レトロゲームとマンガとももクロと

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ドラゴンスレイヤー英雄伝説2 苦痛が90% それでも遊んでしまう その最大の魅力とは?

イベント5時間 レベル上げ40時間?

 

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[こんなゲーム二度と遊ぶか!!と 3回思う でも結局遊んじゃうんですよね]

[ドラゴンスレイヤー英雄伝説2  エポック  スーパーファミコン]

1993年発売  ジャンル RPG  参考価格390円

 

記事のネタバレ度  ガッツリ高め  

攻略に必要なプレイ時間  45時間

このゲームに対する世間の評価  このゲームをクリア出来たら 完全なる勇者

どんな人におすすめ? 人生に余裕のある人におすすめ

バーチャルコンソールで配信あり

 

 

 

ドラゴンスレイヤー英雄伝説2とはどんなレトロゲーム?

 

このドラゴンスレイヤー英雄伝説2ですが

1993年にエポックから発売された

スーパーファミコン用のRPG作品でした。

 

ドラゴンスレイヤーシリーズ第6番目の作品で

前作の「英雄伝説」が第5番目でした。

(ドラゴンスレイヤー2なので、2作目だと今まで思っていました。)

 

ゲームの目的は

世間知らずの王子様「アトラス」を操り

全国各地を旅しながら

大量発生したモンスターの謎を解いていく…。

こんな始まりでしたね。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPGで

ゲームの画面は「イースタイプ」のアクションRPG風なのですが

戦闘シーンは「ドラクエタイプ」のコマンド選択式でした。

 

ランダムエンカウントでは無く

「ロマンシングサガ」の様な

シンボルエンカウントのシステムでもありました。

 

 

世間知らずの王子様 アトラス

口の悪い荒くれ者の魔法使い ランドー

お金持ちのお嬢様  フローラ

正体不明の仮面の男  シンディ

 

このパーティーで世界を救えるの?なんて程

個性的な仲間達を操り、世界滅亡の危機を救いに行くわけです。

 

ゲームの流れとしては

 

街で情報収集をする

 

厄介事に巻き込まれる

 

厄介事をクリアしないと、次の大陸には行けない

 

情報収集をして、厄介事を解決する

 

ようやく次の大陸に、移動できる様になる

 

こんなオーソドックスなRPGでした。

 

「ワプの翼」という

「キメラのつばさ」的なアイテムを使用することで

 

今までに行ったことのある街に移動できますので

情報収集が物凄く簡単なのは良かったですね。

 

大陸は小さめなのですが

モンスターが大量に発生してしまいますので

移動には時間が掛かってしまいました。

 

全5章に分かれていまして

物語の最後に凶悪なボスが待ち受けている

とてもシンプルな展開でしたね。

 

一見すると王道のファンタジー

 

ストーリーが進む事にどんどんSFチックな世界と融合していく

 

こんな、RPGのお約束を、良い意味で破壊している

 

先の展開が気になって仕方なかった

中毒性が高いRPGなのでした。

 

 

 

ドラゴンスレイヤー英雄伝説2の感想でもあり レビューでもあり

 

[屈強な戦士をキレ者の魔法使いに 貧弱な魔法使いをムキムキの戦士に そんな自由]

 

このゲームですが

レベルが上がるごとに、ポイントを貰う事ができます。

 

このポイントを割り振ることで

自分だけのキャラクターに成長させることができます。

 

パラメーターは

 

攻撃力と最大HPに直結する つよさ

 

魔法の威力に直結する かしこさ

 

多めに行動できる  すばやさ

 

攻撃の命中力に直結する  うんのよさ

 

この4つのパラメーターに分かれていまして

好きな様にキャラクターを育成できました。

 

このシステムが本当に面白く

 

攻撃特化型の、ムキムキ戦士にするのか

 

貧弱だけど、モンスター全てを焼き尽くす、最強の魔法使いにするのか

 

アイテムを最速で使いまくる スピードスターを目指すのか

 

クリティカルヒットを連発する ラッキーマンを目指すのか

 

こんな楽しみがありました。

 

 

このシステムのなにが面白いって

キャラクターの設定を、無視することができます。

 

口の悪い魔法使い「ランドー」ならば

 

普通だったら、賢さを優先して上げると思うのですが

 

このゲームでは、設定を無視して

ムキムキの戦士に育て上げる事もできます。

 

怪力の持ち主である「シンディ」の場合は

 

強さを優先して

最強のパワーキャラに育成するのですが

 

そんなのガン無視で、魔法使いに育てる事ができます。

 

この、自分好みのパーティーに出来るのが本当に楽しく

 

早くレベルに上げたくて、どんどん戦闘をしていましたね。

 

 

基本的には、強さと賢さを上げていく

「魔法戦士タイプ」が安定するのですが

 

あえて、運の良さだけを上げて

茨の道を突き進むのも楽しく

 

ゲームの中毒性で言えば

今の時代のやりこみゲームにも負けないくらいの

圧倒的な楽しさがありました。

 

 

注意点としましては

 

強さがそのまま最大HPに直結しますので

 

