レトロゲームとマンガとももクロと

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アザーライフアザードリームス  トルネコに ポケモンを足して ときメモで煮る

モンスターの卵を持って帰るワクワク感といったらもう 最高です

 

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[攻略方法は 絶対に諦めない たったのこれだけ] 

[アザーライフ·アザードリームス コナミ  プレイステーション]

1997年発売  ジャンル ダンジョンRPG 参考価格500円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  名作なのに 知名度はそれほどでしたよね

どんな人におすすめ? ローグライクが好きなら 遊んでほしいな

ゲームアーカイブスで配信なし

 

 

いつの時代でも

面白いゲームというのは

色あせることは有りませんよね。

 

どんなに年月が経とうとも

名作ゲームは名作ゲームのままです。

 

「あのゲーム、昔は最高だったのに…」なんて言うのは

本当の名作ゲームとは呼べないのかも知れません。

 

 

数年経ってから、もう一度プレイした時に

そのゲームの評価が、ガラリと変わる場合もありますので。

 

いったん否定してから

 

数年間ほど寝かせて置いて

 

「三度目の正直、ここからが本当の評価かな?」

なんて、意外と楽しめるとも思います。

 

 

しかし、今回のゲームに関していうと

 

抜群の安定感をほこり

 

いつプレイしても

 

何回遊んでも

 

何回データを消してやり直しても

 

充分に私の心を満足させてくれる、超名作でした。

 

 

そんな今回の、隠れた名作ダンジョンRPGをあなたに贈る

アザーライフ・アザードリームスの5000文字のラブレターです。

 

 

 

アザーライフ・アザードリームスとはどんなレトロゲーム?

 

このアザーライフ·アザードリームス(アザアザ)ですが

1997年にコナミから発売された

プレイステーション用のダンジョンRPGでした。

 

 

ゲームのストーリーは

砂漠の町・モンスバイア

ここには、「魔物の塔」と呼ばれる古代遺跡があった。

 

数知れぬ魔物と財宝が眠るこの塔に

トレジャーハンター達は次々と挑んで行った。

 

ある時、町一番のハンターと呼ばれた男が

塔に入ったまま戻って来なかった。

 

それから7年経ったいま

彼の残した息子は、塔に入ることを許される年齢を迎える…。

という熱すぎるストーリーでした。

 

 

ゲームの目的は

主人公を操りまして

モンスターの巣窟と化している

天高くそびえ立つ塔に挑んで行く、こんな目的でした。

 

ゲームのシステムは

「トルネコの大冒険」や「風来のシレンで」おなじみの

ランダムダンジョンのシステムでした。

 

そのシステムは

ダンジョンから帰ってくると

「レベルが1に戻る」システムなのですが

 

このシステムが、本当に奥深いんですよね。

 

 

アザアザの場合は

主人公のレベルは元に戻るのですが

「使い魔」と呼ばれる、仲間のレベルはそのままでした。

 

この使い魔のレベルを

コツコツ上げていく事で

 

いつかは、ゲームがクリア出来るようになる親切設計だった訳です。

 

他のゲームでは

武器や防具を強化してダンジョンに挑みますが。

 

アザアザに関して言えば

装備を強化するのではなく

仲間である、使い魔自体を強化していく訳です。

 

この使い魔をどうやって仲間にするのか?というと

 

使い魔の卵をダンジョンで拾ってくるんです。

 

武器や防具、回復アイテム等と同じように

ダンジョンの内部には卵が落ちています。

 

この卵を拾って、自宅に帰ることで

ようやく「使い魔を仲間に出来る」という最高のシステムでした。

 

 

しかし、この卵がほとんど落ちて無いんです。

 

1時間ダンジョンに潜って、卵1個とかですからね。

 

しかも、その卵が一番弱い

スライム的な使い魔だったりします。

 

だからこそ

何度もダンジョンに行きたくなるのでした。 

 

「次こそは、最高クラスの使い魔を仲間にするぞ!!」なんて。

 

そんな、トルネコとポケモンが結婚したらこうなるのでは?

みたいなゲームシステムが

 

隠れた名作と呼ばれる理由なのかもしれませんね。

 

 

 

アザーライフ・アザードリームスの感想でもあり レビューでもあり

 

[ドラゴンを仲間にすれば世界が変わる]

 

冒険をサポートしてくれる使い魔にも

色々な種類があるのですが

 

中でもおすすめなのが[ドラゴン]です。

 

使い魔は、攻撃する度にお腹が減っていきます。

(トルネコやシレンの場合は自分のお腹です。)

 

なので、どんなに頑張って冒険しても

使い魔が何も出来なくなったら

もう帰るしかありません。

 

「今回は調子が良いから、塔の最後まで登れるぞ」からの

 

「エサが無くなったから帰ろう····」そんな展開が圧倒的多いです。

 

 

しかし、最強の使い魔である

 

