レトロゲームとマンガとももクロと

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あなたはボール、世界はあなたの手の中!首が痛くなるほど夢中になる伝説のパズルゲーム「キャメルトライ」

あなたはボール、世界はあなたの手の中!首が痛くなるほど夢中になる伝説のパズルゲーム「キャメルトライ」

長時間のゲームプレイは、私たちの体に様々な影響を与えます。

 

『ストリートファイターⅡ』を夢中になって遊んだ次の日、

親指が悲鳴を上げた経験はありませんか?

 

『パワフルプロ野球』で何度もサクセスモードをやり込んだら、

目が猛烈に乾いてしまったことは?

 

そんな中、今回ご紹介するゲームは、

プレイした次の日に首がとてつもなく痛くなるという、

あまりにもユニークな名作パズルゲームです。

 

それが、1992年にタイトーから発売されたスーパーファミコン用ソフト

『キャメルトライ』です。

 

 

シンプルだけど奥深い!あなたはボール、世界を傾けてゴールを目指せ!

 

『キャメルトライ』は、

元々はアーケードゲームとして人気を博した作品を、

スーパーファミコンに移植したものです。

 

ゲームの目的は、

ビー玉のような「ボール」となって、

トラップが仕掛けられたステージのゴールを目指すこと。

しかし、このゲームには大きな特徴があります。

 

あなたは自分で動くことができないのです。

 

では、どうやってゴールを目指すのでしょうか?

 

答えはシンプルです。「ステージを傾ける」のです。

 

十字キーを操作してステージを傾けると、

重力に従ってボールがコロコロと転がっていきます。

 

プレイヤーは、その転がるボールを操作するのではなく、

ステージそのものを操作して、ボールを導くという、

これまでにない斬新なシステムなのです。

 

ステージには時間制限があり、

そのタイム以内にゴールしなければゲームオーバーです。

 

Aボタンを押すと「スピードアップ」ができ、

ボールの転がる速度を速められます。

 

ただし、スピードが上がると壁にぶつかった時の反動も大きくなるため、

一歩間違えれば場外へ弾き飛ばされてしまう危険も伴います。

  • ゆっくり確実に進むか?
  • マックススピードでギリギリの攻防を繰り広げるか?

 

この緩急のつけ方が、このゲームのパズル性を最高に高めています。

 

時には慎重に、時には大胆に。

 

その判断が、プレイヤーの腕の見せ所なのです。

 

更に、ステージには様々なトラップが仕掛けられています。

  • ぶつかると時間を奪われる「落とし穴」。
  • 時間ごとに開閉する「扉」。
  • マックススピードでぶつからないと破壊できない「ブロック」。

 

シンプルなルールの中に、

こうした意地悪なトラップが絶妙なタイミングで現れるため、飽きることがありません。

 

アクションゲームが好きで、パズルゲームも好き、

そんな欲張りなあなたにぴったりの作品です。

 

 

可愛い見た目とは裏腹に、超ハードなパズルの罠

 

『キャメルトライ』のステージ数は、なんと全100ステージ

 

これだけでもかなりのボリュームですが、

このゲームにはさらに手ごわいハードルが待ち受けています。

 

それは、パスワードの取得条件です。

 

このゲームでは、一定のステージ数をクリアしないとパスワードがもらえません。

 

つまり、途中でゲームオーバーになってしまうと、

また一からやり直さなければならないのです。

 

序盤は順調に進めますが、ステージが後半になると、

見たこともないような複雑で意地悪なトラップが次々と登場します。

 

「あと少しでパスワードがもらえるのに……」

そんな時に限って、些細なミスでゲームオーバー。

 

30分、40分と頑張って進めた道のりが一瞬で水の泡になります。

 

後半はとにかく死にまくり、

パスワードを求めて何度も何度も同じステージに挑むことになります。

 

「シンプルなゲームだから、簡単だろう」

 

そう思ってプレイすると、痛い目に遭います。

 

このゲームは、見た目の可愛さとは裏腹に、非常に本格的なパズルゲームなのです。

 

目の前にゴールが見えているのに、

最後のトラップに弾き飛ばされて涙をこぼす。

 

そんな悔しさも、このゲームの魅力の一つと言えるかもしれません。

 

 

まさかの「首の痛み」は、ゲームと一体化する証

 

私がこのゲームに猛烈にハマっていた頃、

4時間ほどぶっ通しでプレイしていたことがありました。

 

その時、突然、首に猛烈な痛みを感じたのです。

 

「これは、もしかして病気かもしれない……」

 

今までに感じたことのない激痛で、本当に不安になりました。

 

まさかその痛みの原因が、

『キャメルトライ』だとは、その時は夢にも思っていませんでした。

 

このゲームは、先ほどもお伝えしたように、

プレイヤーが「ボール」ではなく「ステージ」を操作します。

 

そのため、まるで自分自身がステージを傾けているかのような感覚になるのです。

  • ステージを右に傾ける時、自分の首も右へ。
  • ステージを左に傾ける時、自分の首も左へ。
  • ステージをぐるぐる傾ける時、自分の首もぐるぐる。

 

そう、知らず知らずのうちに、私自身がゲームと一体化して、

首を激しく動かしていたのです。

 

その結果が、あの激痛でした。

 

レースゲームで体を傾ける人は多いと聞きますが、

まさかパズルゲームで首を痛めるとは思いもしませんでした。

 

レトロゲームの奥深さを改めて感じさせられる体験です。

 

 

今すぐプレイしてほしい!時代を超えた中毒性パズル

 

『キャメルトライ』は、パズルゲームでありながら、

アクションゲームの要素も強く、全く飽きが来ないのが素晴らしい点です。

 

ステージをどのように傾ければボールをゴールまで導けるのかを考える楽しさは、

唯一無二のものです。

 

このゲームは、

スーパーファミコン版だけでなく、

プレイステーション2の『タイトーメモリーズ上巻』でも遊べますし、

ニンテンドーDSでは『まわしてコロン』という作品としてリメイクもされています。

 

熱中度満点のパズルゲームが好きな方、

もしくは、首が痛くなるほどの体験をしてみたい方は、

この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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