私は20面でギブアップします。シンプルながらも奥深いシステムが光る名作ブロック崩し『アレイウェイ』。
ゲームファンの皆さん、
そしてブロック崩しのシンプルながらも奥深い魅力に惹かれる皆さん!
今回は、ゲームボーイのローンチタイトルでありながら、
今遊んでも新鮮な驚きと中毒性を持つ名作をご紹介します。
その名は……
『アレイウェイ』!
1989年に任天堂から発売されたこのゲームは、
ブロック崩しというジャンルの王道を行きながら、
本作ならではの特殊なギミックでプレイヤーを楽しませてくれます。
なぜ『アレイウェイ』は名作なのか?
本作は、ビームやボール吸着といった派手な特殊アイテムは一切ありません。
しかし、そのシンプルさの中に、飽きさせない工夫が凝らされています。
- シンプルイズベストなゲームシステム!
- ゲームの目的は、パドルを操作してボールを跳ね返し、画面上のブロックをすべて破壊すること。余計な要素がないからこそ、純粋にブロックを崩すことだけに集中でき、その爽快感を存分に味わえます。
- プレイヤーを飽きさせない特殊ステージ!
- 本作の大きな魅力は、ステージごとに異なるユニークなギミックです。ブロックが横にスクロールするステージ、上からブロックが迫ってくるステージなど、単調になりがちなブロック崩しに緊張感と戦略性を加えています。
1時間ぶっ通しで遊んだ、中毒性の高い特殊ステージ
『アレイウェイ』の真価は、
そのシンプルさの中に隠された特殊ステージにあります。
- 予測不能な横スクロールステージ!
- ブロックが横に絶えず動き続けるこのステージは、プレイヤーの反射神経と予測能力が試されます。狙いを定めてボールを発射しても、ブロックが動くことで予期せぬ連鎖や新しいブロックの破壊が起こることも。この偶発性が、単なるブロック崩しにはない独特の面白さを生み出しています。
- 時間との勝負!迫り来るブロックステージ!
- 一見普通のステージに見えますが、時間経過とともにブロックが上から迫り上がってきます。このステージでは、いかに早くブロックを崩すかが重要です。ただし、ある程度までブロックが下がるとそれ以上は進まないという親切な設計になっているため、ゲームオーバーになることはありません。しかし、パドルとブロックの距離が近くなるにつれて、ボールの反射速度が上がり、手に汗握る展開がプレイヤーを待っています。
面白い、でも20面でギブアップ…その理由は?
シンプルで中毒性のある『アレイウェイ』ですが、
当時のゲームの宿命とも言える、ある大きな問題に直面します。
- セーブもパスワードもなし!
- 本作にはセーブ機能もパスワード機能もありません。つまり、32ステージあるゲームをクリアするには、最初から最後までノンストップでプレイし続けなければならないのです。
- 心折れた20面での決断!
- 筆者は、その面白さから時間を忘れ、1時間ほどぶっ通しでプレイし、20面まで到達しました。しかし、そこで立ち止まって考えます。「残り12ステージをクリアするのに、あと1時間以上はかかるだろう。しかも、これまでのステージより確実に難しくなる……」。この瞬間に、筆者は「いつか最後までやり遂げる」と心に誓い、そっと電源を切ることにしました。
- それでも「再挑戦したい」と思わせる魅力!
- このゲームの難しさは、プレイヤーの心を折るほどのものではありません。むしろ、「セーブ機能があれば、絶対にクリアするのに!」と思わせる、絶妙なバランスを持っています。この悔しさが、プレイヤーに何度も再挑戦させたいと思わせる、本作の隠れた魅力なのです。
なぜ今、このゲームをプレイすべきなのか?
- ブロック崩しが好きなら文句なし!
- 特殊ステージが満載の本作は、ブロック崩しの新たな可能性を感じさせてくれます。
- 手軽に始めたい人にもおすすめ!
- 1回のプレイ時間は短く、いつでも気軽に遊べます。がっつり遊びたい場合は、ぜひ休日に時間を確保して挑戦してみてください。
- レトロゲーム初心者にも優しい価格!
- ソフトのみで630円、完品状態でも1280円と、非常に手頃な価格です。
『アレイウェイ』は、派手さはないものの、
シンプルで奥深いゲームシステムが光る、ゲームボーイ初期の名作です。
もしこのゲームの存在を知らなかったのなら、
この記事をきっかけに、ぜひこの素晴らしい世界に飛び込んでみてください。
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