レトロゲームとマンガとももクロと

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まさかこんなに面白かったとは… アイシールド21が最高に読みたい! テクモスーパーボウル

まさかこんなに面白かったとは… アイシールド21が最高に読みたい!

かつて私は、こう思い込んでいました。

 

野球のルールを知らない人が、野球ゲームを楽しめるのか?

 

それは難しいのではないだろうか?

 

サッカーのルールを知らない人が、サッカーゲームを楽しめるのか?

 

これも難しいのではないだろうか?

 

なぜなら、物心ついた頃からどちらのルールも知っていたため、

自分で試すことができなかったからです。

 

しかし、その考え方が間違っていたと気づかされる、

衝撃的な体験をしました。

 

それが、アメフトのルールを全く知らない私でも、最高に楽しめた名作ゲーム、

『テクモスーパーボウル』です。

 

 

テクモスーパーボウルとは、どんなレトロゲーム?

 

この『テクモスーパーボウル』は、

1991年にテクモから発売されたファミコン専用のアメフトゲームでした。

 

皆さんも一度は思ったことがあるはずです。

 

「アメフトとラグビーって、何が違うの?」

 

「アメフトって、どこが面白いの?」

 

そんな疑問が、このゲームを通じて解明できるのか? と聞かれると、

正直に言って…未だに良く分かりません。

 

しかし、アメフトというスポーツが、

皆を虜にするほどの最高のスポーツだということだけは、

このゲームをプレイしてハッキリと分かりました。

 

そんな『テクモスーパーボウル』のゲームの目的は、

一年間の長いリーグ戦を、自分で戦い抜くことです。

 

ゲームのシステムは、

オーソドックスなアメフトゲームでした…と書きながらも、

「オーソドックスなアメフトゲームってなんだろう?」と思いますよね。

 

簡単に説明すると、

パスボタンを駆使してボールを繋いでいくのか、

そのままボールを持ってゴールまで駆け抜けていくのかを楽しむゲームでした。

 

でも、これだけで終わるなら、そんなに熱中することはなかったでしょう。

 

アメフトには、さまざまなバリエーションの作戦があります。

 

上から攻めるのか、下から攻めるのか、真ん中から攻めるのか…など、

とにかく頭を使うゲームなのです。

 

さらに、その攻撃の作戦を守り抜くために、

防御の作戦が同じだけ用意されていました。

 

相手をどうやって騙し抜くかを考えるのも最高に面白いのです。

 

その結果、ファミコンの説明書にしては、

異様に分厚いゲームになってしまいました。

 

アメフトを知らなくても楽しく遊べるのですから、

「さすがテクモは凄いな」と思わされた作品なのでした。

 

 

アメフトゲームの決定版といっても過言ではない?

 

このゲームは、自分でチームを選んでリーグ戦を戦い抜くモードがメインです。

 

そして、このリーグ戦ですが、

自分で操作しなくても楽しむことができます。

 

スポーツゲームなのに、自分で操らなくても良い?

 

実は、このゲームには、

選手を一切操作せずにアメフトの作戦を指示するだけを楽しむことができる、

玄人好みのモードも搭載されていました。

 

「グランツーリスモ」というレースゲームで、

自分は一切運転せずに車のパーツを変更して、お金を稼ぐモードがあったように。

 

ここぞという作戦だけを指示して、

監督気分でゲームをする人も多かったそうです。

 

「プレイするのは面倒だから、作戦だけ出させて」といった感じでしょうか。

 

なんでも、アメフトは選手の能力も大事ですが、

それ以上に作戦の指示が大事なのだそうです。

 

自分なりの攻撃パターンや防御のパターンを考えるのが最高に面白いのだとか。

 

なので、単純なアメフトゲームにはせず、

高度な作戦だけを考えるモードが存在したという訳ですね。

 

スポーツゲームとしても、シミュレーションゲームとしても楽しめるのですから、

「アメフトゲームの決定版」といっても過言ではないでしょう。

 

 

それでも、自分でアクションするのも最高

 

作戦を考えるのが最高なのは分かりました。

 

それでも、自分でフィールドを駆け抜けるのも最高に興奮します。

 

なんといっても素晴らしいのが、

ボールを持ってそのままゴールに向かっていく「タッチダウン」でしょうね。

 

相手の動きを読んで、選手の脇をギリギリ駆け抜けていく。

まるで、激ムズアクションゲームを遊んでいるような、

ハラハラドキドキを味わうことができました。

 

「早く自分の攻撃パターンに入らないかな」と、ワクワクが止まりませんでした。

 

アメフトは、攻撃と防御が分かれているスポーツでした。

 

4回相手の攻撃を防ぐと自分の攻撃ができるというルールだと、

この時に初めて分かったのです。

 

いかに相手を早めに潰して、

自分の攻撃をたくさんするのかが本当に面白かったです。

 

風のように駆け抜けていくのか、

パワーで相手を吹っ飛ばして進むのかを選べるのも最高でした。

 

アメフトを知らなくても最高に盛り上がれるのですから、

「アメフトを知っていたら、とんでもないゲームだったのだろうな」と改めて思いました。

 

昔、「アイシールド21」というアメフトの漫画を読んでいましたが、

ルールは一切分からずに読んでいましたので、

今だったら最高に楽しく読めるのでしょうね。

 

なぜ遊んでほしいのか?

「アメフトって難しいんじゃないの?」という疑問を晴らすには、

このゲームを遊ぶのが最良でしょう。

 

何がそんなに面白いのか?

難しい作戦を楽しむのも最高ですが、

シンプルに相手に突っ込んでいくのも最高でした。

相手の隙間を縫ってタッチダウン。ああ、素晴らしい…!

 

今すぐ買う理由ってあるの?

私は、説明書付きで購入することができましたが、

説明書を読まなくても大体のことは分かるようになっていました。

 

おそらく、製作者が日本にアメフトを広めるために、

分かりやすいゲームにしたのでしょう。

 

その結果、アメフトのルールを知らなくても楽しめますし、

アメフトが大好きな人のためのディープな監督モードも用意されていたのかもしれません。

 

アメフトを好きになるには最高のゲーム『テクモスーパーボウル』。

それこそが、今すぐ買う理由です。

 

 

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