レトロゲームとマンガとももクロと

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ファミコンの野球ゲーム 20本を遊んだまとめ あなたはどのゲームが好きですか

王道か邪道かどちらも大好物です

 

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持っているファミコンの野球ゲームをひと通り遊び終わりましたので、

全体的にまとめてみようかなと思った訳ですね。

 

これからも、中古ショップを巡って

持ってないゲームは購入すると思いますので、

暫定的ではありますが、気になったゲームがあったらチェックしてみて下さい。

 

12月17日 ベースボール追記

1月28日  超人ウルトラベースボール追記

2月19日 ホームランナイター90追記

              バトルスタジアム追記

2月25日  燃えろプロ野球88追記 

 

 

王道の野球ゲーム

 

ここでの王道の野球ゲームというのは、

野球ゲームをメインとしたゲームの事で、

あまり複雑なシステムなどを搭載せずシンプルに頑張っていた作品ですね。

 

 

[ベースボール  任天堂]

 

このゲームは、

任天堂から発売されたソフトで、

特長としましては、守備が自動と言うのが素晴らしかったですね。

 

自分で守るのが好きな人には向かないかも知れませんが、

ホームランを打つ快感、

バッターを三振に取る快感を楽しむには、最高だったのではないでしょうかね。

 

ベースボールとはどんなレトロゲーム?

 

このベースボールですが、

1983年に任天堂から発売された、

ファミコン用のスポーツゲーム作品でした。

 

ゲームの目的は、

セリーグの6球団から好きな球団を選びまして、

戦うのが目的でした。

(パリーグは残念ながら選べませんでした。)

 

ゲームのシステムは、オーソドックスな野球ゲームで、

ファミコンの記念すべき一発目の野球ゲームでした。

ここから野球ゲームの歴史が始まったといっても過言では無い作品でした(^◇^)

 

 

 

ベースボールのレビューでもあり 感想でもある

 

[守備をしなくても良いよね]

 

このゲームを久しぶりに体験して、本当にビックリしたのが、

「守備をしなくても良い」という、新感覚なところですね。

 

野球ゲームというのは、

野球のルールが分からなくても、充分に楽しめる物です。

 

しかし、もっとも苦労するのが、

結構複雑な「守備の部分」なんですよね。

 

特大のホームランを打つ快感、

剛速球で相手のバッターを三振にとっていく快感、

こんな超人的な快感を味わいたくて、野球ゲームをプレイしているのに。

 

守備という複雑で細かい部分に、

「ここだけが面倒くさいな…」と思っている方も、数多く存在していました。

 

そんな人たちの為に、

「守備がオートのゲームを作ってあげようではないか!!」と、

思ったのが今作のベースボールでしたね。

 

 

おそらく野球ゲームで、初めてオート守備が搭載されたところが、

ベースボールの素晴らしいところでしたね。 

 

ちなみに、このゲームの守備のひどさは有名で、

「アウトにできるだろう!!」という打球ですら、ヒットになってしまうので、

自然と乱打戦になってしまいましたね。

 

対戦相手も酷いので、どちらかに有利という訳ではないのが救いでしたね(*´з`)

 

 

 

[あまりにもシンプルな野球ゲーム…少し物足りない]

 

このベースボールでは、なんと6球団しか使えません。

しかも、セリーグしか使えません

 

つまり、パリーグというチームは、

このゲームには存在しないという事です。

というかこのゲームには、選手名すら無いんです。

 

つまり、野球のお約束である、

1番バッターは足が速いとか、

4番バッターはホームランなどの概念もありません。

 

エースピッチャーは剛速球、

リリーフピッチャーは技巧派などの概念もありません。

 

結局のところ、選べるチームの違いは、

「ユニフォームの色が違うだけ」というのが、

あまりにもシンプル過ぎて少し残念な所でしたね(;´・ω・)

 

(当時は、巨人が強いらしいとか、カープはホームランが出やすいらしい…なんて、都市伝説が流れていたそうです。)

 

[ファミリースタジアムシリーズ  ナムコ ]

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ファミスタ89・開幕版

ファミスタ90

ファミスタ91                           

 

 

このナムコから発売されたゲームは、

野球ゲームを1つのゲームジャンルにまで確立した、

とんでもないゲームと言われていまして、

王道の野球ゲームと言えば、このファミスタで間違いないでしょうね。

 

シリーズが進む事に、

チームエディット機能が搭載されたりもしましたが、

基本的には、野球ゲーム本来の、遊ぶ楽しさを追及した作品でしたね。

 

このゲームの中でも特に好きだった作品は、

ファミスタ90でしたね。

 

この作品は「ドカベン」と「巨人の星」と「タッチ」と「あぶさん」といった、

野球漫画のヒーローたちが、1つのチームでプレイをするという、

キャラクター版権的には、100%怒られるであろう、

とんでもないオールスターチームを使用できました。

 

打てば怪力を発揮してホームラン、打てば快足を飛ばしてスリーベース。

 

投げては消える魔球で、三振の連続。

 

こんな野球ゲーム史上最強なのでは?というチームが使えましたので、

王道的ではあるファミスタの中でも、特にぶっ飛んだ設定が好きならばお勧めです。

 

 

ファミスタ89とはどんなレトロゲーム?