ドラゴンの場合は特別で

 

エサに剣や防具などを与えても食べてくれます。

 

トルネコでいうと

ダンジョンに落ちているアイテムの半分が

全てパンという超幸せ状態です。

 

なので、ドラゴンさえ仲間に出来たら

誰でもクリア出来ちゃうんですね。

 

 

しかし、そんな最強の使い魔が

簡単に手に入る筈も無く

 

結局はコツコツ努力なんですよね。

 

 

ドラゴンは、「キッズ」という

ドラゴンの子供から進化させますので

 

キッズの卵を見つけたら、絶対に帰宅してください。

 

せっかくキッズの卵をゲットしても

死んでしまっては元も子もないので

 

「キッズの卵を見つけた瞬間に、即帰宅」これを合言葉にしてください。

 

 

アザアザに何百時間もハマれる理由は

 

この奥深い、使い魔システムにこそあるんでしょうね。

 

 

ドラゴン以外にも

 

個性的な使い魔がたくさんいるので

 

全ての使い魔を集めるのを目的にするというのも

最高に楽しいです。

 

 

 

[何度も叩きのめされるのが楽しい]

 

このゲームは

使い魔のレベルを上げて

徐々に進んで行くシステムです。

 

つまり、何度もダンジョンに叩きのめされるんです。

 

ちょっと進んでは叩きのめされる

 

ちょっと進んでは叩きのめされるの…繰り返しです。

 

そして徐々に

使い魔達がたくましくなっていき

 

ゲームを諦めなければ、いつの日かエンディングが見られる。

 

そんな、自分の努力が報われる

素晴らしいゲームでもありました。

 

 

 

[お金持ちに成る楽しさ]

 

塔に登って、数々のアイテムを持ち帰ると

だんだん自分は、お金持ちに成っていきます。

 

ダンジョンで稼いだお金で

 

街一番の豪邸を建てたり

 

カジノを建設したり

 

高級バイクを買ったりと、とにかく夢のような豪遊生活が出来ます。

 

 

そんな、不純な欲望こそが

危険なダンジョンに潜る理由になる…というのは

「ウィザードリィ」で既に実証ずみな訳ですから。

 

「豪邸建てる為にダンジョンに登ろう」

 

「カジノを建設する為にモンスターを倒しまくろう」

 

「女の子に貢ぐ為に最強アイテムを売ろう」と自然となり。

 

本物の人生みたいな

素晴らしいゲームを体験できるのでした。

 

 

 

[他のダンジョンRPGに比べたら程よい難易度]

 

ダンジョンRPGというのは、ゲームの難易度的にいえば

結構な敷居の高さだと思います。

 

このゲームも、簡単か?と聞かれれば

最初のうちは本当に苦労する難易度です。

 

しかし、このゲームの良いところは

ちょっとした日々の積み重ねが

次の冒険に繋がるという所でした。

 

最初は、コツコツ努力しながら進める。

 

ある程度ゲームに慣れて

相棒である使い魔のレベルが上がって来たら

 

思い切って、ダンジョンの上を目指して進める。

 

そんな繰り返しで

ゲームを進めて行けば良いので

「ダンジョンRPGって難しそうだな…」と思う人にこそ

アザーライフ・アザードリームスが最高なのでした。

 

 

 

[おまけでギャルゲーまで付いてくる]

 

このアザアザというゲームは

「トルネコとポケモンが結婚した様なゲーム」と書きましたが

もう一つ重要なゲームが搭載されています。

 

そのゲームこそ、コナミの名を世間に知らしめた

「ときめきメモリアル」という訳です。

 

対象のキャラクターも

 

幼馴染の ニコ

 

お嬢様の セルフィ

 

関西弁の ファー

 

ストーカーの ミア

 

病弱の チェリル

 

など、セオリー通りのギャルゲーなのかと思いきや

 

時代を先取りの、危ないキャラクターも

ちらほら存在していますので。

 

「ダンジョンから帰ってきたら、だれの好感度を上げようかな」なんて感じで

ダンジョンRPGなのに、ギャルゲーを楽しめたのも最高でした。

 

 

 

[ゲームが途中で止まる]

 

「ヤッター!卵をたくさん拾ったぞ!!あれ···ゲームが動かない」

こんな悲惨な事が、結構頻繁に起こります。

 

特に、長くダンジョンに居ると、良く起こります。

 

せっかく二時間粘ったのに

ゲームが止まって、全てがパーになるという地獄が待っています。

 

この部分さえ無ければ完璧なゲームだったのに···おしい。 

 

 

 

[ダンジョンが一つしか存在しない]

 

このゲームの、もう一つの残念なところでいうと

おまけ的なダンジョンが、全く存在しないところでしょうかね。

 

トルネコでいうと

「アイテムを持っていけないダンジョン」とか

 

「全てのアイテムが識別されて無いダンジョン」とか

 

