レトロゲームとマンガとももクロと

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エルミナージュ2 PSP 錬金術のあまりの面白さにワクワクが止まらない

ウィザードリィライクの1つの完成形が このエルミナージュ2なのかもしれない

 

[ほぼエルミナージュ1と変わらないので 何を書けばいいのか迷う]

[エルミナージュ2  スターフィッシュ プレイステーションポータブル]

 

2009年発売  

ジャンル 3DダンジョンRPG ウィザードリィライク

参考価格  1070円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  17時間

このゲームに対する世間の評価  数百時間遊べる凄い作品

どんな人におすすめ  ウィザードリィが好きならば文句無し

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「エルミナージュ2」の感想です。

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

このゲームを購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の エルミナージュ1でできなかったことを あえてやってみよう

エルミナージュ2の感想です

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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エルミナージュ2とはどんなレトロゲーム?

 

このエルミナージュ2ですが

2009年にスターフィッシュから発売された

プレイステーションポータブル用の3DダンジョンRPGでした。

 

PSPのエルミナージュに関して言いますと

 

2009年にエルミナージュ2が発売されて

 

そのだいぶ後の2011年に

エルミナージュ1が発売されていますので

 

このエルミナージュ2こそが、

PSP初のエルミナージュシリーズになっていました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

「八つの神具を探し出した者に、望むだけの報酬を与える」という

号令に集まった冒険者となり

 

とんでもない数のダンジョンの冒険をしながら

 

これまたとんでもない数のクエストをクリアして行き

 

そのクエストのお礼として貰った、

「フェイム」という住人の感謝の気持ちをコンパスに注入して

 

ランダムに配置された、

八つの神具を探し出していく

 

今までのウィザードリィライクとは少し違う、

エルミナージュならではの面白さを楽しむことができました。

 

エンディングを目指すと共に

 

最強の冒険者をめざしたり

 

全てのアイテムを集める事を目指して行く

 

昔ながらのウィザードリィファンにも楽しめる

遊び応え抜群の作品でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな3DダンジョンRPGで

 

王道のウィザードリィライクを楽しみつつ

エルミナージュらしさをプラスしていく。

 

全てのウィザードリィライク好きに遊んでほしい

素晴らしい作品です。

 

 

とんでもない数のダンジョンと

とんでもない数のサブクエスト

 

使用人や巫、遊楽者などの

今までに体験した事のない新たな職業

 

オーガやゴブリンなどの、

新たな種族

 

鉱石を使用して、

装備を自分なりにカスタマイズしていく錬金術のシステム

 

ミニマップを表示したり、

敵が出てくるエネミーポイントを表示してくれる、

サポートアイテムの数々

 

そして、お金で経験値を買える最高のシステムなどなど

 

「エルミナージュ1のパワーアップバージョン」と考えると、

分かりやすい作品だったかも知れません

(発売日は2の方が先なので、このシステムを1に取り入れたのかもしれません)

 

 

最初から最後までずっと面白かった

 

沢山のウィザードリィファンに愛された

 

ダンジョン探索に特化したウィザードリィライクの

1つの完成形なのでした

 

 

 

 

エルミナージュ2の感想でもあり レビューでもあり

 

[前作とほぼ同じなので 無茶なパーティー構成で行ってみよう]

 

今作のエルミナージュ2ですが、

ほぼエルミナージュ1と変わりません。

 

ダンジョンやイベント、登場人物はガラリと変化しているので、

新鮮に楽しめるのは文句なしなのですが。

 

基本的にやっていることは

前作と変わらないと思います。

 

ダンジョンを探索して

 

そのダンジョンにあるクエストをクリアして

 

感謝の気持ちをコツコツと貯めて行き

 

ある程度貯まってきたら、

この冒険の目的である神具探しに出かける

 

こんな一連の流れになっていました。

 

ただ、この流れは前作でも体験しましたからね。

 

そうなってきますと、

少し刺激を求めたくなります。

 

 

だったら無茶しちゃいましょう。

 

 

前作を遊んでいて、二つ思ったことがありました。

 

まずは

アイテムが強すぎるという部分です。

 

「フランベルジュ」というチートアイテムを筆頭に、

アイテムを使っているだけで、

モンスターが勝手に消し飛んでいきます。

 

本来ならば、

特殊アイテムですので、

使っていればかなりの確率で壊れるはずなのですが。

 

エンディングまで一度も壊れませんでしたので、

完全なるアイテム無双になっていきました。

 

戦闘のハラハラドキドキが

ウィザードリィライクの面白さですからね。

 

