なんですね。
普通のカードゲームならば、
敵を倒せばそこで終わりですからね。
ライフが1でも残っていれば問題ないわけです。
そんな甘えを排除しまして、
20ターン完璧な戦略で戦い抜かなければならない
ガチのバトルになっていました。
今までならば、
数十ダメージを食らったとしても、何も恐怖を感じなかったのに。
この数十ダメージを食らってしまったばっかりに、
最後の数ターンでひっくり返されるかもしれないわけですからね。
1ターンから20ターンまで、
常に緊張しっぱなしの、とんでもないバトルを楽しむことができました。
そんな中で、
特に面白かったバトルがありました。
それまでも、熱いバトルだったのですが。
このバトルがあったからこそ、
この特殊ルールの面白さが最大限覚醒したのだと思います。
その最高に熱いバトルこそが、
「ラスボス手前の中ボス戦」だったのではないでしょうか。
この中ボス戦ですが
最初はわりと弱めのボス
そのボスを倒すと、ぶっ壊れたボスが登場する
こんな二段構えの構成になっていまして。
弱めのボスを早めに倒してしまうと、
開始数ターンで凶悪すぎるボスが降臨するという、
なかなかのイカレタバトルになっていました。
このボスを倒すことができれば、
また弱いボスが登場するのですが。
そんなことが簡単にできないからこそ、
イカレタバトルなわけです。
それこそ、
2発でこちらを葬る攻撃力をもっていまして。
このボスから
「15ターン生き延びろ」と言われているわけですからね。
あのカードの読みあいは、
どんなカードゲームにも負けない
最高のバトルだったのかもしれません。
たった一つのミスが、すべてを終わらせる
前作よりも、大幅にガチになって帰ってきた
最高のバトルを楽しんでください
[前作からの不安が 見事に的中する]
最後まで遊んだ感想としましては、
文句なしのクオリティだと思います。
クリア後のおまけも充実していますので、
前作以上に長く遊べます。
なので、ゲームとしての面白さは、
前作以上なのは間違いありません。
なのですが、
「やっぱりか…」という部分もありました。
まず思ったのが、
「本編が終わらない」という所でしょうね。
前作も、
「ヤバい、ここから面白くなるじゃん!!」で終わりました。
そんな時に、
「なるほど、続編で決着をつけるのね」と納得したわけです。
しかし、今作でも決着はついておらず
更に、続編も発売されていませんでした。
これが、
3が発売されているのならば、
まだ納得もできたのでしょうが。
今作を持ちまして、
ツバサクロニクルのゲームは終わってしまいましたからね。
「ここからは、漫画版で楽しんでください」となってしまったのが、
かなり残念でしたね。
ただ、
ここはしょうがないと思って納得します。
問題は次です。
どうして、成長タイプになったんだろう(;´・ω・)
前作を遊んでいて思ったんですよね。
「これは凄いな」と。
カード自体に、
ポケモンのようにレベルが設定されていることもさることながら、
自分でステータスを割り振れますからね。
攻撃力特化の、ぶっ飛んだカードばかり作っていました。
おじさんとか、おばさんとか、
明らかに誰も使わないカードで、ラスボスをワンパンできるかもしれない。
この自由度の高さが最高の魅力でした。
ただ、こんな荒々しいシステムだったからこそ、
「続編で変更されるかもな」とも不安に思ったわけです。
で、その通りになったわけです。
成長タイプという、
勝手にステータス上がっていくシステムになってしまったために。
自然と、
前作のように、
極端なデッキ構成にはならないようになっていましたね。
一応の優しさとしましては、
ドーピングアイテムが今作も普通に売っていますので。
そちらで地道に上げていけるというのは、
製作者の優しさだったのかもしれません。
ちゃんと物語が完結して
前作の荒々しいシステムを搭載している
そんな、最高のツバサクロニクルDS3を期待して、
今回の感想を終わらせていただきます(*´▽`*)
ツバサクロニクルDS2のまとめ
ガチの読みあいを楽しみたい方は
今作を遊び
最強のカードを作りたい方は、
前作を遊ぶ
こんな感じでしょうか。
別に今作がやりこめないというわけではなく。
前作がぶっ飛んでいただけです。
今作も、
前任者のデータを確認したところ、
レベル76とかまで上げていましたからね。
やりこみ度は文句なしだと思いますので、
安心して遊んでください。
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
可愛らしい見た目で 中身は読みあいが熱いカードゲーム
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