ゲームに慣れた、上級プレイヤーの為のダンジョンがあるのですが。

 

今作では、そんなおまけダンジョンが全く無かったのが

少し残念なところでしょうかね。

 

 

 

[発売から19年経って 初めて最強アイテムの存在を知る]

 

アザアザを久しぶりに遊んでみたんです。

 

エンディングを見たデータが残っていましたので

基本的には、さらっと遊んでみようかな程度の感じでした。

 

そこで、有る特殊なアイテムの存在に気づいたんです。

 

そのアイテムは「ロシュの実」というアイテムで

 

仲間の使い魔に食べさせると

「卵の状態に戻ってしまう」という、なかなかのクレイジーなアイテムでした。

 

せっかくレベルを上げまくったのに

ロシュの実を食べさせてしまうと全てがリセットされる

 

こんな危険しか無い、呪いのアイテムだった訳です。

 

ですので、リアルタイムで遊んでいた時は

ロシュの実を見つけた瞬間に、捨てていました。

 

「危ない、間違って食べさせない様に捨てよう」でした。

 

しかし、このロシュの実こそが

アザーライフ・アザードリームスというゲームの面白さを

 何倍も増幅させてくれると気づきました。

 

 

仲間に食べさせると、卵に強制的に戻ってしまう

 

仲間に食べさせると卵になる

 

使い魔を卵にするアイテム

 

使い魔を卵にする?

 

仲間じゃなくても、良いのかな?

 

試しにモンスターに投げてみよう

 

敵が卵になる!!

 

敵が卵になるという事は、自分の好きなモンスター仲間に出来るの!!

 

ヤバい、ロシュの実を拾いに行かなくちゃ!!

 

こんな感じです。

 

 

アザーライフ・アザードリームスというゲームは

ダンジョンに落ちている

魅力的な卵を拾いに行くのがメインです。

 

出現率が抑えられていますし

強いモンスターの卵程、上の階に行かなければゲット出来ません。

 

長時間かけて、上の階にたどり着いたのに

全く卵が落ちてなくて、ガックリ。

 

こんな展開でした。

 

しかし、ロシュの実さえあれば

「あのモンスター、まだ持ってない」となったとしても

次の瞬間には、もうゲットしている訳です。

 

さっきまでは

「なんで卵が落ちてないんだよ!!」とブチ切れていたのに

「卵なんて関係ない、強制的に卵にしてやる」ですからね。

 

しかも100%の確率ですから

ポケモンの「マスターボール」と同じというわけですね。

 

こんな最強のアイテムを

「なんだよ、このイカレタ呪いのアイテムは」なんて感じで

 

19年間捨てていたのですから

 

とんでもなく勿体ないことをしていたんだなと、改めて思いましたね。

 

 

ハッキリ言えば、ゲームのバランスを壊すくらいの

圧倒的な破壊力がありますので

 

ゲームをクリアするまでは縛るのが正解だと思いますが。

 

圧倒的な戦力で、どんどん登って行きたい人は

ガンガン使用しまくるのが良いかも知れませんね。

 

 

マスターボールを拾った瞬間に捨てる

 

そんな19年も

 

今ではいい思い出なのかな…。

 

 

 

アザアザのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ダンジョンRPGでありながら

コツコツ努力すれば必ずクリアできる。

 

ローグライク初心者にこそ遊んでほしい

名作なのでした。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

主人公は普通の青年ですので

モンスターとの戦いでは、まったく役に立ちません。

 

それこそ、装備を強化しても

圧倒的な戦力でぼこぼこにされます。

 

そんな青年を助けてくれるのが

 

ドーピングしまくって、ムキムキになった使い魔や

 

魔法のレベルを上げまくった、天才使い魔なのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

PSNアーカイブで配信されていません。

 

こちらとしては、寝っ転がりながら

「PSP」や「PSヴィータ」でガッツリ遊びたいのに。

 

全く配信されていません。

 

寝っ転がりながら、モンスターを融合させまくりたい

 

寝っ転がりながら、最強の装備を鍛え上げたい

 

寝っ転がりながら、バグらないアザアザを死ぬほど遊びたい

 

それなのに、どうして配信しないのでしょうかね。

 

ちなみに、ゲームボーイカラーでも発売されていますので

一応は、寝っ転がりながら出来るのですが。

 

PSNアーカイブで、お手軽に遊びたいですよね。

 

コナミさん、マジで配信してください。

 

 

そんな、何回もゲームをクリアしているのに

今でも、ガッツリやりたくなるほど大好きなゲーム

 

マイナーゲームですので

いつ売り切れになるかは分かりません

 

だったら格安の内に購入するのが安全です。

 

面白さは保証します。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

発売から19年 初めてマスターボールの存在を知る

何年経っても、新鮮な気持ちでハマれる 隠れた名作RPG

アザーライフ·アザードリームス

 

それこそが、今急いで500円で買う理由です

 

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