レトロゲームとマンガとももクロと

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円卓の生徒 PSP 青春ドラマの様なウィザードリィライク?

自分で物語を作る系では全く無い けどめちゃくちゃ面白い

 

[魔王に負けてしまった勇者が 冒険者の先生として再び蘇る]

[円卓の生徒・ザ・エターナルレジェンド  角川ゲームス  PSP]

 

2012年発売  

ジャンル  3DダンジョンRPG  ウィザードリィライク

参考価格  1160円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  30時間

このゲームに対する世間の評価  あの展開にはビックリ

どんな人におすすめ  名作ウィザードリィライクを探しているのなら 文句無し

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいと思ったのが、

円卓の生徒というPSPのRPGです

 

どんな内容になっていて

 

どんなシステムになっていて

 

どんな部分に感動したのかを書いていきますので。

 

まだ遊んだことがない方は、

購入の参考にして

 

過去に遊んだ事のある方は、

当時を懐かしみながら楽しんでください

 

 

そんな今回の ありそうでなかった 青春ドラマ系のウィザードリィライク

円卓の生徒の感想です。

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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円卓の生徒とはどんなレトロゲーム?

 

この円卓の生徒ですが、

2012年に角川ゲームスから発売された

プレイステーションポータブル用の3DダンジョンRPGでした。

(XBOX360でも発売されています)

 

 

そんなゲームの目的は

 

魔王に敗れてしまった主人公

 

その後の世界は、闇に覆われてしまった

 

それから100年後、

とあるきっかけで、現世に再び舞い戻った主人公

 

このままでは、魔王を倒すことができない…。

 

ここから、

素質のある冒険者を探すための、長い旅が始まって行く…。

 

こんな物語になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなウィザードリィライクで。

 

冒険者を作成する

キャラクターメイキングは無いのですが。

(決められた仲間と共に冒険して行きます)

 

それ以外は、王道のウィザードリィライクを楽しむことができました。

 

 

他のウィザードリィライクで言いますと、

「ブシン」に近かったと思います。

 

ブシンという作品は、

仲間との絆に重点を置いていまして。

 

仲間と仲良くなればなるほど、

戦闘に有効な戦術が使えるようになっていく。

 

斬新なウィザードリィになっていました。

 

そんなシステムに近い作品になっていました。

 

 

主人公は先生で、他の冒険者は生徒

 

こんな関係になっていまして。

 

一緒に冒険したり

 

一緒に食事したり

 

冒険者の悩み事を聞いたりすることで

 

どんどん絆が深まって行くのが面白かったです。

 

 

その他のシステムで言いますと、

「装備品を溶かす」ことができまして。

 

いらない装備をどんどん溶かすことで、

「全体の装備品が強化される」という

地味ながらも、斬新なシステムが面白かったです。

 

今までのウィザードリィライクならば、

いらない装備品は、売ってお金にするしか無かったです。

 

そんなシステムが大幅に進化しまして

 

売ってお金にするか

 

溶かして、全体の強化につなげるか

 

こんな二つの道が用意されていました。

 

このシステムのお蔭で、

アイテム収集が本当に楽しくなりまして。

 

いつまでもダンジョンに潜っていたいと思える、

名作ウィザードリィライクに仕上がっていましたね。

 

 

ウィザードリィライクには珍しい、

決まった物語が用意されている斬新さ

 

先生と生徒という、青春学園ドラマの様な面白さ

 

それでいて、ウィザードリィライクとしても超名作

 

そんな、PSPを買ってでも遊んでほしい、

素晴らしい作品なのでした。

 

 

 

 

円卓の生徒の感想でもあり レビューでもあり

 

[仲良くすればするほど 冒険に有利になるのが熱い]

 

このゲームの最も特徴的なシステムで言いますと、

絆のシステムだと思います。

 

この世界の魔王というのは、

冒険者同士を疑心暗鬼にさせて、世界を滅ぼしてきました。

 

どんなに巨大な戦力であろうとも、

仲間同士で争わせることで、直ぐに壊滅する。

 

そんな世界だった訳です。

 

 

そんな疑心暗鬼に対抗するために、

絆を深めて、結束する必要があった訳ですね。

 

どうやって絆を深めるのか?

 

ひたすら冒険して

 

ひたすら食事をして

 

ひたすらお悩みを聞いていきます。

 

自分は100年前の伝説の勇者ですからね。

 

生徒としても、

「どうやって戦えばいいのか?」という冒険のアドバイスを聞きたい訳です。

 

そうやって、

生徒たちと長い時間を過ごし続けることで

 

先生と生徒の関係を超えた、

強固な関係になることができました。

 

 

仲良くなると、どんな良いことが起こるのか?

 

 

まずは、戦術を沢山使えるようになります。

 

ダメージを軽減する戦術であったり

 

魔法の効力を高める戦術であったり

 

戦闘に有利な戦術を、沢山覚えることができました。

 

戦士ならば、この戦術

 

魔法使いならば、この戦術

 

なんて感じで、

どの生徒と優先的に仲良くなればいいのか?というのも楽しかったです。

 

 

ここまでは、

ブシンでもそうでした。

 

仲良くなって、有利な戦術を閃く

 

ここまではブシンも一緒です。

 

 

円卓の生徒だけのシステムが搭載されていました。

 

そのシステムことが、

「経験値がアップする」という、

もっともシンプルなシステムでした。

 

絆のランクが上がれば上がるほど、

経験値にボーナスが加わりまして。

 

可愛がっている生徒程、早くレベルが上がるというのが

面白かったです。

 

他の生徒と食事をした方が、

効率的にランクを上げられるのは分かっています。

(ランクが低いほど好感度が上がりやすくなっています)

 

しかし、好きな生徒だけを、

優先的に上げたくなりますからね。

 

そんなジレンマを楽しむのも、

この作品の楽しみ方だったのかも知れません。

 

 

冒険する、ウィザードリィパート

 

好感度を上げまくる、ギャルゲーパート

 

そんな二つのシステムをお楽しみください。

 

 

 

[食わせて 食わせて 食わせまくる そんな食事ゲー]

 

どうやって効率的に仲良くなるのか?

