レトロゲームとマンガとももクロと

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ソードアートオンライン PSP版 アニメのその後を描いた濃厚過ぎるRPG

ガチのRPGとガチのギャルゲーが結婚するとどうなる?

 

[ゲームに慣れてくるとめちゃくちゃ面白い 慣れるまでは……まあね]

[ソードアートオンライン インフィニティモーメント バンダイナムコ PSP]

2013年発売  

ジャンル  RPG

参考価格  830円

 

記事のネタバレ度  物語の展開は書かないけど 高め

攻略に必要なプレイ時間  40時間

このゲームに対する世間の評価  難しめのRPG

どんな人におすすめ  原作好きには絶対に遊んでほしいな

 

 

私はウィザードリィというゲームが大好きです

 

不気味なダンジョンを冒険しながら、

最強装備を集めていく。

 

最高の作品です。

 

そんなウィザードリィですが、

実はアニメになっています。

 

そのアニメを見るたびに思っていました、

「ウィザードリィの最新アニメがみたいな…」と。

 

今の技術で、

ウィザードリィという最高の作品のアニメを見てみたい。

 

今でも思っています。

 

 

そんな夢が叶ったのが、

ソードアートオンラインのアニメを見た時でした。

 

設定で言えば、

ネットゲームの世界に閉じ込められてしまった主人公が、

命がけのゲームを体験していくという流れなのですが。

 

私にとっては、

「ウィザードリィ」や「ディアブロ」を

そのままアニメにしてくれたのと同じでした。

 

そのあまりの面白さに、一気に見てしまい、

ソードアートオンラインロスになってしまいました。

 

 

そうなったらどうなるのか?

 

 

ゲームを買っちゃいますよね。

 

 

そんな今回の アニメで描かれなかった部分を このゲームで体験する

ソードアートオンライン PSP版の感想です。

 

 

 

ソードアートオンラインPSP版とはどんなレトロゲーム?

 

このソードアートオンラインPSP版ですが、

2013年にバンダイナムコゲームスから発売された、

プレイステーションポータブル専用のRPG作品でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

ラスボスを倒してめでたしめでたし

 

さあ現実の世界に帰ろう

 

あれ?ゲームがバグって現実の世界に帰れない

 

だったら、残りのダンジョンもクリアして行きますか!!

 

果たして、この世界に何が起こっているのだろうか?

 

こんな、原作を見ている人前提の、

なかなかの物語になっていました。

 

なにせ、ラスボスとのバトルから始まりますからね。

 

開始数分で最高のネタバレをする、

選ばれし者の為のゲームだったのかもしれません。

 

 

そんなゲームのシステムですが

 

コマンド選択式のRPGかと言われると、

アクションの要素が強く

 

アクションRPGかと言われると、

そこまで自由度が高くない

 

二つのRPGの中間といったシステムでしたね。

 

フィールドにはモンスターがうじゃうじゃ居まして、

そのモンスターを倒しながら進んでいきます。

 

ただ、無視して進める事も可能で、

「ネットゲームってこんな感じなんだろうな」というシステムでした。

 

 

他のRPGとの違いで言いますと、

コマンドを選択しなくても、勝手に戦ってくれるところでしょうか。

 

キャラクターが勝手に戦っていますので、

アイテムを使ったり、スキルを使ったり、必殺技を使ったり

 

その場その場の戦況を見ながら、

自分自身で戦闘を楽しんでいく、テクニカルなシステムになっていました。

 

ファイナルファンタジー12を

イメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

 

 

ダンジョンは、2人パーティーで進んで行きまして、

主人公と自分が好きなヒロインを連れていく。

 

こんな作品になっていました。

 

1期の前半にでてくる

アスナ、リズ、シリカ

 

1期の後半のヒロイン

リーファ

 

2期の前半のヒロイン

シノン

 

この5人の中から好きなヒロインを選びまして、

不気味なダンジョンに挑んで行きました。

 

キャラクターごとに得意な武器が違いますので、

ボスごとにヒロインを変えるのも面白かったです。

 

 

このゲームでは、

「複数のダンジョン」と「迷宮区」という

巨大なダンジョンがセットになっていまして。

 

複数のダンジョンを冒険しながら、

迷宮区への道を探していき

 

迷宮区の最後には、

巨大なボスが待ち受けているので

 

街に戻って、

沢山のプレイヤーと一緒に討伐に行く

 

こんな一連の流れになっていました。

 

自分の10倍は大きいであろう巨大ボスに、

沢山のプレイヤーと一緒に立ちむかっていく。

 