 

このファミスタ89ですが

1989年にナムコから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

ファミスタというシリーズは

1986年に、初代のゲームが発売されたのですが。

 

野球ブームを作った、伝説のゲームとも言われています。

 

そんなファミスタの

第4弾として発売されたのが、今回のファミスタ89でしたね。

 

 

ゲームの目的は

実際の12球団に、ナムコのオリジナルチームが加わった

全14球団の中から1チームを選び、日本一まで戦い抜くのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは、オーソドックスな野球ゲームでした。

と書きながらも

オーソドックスな野球ゲームを作ったのは

ファミスタだったのかも知れませんね。

 

このゲームの特長としましては

「キャラクターエディットモード」が付いた事です。

 

前作でもエディットモードはあったのですが

キャラクターのパラメーターを変更できるのは

今回の89からでしたね。

 

 

本来ならば、初代から感想を書くべきなのですが

どこを探しても前作3本が見つからないので

今作から書くことにしたのでした。

 

そんな、どこの友達の家に遊びに行っても

必ずと言っていいほどゲームの箱に入っている、偉大なシリーズなのでした(^◇^)

 

 

 

ファミスタ89の感想でもあり レビューでもあり

 

[自分でキャラクターの名前を設定しよう]

 

このゲーム最大のセールスポイントは

エディットモードという

キャラクターを好きな様にいじくって遊べるモードでした。

 

今でこそ、自分自身で野球選手を作成して遊ぶのが

一般的になっていますが

昔と言うのは、自分で好きな様には作ることは出来ませんでした。

 

既存の野球選手を寄せ集めて

オリジナルのチームを作るくらいでした。

 

 

そんなゲームの中に、自分自身を入団させたいと思うのは、

野球少年の憧れだったと思います。

 

今作では、そんな夢を

思う存分叶えることができました。

 

 

エディットモードでは

バッターの打率

利き腕

ホームラン

走力、などを好きな様に設定できました。

 

ピッチャーの場合は

防御率

球速

スタミナ

フォークのキレ、等でした。

 

 

そしてもっとも嬉しいのが、名前も好きな様に変更出来る事でした。

 

この名前を変更する機能のおかげで

「自分が有名選手たちと一緒に、野球をする」という夢が叶った訳です。

 

「憧れの巨人軍で、自分が活躍できる!!」こんな素晴らしさがあったわけです。

 

 

そして、裏ワザとして搭載されていたのが

「ほし」という名前にすると、消える魔球を投げられるという

まさかのコラボレーションでした。

 

巨人の星の主人公である

星飛雄馬と一緒に、野球を楽しむことが出来る訳です。

 

この消える魔球ですが、本当に消えます。

 

「こんな球なんて簡単に打てるでしょ」からの

「目の前で球が消えた!!」ですからね。

 

とにかく「ほし」だけを先発させまくりでしたね。

 

 

しかし、スタミナ消費がとんでもなく激しい魔球でもありましたので

直ぐにヘロヘロになってしまうのが、弱点でもありました。

 

オモチャの野球盤には、消える魔球が搭載されていたそうなので

野球盤に対するオマージュだったのかも知れませんね。

 

 

そんな、自分の隣には星飛雄馬が居る

夢の様なゲームなのでした(/・ω・)/

 

 

 

[激闘スタジアム  テクモ]

 

このゲームはテクモから発売された野球ゲームで、

基本的には、ファミスタとあまり変わりはないのですが。

 

テクモというゲームメーカーの武器である、

綺麗なグラフィックを野球ゲームに搭載していまして。

 

ギリギリのタイミングの時は、

ムービーに切り替わるというのが特長でしたね。

 

場外ホームランを打つと、宇宙まで飛んでいくのも最高でしたね。

 

激闘スタジアムとはどんなレトロゲーム?

 

この激闘スタジアムですが

1989年にテクモから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

テクモというゲームメーカーは

ファミコンという、限られた容量しか使用できない状況でも

「こんなに綺麗なムービーが見られるの!!」と

うなってしまうほどの、凄いゲームメーカーでした。

 

そんな、ムービーに命を懸けたメーカーが発売した

野球ゲームなのですから

それはもう期待しまくりでしたね。

 

 

そんなゲームの目的は

12球団から1球団を選んで、トーナメントモードを勝ち抜く

こんなシンプルな目的でした。

 

ゲームのシステムは、オーソドックスな野球ゲームでした。

 

「ド派手な必殺技があるかもしれない」と思ったりもしましたが

いたって普通の野球ゲームでしたね。

 

特長としましては

選手のパラメーターが、細かく設定されていたところでしょうか。

 

肩の力や走力、どのポジションが得意なのか

こんな細かな設定が、ゲームを盛り上げてくれました。

 

今までは、漠然と「この選手は足が速そう」という理由で操作していましたが

どの選手の足が速いのかを分かっていれば

より戦略性の高い作戦も練れるという訳です。

 

 

このゲームの最大のセールスポイントとしましては

ギリギリのプレイの時に流れる、ド迫力のムービーでしょうね。

 

 

今までは、セーフかアウトかという判断も

シンプルな審判のコールによって決まっていました。

 

そんな野球ゲームに、テクモお得意の

ド派手なムービーを搭載したのが、今回の激闘スタジアムという事です。

 

シンプルな野球ゲームに

ド派手なテクモシアターを、ふんだんに盛り込んだ

ムービーをメインにした野球ゲーム作品なのでした(^◇^)

 

 

 

激闘スタジアムの感想でもあり レビューでもあり

 

[ムービーを見たくてプレイする]

 

このゲームの最大の特徴は、ムービーです。

 

しかし、全てのシーンで

ド派手なムービーが流れるのかと言いますと、そんな事はありません。

 

ではどこで流れるのか?

 

ここ一番という、最高に盛り上がる場面で流れるんです。

 

野球にはクロスプレーと呼ばれる

「セーフかアウトか、どっちなんだ!!」という

最高に盛り上がるシーンがあります。

 

そんな最高に盛り上がるシーンを

野球ゲームでも楽しめないかな、こんな試みだった訳ですね。

 

 

ランナーが早すぎても流れませんし

ゆうゆうアウトになるタイミングでも流れません。

 

「このタイミングはいったいどっちなんだ?」という場面で

満を持して流れる訳です。

 

ムービーが流れると、大抵の場合はアウトになってしまうのですが

ごくまれにセーフになってくれます。

 

この快感が最高でしたね。

 

「あ!このタイミングはダメだな…」と思ったのに

ギリギリセーフですからね。

 

思わず絶叫してしまう興奮がありました。

 

 

ギリギリのタイミング以外にも、ムービーが流れるのですが。

 

それは、ホームランを打った時です。

 

特に凄いのが、場外までホームランを打った時でした。

 

なんと宇宙まで飛んでいきます。

 

地球を飛び越えて、宇宙までかっ飛ばしてしまうのですから。

 

