レトロゲームとマンガとももクロと

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北斗の拳6  世紀末の格闘ゲームにコマンドなどいらぬ

流石『北斗の拳』、今までのお約束なんて関係ない!ボタン一つで北斗神拳が楽しめる

ゲームと漫画の相性は抜群ですよね。

 

特に少年ジャンプのバトル漫画と格闘ゲームの組み合わせは、

まさに最高の関係です。

 

ジョジョ、ドラゴンボール、ナルト…多くの名作が格闘ゲームとして登場しました。

 

そして、もちろん『北斗の拳』も例外ではありませんでした。

 

今回ご紹介するのは、

1992年に東映動画からスーパーファミコン向けに発売された

『北斗の拳6 激闘伝承 覇王への道』です。

 

 

アクションから格闘ゲームへ!世紀末を舞台にした2D格闘

 

これまでの『北斗の拳』ゲームは、

『スパルタンX』のようなアクションゲームに

格闘ゲームの要素をプラスした作品が多かったのですが。

 

本作は「完全なる格闘ゲーム」として登場しました。

 

ゲームの目的は、

ケンシロウ、ラオウ、サウザー、カイオウといった原作の人気キャラクターを操り、

「覇王への道」を目指すことです。

 

システムは『ストリートファイター』や『餓狼伝説』のような2Dタイプの格闘ゲーム。

 

世紀末を舞台に、北斗神拳や南斗聖拳といった様々な拳法で戦います。

 

ケンシロウだけでなく、

ケンシロウの相棒でありライバルのレイ

第1部のラスボスであるラオウ

さらには原作の後半に登場するファルコカイオウ、そしてまさかのハート様まで、

バラエティに富んだキャラクターが登場します。

 

 

コマンド不要!ボタン一つで繰り出す必殺奥義

 

このゲームを初めてプレイした時、最も驚いたのが「必殺技の出し方」です。

 

パンチ、キック、ジャンプキックといった基本的な操作に加え、

原作お馴染みの「奥義」や「北斗神拳」が設定されていますが、

他の格闘ゲームのように複雑なコマンド入力は必要ありません。

 

なんと、

Rボタンを押し続けることでゲージが溜まり、ボタンを離すことで必殺技が発動するという画期的なシステムでした。

 

パンチやキックだけではダメージが少ないため、

いかに必殺技を当てるかが重要になります。

 

さらに、必殺技を当てることで溜まる「もう一つのゲージ」を使うと、

「超必殺技」を繰り出すことができます。

 

ケンシロウなら、

簡単な必殺技が「北斗百裂拳」、ゲージを消費する必殺技が「天破活殺」、

そしてゲージをすべて消費する究極の必殺技が「無想転生」です。

 

「無想転生」は攻撃力が大幅に上がり、

敵の攻撃をかわすことができるチート級の技で、この技を出せばほぼ負けません。

 

いかに「無想転生」まで粘るか、というのがこのゲームの鍵となります。

 

 

「一撃必殺」の硬派なシステム

 

このゲームは、一般的な格闘ゲームのように「2本先取で勝ち」ではなく、

「1本取ったらその場で勝ち」という硬派なシステムを採用しています。

 

しかも、オプションモードで変更することもできません。

 

さらに、「ノーコンティニューでクリアしないとグッドエンディングが見られない」という、まさに『北斗の拳』らしい厳しい条件が設定されています。

 

「北斗百裂拳」で敵をボコボコにしてゲージを溜め、

最後に「無想転生」で圧倒的な武力で叩き潰す。そんな快感を味わうことができます。

 

 

ド派手さはないが、渋くて奥深い格闘ゲーム

 

このゲームは、

パッと見は「必殺技を簡単に連発できる、大味な格闘ゲーム」に見えるかもしれません。

 

しかし、実際にプレイしてみると、その印象は一変します。

 

「相手の体を破裂させる」といったド派手な演出こそありませんが、

「やるか、やられるか」という緊張感が常に漂う、渋い格闘ゲームです。

 

当時、あまりの安さに「クソゲーだろう」と思って敬遠していましたが、

実際にプレイしてみると、その奥深さにハマってしまいました。

 

『北斗の拳』の格ゲーが存在することを知らない人も多いと思います。

この機会に手に入れて、その魅力を体験してみてください。

 

ド派手な展開を期待する人には物足りないかもしれませんが、

この渋さが逆にたまらない。

 

それが、今すぐこのゲームを買う理由です。

 

 

こちらから購入できます