『ファイナルファンタジーIII』は、ファミコン屈指のRPGであり、トラウマ製造機でもある奇跡の傑作だ。
ゲームファンの皆さん、そして古き良きRPGの骨太さに挑戦したい皆さん!
今回は、ファミコンというハードの限界に挑んだ、
スクウェアの伝説的なRPGをご紹介します。その名は……
『ファイナルファンタジーIII』!
1990年に発売された本作は、
多くのプレイヤーに感動を与えた一方で、
強烈なトラウマを植え付けたことでも知られています。
その魅力と、そして「悪夢」とも言える
ラストダンジョンのすべてを語り尽くしたいと思います。
なぜ『ファイナルファンタジーIII』は「神ゲー」なのか?
前作『FFII』の特殊な成長システムから一転、
本作はオーソドックスなレベルアップ制に戻り、
RPGとしての完成度を極限まで高めています。
- 画期的なジョブチェンジシステム!
- 本作の最大の魅力は、戦闘の状況に応じてパーティ全員が自由に職業(ジョブ)を変えられる点です。戦士やモンク、白魔導士や黒魔導士といった多彩なジョブを使い分け、敵の弱点を突いたり、特定のギミックを突破したりと、戦略の幅は無限に広がります。
- やり込み要素満載の熟練度システム!
- ジョブごとに「熟練度」が設定されており、同じジョブを使い続けるほど、そのジョブの能力が向上します。これにより、単なるレベル上げだけでなく、熟練度を上げる喜びが加わり、より深くキャラクターを育成する楽しさを味わえます。
- プレイヤーに優しいゲームバランス!
- ファミコン時代のRPGとしては珍しく、本作は親切な設計が随所に見られます。次にどこへ行けばいいか分からなくなった時、同行するキャラクターがヒントをくれるだけでなく、ボス戦の前には街の人々が攻略法を教えてくれます。
今の時代に遊んでも色褪せない奇跡のクオリティ
『ファイナルファンタジーIII』は、
当時のプレイヤーに「こんなに遊びやすいRPGがあったのか!」と衝撃を与えました。
- 絶妙な難易度調整!
- 新しいダンジョンに挑んだ際、敵がやや強く感じられるかもしれませんが、少しレベルを上げればサクサク進めるようになります。この「少し頑張れば乗り越えられる」バランスが、プレイヤーの挑戦心を絶やしません。
- 飽きさせない育成システム!
- 「経験値とお金を稼ぐ」という単純作業になりがちなレベル上げに、「熟練度」という新たな要素を加えることで、戦えば戦うほどキャラクターが強くなる実感を味わえます。これは、ファミコン時代には画期的な試みでした。
- 探索の喜びが詰まっている!
- 物語の進行とは関係ない場所にも、強力なアイテムや隠し通路が隠されています。この探索の面白さが、一服の清涼剤となって癒しを与えてくれます。
1時間が数秒で消し飛ぶ、みんなのトラウマ
ここまでは完璧なRPGに思えますが、
本作は多くのプレイヤーに強烈な「絶望」を味わせたことでも有名です。
その元凶こそが、悪名高き「クリスタルタワー」と、その先に待つ「闇の世界」です。
- 異常なボリュームのラストダンジョン!
- 複雑な謎解きこそないものの、このラストダンジョンは、クリアするまでに1時間以上かかるほどの途方もない長さを誇ります。さらに、ダンジョン内には一切セーブポイントがありません。一度足を踏み入れたら、ノンストップで進むしかないという、まさに狂気の沙汰としか言いようのない設計です。
- トラウマ製造機、魔王ザンデ!
- 長い長いダンジョンを突破し、「ようやくラスボスだ!」と意気込んで向かった先に待っているのは、「魔王ザンデ」です。当時のプレイヤーは、道中の雑魚敵を倒しながら進んだレベル(大体レベル40前後)でザンデに挑むわけですが、彼は挨拶代わりのように強力な全体魔法「メテオ」を放ってきます。
- 「何が起こった?」と考える間もなく、パーティは全滅し、プレイヤーはタイトル画面に逆戻り。1時間以上かけて進んだ道のりが、たった数秒で無に帰す。この理不尽なまでの絶望は、ファミコン屈指のトラウマとして、今でも語り継がれています。
- 「わかっていてもやられる」絶妙なバランス!
- ザンデに安定して勝つには、レベル47以上が必要だと言われています。しかし、ラストダンジョンに突入するレベル帯が低めなため、道中のザコ戦でレベルを上げても、ザンデにはまず勝てません。この「もう少し頑張ればいけるかも…」と思わせる絶妙なゲームバランスが、多くのプレイヤーを絶望の淵に突き落としたのです。
なぜ今、このゲームをプレイすべきなのか?
- 真のRPGを体験したいなら!
- 『ファイナルファンタジーIII』は、ストーリー、システム、そしてやり込み要素の全てが、ファミコンというハードの中で高次元にまとまっています。
- 伝説のトラウマを追体験したいなら!
- 魔王ザンデの洗礼は、ぜひ一度体験していただきたい「儀式」です。このゲームをプレイした者だけが語り合える、特別な思い出が手に入ります。
- たったの410円で!
- これほどの伝説的な作品が、たったの410円(ソフトのみ)で手に入ります。完品状態でも1728円と、その価値を考えれば破格の値段です。
『ファイナルファンタジーIII』は、
ただの懐かしいゲームではありません。
それは、時代を超えて語り継がれるべき、最高の冒険物語です。
あなたの冒険の記憶に、新たな1ページを刻んでみませんか?
今もなお、クリスタルタワーを見るだけで、ちょっと気分が悪くなる。
それこそが、このゲームが最高である何よりの証明です。
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