ガンガンホームランを狙いたくなってしまう訳ですね。

 

そして、三振の山を築かれて、負けてしまうと…。

 

でもいいんです、たまに場外ホームランを見られるのですから。

 

シンプルな野球ゲームに、ムービーを搭載しただけで、

こんなにも楽しくなるのかと驚いた作品なのでした。

 

シンプルな野球ゲームとしても楽しめますので

当時としては、かなりの人気ゲームだったそうです。

 

ド派手なムービーを搭載する事で

ファミスタに噛みつく位の人気はあった

そんなムービーに命を懸けた作品なのでした(/・ω・)/

 

 

 

 

[なんてったってベースボール  サンソフト]

 

このゲームは、サンソフトから発売された野球ゲームで、

基本的にはファミスタでしたね。

 

このゲームの特徴は、

追加データを、ゲームソフトの後ろに差し込むことで、

最新の野球選手のデータで遊ぶことが出来る、

未来のゲームでした。

 

このシステムが流行っていれば、とんでもない時代になっていたのに、

残念ながら定着できませんでした。

 

しかし、今の時代の、

追加データをアップデートしながら進化していく、原点となったと思えば、

「なんてったってベースボール凄いね!!」となりますね。

 

 

 

ハイブリット型の野球ゲーム

 

いわゆる王道の野球ゲームに、

複雑なシステムを搭載したのがハイブリット型の野球ゲームだと思います。

 

シンプルな野球ゲームでは、

とうてい満足できない人にはこのゲームが最高ですよね。

 

 

[究極ハリキリスタジアム  タイトー]

究極ハリキリスタジアム

究極ハリキリスタジアム・平成元年版

 

このゲームは、

タイトーから発売された大人気シリーズでした。

 

基本的には王道の野球ゲームなのですが、

野球ゲームにRPG要素を加えた、画期的なシステムでしたね。

 

最初は弱かった自分のチームが、

試合を重ねるごとにパワーアップしていくのは、

他のゲームにはない快感をもたらしてくれましたね。

 

 

[バトルスタジアム  アイ・ジー・エス]

 

このゲームは、

アイ・ジー・エスというメーカーから発売されたゲームでした。

 

このゲームの特徴は、

過去の、伝説的な野球選手たちを1つのチームに入団させて戦い抜くという、

ドカベンもビックリの展開が売りでした。

 

王選手に長嶋選手、ノムさんに落合選手など、

その時代の伝説的な選手が、時空を超えて同じチームで戦うのですから、

熱くならない訳が無い。

 

こんな夢の様なゲームでしたね。

 

このゲームでも、レベルアップの要素が取り入れられていました。

 

試合で活躍する度に、経験値を沢山貰えるシステムは、

試合で活躍する度に、年俸が上がっていく、

リアルなプロ野球のシステムに似た、素晴らしさがありましたね。

 

 

バトルスタジアム・選抜プロ野球とはどんなレトロゲーム?

 

このバトルスタジアムですが

1990年にアイ・ジー・エスから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

 

昔から、数多くの野球ゲームを遊んでいるつもりなのですが

「こんなに難しい野球ゲームがあっても良いのか!!」と聞きたい位の難しさでした。

 

 

ゲームの目的ですが

自分だけのオリジナルチームを作って、

プロ野球12球団をどんどん撃破していくのがメインの目的でした。

 

 

ゲームのシステムはオーソドックスな野球ゲームで

「魔球」や「必殺打法」といった漫画的なシステムなどは無く

純粋な野球ゲームでした。

 

 

このゲームの特長としましては

ピッチャーの成績の他にも

ピッチャーの球速

ピッチャーのスタミナが表示されているのが斬新でした。

 

「このピッチャーは145キロ投げるのか」とか

 

「このピッチャーはあと少しでスタミナが切れるのか」とか

 

今までに無いシステムが、ゲームを盛り上げてくれました。

 

 

そして、このゲーム最大のセールスポイントが

「自分だけのオリジナルチームを作れる」というモードでした。

 

 

野球ゲームのお約束である

「現役のプロ野球選手から自分だけのチームを作ろう」という概念を破壊しまして

 

プロ野球に名を残した、伝説的な選手たちを

自分のチームに入団させることが出来る

夢の様なゲームでした。

 

王選手、長嶋選手、落合選手

伝説の投手、沢村栄治選手、スタルヒン選手等々が

一つのチームで、プロ野球に勝負を挑んで行くというのがとても面白く

 

ゲームのタイトル通り

今までのプロ野球選手を選抜していこうという

圧倒的なスケールでおくる、最高の野球ゲームなのでした(^◇^)

 

 

 

バトルスタジアムの感想でもあり レビューでもあり

 

[伝説の選手がとんでもなく弱い]

 

このゲームですが

プロ野球の歴史の中でも

特にとてつもない記録を残している伝説の選手たちを

自分の意のままに操ることが出来るゲームでした。

 

そんなゲームでしたので

それはもう、ワクワクしながら自分のチームを作りました。

 

そして、いざプロ野球チームと戦ってビックリ

自分のチームが、物凄く弱いんです。

 

 

伝説の投手が投げる、ストレートのスピードが138キロ

王選手のホームランが26本、打率が二割

 

片や、相手チームのエースは150キロ投げてきますし

相手の4番はホームラン40本打ちます

 

こんな衝撃でした。

 

 

実は、力の差がこんなにあるのには

ちゃんとした理由がありました。

 

このゲームでは

試合の結果によって経験値が貰え

その結果、選手たちのレベルが上がっていく

RPGの様なシステムが搭載されていました。

 

最初はホームラン26本だった王選手も

レベルが上がる度に、ホームランの数や打率が増えていきます。

 

その結果、打球のパワーがあがっていたりします。

 

ピッチャーも、最初は138キロだけだったのが

どんどんスピードが上がっていきまして

145キロくらいまでは投げられるようになって行きます。

 

 

最初は貧弱だった伝説のチームが

試合を繰り返して行く内に、どんどんパワーアップしていき

実在のプロ野球チームを撃破していく

 

