ワリオはどこへ? 激ムズパズルに挑むキノピオの孤独な戦い

1994年。セガサターンとプレイステーションという次世代機の嵐が吹き荒れる中、
ひっそりと、しかし確かな存在感を放ちながら、一本のファミコンソフトが誕生しました。
その名も『ワリオの森』。
「ワリオが主役のゲームか!」と誰もがワクワクしたはず。
しかし、パッケージを開けてみれば、そこに立っていたのは、
我らがヒーロー、キノピオ!
そう、これはワリオのゲームでありながら、
ワリオは脇役に徹し、プレイヤーはキノピオを操ってワリオの森の平和を取り戻すという、ちょっぴりシュールな物語なのです。
ドクターマリオ×アクション! 新感覚パズルゲームの誕生
本作のゲームシステムは、
かの名作『ドクターマリオ』に似ているようで、まったく違う、
新感覚の「アクションパズル」ゲームです。
上から落ちてくる爆弾と、ステージを埋め尽くす敵。
あなたはキノピオとして、このステージを縦横無尽に駆け回り、
敵と同じ色の爆弾を3つ以上並べて消していくことになります。
ただ並べて消すだけではありません。
- 持ち上げる! 敵や爆弾を持ち上げて、任意の場所に移動させる。
- キック! 敵や爆弾を遠くまで飛ばし、一気に状況を打開する。
このシンプルな2つのアクションを駆使し、刻一刻と変化する盤面をコントロールする。
もたもたしていると、上から次々と敵や爆弾が降ってきて、
あっという間に身動きが取れなくなってしまいます。
そう、このゲームは、単なるパズルではありません。
反射神経と判断力が試される、スピーディーなアクションゲームでもあるのです。
ボリュームは無限大! あなたは全100面をクリアできるか?
『ワリオの森』の最大の魅力は、その底なしのボリュームにあります。
なんと、用意されたステージは全100面!
しかし、安心してください。
このゲームには、当時のパズルゲームには珍しい「セーブ機能」が搭載されています。
5ステージクリアするごとにチェックポイントが記録され、
いつでも途中から再開できるのです。
「今日はここまでにしておこう…」
そんな風に、自分のペースでじっくりと攻略を進めることができます。
コツコツと進めていけば、いつかはエンディングにたどり着けるはず。
…とはいえ、このゲームの難易度は、
ファミコン後期に発売された作品らしい、えげつないもの。
後半ステージのパズルは、
奇跡が5ステージ連続で起きないとクリアできないのでは?と絶望するほどの難しさです。
この濃厚なパズル体験は、あなたのゲーマー魂を揺さぶり、挑戦心を掻き立てるでしょう。
パズルゲームにボス!? 考える時間を奪う斬新なゲームデザイン
そして、このゲームにはもう一つ、驚くべきモードが用意されています。
それが「ボスが登場するBモード」です。
『ドクターマリオ』や『ぷよぷよ』など、
これまでのパズルゲームにボスは存在しませんでした。
しかし、『ワリオの森』では、
パズルを解いている最中にボスがステージ上を動き回り、あなたを邪魔してくるのです。
ボスの体当たり攻撃に当たれば、即ゲームオーバー。
「考えるのが楽しいパズルゲームなのに、考える時間を奪ってくるなんて…!」
この斬新すぎるゲームデザインは、あなたを困惑させ、そして熱狂させます。
あなたは、迫りくるボスの攻撃を避けながら、
一瞬の隙をついてパズルを解き進めなければなりません。
恐怖と緊張感に満ちた、スリリングなパズル体験。
これは、『ワリオの森』でしか味わえない、唯一無二のものです。
なぜ今、ワリオの森をプレイすべきなのか?
『ワリオの森』は、
ファミコンの最後に発売されたマリオシリーズ作品と言われています。
そして、その難易度は、ファミコン史上最強と言っても過言ではありません。
反射神経と頭の良さが求められる、濃厚すぎるパズルゲーム。
数十時間遊んでもエンディングが見えないほどの奥深さ。
しかし、この難しさこそが、このゲームの最大の魅力です。
何度も失敗し、何度も挑戦し、少しずつステージをクリアしていく達成感。
そして、未だ見ぬエンディングへの渇望。
「難しくたっていいじゃないか、名作パズルゲームだもの」
ファミコンというハードの歴史の最後に生まれた、異色の名作。
レトロゲーム好きはもちろん、濃厚なパズルゲームを求めているあなたに、
ぜひともプレイしていただきたい一本です。
さあ、キノピオとなって、ワリオの森の激ムズパズルに挑戦してみませんか?
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