レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

ロストレグナム PSP 大好きな『グラディエーター』が、まさかの『ディアブロ』ライクで大復活!

大好きな『グラディエーター』が、まさかの『ディアブロ』ライクで大復活!

大好きなゲームの続編が、

まさか10年も前に発売されていた…!

 

そんな事実を知った時、あなたはどんな気持ちになりますか?

 

きっと、胸がドキドキして、すぐにでもそのゲームをプレイしたくなりますよね。

 

今回ご紹介するのは、

まさにそんな体験をさせてくれたゲーム、『ロストレグナム』です。

 

2007年にPSPで発売された本作は、私が愛してやまないアクションゲーム

『グラディエーター』の流れを汲む、まさかのディアブロライクRPGでした。

 

『グラディエーター』をリメイクした

『剣闘士 グラディエータービギンズ』を、

100時間以上プレイするほど大好きだった私ですが、

まさかそのリメイク版の3年も前に、

同じ世界観の新しいゲームが発売されていたとは、完全にノーマークでした。

 

 

傭兵となって、荒くれ者とモンスターが巣食うダンジョンを冒険!

 

『グラディエーター』では、

奴隷となって闘技場で戦うのが目的でしたが、

『ロストレグナム』では、傭兵となってダンジョンを冒険します。

 

物語は少しずつ違いますが、

4人の主人公から1人を選び、

モンスターや荒くれ者がはびこるダンジョンを攻略していく、

シンプルながらも遊びごたえ満点のゲームです。

 

選べる主人公は以下の4人。

  • ハイランダー:パワーファイター
  • グラディエーター:二刀流使い
  • ダークサーチャー:呪術が得意な魔法使い
  • アマゾネス:弓矢使い

 

それぞれの職業で戦い方がガラリと変わるため、

まるで4種類のゲームをプレイしているかのような感覚を味わえます。

(ちなみに、私はアマゾネスでプレイしました)

 

 

シンプルながら奥深い、ディアブロライクの快感

 

ゲームのシステムは、『ディアブロ』に似たアクションRPGです。

 

ダンジョンは短い部屋の連続で構成されており、

敵を倒さなくても次の階層へ進むことができます。

 

宝箱はほとんどなく、ひたすらモンスターを倒して、

経験値とアイテムを集めるのがメインとなります。

 

そして、このゲームのユニークな点は、お金の概念がないこと。

 

しかし、どんなゴミのようなアイテムでも、無駄になることはありません。

 

なぜなら、アイテムをトレードして装備を強化できるからです。

 

キノコがトーチになり、トーチが爆弾になり、爆弾が魔石になり、

魔石が装備強化アイテムになり、

そして装備強化アイテムが装備品になる…まるで「わらしべ長者」のように、

手に入れた全てのアイテムが最終的には戦力アップに繋がるのです。

 

これは、ディアブロライクの「ハック&スラッシュ」の楽しさに、

『グラディエーター』の装備強化システムを融合させた、まさに奇跡のシステムです。

 

ダンジョンを探索して、自分を鍛え、装備を強化する。

 

そして、またダンジョンへ戻る。

 

この繰り返しが、このゲームの中毒性を高めています。

 

まさに、『グラディエーター』と『ディアブロ』が結婚したような、

最高のRPGと言えるでしょう。

 

 

サクッとクリア、濃厚に楽しむ

 

本作のメインストーリーは、非常に短いです。

 

アクションRPGなので仕方ないのですが、

サクッとプレイすれば、7時間ほどでエンディングにたどり着くでしょう。

 

しかし、このゲームの真の面白さは、クリア後にあります。

 

主人公が4人いるため、

全てのエンディングを見るだけでも、30時間は楽しめます。

 

そして、ゲームをクリアすることで、「ハード」と「ヘル」という、

信じられないほど難易度の高いモードが解放されます。

 

この難易度のおかげで、同じキャラクターでも、

20時間以上はやり込むことができるのです。

 

難易度が上がれば、

今まで見たことがないような、レアな装備品もドロップするようになります。

 

これこそ、ディアブロライクの醍醐味ですよね。

 

サクッと終わる本編とは裏腹に、全く物足りなさを感じさせない、濃厚な作品なのです。

 

 

圧倒的な武力を手に入れる、禁断の裏技

 

私のプレイスタイルは、

エンディングを見るまで極力攻略情報を見ないことです。

 

このゲームも同様に、

攻略サイトを見ずにクリアしました。

 

しかし、クリア後に解禁されたハードモードの難易度が異常すぎて、

心が折れそうになりました。

 

必死にレベルを上げ、装備を強化しても、

一つのダンジョンをクリアするのに精一杯…。

 

そんな時、攻略サイトで「禁断の裏技」の存在を知ったのです。

 

その裏技は、「装備品の数値を効率的に上げていく」というもので、

これを実践すれば、ゲームバランスを破壊するほどの強力な装備を作ることができます。

 

一周目で使うのはもったいないですが、

あまりの難しさに絶望したハードモードでは、この裏技が最高の救済策となります。

 

2時間で武器の攻撃力が10倍に!

 

さっきまで40ダメージしか与えられなかった攻撃が、

2時間後には150ダメージに…。

 

ゲームが上手い人は必要ないかもしれませんが、

私のような普通のプレイヤーにとっては、これほど嬉しい要素はありませんでした。

 

強大な敵を、圧倒的な武力でねじ伏せる。

 

この快感は、どんなディアブロライクにも負けない、最高の体験です。

 

 

なぜ、この名作はもっと知られなかったのか?

 

『グラディエーター』が大好きだったのに、

その続編とも言えるこの作品の存在を、発売から10年以上経ってから知りました。

 

『グラディエーター』が発売され、『ロストレグナム』が発売され、

そして『グラディエータービギンズ』がリメイクされる…という流れだったため、

ちょうど間に挟まれて、見過ごされてしまったのかもしれません。

 

しかし、このゲームは『グラディエーター』の良いところをしっかり引き継ぎ、

さらに『ディアブロ』の中毒性を加えた、素晴らしい作品です。

 

『グラディエーター』が好きだった方は、ぜひ一度プレイしてみてください。

 

『ロストレグナム』とは何か?

 

それは、『剣闘士』と『ディアブロ』という、二つの偉大な作品の子供です。

 

1200円で、圧倒的な武力を手に入れ、その力でモンスターをなぎ倒す。

そんな最高の幸せを、あなたも体験してみませんか?

 

 

こちらから購入できます