こんな素晴らしさがこのゲームにはありましたね(*´з`)

 

 

 

[こんなに難しい野球ゲームがあっていいんですか]

 

このゲームですが、とんでもなく難しいゲームでした。

 

久しぶりに3時間ぶっ通しでプレイして

0勝16敗1分けという素晴らしい成績を収めましたね。

 

しかも、その17試合で取った総得点が、

たったの2点という素晴らしさでもありました。

 

と言いますのも、

このゲームでは、ヒットを打つのがとんでもなく難しいんです。

 

コンピューターの守備が本当に上手くて

「これは会心の当たりだな!!」というのが全てアウトになって行きます。

 

他の野球ゲームではヒットになっている当たりが

このゲームでは90%はアウトになります。

 

これが自分のバッティングが悪いから

得点を上げられないのなら、しょうがないのですが

 

コンピューターですら、ほとんどヒットを打てない状態なので

ゲームを作るときに、バッティングの設定を間違えたのでしょうね。

 

いくら試合に負け続けたとしても

経験値はどんどん入るので

諦めなければいつかは倒すことが出来るのでしょうが。

 

3時間遊んで入った得点が

王選手のホームラン1本と

相手ピッチャーの4連続デットボールだけだったというのが

いかにこのゲームが難しいゲームなのかを、分かっていただけると思います。

 

 

一応の相手の弱点としましては

デットボールがとんでもなく多いので

いかにベースに体を近づけて、デットボールをぶつけられるのかを

待ちつづけるしかないというのが

突破口でしょうね。

 

 

例えノーアウト満塁でも、絶対に打ってはいけません。

 

何故なら、相手の「超絶美技」で

簡単にトリプルプレーを食らいますからね。

 

「我こそは、野球ゲームの達人」という方は是非プレイしてみて下さい。

 

きっとあまりの難しさに絶望すると思います。

 

パワプロの難易度は常にパワフル

こんな野球ゲームの達人にこそ遊んでほしい名作なのでした(/・ω・)/

 

 

 

邪道な野球ゲーム

 

この邪道な野球ゲームというのは、

「普通の野球ゲームってなんか物足りなくない?」という、

少し尖がった結果が生み出した怪物作品たちで。

 

王道とは少し違う魅力的な作品たちですね。

 

 

 

[燃えろプロ野球シリーズ  ジャレコ]

燃えろプロ野球

燃えろプロ野球88

新・燃えろプロ野球

燃えろプロ野球90・感動編

 

 

このゲームは、ジャレコから発売された野球ゲームでして、

燃えろプロ野球シリーズを遊ばずして、

邪道な野球ゲームを語ることは出来ませんでしたよね。

 

 

初代の燃えろプロ野球は、

 

送りバントでホームランとか、

 

ホームランをなぜかファールにされるとか、

 

ファールの後は、どんなボールでもストライクになるとか、

 

頭がクラクラするほどの、個性が爆発していた作品でした。

 

 

後のシリーズの特徴としましては、

まっとうな王道の野球ゲームに、どんどんシフトチェンジしていきまして、

少し寂しくなったのも事実ですね。

 

 

燃えろプロ野球88では、

選手のバイオリズムが設定されていまして、

好調、不調を見極めて選手起用をするのが特徴的でしたね。

 

 

燃えプロ90・感動編では、

自分のプレイに点数を付けてもらえたりしまして、

「自分ってどのくらいの上手さなんだろ?」という疑問を、

はっきりと数値化してもらえる、とても斬新なシステムでした。

 

 

そんな最初は、とんでもないゲームだと思っていたのに、

シリーズが進む事に、どんどんまともになって行くゲームでしたね。

 

 

燃えろプロ野球88とはどんなレトロゲーム?

 

この燃えろプロ野球88ですが

1988年にジャレコから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

前作の「燃えろプロ野球」で

不評でもあり、好評?でもあった

バカな要素を、極力まで排除した作品でした。

 

私がプレイした順番で言いますと

燃えろプロ野球

新燃えろプロ野球

燃えろプロ野球88の順番でした。

 

三作目の、新燃えろプロ野球を遊んでから

今回の燃えろプロ野球88の存在に気付きまして

急いで購入したという訳です。

 

ゲームの目的は

12球団から1球団を選びまして

リーグ戦を戦い抜くというのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは、オーソドックスな野球ゲームでしたが

今までの、バッター目線のゲーム画面では無く

ピッチャーマウンドから見た目線というのが斬新でした。

 

今までの、ホームランを打つのがメインだったゲーム性を

「いかに三振を取っていくのか」に変更していたのは

当時としては、かなり革命的だったのではないでしょうか。

 

 

そのほかの特徴としまして

選手には「バイオリズム」というものが設定されていまして。

 

その日の能力値が

気まぐれでころころ変わって行くのが面白かったですね。

 

いかに好調な選手を選んで戦っていくのか

腕の見せ所という訳です。

 

そんな、「リアルな野球ゲーム」と言えば燃えプロだった

新感覚の野球ゲームを作り上げた

今の時代でも楽しめる作品なのでした(^◇^)

 

 

 

燃えろプロ野球88の感想でもあり レビューでもあり

 

[リアルな野球ゲームは 全く打てないと思い知らされる]

 

このゲームですが

高め ど真ん中 低めを選んで投げ分けます。

 

さらに

左寄りの高め 真ん中高め 右寄り高め なんて感じで分かれています。 

 

さらに、さらに

左寄り高めスローボール 

左寄り高めストレート 

左寄り高め物凄いストレート 

左より高めフォーク 

なんて感じで、頭がパンクするくらいのバリエーションの多さでした。

 

今までの野球ゲームでは

投げる事よりも

ホームランやヒットを打つのがメインだったと思います。

 

しかし、今回の燃えろプロ野球88では

「いかに相手を0点に抑えるのか」を極めた作品でもありました。

 

そんなゲームだった為に

今までのバッター目線のゲーム画面では無く。

 

ピッチャーマウンドから見下ろした

独特過ぎるゲーム画面になっていたのかもしれませんね。

 

 

[ピッチャー目線で楽しめる 激ムズ野球ゲームの誕生]