このアイテムは初心者向けの救済アイテムだったのかもしれません。

 

 

次に思ったのが

ドラゴニュートが強すぎるということでしょうか。

 

このドラゴニュートという種族ですが、

ブレスというスキルを使うことができました。

 

そして、このブレスですが、

かなり強力に設定されていたと思います。

 

ウィザードリィエンパイアにもブレスを使える種族が居たのですが、

その時から圧倒的な強さを誇っていましたので。

 

ここら辺も

エンパイアの遺伝子を受け継いでいる部分だったと思われます。

 

最初は数ダメージしか与えられない、

貧弱なブレスが

 

レベルが上がるごとに、

どんどん威力が増して行き

 

最終的にはとんでもないチートスキルになる

 

そんな、レベル上げが最高に楽しい種族でもありました。

 

 

ここで思った訳ですね

 

アイテムが強くて

 

ブレスも強くて

 

「あれ?無茶できるんじゃない?」と。

 

今までの私のパーティー構成で言いますと

 

人間の戦士

 

ドワーフの戦士

 

人間の女戦士

 

エルフの女魔術師

 

ノームの司祭

 

ホビットの盗賊

 

こんな王道のパーティー構成でした。

 

そこをベースにして、

「そのゲームならではの職業」があれば、

戦士を錬金術師に変化させたりして調整して行きました。

 

 

そんなパーティー構成をガラリと変えまして

 

人間の戦士

 

ドラゴニュートの使用人

 

ドラゴニュートの錬金術師

 

エルフの女魔術師

 

ドラゴニュートの司祭

 

ホビットの盗賊

 

こんな、戦士が1人しか居ない、

ブレスとアイテムに頼り切った極端すぎるパーティーで進んで行きました。

 

前作は、

「使用人」ではなく「巫」という職業を使っていましたので、

今作は使用人を使ってみようという感じでもありました。

 

 

このパーティーが強いのか?と言われれば、

序盤はかなりきついのですが。

 

レベルが上がってくる終盤になりますと、

とんでもないダメージを叩き出すようになりますからね。

 

意外と無茶でも無かったのかもしれません。

 

後半になりますと、

「お茶会」という使用人専用のスキルを使うことで

ダンジョンに居ながらでもMPを回復することができまして。

 

常に最強呪文を連発できるという部分も、

今までのウィザードリィライクにはない面白さでした。

 

 

このお茶会の何が良いのか?

 

ぶっちゃけ盗賊がいらなくなるんです。

 

錬金術師の呪文の中で、

「宝箱を安全に開ける」という呪文があります

 

今までのウィザードリィライクにもありますので、

この呪文の為に錬金術師を入れていたという人も多かったと思います。

(他の作品では運の数値でアイテムの質が変わりましたので、ホビットの錬金術師にした人も多かったのではないでしょうか。)

 

そんな最高の呪文ですが、

欠点も、もちろんありました。

 

 

それは9回しか使用できないところです。

 

 

一度ダンジョンに潜ったら、

アイテム欄がパンパンなるまで帰りたくないですからね。

 

9回でアイテムがパンパンになることはあまりないですからね。

 

「保険で盗賊を入れておくか…」というちゃんとした理由があったんです。

 

 

そんな使用回数の概念を破壊したのが、

今作のお茶会というスキルだった訳です。

 

MPが無くなったら

お茶をごくごく飲めばいいだけですからね。

 

そうなってきますと、

盗賊はもういらないですからね。

 

最速で行動する、

魔術師か司祭、サムライあたりに転職させるのが良かったのではないでしょうか。

(私はサムライにして、アタッカーをもう一人増やしました)

 

 

今回はエルミナージュ1を遊んで、

直ぐにエルミナージュ2を遊びましたので

 

「刺激が欲しい!!」なんて感じで

こんな無茶もしましたが。

 

エルミナージュ2から遊ぶ人は、

今まで通りの王道のパーティー構成で進んでから。

 

私の様な無茶をすることをお勧めします。

 

 

 

 

[錬金術の面白さに 改めて感動する]

 

このシリーズの特徴で言いますと、

お金が経験値に変化するシステムだと思います。

 

みんなバランスよくレベルが上がっていく中で、

好みのキャラクターだけに課金という愛情を注ぐことができる。

 

今の時代のシステムです。

 

 

前作を遊んでいた時は、

魔術師に全力投球していました。

 

早く最強呪文を覚えたいですからね

 

早くワープ呪文を覚えたいですからね。

 

稼いだお金は、エルフの魔術師に注ぎ込んで行きました。

(呪文を全て覚えてからは、司祭にシフトチェンジしました)

 

 

しかし、エルミナージュに関して言いますと、

「錬金術師を強化するのが、実は面白いんじゃないか?」と気づいたんですね。

 

 

なぜか?

