物語のクオリティが他の追随を許さない、奇跡のシミュレーションRPG『ユグドラユニオン』

[奪われた王国を取り戻すため、お姫様の長く辛い戦いが始まっていく。]
[ユグドラユニオン スティング プレイステーションポータブル]
2008年発売
ジャンル: 唯一無二のタクティカルRPG
参考価格: 650円
記事のネタバレ度: 物語の核心は伏せるが、ゲームの“本質”は全開
攻略に必要なプレイ時間: 40時間くらい(ただしやり込みは青天井)
どんな人におすすめ: 『タクティクスオウガ』や『ファイアーエムブレム』のファン、そして戦略と物語の両立を求める、硬派なゲーマーたちへ
伝説はひっそりと息づいていた。このゲームは、もっと評価されて然るべきだ。
最近、様々なゲームの魅力を掘り起こしていますが、
今回、どうしても語りたいタイトルがあります。
それは、PSPで発売された『ユグドラユニオン』です。
私は「ユグドラユニオン」という名前は聞いたことがありましたが、
まさかこれほど“凄い”作品だったとは思いませんでした。
プレイして初めて、その奥深さと、作り込まれた世界観に心を奪われました。
ゲームシステムがかなり硬派だったけど、
物語の内容はそれ以上に硬派だった。
このゲームは、
いわゆる「知る人ぞ知る名作」という立ち位置にいるかもしれません。
しかし、それはあまりにも勿体ない。
心に残るシミュレーションRPGを探しているなら、
このゲームは間違いなくその答えの一つです。
なぜなら、遊べば遊ぶほど引き込まれていく、
底なしの魅力が詰まっているからです。
今回は、
「こんなにも凄い作品があったんだなと、かなりの衝撃を受ける」体験をさせてくれた、
『ユグドラユニオン』の魅力を徹底的に掘り下げていきます!
『ユグドラユニオン』とは何か? 剣とカードが交錯する王道と革新のRPG
『ユグドラユニオン』は、
2008年にスティングから発売された、PSP用のシミュレーションRPGです。
元々は2006年にゲームボーイアドバンスで発売された作品ですが、
PSP版で初めてこの名作に出会ったという人も多いのではないでしょうか。
このゲームの目的は、
祖国を奪われたお姫様が、国を取り戻すために仲間と共に戦うという、
最高にワクワクする王道ファンタジーです。
ゲームシステムは、
『ファイアーエムブレム』や『ラングリッサー』に代表される、
マス目でユニットを動かして戦う王道のシミュレーションRPGです。
しかし、このゲームが他の追随を許さないのは、
そこに「唯一無二のシステム」をいくつも搭載している点です。
- カードシステム: ターンの開始時に、「攻撃力アップ」「相手のアイテムを盗む」「相手の兵士を裏切らせる」など、様々な効果を持つカードを選んで戦います。これにより、戦況を一発逆転させることが可能になります。
- 「ユニオン」システム: 1ターンに攻撃できるのは敵味方共に1度だけですが、特定の陣形を組むことで、複数のユニットが同時に攻撃に参加できる「ユニオン」が発生。これにより、圧倒的な戦力差を作り出し、大軍勢を相手に戦うことができます。
- 部隊士気システム: 従来のHPに代わり「部隊士気」という数値が用意されており、戦闘に負けてもユニットが消滅するのではなく、士気が減少していきます。これにより、「いかに士気を温存しながら相手を倒すか」という、戦略的な深みが生まれています。
- 探索要素: マップには街や隠しアイテムが設置されており、戦いつつもマップを隅々まで探索する楽しさがあります。
これらは、表面的なシステムに過ぎません。
遊べば遊ぶほど、その奥深さにハマっていく。
それが『ユグドラユニオン』というゲームなのです。
ユグドラユニオンのいい所をガンガン書いていこう!