 

まあ、その結果どうなったのかと言いますと

物凄くバッティングが難しいゲームへと、変化してしまった訳でもあります。

 

今までは、ベストタイミングで振ればホームランだったのが。

 

キャッチャーミットを見て

ボールの高さを予測して

スローボールなのか

ストレートなのか

物凄いストレートなのか

フォークなのかを判断して、ようやくバットを振る。

 

そして、全く予想が外れて三振の山を築く。

 

こんなゲームでしたね。

 

 

ピッチャーのパートに移れば

こちらも三振の山を築くことが出来ますので。

 

いかに1点を守り抜くのかを楽しむ

玄人好みの野球ゲームでもありました。

 

 

ガンガン打ちまくりたい人に

前作の初代燃えプロ

 

三振の山を築くのが好きなら

今作の燃えプロ88

 

バランスが良くなっている作品が好きなら

続編の新燃えプロ

 

こんな感じでお選びください。

 

きっと燃えろプロ野球を好きになってくれると思います。

 

そんな燃えプロを見直す作品なのでした(/・ω・)/

 

 

新・燃えろプロ野球とはどんなゲーム

 

この新・燃えろプロ野球ですが

1989年にジャレコから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

 

初代の燃えろプロ野球というゲームは

とんでもないゲームとして有名でした。

 

バントでホームラン 

 

ホームランを時々ファールにされる 

 

とんでもないボールでもストライクと宣告される等々

 

これぞ元祖バカゲーという作品でした。

 

 

そんな時代から数年の時が経ちまして

続編として発売されたのが、今回の新・燃えろプロ野球でした。

(この作品の前にも続編は発売されていました。)

 

 

ゲームの目的は

130試合という長いペナントレースを

丸々楽しむという作品でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな野球ゲームなのですが

ゲーム画面が普通の野球ゲームとは少し違っていました。

 

普通の野球ゲームは

「おもちゃの野球盤」をそのままゲームにした感じですが。

 

今回の新・燃えろプロ野球では

野球盤を斜めに見下ろした画面で

今までのゲーム画面よりも

はるかに臨場感が味わえる作品でした。

 

今までは

単なる駒でしかなかったキャラクターたちが

リアルなキャラクターとして縦横無尽に活躍する

 

この時代のゲームにしては

かなり革命だったのかも知れませんね。

 

 

「燃えろプロ野球ってバカゲーでしょ」なんて人にこそ、

真剣にプレイして欲しい作品なのでした(^◇^)

 

 

 

新・燃えろプロ野球の感想でもあり レビューでもあり

 

[リアルなゲーム性が売り]

 

このゲームでは

本格的な野球ゲームを楽しむことが出来ました。

 

今までの野球ゲームは

ストレートとフォークという2種類で組み立てていたのを。

 

今回の新・燃えろプロ野球では

3種類のコースを投げ分ける事によって表現していました。

 

高めにスローボールを投げて勝負するのか

 

真ん中に速球を投げて勝負するのか

 

低めにワンバウンドのフォークボールを投げて勝負するのか

 

こんなパターンがありました。

 

 

今でこそ、コースをきっちり設定して投げることが出来ますが、

昔の野球ゲームには、高さの概念が無かったため

どうしても単調になってしまっていたのですが。

 

今回の、新・燃えろプロ野球で

高さの概念が搭載された事によって

新たな野球ゲームが楽しめたのでした。

 

 

さらにビックリしたのが

ちゃんとコースに投げなければ

「キャッチャーがボールを捕れない」というリアルさでした。

 

 

[山田太郎をキャッチャーにしてください]

 

このゲームでは

割とめちゃくちゃな方向にも、ボールを投げることが出来まして

 

今までの野球ゲームならば

どんな場所にボールを投げても

キャッチャーは優秀なので捕ってくれました。

 

しかし、今回の新・燃えろプロ野球では

「そんなボールは捕れません」とばかりに後ろに逸らしてしまいます。

 

しかも、めちゃくちゃに投げたボール程

三振を良く取れますので

ピンチの時にこそ、めちゃくちゃなボールを投げたくなる罠なんですよね。

 

せっかく三振にとっても

キャッチャーがボールを取れなければ何の意味もありません。

 

しかし、「ドカベン」並みにスーパーキャッチをしてくれたら

一気にピンチ脱出という

絶妙なバランスが面白かったですね。

 

 

このゲームは

三振を取るのは簡単

しかし、三振をとるほどの球は、キャッチャーすら捕れない

こんなリアルさが、このゲームにはあったのでした(*´з`)

 

 

 

[ホームランナイター  データイースト]

ホームランナイター

ホームランナイター90

 

 

この作品は、データイーストから発売された野球ゲームで、

一見すると、王道の野球ゲームのようです。

 

特に変わったシステムもありませんでしたので、

「なんだ、データイーストなのに優等生か…」なんて感じでした。

 

 

しかしどうでしょうか、プレイしてビックリ。

 

エースピッチャーが投げる球速が異常でしたね。

 

どんなピッチャーでも160キロ連発でした。

 

さらに、最高球速が166キロまで出るのですから、

やっぱりクレイジーな作品でしたね。

 

 

後に発売された、ホームランナイター90では、

完全に普通の野球ゲームに戻っていたので、ガッツリ怒られたのでしょうね。

 

そんなクレイジーな作品でしたね。

 

 

ホームランナイターとはどんなレトロゲーム

 

このホームランナイターですが、

1989年にデータイーストから発売された、

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

「変なゲームだと思ったら、やっぱりデータイーストだった」でお馴染の、

怪物メーカー「データイースト」から発売された野球ゲームでした。

 

ゲームの目的は、

12球団から好きなチームを選びまして

全30試合を戦って、リーグ戦を優勝するのが目的でした。

 

ゲームのシステムは、オーソドックスな野球ゲームで。

似たタイプのゲームで言いますと

「ファミリースタジアム」や「ハリキリスタジアム」に似ていましたね。

 

今までの野球ゲームでは、パスワード方式が当たり前だったのですが、

今作では、セーブ機能が搭載されていましたので。

 

