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トルネコの大冒険 不思議のダンジョン:1000回どころか「一生」遊べる、奥深きダンジョンRPGの原点

トルネコの大冒険 不思議のダンジョン:1000回どころか「一生」遊べる、奥深きダンジョンRPGの原点

1993年、エニックスからスーパーファミコン向けに発売された

「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」。

 

パソコンゲーム「ローグ」のシステムを、

ドラゴンクエストのキャラクターでリメイクした本作は、

後に続く「不思議のダンジョン」シリーズの金字塔となりました。

 

入るたびに世界が変わる! 終わりなき冒険の魅力

 

主人公は、お金が大好きな商人トルネコ。

 

彼の目的は、入るたびに構造が変化する不思議な迷宮に挑み、

まだ見ぬお宝を持って帰ることです。

 

システムはいたってシンプル。

 

自分が動けば敵も動き、自分が止まれば敵も止まる。

 

ダンジョンに入るたびにレベルは1に戻され、死んでしまうとアイテムは持ち帰れない。

 

この基本ルールの中で、プレイヤーは知恵と運を駆使して深層を目指します。

 

初めてトルネコの大冒険をプレイした頃は、

「エンディングを見るには運が90%必要だ」と感じるかもしれません。

 

しかし、プレイを重ねるごとに、

アイテムの効率的な使い方、モンスターへの対処法、

あえて武器を外して戦うといった戦略が身についていきます。

 

すると、最初は運任せだと思っていたゲームが、

実は緻密な戦略が必要な奥深いゲームだと気づかされるでしょう。

 

運の要素が90%から89%、88%と減っていくのを感じながら、

ひたすら遊びまくったプレイヤーは少なくありません。

 

本作のキャッチコピーは「1000回遊べるRPG」でしたが、

その言葉をはるかに超える「一生遊べるゲーム」へと進化していったのです。

 

 

上級者ほどハマる「初代」トルネコのシンプルな魅力と凶悪な罠

 

この初代トルネコの大冒険でしか味わえない、

シンプルなシステムこそが、多くのプレイヤーが今もなお熱中する秘密かもしれません。

 

99階まで潜るという途方もない目標に挑んだり、

一切武器や防具を装備せずにどこまで行けるか競ったり、

はたまた武器や防具を極限まで鍛え上げたり

(合成の壺がないため、地道に強化するしかありません)。

 

プレイヤー自身が「こうすれば面白いのでは?」と閃き、

独自の遊び方を見つけることで、トルネコの大冒険は何倍も、何十倍も楽しくなります。

 

しかし、他のトルネコシリーズと比較すると、本作の難易度はかなり高めです。

 

ドラゴンクエストシリーズを全てクリアした人でも、

このゲームのエンディング画面だけは見たことがない、

という人も多いのではないでしょうか。

 

その大きな理由の一つが、「凶悪な罠」の存在です。

 

このゲームは、どんなに完璧な準備をしても、

一瞬でゲームオーバーに繋がりかねない圧倒的な緊張感があります。

 

例えば、最強の装備で喜んでいたら「眠りガス」を嗅いでしまい、

集まってきたモンスターにタコ殴りにされてゲームオーバー。

 

ライフ満タンなのに、地雷を踏んで大ダメージを受け、

隣の「ばくだんいわ」に誘爆してゲームオーバー。

 

まさに「一寸先は闇」という言葉がよく似合うスリリングなゲームです。

 

このゲームの最大の敵は、

凶悪なモンスターではなく、凶悪な罠と言えるでしょう。

 

では、なぜ上級者はほとんどゲームオーバーにならないのか?

 

それは、「罠をこまめに確認する」からです。

 

剣を振ることで目の前に罠があるかどうかを確認できるため、

上級者は「進む、斬る、進む、斬る」と慎重に進んでいきます。

 

この罠の確認作業は非常に地味で辛いものですが、

最大の危機から身を守るためには欠かせません。

 

この面倒な作業に慣れるまでは大変ですが、

これを乗り越えることで、トルネコの大冒険の新たな世界が見えてくるはずです。

 

 

悲劇と喜びを分かち合う、ベビーサタンという希望

 

スーパーファミコンのゲームには、

セーブデータを記録するための内蔵電池があり、当然その寿命は決まっています。

 

そのため、「一生遊べる」はずのゲームなのに、

ゲームソフト自体の寿命が先にきてしまう、という悲しい現実も。

 

99階まで行った大切なデータが消えてしまった時の絶望は、

筆舌に尽くしがたいものがあります。

 

しかし、それでもまたプレイしたくなって、

思わず2本目のソフトを買ってしまうほど、このゲームには魔力があるのです。

 

そして、このゲームのクリアを劇的に楽にしてくれるのが、

「ベビーサタン」という存在です。

 

ベビーサタンは倒すと必ずアイテムを落とすため、

どんなにアイテム運が悪くても、彼らがいてくれればアイテムは無限に手に入ります。

 

空腹度を回復するパンも手に入るので、空腹の心配もありません。

 

ベビーサタンを狩りまくることで、アイテムに困ることがなくなり、

劇的にゲームが楽になります。

 

武器や防具をマックスに強化したり、

ザキの杖や分裂の杖を99回振れるように強化したり、

夢のようなプレイが可能になるでしょう(ただし、フロアの地震には注意が必要です)。

 

 

あなたの「やり残し」を今こそ解消する時

 

「ドラクエシリーズで唯一クリアできなかった…」。そんな心の残りがあるなら、

今すぐこの「トルネコの大冒険」をプレイしてみませんか?

 

きっとクリアできます。

 

なぜなら、ベビーサタンという希望があるのだから。

 

そして、初代トルネコの大冒険の魅力は、ずばり合成システムがないところです。

 

このシステムがないからこそ、

プレイヤー自身のスキルが試されます。

 

どうすればこのモンスターを倒せるのか?

 

どうすれば餓死せずに進めるのか?

 

モンスターハウスをどう攻略するか?

 

罠を踏まないようにするには?

 

こうしたことを真剣に考えるからこそ、このゲームは一生遊べるのです。

 

難易度では「トルネコの大冒険1」

 

完成度では「トルネコの大冒険2」

 

やりこみ要素では「トルネコの大冒険3」

 

あなた自身の環境に合わせて、好きなトルネコシリーズを楽しんでください。

 

一生遊べる、いや来世でも遊べる作品。それが「トルネコの大冒険」なのです。

 

 

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