レトロゲームとマンガとももクロと

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前作とは別次元の面白さ!『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』は、まさに「月下の夜想曲」が帰ってきた奇跡のGBAソフトだ!

前作とは別次元の面白さ!『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』は、まさに「月下の夜想曲」が帰ってきた奇跡のGBAソフトだ!

2002年にコナミから発売された

ゲームボーイアドバンス用ソフト『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』

ジャンル:アクションRPG

参考価格:ソフトのみ 8,200円 / 完品状態 15,200円

プレイ時間:約10時間(真のエンディングまで)

おすすめポイント:『月下の夜想曲』好きなら、前作より断然おすすめ!

 

最近は様々なゲームの感想を書いていますが、

今回どうしても語りたかったのが、この『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』です。

 

前回『悪魔城ドラキュラ サークルオブザムーン』を遊び終えた後、

私はもう次のゲームを探すまでもありませんでした。

 

気がついたら、無意識のうちにこの『白夜の協奏曲』を起動していたんです。

 

実はこの作品、発売当時にリアルタイムで購入した思い出のゲーム。

 

あれから17年以上もの月日が流れましたが、

今改めてプレイしてみると、その面白さがまったく色褪せていないことに驚かされます。

 

 

『白夜の協奏曲』はどんなレトロゲーム?

 

このゲームの目的は、

幼なじみの女の子を救うため、主人公と相棒が悪魔城に乗り込むというもの。

 

なんと、ストーリー開始時点ではドラキュラはまだ復活していません。

 

「え、ドラキュラ関係ないの!?」という意外な導入から始まるのが新鮮で、

ワクワクします。

 

そして、このゲーム最大の魅力は、なんといってもそのゲームシステム!

 

広大な悪魔城を探索する「迷宮探検」のワクワク感が半端ない!

 

初めて悪魔城に足を踏み入れた時、

目の前に広がるのは広大で、どこへ行けばいいのかまったく分からない巨大な迷宮。

 

しかし、それこそが「月下の夜想曲」ライクなゲームの醍醐味なんです!

 

行き止まりに見える場所も、

実は隠されたブロックを壊すことで道が開けたり、

特定の能力を手に入れることで二段ジャンプや壁をよじ登ったりできるようになり、

今まで行けなかった場所がどんどん広がっていく。

 

そう、まるで自分の手で世界を切り拓いていくような、

とてつもない達成感とワクワク感が味わえるんです!

 

さらに、敵を倒してレベルアップしていくRPG要素も健在。

 

アクションテクニックに自信がある人はゴリゴリ進み、

ちょっと苦手だな…という人はじっくりレベルを上げて進める。

 

初心者から上級者まで、誰もが自分のスタイルで楽しめる懐の深さも、

このシリーズの素晴らしいところです。

 

 

前作から大幅進化!ついに「月下の夜想曲」の感覚に!

 

前作『サークルオブザムーン』はアクション要素が強めでしたが、

今作は探索の楽しさに徹底的に特化しています。

  • カードシステムを廃止! 新たな魔法システム「スペルフュージョン」で、より直感的に魔法を使えるように。
  • お金の概念を導入! ショップでアイテムや装備を買い揃え、戦略の幅が大きく広がりました。
  • 巨大ボスが乱舞! 前作の3倍はあるかと思うほど、巨大ボスとの手に汗握るバトルが楽しめます。

 

そして何より、マップの広さがとてつもないことになっています。

 

遊んでいる感覚は完全に「月下の夜想曲」!

 

探索の幸せを求める人には、絶対にプレイしてほしい一本です!

 

 

迷って、迷って、迷いまくる。それこそが最高のご褒美!

 

今作の最大の魅力は、

何といっても「圧倒的なマップ探索の面白さ」にあります。

 

前作同様、

プレイヤーは広大な悪魔城に放り出され、どこへ行けばいいのか教えてくれません。

 

しかし、それがいいんです!

 

自分の頭で考え、道を切り拓いていく。

 

この自由度の高さこそが、「月下の夜想曲」を遊ぶ理由そのものだと思います。

 

そして、このゲームがさらに面白いのは、

マップが「表」と「裏」に分かれている点です。

 

「表の悪魔城」と「裏の悪魔城」。

この二つの世界を行き来しながら謎を解き明かしていくのですが、これがもう大変!

 

「マップを隅々まで塗りつぶしたはずなのに、どうして先に進めないんだ!?」

 

そんな風に頭を抱えることもしばしば。

 

でも、必死にマップを凝視し、

怪しい場所を何度も試行錯誤して、ようやく新しいルートを発見した時のあの快感!

この「苦労という名の幸せ」こそが、月下の夜想曲好きにはたまらないご褒美なんです。

 

 

ショップ機能の登場は、神か、悪魔か?

 

今作から導入された「ショップ」は、

プレイヤーを助ける素晴らしい存在でした。

 

前作では回復手段が限られており、

常にハラハラドキドキでしたが、今作ではお金を稼いで回復アイテムを買い放題!

 

これがアクションRPGとしての面白さを格段にアップさせました。

 

しかし、このショップの存在が、

ある意味ではゲームの難易度を大きく下げてしまったのも事実です。

 

なぜなら、回復アイテムの値段が安く、しかも個数制限がないから。

 

ロックマンで言えば、

E缶を99個簡単に買えるようなもの。

 

ライフが減ったら、ハイポーションをガブ飲みすればいい。

 

こうなると、よほど無理をしない限りゲームオーバーになることはありません。

 

ショップが解禁された途端、私は二度と死ぬことはありませんでした。

 

ある意味で、ドラキュラよりも不老不死に近かったかもしれません。

 

ショップがあることで安心して冒険できる喜び。

 

でも、ショップがなければ、

もっと緊張感のあるガチのアクションを楽しめたかもしれないというジレンマ。

 

ゲームバランスの難しさを改めて感じさせてくれる、そんな要素でした。

 

 

やっぱり、悪魔城ドラキュラは最高だ!

 

携帯ゲーム機の悪魔城ドラキュラは、この作品以降プレイしていません。

 

値段が高騰しているので、なかなか手が出せないのが正直なところです。

 

でも、今回『白夜の協奏曲』を改めて遊び直して、やっぱり心から思いました。

 

「やっぱり悪魔城ドラキュラって、最高だよね!」

 

今ならばスイッチでコレクション版も発売されていますので、

気になっている方は、ぜひこの伝説的な一本を手に取ってみてください。

 

マップ探索の面白さは、本家にも決して負けていない。

それこそが、今このゲームを買うべき理由です。

 

 

こちらから購入できます