 

 

錬金術のシステムが面白いからです。

 

 

魔力がみなぎっている鉱石をゲットして

 

その鉱石と装備品を合成させて

 

ダメージ量を上げたり

 

アーマークラスを下げたり

 

首切りのスキルを付けたり

 

逆に特殊攻撃からの耐性を上げたり

 

毎回HPを回復させたり

 

呪いを解除したり

 

自分の好きな様に装備品をカスタマイズできるのが、

エルミナージュシリーズの醍醐味でした。

 

 

なのですが、

そう簡単にカスタマイズできるのか?と言いますと、

全くそんな事はありません。

 

 

どうしてか?

 

 

魔力の数値が足りないからです。

 

ダメージを上げるのにも

 

アーマークラスを下げるのにも

 

とんでもない量の魔力の数値が必要になってくるんです。

 

 

7とかしか魔力が無いのに、

アーマークラスを下げるには10の数値が必要

 

せっかく10の数値が出たのに、

その鉱石ではアーマークラスを下げられない

 

こんなモヤモヤを繰り返しながら

 

アーマークラスを下げられる33の数値の鉱石を拾って

 

大興奮する

 

こんな、新時代のトレジャーハンティングでした。

 

 

そりゃあそうです

 

アーマークラスを3も下げることができたとしたら、

一気に最強装備にランクアップするのと同じです。

 

普通の戦士が被っている、

そこら辺に売っている兜が

 

アーマークラスを3下げただけで、

国宝級のアイテムと同じ価値になる

 

たった1のアーマークラスを下げるために、

10時間以上もトレジャーハンティングをする

 

これこそが、ウィザードリィライクなんです。

 

そんな部分に一歩踏み込んだのが

錬金術という最高のシステムだった訳ですね。

 

そして、そんな超重要な数値である

「魔力の数値」をちょっとだけ多めにすることができるのが

錬金術師という職業でした。

 

 

今作には、

職業ごとに専用のスキルが設定されていまして。

 

戦士ならば攻撃力にボーナスが付く、とか

 

魔術師ならば呪文の威力にボーナスが付く、とか

 

その職業ごとに、

レベルが上がれば上がるほどどんどん強くなっていく

成長していくスキルがありました。

 

その錬金術師専用のスキルこそが、

「鉱石の魔力の数値を少し多めにする」というスキルだった訳です。

 

魔力10のカスみたいな鉱石でも、

とてつもないレベルの錬金術師が扱えば、それなりの数値になる。

 

魔力35とかの超貴重な鉱石ならば、

とんでもない数値になるかもしれない。

 

こんなワクワクこそが、

今作を遊んでいても最も好きだった部分だったのかもしれません。

 

 

モンスターを倒して

 

経験値を稼いで

 

お金を稼いで

 

最強装備を集めて

 

そのおまけで、最強の鉱石も探して

 

要らないアイテムを売ったお金は錬金術師に全力投球する

 

 

レベル上げとアイテム稼ぎしかしていないのに、

その5時間がずっと幸せだった

 

ダンジョン探索に特化した

ウィザードリィライクの1つの完成形

 

そんな最高の作品

エルミナージュ2の感想を終わらせていただきます。

 

 

 

エルミナージュ2のまとめ

 

エルミナージュの事を調べていた時に、

「エルミナージュ2こそが最高」という意見が多かったのですが。

 

自分で遊んでみて、

その理由がようやく分かった様な気がします。

 

ほぼエルミナージュ1なのですが、

PSPのエルミナージュ1が発売されたのはこの作品の2年後ですからね。

 

私の様に、

PSP版のエルミナージュ1から2に流れた人には、

1も同じくらい面白い作品なのですが。

 

このエルミナージュ2が

初めてウィザードリィライクならば

他の作品をきつめに評価してしまうのも分かるような気がします。

 

 

自分が探しているアイテムを探すおまけで

 

そのアイテムを鍛えるために必要な

最高クラスの鉱石も同時に手に入る可能性がある

 

遊んでも、遊んでも、遊びまくっても全く飽きない

 

「どうしようかな?」と昔から気になっていた

あなたにこそ遊んでほしい

 

PSPのウィザードリィライクの中で

最も面白いかもしれない最高の作品なのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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