レトロゲームとマンガとももクロと

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トルネコの大冒険 絶対にダンジョンをクリアできる 最強の攻略法をお教えします

スーパーファミコンの中だったら このゲームを一番遊んだかな

 

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[1000回遊べるRPGとか言いながら  実は一生遊べる]

[トルネコの大冒険 不思議のダンジョン  エニックス  スーパーファミコン] 

1993年発売  ジャンル ダンジョンRPG  参考価格830円

 

記事のネタバレ度  ガッツリ高め   

攻略に必要なプレイ時間  30時間

このゲームに対する世間の評価  ドラクエ史上最も難しいゲーム

どんな人におすすめ  一生遊べるゲームをお探しなら最高です

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

シリーズ最初の作品というのは

かなり粗削りな作品が多いと思います。

 

続編が発売される時に

 

その荒々しい部分を取り除くことで

 

優等生へと進化していく訳です。

 

しかし、荒々しいからこそ、光り輝くのも事実です

 

 

そんな今回の、シリーズで最も荒々しい作品でありながら、カリスマ性も抜群

トルネコの大冒険 不思議のダンジョンの感想です。

 

 

 

トルネコの大冒険とはどんなレトロゲーム?

 

このトルネコの大冒険ですが

1993年にエニックスから発売された

スーパーファミコン専用のダンジョンRPGでした。

 

パソコン初期のゲームで

「ローグ」というダンジョンRPGがありました。

 

このローグのシステムを

「ドラゴンクエスト」のキャラクターで、リメイクしたのが

この「トルネコの大冒険」です。

 

 

ゲームの目的は

お金が大好きな主人公「トルネコ」を操り

 

入るたびに世界が変わる迷宮に挑み

 

まだ見ぬお宝を持って帰る

 

こんな熱すぎる目的です。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなダンジョンRPGで

 

自分が動けば、相手も動く

 

自分が動かなければ、相手も動かない

 

入る度にダンジョンの構造が変わる

 

毎回レベルが1に戻される

 

こんな基本ルールを元に

大冒険をしていく作品でした。

 

 

たったこれだけのゲームなのに

みんなトルネコの大冒険の虜になりました。

 

その理由は簡単で

やればやるほど、ダンジョンRPGの「ゲームスキル」が上がっていくんです。

 

トルネコの大冒険は

村に戻ると、自分のレベルが1に戻されます。

 

ですので、

いかに効率よくアイテムを使うのかが、とても重要になって行きます。

 

 

トルネコを初めてプレイした頃は

「エンディングを見るには、運の要素が90%を占めている」と

勝手に思っていたんです。

 

最初に強力な武器を拾わないと

絶対にダンジョンはクリア出来ない。

 

「だから、運の要素が必要なんだろうな」と思っていたわけです。

 

しかし

 

色々なアイテムの効率的な使い方

 

このモンスターには、このアイテムが効果的

 

あえて武器を外して戦う…

 

こんな感じで、ダンジョンの攻略方法がわかって来ることで

 

どんどん面白さが覚醒していきます。

 

その結果

「トルネコの大冒険って運なんでしょ?」と思っていたのに。

 

「トルネコの大冒険は緻密なゲーム」

 

「こんなに奥深いゲームはそうそうない」と思うようになりましたね。

 

最初は運の要素が90%だと思ったのに

 

89、88、87、86…と

 

ゲームを知るごとに

運の要素をどんどん下げていく事ができますので

 

とにかく遊びまくったのを覚えています。

 

 

このゲームは

1000回遊べるゲームとして有名ですが

 

その遥か上を越えていく

一生遊べるゲームなのでした。

 

 

 

トルネコの大冒険の感想 レビューでもあり

 

[一生遊べるゲーム]

 

このゲームのキャッチコピーは

1000回遊べるゲームです。

 

しかし、本当のディープな遊び方が分かった瞬間に

一生遊べるゲームに早変わりするんです。

 

例えば

99階まで潜るという、とんでもなく難しい遊び方でも構いません。

 

例えば

一切の武器や防具を装備せずに

杖とアイテムだけで何階まで潜れるのかを、競っても構いません。

 

何度もダンジョンを往復して

武器や防具を極限まで鍛えても構いません。

(このゲームの性質上、合成の壺という便利なアイテムは存在しませんので、地道にバイキルトの巻物やスカラの巻物で、プラス99を目指して下さい。)

 

 

プレイヤー自身が

こういう風に遊ぶと面白いのでは?という閃きこそが

 

トルネコの大冒険を

何倍も、いや何十倍も楽しくしていくんですよね。

 

 

この、初代のトルネコの大冒険でしか味わえない

シンプルなシステムにこそ

 

今でも数多くのプレイヤーが、のめり込んでいる

秘密がかくされているのでしょうかね。

 

 

 

[上級者ほど気軽には遊べない]

 

このゲームですが

他のトルネコシリーズに比べると、かなり難しい難易度でした。

 

ドラクエシリーズを全て遊んでいても

このゲームのエンディング画面だけ見たことが無い…。

なんて方も多いかと思います。

 

 

その大きな理由は

「凶悪な罠」の存在にあると思うんです。

 

このゲームは、どんなに完璧な状態でも

「即ゲームオーバーに繋がる」という、圧倒的な緊張感があります。

 

例えば、装備が最強で喜んでいても

 

「眠りガス」を嗅いでしまい

集まってきたモンスターにタコ殴りにされて、ゲームオーバー

 

例えば、ライフ満タンの状態で喜んでいても

 

地雷を踏んで、ライフをごっそり持っていかれる

 

その隣には「ばくだんいわ」がおり

誘爆してゲームオーバー

 

こんな「一寸先は闇」という言葉が良く似合う

スリリングなゲームでした。

 

このゲームの最大の敵は

 

凶悪なモンスター…では無く

 

凶悪な罠でしたね。

 

 

では何故?