強さを低めに進めてしまうと、後半で泣きを見るのが注意点でしたね。

 

主人公のHPが2000なのに

 

お嬢様のHPが500だった時の、あの取り返しのつかない感も

 

英雄伝説2のだいご味だったのかも知れませんね。

 

キャラクターの設定を活かして、その通りに育成するもよし

 

キャラクターの設定を無視して、真逆に育成するよし

 

こんな、やりこみ要素満点の作品なのでした。

 

 

 

[魔法システムが独特過ぎて 慣れるまでに苦労する]

 

このゲームですが、バリバリのファンタジー世界です。

 

モンスターはスライムですし

乗り物はドラゴンですし

魔法も普通に存在します。

 

魔法は、ポピュラーな存在の様で

魔法を覚える為の「魔法の書」が、普通にお店で売っています。

 

なので、レベルアップで魔法を覚えていくのではなく

 

お金を出して、魔法の書を購入して、ようやく覚える事ができる

 

こんなシステムでした。

 

 

ここまでは、ファイナルファンタジーでもありましたので

そこまでビックリはしなかったのですが

 

MPのシステムに、ビックリしてしまいました。

 

このゲームでは

キャラクター1人に対して

 

最大で7個まで魔法を覚えさせることができるのですが

 

そのどれもが独立していました。

 

「MPカプセル」というシステムだそうで

このカプセルが、フィールドで時間が経過するごとに

どんどん満たされていきまして

 

満タンになると魔法を使用できるというシステムでした。

 

一度魔法を使用すると

フィールドで8秒間くらい待たないと補給されませんので

 

魔法を連発して戦うというのが、難しいゲームでもありました。

 

 

さらに困ったのが

魔法を7個までしか覚えられないシステムでした。

 

魔法は、魔法の書で上書きができますので

「あの魔法を覚えたいのに、覚えさせられない」という事はないのですが

 

出現するモンスターごとに

魔法のパターンを入れ替えなければいけないのが、辛かったですね。

 

普通のRPGならば

魔法は覚えたら覚えっ放しでしたので

そこからモンスターの弱点を選んで、その場で対処すれば良かったのですが。

 

このゲームでは、

「炎が弱点なのに、氷の魔法しか覚えてない」とか

「毒を使用してくるのに、毒消しの魔法を覚えてない」とか

モンスターの行動パターンを体験してからでないと

魔法の組み立てをできないのが、面倒でした。

 

 

さらに困ったのが、魔法の使用回数でした。

 

MPカプセルというシステムなので

覚えた魔法しか使用できません。

 

つまり、「最大で7回」までしか魔法を使用できないんです。

 

どんなにレベルを上げようが

 

どんなに魔法能力がトップクラスになろうが

 

戦闘で使用できる魔法の回数は、1人7回まででした。

 

このシステムが本当にきつく

 

攻撃魔法を多めにしたら、回復魔法が一切できない

 

回復魔法を多めにしたら、攻撃魔法が一切できない

 

補助魔法を多めにしたら、まったく何もできない

 

バランスよく覚えさせると、戦闘が長引くと何もできなくなる

 

こんな、大変すぎるシステムでした。

 

 

このゲームでは

回復アイテムよりも

回復魔法の方が、圧倒的に効率が良かったので

 

どうしても回復魔法を多めに覚えさせてしまいます。

 

その結果が

「結局はみんなで、攻撃しか選択肢をしない」という

単調な戦闘になってしまいました。

 

ゲームの後半になれば

MPを回復できるアイテムが販売される様になるので

 

戦略的な戦闘シーンにはなっていくのですが。

 

ゲームのシステムに慣れるまでは、本当に辛かったですね。

 

 

他のRPGとの違いを見せるために

こんな独特なシステムにしたのでしょうが

 

ゲームの難易度が異常になっただけでしたね。

 

 

 

[このゲームのバランスを破壊した 最大の要因とは?]

 

このゲームですが

 

ストーリーの展開がジェットコースターの様で 最高

 

レベルアップが楽しい 最高

 

魔法のシステムが面倒で 苦痛

 

こんな3種類の要素が融合していました。

 

ここまでなら、「名作RPG」と呼んでも問題ない

素晴らしい作品だったと思われます。

 

 

なのですが、ここで終わらないのが

ドラゴンスレイヤー英雄伝説2という

何度もゲームを辞めようかと思ったほどの、激ムズゲームです。

 

 

このゲームには

他のRPGには無い、独特なシステムが搭載されていました。

 

それこそが

「自分の強さによって、経験値とお金が変わる」

困ったシステムでした。

 

スライムを倒しますよね

そうすると経験値が2とお金が2貰えます。

 

ここまでは普通です。

 

しかし、自分のレベルが上がると

経験値が1とお金が1に下がります。

 

まあ、ここまでも

今までのRPGではありました。

 

女神転生やリンダキューブ等が、当てはまります。

 

ただ、他のRPGの場合は

お金が下がることは無かったのですが

英雄伝説2ではお金も下がります。

 

それでも、スライムを倒して経験値を稼ぎます

そして、レベルが上がります。

 

そして、次にスライムを倒した時は

経験値0とお金0という何の意味も無くなります。

 

せっかくスライムを倒したのに

全く成果が上がらない、こんなスパルタシステムでした。

 

 

このシステムが何をもたらすのか?