何日もかけてじっくりとプレイ出来た、

当時のプレイヤーには、とても優しいゲームシステムでした。

 

「今回のデータイーストは、比較的にまともかも知れない?」と思った

オーソドックスな野球ゲームなのでした(^◇^)

 

 

 

ホームランナイターの感想

 

[166キロ連発が気持ちいい]

 

早速ホームランナイターをプレイしてみると、

実際のチーム名とは、名前が全部違います。

 

ここのところは、昔のゲームのお約束ですよね。

 

なので、チームの元が解かりやすい、

王道の「拒人軍」にしてみました。

ピッチャーは当時のエースの「くわつた」です。

 

そして、早速ストレートを投げてみると、

いきなりの160キロです。

 

ここで、ビックリしたのですが、

次の球が、まさかの163キロ、

そして、最後のストレートが166キロとなりまして、

さすが拒人の「くわつた」と思った訳ですね。

 

そして、相手チームのピッチャーが投げ込む球も、

それ以上に速い「166キロ」となって、

「あ、このゲームでは、みんな160キロが普通なんだ…」と気づきましたね。

 

 

しかし、この160キロを連発する快感といったらもう、最高です。

 

さらに、変化球が80キロというとんでもない遅さなのも、

「やっぱり、データイーストはこうでなくっちゃね♪」と思ったのでした。

 

 

今までのゲームでは、「145キロ」程度でも、

最高に速く感じる事が出来たのですが。

 

今作では、

160キロの火の玉ストレートと、

80キロの鈍足変化球という、物凄い落差を織り交ぜる事によって。

今までの野球ゲームとは、一味も二味も違う展開が待ち構えていましたので、

他の野球ゲームに飽きた方は、遊んでみてはいかがでしょうかね(*´з`)

 

 

 

[さすがホームランナイター、ホームラン出過ぎ]

 

このゲームのタイトルは「ホームランナイター」です。

(ホームランナイターという野球番組があったそうです)

 

そして、ホームランというのは、

実際の野球では、せいぜい一試合で1本か2本が関の山です。

 

しかし、今回のホームランナイターでは、

普通に「10本」くらい打てます。

 

そして相手にも「10本」くらい打たれます。

 

つまり、せっかく166キロを連発する、怪物みたいなピッチャーで投げられるのに。

相手も、バットに当たればホームランみたいな、怪物バッターが多いという事ですね。

 

1イニングでホームランを5本打たれた時は、

「さすがホームランナイター、バランスがおかしい」と思ったのでした(/・ω・)/

 

 

ホームランナイター90とはどんなレトロゲーム?

 

このホームランナイター90ですが

1990年にデータイーストから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

ゲームのメインの目的は

12球団から好きな6球団を選んで

オリジナルのリーグ戦を戦うというモードでした。

 

ゲームのシステムも、オーソドックスな野球ゲームで

今作の特長としましては

ピッチャーには変化球のレベルが設定されていました。

 

カーブが得意なピッチャー

フォークが得意なピッチャーなど

どんなピッチャーなのかを、解かりやすく選べるのが優しいシステムでした。

 

バッターにも、筋力や走力が設定されていますので

今までは、名前でしか判断が付かなかった野球選手が

能力を見る事によって、選手のタイプが直ぐに分かるというのも嬉しかったですね。

 

 

バッターの見かけも

ノーマルタイプ

ガリガリタイプ 

マッチョマンタイプと、コミカルに設定されており

「この見た目だから、インコースには投げるのを辞めよう」とか

 

「この見た目だから、バントに警戒しよう」とか

 

キャラクターによって推理するのが楽しかった思い出です。

 

 

前作の教訓を活かして、真面目な野球ゲームへと進化した

優等生の作品なのでした(^◇^)

 

 

 

ホームランナイター90の感想でもあり レビューでもあり

 

[バカゲーから、優等生へと大変身]

 

前作のホームランナイターは

エースピッチャーは160キロ連発

打線もホームラン連発

まさに常識外れのバカゲー風野球ゲームでした。

 

そんなゲームの続編なので

それはもうわくわくしながらプレイしました。

 

そしてビックリ

いたって普通の野球ゲームになっていましたね。

 

エースピッチャーも145キロくらいですし

ホームランも連発できるという事もありませんでした。

 

 

おそらく前作でやりすぎたのでしょうね。

「これはいくらなんでも、現実離れしすぎでしょう!!」なんて感じで。

 

 

その結果が、ファミスタ並みの優等生ゲームに大変身ということなのでした。

 

 

[優等生ゲームの変なところ]

 

そんな優等生ゲームにも、変な所がいくつかありまして

その中でも特に変なのが

ピッチャーのスタミナがとんでもなく少ない所でした。

 

普通の野球ゲームならば

6イニングくらいまでは、平気で投げられる様に設定されている物ですが

このゲームでは3イニングもたずに、もうへろへろです。

 

その結果

ストレートの球速が70キロ

スローボールの球速が50キロという

酷いピッチャーになってしまうんですよね。

 

 

そんなゲームなので

どこで剛速球を投げるのか

どこで変化球を投げるのかをしっかりと組み立てていくのかが

このゲームの楽しみかたでしたね(*´з`)

 

 

 

[打球が強いと得をする]  

 

今までの野球ゲームでは

バッターのタイミングが、ドンピシャでボールに当たっても

野手の正面に行くとアウトになってしまいました。

 

「カキーン!!」からの

「アウト!!」です。

 

しかし、このホームランナイター90では

強い打球ほど、相手がエラーをするという利点がありました。

 

 

今までは「カキーン!!」となってもアウトでしたが

今回は「カキーン!!」となれば

相手があまりの打球に反応できずに弾いてしまい

無事にヒットになってくれるという訳ですね。

 

 

このシステムのおかげで

常にハラハラドキドキを味わえるのが野球ゲームとして最高でした。

 

強い打球を打つ事に、これほど集中するというのも

なかなかの斬新さでしたので

興味のある方遊んでみてはいかがでしょうかね(/・ω・)/

 

 

[超人ウルトラベースボール カルチャーブレーン]

 

この作品は、カルチャーブレーンから発売された野球ゲームで、

もっとも異常な野球ゲームなのかも知れませんね。

 

超人技と呼ばれる必殺技を使用しまして、

 

200キロの速球を投げたり

 

消える魔球を投げたり

 

大地震を起こしたり

 

とにかく凄い野球ゲームの一言でしたね。

 

もしかしたら、燃えろプロ野球よりも、

 

この超人ウルトラベースボールの方が、何倍も邪道だったのかも知れませんね。

 

 

超人ウルトラベースボールとはどんなレトロゲーム?