熱さしかありませんでしたね。

 

 

無事にボスを倒すことができれば、

次の階層が解放されて。

 

また不気味なダンジョンが現れる…。

 

ソードアートオンラインの世界を満喫できる

凄すぎる作品になっていました。

 

 

誰もが思っていた

 

「え、ここで終わるの?」のその後を体験できる

 

アニメを全話見た後に遊ぶべき、

素晴らしすぎるRPGなのでした。

 

 

 

ソードアートオンラインPSP版の感想でもあり レビューでもあり

 

[ゲームシステムに慣れるまでは 泣きたくなるくらい辛い]

 

このゲームですが、

とんでもなく個性的な作品だと思います。

 

普通のコマンド選択式のRPGでもありませんし

 

爽快感抜群のアクションRPGでもありません

 

その場面に応じて、自分で指示を出していく、

物凄く戦略的なシステムです。

 

敵が攻撃して来たら、

そのタイミングで、相手の攻撃をはじいて邪魔したり

 

相手が後ろを向いているタイミングを見計らって、

強力な必殺技を食らわせたり

 

ピンチになったら、先頭からダッシュで逃げたり

 

ゲームに慣れるまでは、本当に辛いシステムでした。

 

 

なにせ、何をしたらいいかわかりませんからね。

 

普通の雑魚敵にすら苦戦する、

なかなかの難易度になっていましたからね。

 

おそらくですが、

この戦闘システムで心が折れて、諦めたプレイヤーも多いと思います…。

 

 

ただ、この忙しい感じが、

「自分で戦っている感」を演出してくれているのだと思います。

 

「どうやったらこのモンスターを倒すことができるのであろうか?」

こんな事を、真剣に考えましたからね。

 

RPGにマジになっている自分がそこにはいました。

 

 

そんなRPGですので、

クソゲーだと思わないで、乗り越えて下さい。

 

辛すぎる戦闘システムを乗り越えた先に、

とてつもない快感が待っている事をお約束します。

 

 

 

[ガチのRPGとガチのギャルゲーが融合する世界]

 

このゲームですが、

目的としては、かなりシンプルです。

 

最上階を目指せ

 

たったのこれだけです。

 

 

ゲームのイベントというのも、かなり少なく。

 

階層をクリアする事に、

ちょっとしたイベントが起こるという感じでした。

 

 

そんなゲームの

「最高に熱くなれる」部分で言いますと、

「スキルの修得」と「ギャルゲーの要素」になってきます

 

 

スキルの修得というのは

 

ポイントを貯めて行きながら、

「冒険に役立つさまざまなスキルを覚えていこう」というシステムです。

 

武器ごとに熟練度という物が設定されていまして。

 

武器を使えば使うほど、

その武器の腕前が上がって行くというシステムでした。

 

熟練度を上げていく事で、

同時に様々なスキルを修得できるようになりまして。

 

このスキルを修得していくのが、本当に楽しかったです。

 

攻撃力を50%アップさせるスキルであったり

 

仲間を回復させるスキルであったり

 

経験値をアップさせるスキルであったり

 

戦えば戦うほど、

どんどん最強の冒険者へと進化していく。

 

楽しさしかありませんでしたね。

 

 

武器ごとに修得できるスキルが異なりまして。

 

「二刀流をあらかじめ極めたら、次は片手剣のスキルを集めて行こうかな」

なんて感じで。

 

意味も無く熟練度を上げるのも楽しかったです。

 

なにせ、戦闘が大変ですからね。

 

その難易度を下げるために、

必死にスキルを充実させていくのが、

RPG的な部分の最高に熱くなれるポイントでした。

 

 

ここまでがRPGのポイントです。

 

もう一つのポイントがあったからこそ、

ソードアートオンラインらしさを満喫できました。

 

 

その要素こそが、

ギャルゲーの要素だったんですね。

 

ダンジョンをクリアして拠点の街に帰ってきます。

 

するとどうなるのか?

 

街のあちらこちらで、ミニイベントが発生します。

 

「キリトのメモ」というシステムがありまして、

どこに行けばイベントが発生するのかを教えてくれます。

 

このイベントこそが、

アニメでは描かれなかったもう一つの別世界だったんですね。

 

このキャラクターがヒロインだったらだったらどうなるのか?

