ディープフィアー:潜水艦が舞台のバイオハザード? 酸欠の恐怖が加わる斬新なアドベンチャー

1998年にセガから発売されたセガサターン用探索型アドベンチャーゲーム
「ディープフィアー」。
潜水艦という閉鎖的な空間で、
突如発生した恐怖のモンスターと戦い、生き延びるのが目的です。
「酸素システム」がもたらす極限の緊張感
ゲームシステムは、
カプコンの「バイオハザード」に酷似した探索型アドベンチャーです。
しかし、本作には「酸素システム」という独自の要素があり、
「ただのバイオハザードの二番煎じではない」という作者の意地を感じさせます。
ゲーム開始早々、
潜水艦内のエアユニットが破壊され、
プレイヤーは酸欠の恐怖と戦いながら探索を進めなければなりません。
室内で銃を撃つたびに酸素が消費されていくという、リアルな設定が加えられており、
サブマシンガンなどを連射しようものなら、
あっという間に酸欠でゲームオーバーになってしまいます。
「モンスターと銃で戦う」という当たり前の行為に
「酸素」というリアルな設定を加えることで、ゲームの信憑性は圧倒的に高まりました。
「潜水艦でアドベンチャー?」というプレイヤーの疑問を、
良い意味で裏切ってくれる奥深さを持っています。
優しすぎる難易度と、それを補って余りあるストーリー
本作の難易度は、探索型アドベンチャーとしてはかなり優しい部類に入ります。
- セーブ回数が無限
- 武器の弾丸が無限
- 回復アイテムも無限に入手可能
本来、これらの制限をかけることでゲームの緊張感や難易度を高めるのですが、
本作はこれらの制限をほぼ無視しています。
酸素システムの存在があるとはいえ、
回復アイテムが無限なため、酸欠で減ったライフを簡単に回復できてしまいます。
バランス調整がもう少し厳しければ、
「セガサターンにディープフィアーあり」と、
より評価の高い作品になっていたかもしれません。
しかし、この難易度の優しさのおかげで、
プレイヤーはストレスなくストーリーを楽しむことができます。
そして、本作の最大の魅力は、その圧倒的に素晴らしいストーリーにあります。
「どうして潜水艦にモンスターが出現したのか?」という謎を追っていくうちに、
些細な出来事が段々と大きな出来事へと繋がっていく展開は、
プレイヤーの心に深い衝撃を与えます。
そのストーリーの面白さは、バイオハザードに勝るとも劣らないレベル。
ストーリーだけでもいいからリメイクしてほしいと、本気で思わせるほどです。
バイオ好きならハマること間違いなしの隠れた名作
「バイオハザードもどきのマイナーゲーム」という印象で、
本作を敬遠するのは非常にもったいないことです。
濃厚なストーリー展開にグイグイと引き込まれ、
気づけば最後までプレイしてしまうでしょう。
もしあなたがバイオハザードが好きなら、
絶対にハマることを保証します。
初代バイオのようなヒリヒリとした緊張感はありませんが、
ゲームの難易度が優しいため、ストーリーに集中して楽しむことができます。
セガサターン末期に発売された、
この斬新なシステムと素晴らしいストーリーを持つ隠れた名作
「ディープフィアー」。
レアゲーになる前に、ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
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