 

このウルトラベースボールですが

1989年にカルチャーブレーンから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

ウルトラベースボールという名前の通り

超人的な技の多くを、これでもかと楽しめる野球ゲーム作品で

未だに根強いファンも多い作品でした。

 

ゲームの基本的なシステムは、オーソドックスな野球のゲームで

一試合だけを遊ぶモード

二人で対戦するモード

コンピューターの試合を観戦するモード

一つのチームで、何十試合も戦うモードなど

正統派の野球ゲームとしても、充分に楽しめます。

 

 

しかし、それだけならば

「ファミスタ」を遊べば良いだけの話です。

 

ファミスタとの差別化を図るために搭載されたのが

 

炎をまとった剛球を投げることが出来たり

 

消える魔球を投げることが出来たり

 

打球が落ちた瞬間に、大地震を起こすことが出来たり

 

自分をスピンさせて、打球を遠くまで飛ばす

 

こんな感じで

とにかく、とんでもない必殺技を使うことが出来ました。

 

この必殺技は、無限に使用できる訳では無く

回数が決められており

ここぞという場面で使うのが、大事なゲームでした。

 

野球漫画などでも

超人的な必殺技を使用できる人は

物語の途中で、体を壊してしまい

そのまま離脱するのがあるあるですからね

 

そんな体の負担を

必殺技の回数制限で、表現していたのかも知れません。

 

 

普通の野球ゲームとしても遊べますし

漫画の様な世界感も味わえる

とても贅沢な作品なのでした(^◇^)

 

 

 

ウルトラベースボールの感想でもあり レビューでもあり

 

[超人技以外も めちゃくちゃ楽しい]

 

このゲームの、セールスポイントを上げるとするならば

超人的な必殺技だと思います。

 

なので、皆の思い出としたら

この超人ウルトラベースボールというゲームは

「完全なるバカゲー」として、心に残っていると思います。

 

 

実は、このゲームの面白さは、他の所にもあったんですよね。

 

 

それが、「エディットモード」の存在でした。

 

 

このゲームには

自分の好きな様に、チームを作るモードが搭載されていまして

決められたポイントを割り振って

選手の能力を、自由自在に変える事が出来ました。

 

足がとんでもなく早くて

ホームランを連発して

守備も天才的

こんな、スーパープレイヤーを作ることも出来ますが。

 

その分、皆に割り振るポイントが足りなくなるので

足がとんでもなく遅い

ホームランなんて夢のまた夢

守備は小学生以下

なんて、プレイヤーの軍団になってしまうのも面白かったですね。

 

 

基本的には

足の早いプレイヤーは、打力にはポイントを振らない

ホームランバッターには、走力のポイントを振らない

こんな感じで、

最強のチームを作りながら、

何十試合も戦うモードへと、チャレンジしていくのも楽しかったです。

 

 

このエディットモードは、セーブが出来たので

電源を切っても、そのまま残るというのも最高でした。

 

 

「超人ウルトラベースボールってバカゲーだよね」という

思い出も当たっているのですが。

 

戦略的に楽しむことが出来る

エディットモードも最高に面白い作品でしたね。

 

決められたポイントの中で、最強のチームを目指す

こんなシミュレーション要素もある、

素晴らしい作品なのでした(*´з`)

 

 

[ファミコン野球盤  エポック]

 

この作品ですが、エポックから発売された野球ゲームでした。

 

このゲームでは、

メインのモードを遊ぶよりも、おまけのモードが面白いのが特徴でした。

 

 

おまけモードでは、1000万円のお小遣いをもらいまして、

選手たちに野球道具をプレゼントするところから始まります。

 

 

一人の選手に1000万円のバットをプレゼントするのか、

200万円のスパイクをみんなにプレゼントするのかを選ぶのも楽しかったですね。

 

これだけのシステムならば、

邪道の野球ゲームではなく、ハイブリットのジャンルだと思いますよね。

 

 

しかしここだけでは終わらないのが、ファミコン野球盤の凄い所でした。

 

 

このゲームでは難易度をセレクトすることが出来ました。

 

 

「そんなの、どの野球ゲームでもあるでしょ?」と思いますよね。

 

 

このゲームの難易度セレクトは、

全てのスピードが速くなるという、不思議な設定でした。

 

 

初級では、ピッチャーの球速は140キロで、

打球のスピードも、いわゆるファミコン特有のノロノロした動きです。

「さっさと動けよ!!」なんて遅さでしたね。

 

 

中級では、ピッチャーの球速が145キロまで速くなります。

更に、打球スピードが速くなって、スーパーファミコン並の速さに進化します。

「おお、これなら好きかも」なんて速さでした。

 

 

最後の上級になるとどうなるのか?

 

ピッチャーの球速は160キロまで出ますし、

打球スピードが異常な速さになります。

もはやプレイステーション4並でしたね。

「速い、速い、速すぎる!!」こんな感動を覚えていますね。

 

 

この打球スピードが緊張感を高めてくれました。

少しの判断ミスで、アウトを取ることが出来ないという、

リアルがこのゲームにはありましたね。

 

 

このモードが、おまけモードだというのが、本当に残念でなりませんでした。

 

 

 

野球ゲームだけど、野球ゲームでは無いシリーズ

 

まさにそのものズバリで、

野球ゲームと言うよりは、監督目線で楽しんでください。

 

こんな感じの作品ですね。

 

 

 

[エモやんの10倍プロ野球  ヘクト]

 

この作品は、ヘクトから発売された野球ゲームで、

自分で選手を操作するのではなく、監督として指示を出すのが面白い作品でした。

 

 

このゲームの特徴としましては、

セリーグの球団しか選べないという偏りがありました。

 

更に特殊なのが、作戦というのは名ばかりで、

自分のタイミングでバットを振らなければならず、

シミュレーションゲームの筈なのに、結局は野球ゲームだったという、

なんとも不思議なゲームでしたね。

 

応援のテーマが最高にカッコイイのが良かったですね。

 

東京音頭や宇宙戦艦ヤマトのテーマなど、

「これだけを、延々と聴いていたい」と思わせてくれる素晴らしさがありましたね。

 

 

エモやんの10倍プロ野球とはどんなレトロゲーム?