 

延々と食事させて下さい。

 

主人公は3回まで食事をすることができます。

 

3回でお腹いっぱいになりますので、

無限に食事をする事はできませんが。

 

ダンジョンに冒険に出かけることで、

どんどんお腹が空いてきますので。

 

冒険に行く

 

お腹が空いたら、ご飯を食べに帰る

 

そして、また冒険に行く

 

こんな、食事しまくりの作品になっていました。

 

 

どうして食事するのか?

 

めちゃくちゃ好感度が上がるからです。

 

数十回戦うよりも、一回の食事

 

こんな、明らかにぶっ壊れたバランスになっていました。

 

 

高ランクの料理程、好感度が上がります。

 

ただ、高ランクの料理ほど、めちゃくちゃ高いです。

 

ただ、3回しか食事できませんからね、

どうせなら高ランクの料理を食べさせたいです。

 

どうするのか?

 

稼ぎに行きましょう。

 

食事代を稼ぐ為に、

延々とダンジョンを冒険する

 

そんなリアルさも、

このゲームの面白さになっていました。

 

 

 

[物語の面白さが この作品の魅力]

 

物語の要素が皆無なのが、

ウィザードリィという作品です。

 

自分自身で物語を作る

 

こんな無限の世界です。

 

 

しかし、物語が用意されているのも、

悪くはありません。

 

と言いますか、

この作品クラスのクオリティならば、大歓迎です。

 

 

流れとしては

 

新しい仲間が現れて

 

その仲間は悩み事を抱えていて

 

その悩み事を解決することで、強固な関係になっていく

 

王道の青春学園ドラマです。

 

 

そんな王道の流れなのですが、

全く飽きることなく、最後の最後まで楽しむことができました。

 

王道の展開ながらも、

世界感はファンタジーですからね。

 

逆に、新鮮に感じることができたのかもしれません。

 

 

特に好きだった物語が、

エルフの魔法使いの物語になっていまして。

 

最初から主人公に優しい

 

魔法使いという貴重な存在で、

戦力としても、他の冒険者の何倍も強い

 

そして、可愛らしい

 

なんて感じで、正統派のヒロインになっていますからね。

 

他の生徒そっちのけで、

好感度を上げまくっていました。

 

そして、そこからの、ジェットコースターのような展開に

度肝を抜かれまして。

 

「この物語を考えた人はヤバい…」と衝撃を受けましたね。

 

 

製作者の思惑に、綺麗にハマって行く

 

そして、衝撃を受ける

 

新鮮な気持ちで体験して欲しい、素晴らしい物語なのでした。

 

 

 

 

お勧めパーティーとか ちょっとしたアドバイス

 

この作品ですが、

結構な仲間の多さになっています。

 

仲間ごとに職業が違っていますので、

まんべんなく試したくなるのは分かります。

 

しかし、基本的には、

固定メンバーで行った方が良かったです。

 

 

私のお勧めパーティーとしましては

 

主人公

戦士

戦士

騎士

魔法使い

僧侶

 

これがお勧めです。

 

サムライという強烈な職業があるのですが、

なかなかの打たれ弱さになっていましたので、

結果的には、戦士2人が安定していました。

 

と言いますか、

魔法使いが異常な強さになっていまして。

 

魔法使いがやられないように、

他の職業で守りまくるというゲームになっていました。

 

ですので、

初心者の方は王道のパーティーで。

 

上級者の方は、

色々なパーティーで楽しんでみて下さい。

 

 

そして、サブクラスですが、

正直いらなかったですね。

 

サブクラスを取得することで、

「他の職業のスキルやスペルを使える」という最大のメリットがありますが。

 

経験値が分割されてしまいますので、

正直やらない方が良かったと思います。

 

1つの職業を極めた方が、

高性能のスキルやスペルを早く覚えられますからね。

 

サブクラスに手を出さない方が、

難易度的には、かなり楽になると思います。

 

 

魔法使いは絶対に入れる

 

サブクラスにはクリアまで手を出さない

 

装備品はがんがん溶かす

 

この三つを頭に入れて、快適な冒険を楽しんでください。

 

 

 

 

円卓の生徒のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

難易度的にはそれほどは高くありません

 

ラスボスが倒せなくて、

4時間位レベルを上げましたが。

 

それ以外はサクサク進みますので

 

久しぶりにウィザードリィライクを遊びたい方は

今すぐ遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

装備品集めの重要度で言いますと、

それほど高くは有りません。

 

装備品を集めるよりも

好感度やレベルを上げた方がどんどん強くなります。

 

ただ、「装備品を溶かせる」というシステムのお蔭で、

いつまでもアイテムを集めたいと思えるのは良かったです。

 

重要ではないけど、楽しい

 

そんな面白さになっていました。

 

 

今急いで買う理由とは

 

この世界感が、

後の「剣の街の異邦人」に繋がっていますので。

 

「先にこの作品を遊べばよかったな」と、

ちょっとだけ後悔しましたね。

 

XBOX360でも発売されていますので、

PSPを持っていない方はそちらも遊んでみて下さい。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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完品状態  1160円

 

 

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