 

そんなムフフなイベントが、

とんでもない量用意されていました。

 

そのイベントをこなしていく事で、

そのヒロインたちがパワーアップしていくという流れなのですが。

 

やっている事は、基本的にギャルゲーでしたね。

 

ただ、

「このヒロインのイベントをしたから、他のイベントが消える」

なんて事は無く、全員に好かれる事が可能になっています。

 

と言いますか、

イベントを発生させることで、

ヒロインがかなりパワーアップしますので。

 

全員を落とすために頑張るシステムでしたね。

 

 

アニメではヒロインが決まっていました。

 

しかし、その他のヒロインと、

イチャイチャを楽しみたい人も多かったと思います。

 

そんな夢を叶えるという意味では、

大満足のシステムだったのではないでしょうか。

 

 

これだけのゲームでも売れたと思う、

そんなガチのギャルゲーをお楽しみください。

 

 

不気味なダンジョンを冒険する、殺伐とした世界

 

拠点に帰ると、ラブラブの世界

 

そんな二つの世界が共存している。

 

 

このゲームはヤバい!!

 

 

 

[奥義という必殺技を覚えた瞬間に 全てのボスが雑魚になる]

 

今までは、本当に辛かったです。

 

ちょっとした雑魚にも数分かかっていました。

 

しかし、徐々に武器の熟練度が上がっていきました。

 

そのおかげで、色々なスキルを修得できました。

 

その繰り返しで、ようやく効率的な戦い方に気付きました。

 

ここからが、本当のソードアートオンラインの時間です!!

 

 

なんて思っていたのですがね…。

 

 

それ以上の衝撃が待っていました。

 

 

このゲームの必殺技で「奥義」という物があります。

 

武器の熟練度を極限まで上げた、

プレイヤーへのご褒美という感じでしょうか。

 

この奥義の何が凄いのか?

 

射程が無限な所です。

 

普通の必殺技というのは、

モンスターの目の前で発動しなければいけません。

 

つまり、モンスターに攻撃された瞬間に、

ピンチになる訳です。

 

ダメージは大きいけど、隙もその分大きい

 

これが必殺技です。

 

そんな必殺技の弱点を、

完全に無視しているのが、奥義という必殺技でした。

 

 

奥義を発動した瞬間に、

全ての時間が停止しまして、ちょっとしたムービーシーンが流れます。

 

なので、敵に攻撃されるという事がなくなります。

 

そして、射程が無限ですので、

敵をターゲットしたら最後、安全圏まで逃げていればいいだけです。

 

巨大ボスとの戦いは、

自分たち以外にも、沢山の冒険者がいますので。

 

そのプレイヤーに任せて、

ひたすら逃げまくります。

 

すると、必殺技のポイントが回復していますので。

 

また奥義を使うことが可能になっています。

 

 

もはや、RPGの戦闘でありませんでしたね…。

 

 

今まではガチで戦っていたのに。

 

奥義を覚えてからは、

ほぼ詰まることなく進んで行く。

 

 

覚えた瞬間に

 

「え?明らかに駄目だよね?」と気づく

 

圧倒的な武力をどうぞ。

 

 

 

 

ソードアートオンラインPSP版のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

正直言いまして、

アニメを見ていない人にとっては、良く分からないと思います。

 

「こいつは何を喋っているんだ?」です。

 

ただ、アニメを見てから遊ぶのであれば、

こんなにも面白い作品もないと思います。

 

 

お正月はずっと遊んでいましたからね。

 

是非ともアニメを全話見てからチャレンジしてください。

 

面白さは保証します

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

「ソードアートオンラインの世界を体験できる」という部分に

尽きると思います。

 

自分はキリト君になっている

 

こう思わせてくれるだけで、このゲームの勝ちでした。

 

王道のヒロインを選ぶも良し

 

脇役のヒロインを選ぶも良し

 

好き勝手に大暴れできる

もう一つのソードアートオンラインを楽しんでください。

 

 

今急いで買う理由は

 

原作を知らなくても楽しめます!!

 

という事は全くありませんが

 

原作を知っていれば、とてつもなく楽しいので

 

ソードアートオンラインのアニメが大好きだった人は、

この機会に遊んでみてください。

 

「熟練度稼ぎ」という

禁断の裏ワザも用意されていますので、

難易度に不安を感じた方は、そちらも試してみて下さい。

 

ギリギリまで真剣に遊んで

 

耐えられなくなったら、裏ワザを試す

 

そんな遊び方でお願いします。

 

 

圧倒的な強さを持った瞬間の

 

あの快感を忘れない

 

大満足のRPGなのでした

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

PSPで遊べる 遊び応え抜群のRPG

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完品状態   830円

 

 

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