ここからは、私がこのゲームを心から愛する理由を、
その「戦略性」「やり込み要素」「物語」という三つの柱に分けて語っていきます。
1.カードシステムが生み出す、無限の戦略性
このゲームのシステムは、一見シンプルに見えます。
剣は斧に強く、斧は槍に強く…という、王道の三すくみ。
しかし、そこに「カード」という要素が加わることで、戦略性は一気に奥深くなります。
- ユニットの相性を考えて、詰み将棋のように攻略する。
- レベルを上げて、ゴリ押しで突破する。
従来のシミュレーションRPGは、この二択がほとんどでした。
しかし、『ユグドラユニオン』では、
カードの効果で一発逆転という豪快なプレイが可能になります。
- 相手を倒すまで、延々と回復しまくって戦う。
- 相手の兵士を「裏切らせまくる」ことで、相手の部隊を全滅させる。
- 自分の能力を大幅にアップさせて、強力なボスを一撃で粉砕する。
本来ならば絶対に勝てなかったであろう戦いを、
カードの能力を駆使して覆す。
このハラハラドキドキが、最高に面白い!
最初は「シンプルなシミュレーションRPGだな」と思いがちですが、
様々なカードが追加されていくことで、戦略の幅は無限に広がっていきます。
カードゲームが好きな人ほど、このゲームの面白さは覚醒するでしょう。
2.時間を忘れて熱中する、ストイックなやり込み要素
このゲームは、ただクリアするだけでは勿体ない、
ストイックなやり込み要素が満載です。
- カードを使い込む: カードを使えば使うほど、相手の士気を大きく削れるようになる。
- 隠しアイテムの探索: マップの特定の場所に隠された、強力なアイテムを見つけ出す。
- タイムアタック: マップを早くクリアすることで、ユニットのステータスが大幅にアップする。
ただ普通にクリアするだけなら、一つのマップは15分や30分で終わります。
しかし、「あれをこうして、あそこはこうやって、このタイミングでボスに挑んで…」と、最高の効率を追い求めると、とんでもなく時間がかかります。
一度クリアしたら終わり、というゲームではありません。
何度も繰り返し遊びたくなる要素がこれでもかと用意されているからこそ、
今でも多くのファンに愛され続けているのです。
3.【最高の体験】物語の圧倒的な凄さに、完全に引き込まれる
そして、このゲームの最大のセールスポイントは、やはり「物語の凄さ」です。
キャラクターの見た目は、本当に可愛らしいです。
しかし、その可愛らしい見た目からは想像もつかないほど、
物語の内容は硬派で重厚です。
それは、『タクティクスオウガ』を初めて遊んだ時と同じくらいの、
いや、それ以上の衝撃でした。
なぜこの国は滅びたのか?
なぜ仲間は裏切るのか?
なぜ世界はこんなにも残酷なのか?
登場人物たちの葛藤、裏切り、そして予想だにしない展開が、
プレイヤーの心を揺さぶり続けます。
このゲームを何のために遊ぶのか?と聞かれたら、
私は「物語のためです!!」と自信をもって答えさせていただきます。
最終プレゼン:このゲームを買おうか悩んでいるあなたへ
「PSPを持っていないんだけど…」
心配ありません。
このゲームは、ゲームボーイアドバンス版や、
ニンテンドースイッチでもダウンロード配信されています。
今の時代、遊べる環境はたくさんあります。
「安くなってから買おうかな…」
参考価格650円。
この面白さで、この値段はあり得ません。
このコストパフォーマンスは、他の追随を許しません。迷う理由はありません。
「クリアできるか不安なんだけど…」
ゲームシステムを理解するまでは苦戦するかもしれません。
しかし、PSP版では中断セーブが無限に使用できるという
最高の「優しさ」があります。
何十回、何百回とリセットして、最高の戦略を追い求めてみてください。
「タクティクスオウガ」が好きな人には、
このゲームが深く突き刺さることをお約束します。
キャラクターに深く感情移入できるゲームは、そう多くありません。
それは、あなたがこのゲームを遊ぶべき、最高の理由なのです。
ユグドラユニオンのまとめ
このゲームが今後プレミアソフトになる確率は…20%です。
なぜなら、これは単なるシミュレーションRPGではなく、
「後世に語り継がれるべき、物語の金字塔」だからです。
そんな奇跡の作品が、今、わずか650円で手に入ります。
安い!!!
「タクティクスオウガを超えるのは、この作品なのかもしれない」と、
私は心から思います。
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