 

物凄くレベルが上がりにくい、最悪のシステムにされています。

 

序盤で言いますと

 

次のレベルまであと70の経験値で

 

モンスターを倒しても3しか経験値が入らない

 

こんな地獄ですし

 

後半で言いますと

 

次のレベルまであと20000の経験値なのに

 

モンスターを倒しても200しか経験値が入らない

 

こんな地獄です。

 

 

最初は気前よく

1500とか経験値が入っていたのに

 

どんどん下がって行きまして

最後には200まで下がり

 

100回戦闘して、ようやく1レベル上がる、こんなきつさがありました。

 

最後には0まで下げられて

その章をクリアしないとレベル上げができない

こんな酷さでしたね。

 

 

その結果、「1レベルを上げるのに1時間掛かる」という

前代未聞のRPGを体験することができました。

 

このゲームの

クリアレベルは40程度なのですが

 

もれなく1時間掛かりましたので

40時間はレベル上げをしていたという事です。

 

クリアするまでに掛かった時間が45時間程度なので

イベントは5時間、レベル上げが40時間でしたね。

 

このあまりの辛さに

「こんなゲーム二度と遊ぶか!!」とも思ったのですが。

 

3日くらい経つと

「ちょっとだけ遊んでみようかな…」なんて誘惑に負けて

また遊んでしまい。

 

また3日くらい経つと

「どうやって、このボスを倒すんだよ!!」と思って

「こんなゲーム二度と遊ぶか!!」と辞めるのですが。

 

また2日くらい経つと

「レベル上げてダメだったら、本当に辞めようかな」と

またゲームを遊んでしまう。

 

そして気づいたらエンディング画面まで行ってしまった

こんなゲームでしたね。

 

 

正直言いまして

苦痛が90%を占めていた作品だと思います。

 

そんな作品だったのですが

 

ストーリーが面白く

 

キャラクターの育成が楽しく

 

ボスとのハラハラドキドキのバトルが最高でしたので

 

結局は、「英雄伝説2って最高だったな」と思って終わりましたね。

 

救済措置としましては

 

お金を稼げなくなっても

モンスターがアイテムを頻繁に落としますので

 

そのアイテムを売れば、お金には困らないというのは良かったですね。

 

ラストダンジョンまで行けば

そのシステムが突如として解除されますので

無限にレベルを上げる事ができました。

(ここからはレベルが上がろうが、既定の経験値を大量に貰う事ができましたね)

 

 

ですので、クリアしてから

延々と最強のキャラクターを目指すことができますので

 

その部分も高評価でしたね。

 

ゲームを遊んでいて

こんなに苦痛を感じるゲームも珍しいのですが

 

結局は大好きなゲームになってしまった

 

そんな凄さが、このゲームには有ったのかも知れません。

 

 

90%の苦痛を

 

10%の楽しみが上回ってしまう

 

そんな偉大なRPGなのでした。

 

遊ぶな危険、でも絶対に遊べ。

 

 

 

ドラゴンスレイヤー英雄伝説2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

苦痛の中にある幸せ

 

幸せを体験するためには苦痛を味わうしかない

 

完全なるマゾゲーをお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

レベル上げが本当に辛い作品です

 

もう一回遊べと言われたら、泣きながら嫌ですというかも知れませんが

 

それでも遊んじゃうかもしれません。

 

そんな嫌なレベル上げを

多少ですが、サボることができる方法が有りました。

 

その方法というのが

「連射コントローラーとS字フックを使用する」という方法でした。

 

このゲームは

フィールドのモンスターが無限に増えるシステムでして

 

攻撃ボタンをS字フックか洗濯バサミで固定する事で

戦闘が繰り返し行われるという方法でした。

 

しかし、この方法が楽なのかと言いますと

まったくそんなことはありませんでした。

 

敵の強さが圧倒的ですので

数回戦っただけでゲームオーバーになってしまいます。

ゲームオーバーになれば、街に戻されますので

 

またそのレベル上げの場所に行って

コントローラーにS字フックをセットして

何回もチェックしながら、見守る

こんな大変さがありましたね。

 

そんな方法を思いついたのが

かなり後半でしたので

 

今から遊ぶ人は、序盤からバンバン使ってください。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

この作品は

スーパーファミコンだけではなく

メガドライブでも

PCエンジンでも

プレイステーションでも

セガサターンでも楽しめる

偉大な作品でした。

 

プレイステーションとセガサターン版では

英雄伝説と英雄伝説2の豪華2本立てとなっていますので

 

まだ遊んだ事が無い人は、そちらの方がお勧めです。

 

データも消えませんからね。

 

 

連射機コントローラーとセットで遊んでほしい 

 

だって地獄だから

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

こんなに苦痛を味わったのに 今では大好きなRPG

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