 

上級者はほとんどゲームオーバーにならないのか?

 

 

罠をこまめに確認するからです。

 

このゲームでは、剣を振る事で

目の前に罠があるのかどうかを確認できます。

 

つまり、大抵の場合は

進む、斬る、進む、斬る、進む…という風に進んで行きます。

 

この罠の確認が本当に辛いです。

 

しかし、この罠を確認する行為こそが

「最大の危機から、自分を助けてくれる」と分かっているので

どんなに辛くとも、罠確認が絶対なのでした。

(少しタイムラグがありましたので、罠があるのに踏んでしまうというのもあるあるでした)

 

 

適当に進むと、30分でクリア出来ます

 

ただしゲームオーバーの確率も跳ね上がります。

 

こまめに罠を確認して進むと、60分でクリア出来ます

 

そして、殆んどゲームオーバーになることも有りません。

 

ただしゲームのプレイ時間は2倍から3倍掛かります。

 

でも良いんです

 

トルネコの大冒険が大好きだから。

 

 

この面倒な部分に慣れるまでは

相当辛いと思いますが

 

この辛い部分を乗り越える事で

 

トルネコの大冒険の新たな世界が見えてきますので

 

ダンジョンをクリア出来ないな、なんて人は罠チェックをお勧めします。

 

物凄く面倒だけどね。

 

 

 

[もう電池の寿命が無い]

 

スーパーファミコンのゲームには

データをセーブする為の電池が入っていました。

 

電池ですから、勿論寿命は決まっています。

 

なので、一生遊べるゲームなのは間違いないのですが

 

ゲームソフト自体の寿命が先に来てしまう

 

こんな悲しさも有りましたね。

 

99階まで行った大事なデータが

綺麗さっぱり消えた時は、本当に悲しかったです。

 

結局またやりたくなって

二本目のトルネコをついつい買っちゃいましたね。

 

数百時間は遊べる

 

だったら二本目を買うのもあり

 

そんな偉大な作品なのでした。

 

 

 

トルネコをクリア出来た理由

 

クリア出来る様になった理由はシンプルです。

「ベビーサタン様」の存在です。

 

このベビーサタンですが

倒すと、必ずアイテムを落とします。

 

つまり、どんなに拾えるアイテムの運が悪くても

ベビーサタンが居れば、アイテムが無限に拾い放題なんですよね。

 

このゲームには「空腹度」というシステムが搭載されているのですが

(空腹度が無くなると徐々にHPが減っていきます)

 

ベビーサタンを大量に倒していれば

 

空腹度を回復してくれる「パン」を落とすので

空腹度の問題すらも、バッチリ解決なんです。

 

今までは

アイテムの運が無いのを言い訳にしていましたが

 

無限にアイテムを拾っちゃおうという訳ですね。

 

よっぽどの事が無い限り、アイテムには困らなくなりますので

劇的にゲームが楽になります。

 

好きな様にアイテムが使える

 

そんなトルネコの大冒険を想像してください

 

もはやエンディング画面は目の前という事です。

 

 

武器や防具をマックスに強化しても構いません

 

敵を即死させるザキの杖を

99回振れる様に強化しても構いません

 

はぐれメタルを分裂させる

分裂の杖を99回まで強化しても構いません

 

そんな夢の様な世界を体験したいなら

ベビーサタンを狩りまくってみてはいかがでしょうか。

 

フロアの地震には気を付けてね。

 

 

 

トルネコの大冒険のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

皆さんも、心に残っているのではないでしょうか

 

「ドラクエシリーズで唯一クリア出来なかったな…」と。

 

そんな心のこりを

今すぐにでも取り除いてはいかがでしょうか。

 

きっとクリアできます

 

だってベビーサタンが居るのだから。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

この初代のトルネコの

なにが面白いのかと言いますと

 

ずばり合成システムの無い所です。

 

合成システムというのは

ローグライクRPGの面白さを何百倍にも増幅してくれた

 

奇跡のやりこみシステムでした。

 

レベルが元に戻ってしまうのならば

武器や防具のレベルを上げて、努力しましょう。

 

こんな素晴らしさでした。

 

しかし、初代のトルネコの大冒険には

このシステムがありませんでした。

 

この合成のシステムが無かったからこそ

自分のスキルが必要だった訳です。

 

どうやったらこのモンスターを倒すことができるのか?

 

どうやったら餓死しない様に進めるのか?

 

どうやったらモンスターハウスをクリアできるのか?

 

どうやったら罠を踏まない様に進めるのか?

 

こんな事をガチで考える訳です。

 

だからこそ、一生遊べるのかも知れませんね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

トルネコの大冒険が好きすぎて

ゲームソフトの寿命が先に来てしまった。

 

それほどの魔力が、このゲームにはありましたね。

 

バーチャルコンソールで配信されたら

泣いて喜ぶのに

 

そんな、完全な新作と配信を心待ちにしている

偉大な作品なのでした。

 

 

難易度ではトルネコの大冒険1

 

完成度ではトルネコの大冒険2

 

やりこみ要素では、トルネコの大冒険3

 

あなたのプレイする環境で 好きなトルネコをお楽しみください。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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