絶望の先に広がる快感!史上最もドSなロックマン

「ロックマンの全タイトルをコンプリートする」
それは、多くのロックマンファンが抱く夢であり、同時に果てしない旅でもあります。
50を超えるタイトルが発売されているこのシリーズは、
そのほとんどが傑作であり、中古市場でも価格が下がらないほど、
今なお多くの人々に愛されています。
今回ご紹介するのは、そんなロックマンシリーズの中でも、特に異彩を放つ一作。
『ロックマンゼロ2』
前作の不満点を解消し、
遊びやすさを大幅に向上させながらも、難易度に関しては一切の妥協を許さない。
これは、ヌルゲーマーを寄せ付けない、
ロックマンゼロシリーズの「意地」が詰まった、挑戦者への招待状です。
「ゼロ」の物語、その絶望と希望
『ロックマンゼロ』は、
ファミコン時代のロックマンの系譜を受け継ぎ、
リアルな世界観を描いた『ロックマンX』の人気キャラクター、
ゼロを主人公にしたスピンオフ作品です。
『ロックマンゼロ2』は、
前作の激闘から1年後、ボロボロになりながらも放浪を続けるゼロが、
かつての仲間シエルと再会するところから物語が始まります。
このシリーズの魅力は、単なるアクションゲームにとどまらない、
重厚なストーリーにあります。
人間と、人間に迫害されるロボット「レジスタンス」の戦い。
プレイヤーは、その複雑な世界を、ゼロとして冒険することになります。
ゲームのシステムは、往年のロックマンの王道をいくものです。
- ステージを選択し、ボスを倒す。
- ボスの特殊武器を奪い、次のボスへと挑む。
しかし、前作では特殊武器の代わりに、
属性チップを手に入れるシステムでした。
今作では、従来の「ボスの武器を奪う」システムが復活。
たったこれだけの変更が、ゲームの面白さを何倍にも引き上げたのです。
さらに、前作で多くのプレイヤーを苦しめた
「リトライシステムの廃止」も大きな変更点です。
前作では、リトライ回数が制限されており、
失敗するとステージの最初からやり直し。
そのため、貴重なアイテムや妖精を失うのを恐れて、
リセットを繰り返すプレイヤーが後を絶ちませんでした。
しかし今作では、従来通りコンテニューが無制限に。
これで、死んで覚えるロックマンの醍醐味を、存分に楽しめるようになったのです。
遊びやすさの裏に潜む、鬼畜の難易度
「リトライが廃止されたし、これなら簡単にクリアできるだろう」
そう思った人は、このゲームの真の恐ろしさをまだ知りません。
確かに、システムは遊びやすくなりましたが、
難易度に関しては、一切の容赦がありませんでした。
『ロックマンゼロ2』は、ミッションをクリアするまで、
ステージから出ることができません。
「途中でエネルギーを稼いで、一度戻る」といった、安全策は通用しないのです。
つまり、ステージを最後までクリアするか、セーブデータまで戻るかの二択。
そして、ゲームを進めるほど、難易度は急上昇します。
- 「なぜこんなところに針が!?」
- 「いや、その位置に敵を配置するのは無理でしょ…」
プレイヤーは、何度も何度も死にながら、
少しずつ進める距離を伸ばしていく。
まるでレトロゲームをプレイしているかのような、
ストイックな精神が、このゲームには流れているのです。
そして、このゲームのもう一つの難所は、
「ボスの武器を奪う」というシステムにありました。
ボスの特殊武器を手に入れるには、
プレイヤーの「ゼロのレベル」を上げなければなりません。
このレベルは、「どれだけ華麗にステージをクリアしたか」で決まります。
- 受けるダメージを少なく。
- 素早くステージをクリアする。
- 残機を減らさない。
つまり、初心者には、このシステムは無用の長物なのです。
このゲームは、プレイヤーの腕前によって、難易度が大きく変化します。
- クリアはできるが、武器は手に入らない「優しい道」。
- クリアは激ムズだが、ご褒美の武器が手に入る「茨の道」。
この二つの道が用意されていたからこそ、
このゲームは今なお多くのプレイヤーに愛され続けているのかもしれません。
ロックマンゼロ2のまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
死んで覚えるのがロックマンです。
このゲームは、そのロックマンの醍醐味が存分に味わえる、最高の作品です。
何がそんなに面白いのか?
「どうしてこんな仕掛けにしたんだ!?」と絶叫したくなるほど、
容赦のないステージ構成。
その理不尽な難易度を、試行錯誤の末にクリアした時の達成感は、
他のゲームでは味わえません。
今急いで買う理由ってあるの?
このゲームは、ニンテンドーDSの
「ロックマンゼロコレクション」でもプレイ可能です。
コレクションには、
初心者でも安心して遊べる「イージーモード」も搭載されています。
イージーモードでゲームに慣れてから、
ぜひオリジナル版の鬼畜な難易度に挑戦してみてください。
不満点を解消し、やり込み要素もプラス。
しかし、その全てを即死トラップで叩き落とす。
ロックマンゼロの製作者は、間違いなくドSです。
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