ボムを好き勝手に撃ちまくれる快感! シューターの常識を覆した、伝説のシューティング『究極タイガー』

これまで数々のファミコンシューティングをプレイしてきましたが、
改めてシューティングゲームの面白さを実感しています。
その中でも、ファミコンシューティングのベスト3を選べと言われたら、
間違いなく上位にランクインする名作が、今回ご紹介する『究極タイガー』です。
アーケードの興奮をファミコンで!
1989年にCBSソニーグループから発売された
ファミコン用縦スクロールシューティング『究極タイガー』。
開発はシューティングゲームの名門・東亜プランで、
アーケードからの移植作品でした。
PCエンジン版やメガドライブ版も発売されるほどの人気作で、
難しいアーケード版をクリアするための練習用として、
多くのシューティングファンに愛されました。
ゲームシステムは、
シンプルながらも奥深い縦スクロールシューティングです。
『スターソルジャー』のような軽快な操作感に、
ノリの良いBGM、そして画面を埋め尽くすほどの敵の数。
さまざまなバリエーションのショットと、
一時的に無敵になれるボムを駆使して、硬派な難易度に挑んでいきます。
ボムは貴重品? それはもう古い!
シューティングゲームにおいて、ボムは非常に貴重な存在です。
ここぞという時に使う切り札であり、
温存しながら進むのがシューターの定石でした。
多くのプレイヤーは、最終決戦までボムを温存し、
ラスボスに全てを叩き込んでド派手にゲームを締めくくる、
そんなスタイルで遊んでいました。
もし、そんな貴重なボムを、惜しみなく好き勝手に撃ちまくれるとしたら、
どう思いますか?
実は、『究極タイガー』では、それに近い体験を味わうことができるのです。
このゲームのボムは、パワーアップアイテムと同じように敵がドロップします。
一見、ボムをたくさん集められるように思えますが、
実はそう簡単にはいきません。
なぜなら、本作には「撃墜されると、全ての武器が初期状態に戻る」という、
強烈なペナルティがあるからです。
他のシューティングゲームでは、
ショットは初期状態に戻っても、ボムの数はそのままということが多いです。
しかし『究極タイガー』では、せっかく集めたボムも、
撃墜された瞬間に初期の3個に戻ってしまいます。
ボムが初期状態に戻るからこそ、最高に楽しい!
普通に考えれば、これは厳しいペナルティです。
しかし、見方を変えれば、
「撃墜されれば、ボムが3個もらえる」と考えることもできます。
他のゲームでは、ボムが回復するのはコンティニュー時くらいです。
つまり、ボムの数は減らない代わりに回復もしないというルールが一般的でした。
しかし、『究極タイガー』では、
ボムの数は減りますが、同時に回復もするのです。
このゲームは、撃墜されてもその場から復活できるシステムなので、
倒した敵が無駄になることはありません。
「どうせ撃墜されるなら、ボムを3発撃ち込んでからやられよう!」と、
ポジティブに考えることができるようになります。
その結果、「ボムを温存して進もう」という考えはどこかへ吹き飛び、
プレイヤーは好き勝手にボムを使えるようになっていきます。
最初はボムを温存していましたが、
いつの間にか初期の3個に戻ってしまうことに気づき、
「それならいっそ全部使ってしまえ!」と、ボムの乱れ撃ちを楽しむようになったのです。
ボス戦ではボムを連発し、
画面が爆発エフェクトで埋め尽くされる様は、まさにシューターの夢。
ボムを好き勝手に撃ちまくれるシューティングゲームは、
この『究極タイガー』だけかもしれません。
斬新なコンティニューシステム
『究極タイガー』には、コンティニュー機能もちゃんと用意されています。
しかも、ステージの途中から再開できるという、非常に親切な仕様です。
しかし、コンティニュー回数は初期状態で5回までと決められており、
基本的には「3機×5回=15機」でクリアを目指すことになります。
「いや、このゲームは難しいから、15機じゃ全然足りないよ!」
そう思ったプレイヤーは、あることに気づいて驚きました。
なんと、「ステージをクリアするごとに、コンティニュー回数が1回増える」という、
とてつもなく優しいシステムが搭載されていたのです。
これは、ステージクリアのご褒美として、
残機が3機、ボムが初期状態に戻るということに加え、
コンティニュー回数も増えるということを意味します。
「基本は15機で、ステージを進むごとに3機ずつ増えていく」。
このシステムのおかげで、
諦めずにプレイを続ければ、誰でもクリアできる可能性が生まれます。
いかに難しいステージまでコンティニュー回数を温存しておけるか、
という戦略的な面白さも、このゲームの魅力でした。
時代を超えても色褪せない名作
『究極タイガー』という名前は知っていても、
プレイしたことがないという方も多いかもしれません。
しかし、一度遊んでみれば、その面白さに完全に虜になってしまうはずです。
「ボムは貴重な存在」というシューティングゲームの常識を覆した、
この偉大な作品を、ぜひ体験していただきたいと思います。
ファミコンを持っているのに、この名作をプレイしないのは、本当にもったいないことです。
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