 

このエモやんの10倍プロ野球ですが

1989年にヘクトから発売された

ファミコン専用のシミュレーションゲームでした。

 

エモやんとは

元阪神のプロ野球選手で、後に国会議員にもなりました。

 

今では「すぽると」の解説者としての方が有名ですね。

 

そんなエモやんこと「江本孟紀」さんが

プロ野球の裏側を暴露したのが、ベストセラーにもなった

「プロ野球を10倍楽しく観る方法」でした。

 

野球選手が、マウンドでなにを話しているのか?といった

野球の裏側が面白おかしく書かれていたので

楽しく読めましたね。

 

そんなベストセラーをゲームにしたのが

今回の、エモやんの10倍プロ野球という訳ですね。

 

 

そんなゲームの目的は

セリーグの6球団から好きなチームを選び

リーグ戦を戦い抜くという物でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな野球ゲーム…なんてことは無く

野球ゲームを監督目線で楽しむ

ガチのシミュレーションゲームでした。

 

今でこそ、

監督目線で野球ゲームを楽しむのは一般的ですが

この当時としては、かなり斬新なゲームだったと思います。

 

 

どんな選手で戦い抜くのかを決めるのは

他のゲームでもあるのですが。

 

ピッチャーの場合は

どんな球種で、どんなコースに投げるのか

 

バッターの場合も同じで

どんなコースに、どんな球種で、投げ込んで来るのかを予想して打つ。

 

まさに野球の監督そのものでしたね。

 

 

ただ遊んだ感覚で言いますと

普通の野球ゲームとは変わらない印象でした。

 

斬新過ぎて、逆に普通の野球ゲームとしても楽しめた

摩訶不思議な作品なのでした(^◇^)

 

 

 

エモやんの10倍プロ野球の感想でもあり レビューでもあり

 

[これ程ヒットを打つのが難しい野球ゲームは、そう無い]

 

このゲームはとても変わっていまして

コースと球種を選択して投げ込みます。

 

ここまでは、普通のゲームとあまり変わりません。

 

しかし、バッター目線になると少しだけ変わってきます。

 

 

まずは、コースと球種を選択します。

 

ここからが大変で、

ピッチャーが投げ込んできたタイミングに合わせてバットを振ります。

 

つまり、今までの野球ゲームと

何ら変わらないという事です。

 

これが、選手自身が勝手にバットを振ってくれるのであれば

監督目線でプレイしている感覚を味わうことが出来るのに。

 

まさかの

バットのタイミングも自分で操作するなんて

ビックリでしたね。

 

 

そんなまさかの野球ゲームでした。

 

 

しかし、ここからが問題なんです。

 

このゲームでは

タイミングが合っても、コースが合ってないとヒットが出ませんでした。

 

更に、コースが合っても

タイミングが合ってないとヒットを打てませんでした。

 

更にさらに、コースも、タイミングも合っていても

球種が合っていないと、ヒットが打てませんでした…。

 

最後の球種に関していいますと、

「フリー」という威力が弱まりますが、万能で打てる選択もありましたが。

 

基本的には速球狙いか、変化球狙いかの方が良かったです。

 

 

なので、ピッチャー目線では、簡単に相手を抑えられても。

 

バッター目線では、ヒットを打つ事が困難なので

いつまでたっても、試合に勝つことは出来ませんでしたね。

 

しかし、全ての予測がドンピシャで合えば

豪快なホームランを打つことが出来ますので

 

その快感だけは

他のゲームでは味わうことが出来ない、最高の瞬間でしたね。

 

 

まあ総合すると

とんでもなく理不尽な野球ゲームでもありましたがね(/・ω・)/

 

 

 

[ベストプレープロ野球  アスキー]

ベストプレープロ野球

ベストプレープロ野球2

 

この作品は、アスキーから発売された野球ゲームでして、

この作品こそが、完全なるシミュレーションゲームでしたね。

 

選手のデータを好きな様にいじって、自分だけの脳内野球を楽しめる作品でした。

 

漫画のキャラクターを全員分打ち込んだり

 

自分が好きな球団の選手パラメーターを、

マックスに振って完全無敵のチームで遊ぶとか

 

監督目線で細かな作戦を立てて、甲子園監督の気分を味わうとか

 

 

一切選手を操ることが出来ない、シミュレーションゲームでありながら、

本来の野球ゲームが好きな人にこそ、遊んでほしい作品でしたね。

 

 

 

ファミコン野球ゲーム20本のまとめ

 

正直言いまして、最初の遊び始めの方は、

ファミスタとほとんど変わらないのでは?なんて感じでした。

 

ファミコンの野球ゲームと言えば、

ファミリースタジアムだと思っていましたからね。

 

 

しかし、沢山の野球ゲームを遊んで思ったのが、

「ファミスタには、絶対に負けたくないんだろうな」という印象でしたね。

 

基本ベースは、ファミスタの真似なのかも知れませんが、

それ以上の個性を表現するために、試行錯誤したんだろうなという感動がありましたね。

 

 

遊んでみて思った結果は、

クソゲーなんてものは無く、どれも素晴らしい作品ばかりでしたね。

 

送りバントをしてホームランになっても最高です

 

初回に15点取っても最高です

 

200キロの速球を投げられて最高です

 

 

そんな、素晴らしい野球ゲーム作品のまとめでした(*^▽^*)