戦艦に乗り込み、潜水艦を撃ちまくれ!賛否両論を巻き起こした異色のシューティング

ゲームには、
誰もが絶賛する名作もあれば、
一部の熱狂的なファンに深く愛される一方で、そうでない人からは酷評される
「賛否両論」な作品も存在します。
多くの人が遊んだからこそ、さまざまな意見が飛び交う。
そんなゲームは、もしかすると本当に面白いのかもしれません。
今回ご紹介するのは、
まさにそんな「賛否両論」の極致をいくゲーム、『THE・戦艦』です。
2004年にディースリーパブリッシャーから発売された、
プレイステーション2用ソフト。
誰もが一度は耳にしたことがある
「SIMPLEシリーズ」の第51弾として登場しました。
このシリーズらしい、
超大作にはない独特の魅力が詰まったアクションシューティングです。
太平洋戦争を戦艦の視点から体験せよ
『THE・戦艦』の最大の魅力は、その硬派な世界観にあります。
プレイヤーは、実在した「戦艦大和」や「戦艦武蔵」といった巨大な戦艦に乗り込み、
1941年から1943年までの太平洋戦争をモチーフにしたステージを戦い抜きます。
ゲームの目的は、
日本軍を勝利に導くこと。全30種類のミッションが用意されており、
年代が進むにつれて敵の兵器も強力になっていきます。
ミッションは大きく分けて2種類。
- 友軍を守りながら敵を撃退する防衛ミッション
- 友軍と共に敵を殲滅する殲滅ミッション
この2つのミッションを交互に繰り返しながら、壮絶な海戦を追体験していくという、
今ではなかなか発売できないディープな作品です。
憧れの「沈黙の艦隊」気分を味わえる!
筆者は『沈黙の艦隊』という漫画が大好きです。
最強の潜水艦「やまと」が、
全世界の海軍を相手に戦う、熱すぎる物語。
敵の戦艦や空母、戦闘機を相手に、
潜水艦の唯一の武器である魚雷だけで危機をくぐり抜けていくシーンは、
胸が熱くなります。
『THE・戦艦』は、まさにその
『沈黙の艦隊』の「敵側」の視点で戦えるゲームなのです。
プレイヤーは強大な戦艦。
その戦艦を沈めるために、敵の戦艦、戦闘機、そして潜水艦が容赦なく襲いかかってきます。
- 巨大な敵戦艦には、ド派手な主砲を叩き込む!
- 海に潜む潜水艦には、魚雷で反撃!
- 空から襲い来る戦闘機には、機銃を乱射して撃ち落とす!
『沈黙の艦隊』に登場する敵と同じ立場でありながら、
憧れの魚雷を自らの手で撃ちまくれる爽快感は、まさに格別。
ゲームシステムはシンプルながら、この体験だけでも、十分に満足できるはずです。
賛否両論の元凶!「固定砲台」と「役立たずレーダー」
では、なぜこのゲームは一部のプレイヤーから
「最悪のクソゲー」と呼ばれるほど嫌われてしまったのでしょうか。
その理由は、このゲームならではの独特なシステムにあります。
- 移動ができない固定砲台
『THE・戦艦』の最大の問題点は、プレイヤーの戦艦が一切移動できないことです。戦艦の位置は固定されており、360度から襲ってくる敵を迎撃する「固定砲台」として戦うしかありません。遠くに敵が見えていても、先制攻撃を仕掛けるために移動することができないため、「戦艦に乗っている意味がない」と感じてしまうプレイヤーも多かったのです。
- ほとんど意味をなさないレーダー
もう一つの問題は、画面下にあるレーダーの機能性の低さです。このレーダーは、敵だけでなく友軍も同じように表示されるため、敵と味方の区別がほとんどつきません。
昼間の戦闘なら、まだ肉眼で敵機を確認できます。しかし、夜間の戦闘では画面が真っ暗なため、小さく、そして素早く動く戦闘機を肉眼だけで見つけるのは至難の業。このゲームの最大の敵は、巨大な戦艦や潜水艦ではなく、むしろこの「レーダーの使えなさ」と「肉眼で敵機を判別する苦痛」だったのかもしれません。
クソゲーか、名作か?その評価を分けるもの
『THE・戦艦』は、確かにゲームシステムにいくつかの問題点を抱えています。
もし、戦艦を自由に動かせたり、高性能なレーダーを搭載したりしていれば、
歴史に残る名作になれた可能性も秘めていたでしょう。
しかし、このゲームが多くの人々に語り継がれているのは、
単なるクソゲーではない証拠です。
- 敵を撃ち落とす快感
- 巨大な戦艦に主砲と魚雷を叩き込む爽快感
- 画面いっぱいの敵機をボムで一掃するカタルシス
これらは、どんなにシステムが不便でも、
プレイヤーを夢中にさせるだけの魅力があります。
『THE・戦艦』は、歴史的な海戦を疑似体験できるというロマンと、
それを実現するためのゲームシステムの不便さが混在した、非常にユニークな作品です。
だからこそ、「日本軍の戦いを体験できる」という
歴史好きやミリタリー好きの心に深く刺さり、
一方でゲームとしての快適性を求める層からは敬遠されたのでしょう。
今すぐこのゲームをプレイすべき3つの理由
- 賛否両論のゲームを体験せよ!
これほど賛否が分かれるゲームは、逆に遊んでみる価値があります。自分でプレイして、名作なのか、そうでないのか、その答えをぜひ見つけてください。
- 魚雷を撃ちまくる爽快感!
『沈黙の艦隊』ファンなら、きっと熱くなること間違いなし。憧れの魚雷を好きなだけ撃てる体験は、このゲームならではです。
- 語り継がれるべき「隠れた名作」!
多くのゲームに埋もれてしまった作品ですが、その個性と魅力は本物です。
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